3598 山喜 2021-02-10 15:30:00
2021年3月期 通期連結業績予想修正に関するお知らせ [pdf]

                                                              2021 年 2 月 10 日
各     位
                                             会 社 名 山 喜 株 式 会 社
                                             ( コード 3 5 9 8 東 証 第 2 部 )
                                             代表者名 代表取締役社長 白﨑 雅郎
                                             問合せ先 管理部門長補佐 須知 克行
                                             (TEL 0 6 - 6 7 6 4 – 2 2 1 1 )

                 2021年3月期 通期連結業績予想修正に関するお知らせ



 当社は、2020年11月9日に公表いたしました「2021年3月期 通期連結業績」の予想を、下記の通り修正いたし
ましたのでお知らせいたします。
                              記

1.2021 年 3 月期 通期連結業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                     親会社株主に帰属       1 株あたり
                     売上高         営業利益      経常利益
                                                     する当期純利益        当期純利益
前回発表予想(A)               百万円        百万円        百万円          百万円          円 銭
(2020年11月9日発表)          11,600     △750      △630          △850       △59.99
今回修正予想(B)               10,900    △1,280    △1,200        △1,380      △97.40
増減額(B-A)                △700       △530       △570         △530
増減率(%)                   △6.0         -         -              -
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)              15,355        94       141             76        5.41

2.修正の理由
  2021年3月期通期連結業績予想について、新型コロナウイルス感染症の収束までには、しばらく時間を要する
ものの、第3四半期以降、商況が徐々に回復に向かうと想定しておりましたが、外出自粛要請による消費マインド
の落ち込みに加え、感染拡大の懸念や天候不順の影響もあり、消費需要は低迷したまま、依然として厳しい状況
が続いております。特に主力のドレスシャツ事業においては、スーツなどビジネスアイテムの店頭不振により、売
上は苦戦いたしました。また、年末年始の百貨店、量販店等における大型催事の自粛や中止、2021年1月には
一部地域に再度緊急事態宣言が発令される等の影響により、売上高は前回公表の予想を下回る見込みです。
  利益面につきましては、自家工場の生産ラインの閉鎖、直営店の閉鎖など、不採算事業からの撤退、賃借料
の減額交渉、物流費の削減、人件費の見直し等、経費全般の徹底した削減に努めてまいりましたが、売上高減
少の影響を吸収するまでには至らず、各利益においても前回公表の予想を下回る見込みとなりました。
  中国上海の自家工場の生産ライン閉鎖については、人件費などの高騰によるコスト競争力の低下で、今後の
収益が厳しくなると判断し、生産ラインの閉鎖に伴う従業員の解雇給付等を含むリストラクチャリング費用として、
事業整理損1億75百万円を特別損失に計上いたしました。また、当期の業績及び今後の業績見通しが不透明な
ことを踏まえて、繰延税金資産の回収可能性を検討し、法人税等調整額1億4百万円を計上いたしました。
  かかる状況下、テレワークなどの働き方改革が加速し、ライフスタイルはより機能的でよりカジュアルなニュー・ワ
ーク・スタイルへ変化しています。その変化に対応すべく、従来のドレスシャツ事業のシェアは維持拡大しながら、
当社の企画生産機能を更に強化し、カジュアル事業、レディース事業の売上拡大、医療用ガウンなどの生産に
伴い、ユニフォーム事業にまで事業領域を拡げ、新型コロナウイルス感染症の感染動向には左右されるものの、
早期のグループ全体の売上回復、収益改善に取り組んでまいります。

(注)上記の予想は、現時点での入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因
により、予想数値と異なってくる可能性があります。
                                                以上