3597 自重堂 2021-11-12 15:20:00
2022年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上場会社名 株式会社 自重堂 上場取引所 東
コード番号 3597 URL https://www.jichodo.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 出原 正信
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役業務本部長 (氏名) 富山 英朗 TEL 0847-51-8111
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2022年6月期第1四半期の連結業績(2021年7月1日∼2021年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年6月期第1四半期 3,861 △6.0 484 16.0 520 43.6 452 81.8
2021年6月期第1四半期 4,105 △11.3 417 △11.7 362 △46.1 248 △45.7
(注)包括利益 2022年6月期第1四半期 583百万円 (142.7%) 2021年6月期第1四半期 240百万円 (△39.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年6月期第1四半期 156.94 ―
2021年6月期第1四半期 86.32 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年6月期第1四半期 37,468 32,806 87.6
2021年6月期 38,992 33,088 84.9
(参考)自己資本 2022年6月期第1四半期 32,806百万円 2021年6月期 33,088百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年6月期 ― 0.00 ― 300.00 300.00
2022年6月期 ―
2022年6月期(予想) 0.00 ― 300.00 300.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年 6月期の連結業績予想(2021年 7月 1日∼2022年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
18,700
4.6 2,500 15.8 2,600 15.8 1,800 16.5 624.38
通期
∼17,100
∼△4.4 ∼2,100 ∼△2.7 ∼2,200 ∼△2.0 ∼1,500 ∼△2.9 ∼520.31
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※2022年6月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業活動への影響は依然として不透明であり、信頼性の高い数値を的確に算
出することが困難であることから、連結業績予想をレンジ形式により開示しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) 株式会社ジェイアイディ
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年6月期1Q 3,230,701 株 2021年6月期 3,230,701 株
② 期末自己株式数 2022年6月期1Q 347,853 株 2021年6月期 347,771 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年6月期1Q 2,882,901 株 2021年6月期1Q 2,882,991 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する事項は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(当連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率は増加しているも
のの、より感染力の強い変異株による感染拡大や、緊急事態宣言等の発令、地域拡大などにより、社会活動、経済活
動は大きく制限され、厳しい状況が続きました。2021年10月には、緊急事態宣言等は全面的に解除され、岸田新内閣
によるコロナ対策・経済対策により、社会活動、経済活動の活性化が期待される一方で、冬の到来に伴う感染再拡大
も懸念され、先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、引き続き取引先様と従業員の安全を最優先に、新型コロナウ
イルス感染症対策を徹底のうえ、ワークウェア、医療・介護ウェア、セーフティシューズの安定供給に努めました。
新型コロナウイルス感染症の拡大による訪問営業の自粛など営業活動の変化に適応するため、当社ホームページに各
ブランドの電子カタログ、新商品説明動画を掲載し販売代理店様のリモート営業をサポートするデジタルツールの充
実を図ってまいりました。また、SNS等を活用した広告宣伝活動を強化し、次世代戦略ブランド「Jawin(ジャウ
ィン)」、世界戦略ブランド「Z-DRAGON(ジィードラゴン)」においては、SNS等と連動した販促キャンペーンを
実施し、当社ブランドのファン拡大に注力いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響により停滞する需要の喚起を図るため、「JICHODO(ジチョウドウ)」ブランド
においては、従来から展開しているペットボトルをリサイクルした生地を使用した商品に加え、植物由来のPET繊
維を使用した新商品を展開し、SDGsに対応する環境配慮型商品の充実に注力いたしました。「Jawin(ジャウィ
ン)」ブランドにおいては、人気商品にレディース対応サイズを追加し、女性への販売促進に努めるとともに、イメ
ージキャラクターである新庄剛志氏のSNS等での露出を増やし、需要拡大を図ってまいりました。「Z-DRAGON(ジ
ィードラゴン)」ブランドにおいては、コンプレッションやストレッチデニムなど話題性のある「かっこいい」商品
を展開したことにより、販売が好調に推移いたしました。また、様々な寒い環境に適応する新ブランド「FEVER
GEAR(フィーバーギア)」において、発熱体を内蔵した電熱ベストと、どんな衣服にも装着可能な電熱パッドを展開
し、来る秋冬商戦に向け、販促活動に尽力いたしました。更には、EC市場の拡大に対応して、ネット販売を行って
いる得意先との取り組み強化を図るとともに、時代の変化に適応して、新たな流通ルートの開拓に努めました。
生産面におきましては、新型コロナウイルスの影響による世界的な船のコンテナ不足、港湾作業の混乱に加え、9
月下旬からの中国政府による電力供給制限の影響などにより協力工場の稼働率が低下し、商品の入荷遅れが発生する
とともに、コスト面でも原油高などの影響により製造コストは上昇しており、厳しい状況が続きました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、緊急事態宣言等の延長、地域拡大等による経済活動停滞の
影響により、ユーザー企業様によるオリジナルユニフォームの発注数量の節減又は発注延期が相次いだことや、天候
不順の影響により空調服の販売が伸び悩んだことなどにより、売上高は3,861百万円(前年同四半期比6.0%減)とな
りました。営業利益については、在庫圧縮に伴う物流経費の削減などにより、484百万円(前年同四半期比16.0%
増)となりました。経常利益は、輸入取引に係る為替変動リスクをヘッジする目的で行っております為替予約取引に
係る時価評価が、前年同四半期のデリバティブ評価損から当第1四半期連結累計期間はデリバティブ評価益に改善し
たことなどにより、520百万円(前年同四半期比43.6%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は452百万円
(前年同四半期比81.8%増)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントに該当するため、セグメント情報は記載しておりません。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,524百万円減少し、37,468百万
円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,648百万円減少し、26,052百万円となりました。これは主に、現金及び預
金が371百万円増加したことと、受取手形及び売掛金が1,108百万円、商品及び製品が688百万円、原材料及び貯蔵品
が187百万円減少したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ123百万円増加し、11,416百万円となりました。これは主に、投資有価証券
が180百万円増加したことなどによるものであります。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,248百万円減少し、3,484百万円となりました。これは主に、短期借入金が
120百万円増加したことと、支払手形及び買掛金が297百万円、未払法人税等が367百万円、流動負債その他が678百万
円減少したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ6百万円増加し、1,177百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ282百万円減少し、32,806百万円となりました。これは主に、その他有価証券
評価差額金が125百万円増加したことと、利益剰余金が412百万円減少したことなどによるものであります。
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年10月には緊急事態宣言等は全面的に解除され、今後経済活動、社会活動の活
性化が期待されるものの、冬の到来に伴う新型コロナウイルス感染症の感染再拡大も懸念され、収束の時期は見通せ
ず、依然として先行きは不透明な状況が続くものと思われます。こうした状況にあることから、信頼性の高い数値を
的確に算出することが困難であり、2021年8月12日発表の、2022年6月期通期のレンジ形式での連結業績予想に変更
はありません。
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年6月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,122,985 6,494,781
受取手形及び売掛金 5,013,176 3,905,136
商品及び製品 14,570,237 13,881,800
仕掛品 5,457 3,282
原材料及び貯蔵品 1,524,499 1,337,097
その他 467,076 431,807
貸倒引当金 △2,949 △1,497
流動資産合計 27,700,484 26,052,409
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,117,465 2,081,729
土地 4,483,087 4,483,087
その他(純額) 442,891 426,663
有形固定資産合計 7,043,445 6,991,481
無形固定資産 54,796 45,513
投資その他の資産
投資有価証券 2,539,734 2,720,507
関係会社出資金 102,042 109,294
繰延税金資産 100,541 69,853
その他 1,499,474 1,527,392
貸倒引当金 △47,600 △47,843
投資その他の資産合計 4,194,192 4,379,205
固定資産合計 11,292,434 11,416,200
資産合計 38,992,918 37,468,610
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年6月30日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,970,985 1,673,865
短期借入金 1,000,000 1,120,000
未払金 211,684 282,246
未払法人税等 461,363 93,958
返品調整引当金 53,788 -
賞与引当金 113,120 70,455
その他 922,065 243,659
流動負債合計 4,733,006 3,484,185
固定負債
退職給付に係る負債 566,158 572,802
その他 604,758 604,815
固定負債合計 1,170,917 1,177,618
負債合計 5,903,924 4,661,804
純資産の部
株主資本
資本金 2,982,499 2,982,499
資本剰余金 1,828,530 1,828,530
利益剰余金 29,030,880 28,618,440
自己株式 △1,717,626 △1,718,159
株主資本合計 32,124,283 31,711,309
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 954,694 1,080,239
為替換算調整勘定 △4,580 1,588
退職給付に係る調整累計額 14,597 13,668
その他の包括利益累計額合計 964,711 1,095,496
純資産合計 33,088,994 32,806,806
負債純資産合計 38,992,918 37,468,610
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 4,105,337 3,861,002
売上原価 2,807,707 2,595,258
売上総利益 1,297,629 1,265,744
販売費及び一般管理費 879,898 781,379
営業利益 417,730 484,364
営業外収益
受取利息及び配当金 3,676 2,937
為替差益 - 4,779
デリバティブ評価益 - 5,454
持分法による投資利益 5,748 1,083
受取賃貸料 17,361 19,434
その他 3,386 10,487
営業外収益合計 30,173 44,177
営業外費用
賃貸収入原価 8,367 6,833
為替差損 3,515 -
デリバティブ評価損 71,125 -
その他 2,202 867
営業外費用合計 85,211 7,701
経常利益 362,692 520,840
特別利益
固定資産売却益 16 -
特別利益合計 16 -
特別損失
投資有価証券評価損 4,284 -
特別損失合計 4,284 -
税金等調整前四半期純利益 358,424 520,840
法人税、住民税及び事業税 95,656 95,196
法人税等調整額 13,898 △26,794
法人税等合計 109,555 68,401
四半期純利益 248,869 452,438
親会社株主に帰属する四半期純利益 248,869 452,438
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 248,869 452,438
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,750 125,545
為替換算調整勘定 △2,508 6,168
退職給付に係る調整額 △1,283 △929
その他の包括利益合計 △8,542 130,784
四半期包括利益 240,326 583,223
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 240,326 583,223
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㈱自重堂(3597) 2022年6月期第1四半期 決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(当連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第1四半期連結会計期間において、株式会社ジェイアイディは、2021年7月1日付で当社を存続会社とする吸
収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)及び当第1四半期連結累計期間(自
2021年7月1日 至 2021年9月30日)
当社グループは、衣料品製造販売を行う単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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