3591 ワコールHD 2021-05-11 15:00:00
通期連結業績予想の修正、減損損失および投資有価証券評価益の計上に関するお知らせ [pdf]
2021年5月11日
各 位
会 社 名 株式会社ワコールホールディングス
代表者名 代表取締役社長執行役員 安原 弘展
(コード番号 3591 東証第 1 部)
問合せ先 執行役員 経営企画部長 廣岡 勝也
(TEL.075-682-1010)
通期連結業績予想の修正、減損損失および投資有価証券評価益の計上に関するお知らせ
2020 年 10 月 30 日に公表いたしました 2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)の
通期連結業績予想に関しまして、下記のとおり修正いたしますのでお知らせいたします。
記
1.2021 年 3 月期 連結業績予想の修正
(米国会計基準)
1 株当たり当社
税引前当期 当 社株 主に 帰属
売 上 高 営 業 利 益 株主に帰属する
純 利 益 す る当 期純 利益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
156,000 △1,000 300 △500 △8.01
今回修正予想(B)
152,000 △1,100 10,800 7,000 112.17
増 減 額(B-A)
△4,000 △100 10,500 7,500
増 減 率( % )
△2.6 - - -
(参考)前期実績
186,760 6,632 4,359 3,472 54.26
(2020 年 3 月期)
(修正の理由)
売上高については、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の拡大により、当第4四半期
連結会計期間において再び緊急事態宣言が発令され、外出自粛が広がったこと、また海外においても、
ロックダウン措置の影響があったことにより、前回予想値を下回る見通しです。
営業利益については、グループ各社で経費削減に努めましたが、感染症の影響を踏まえ、当社
子会社のワコールヨーロッパリミテッドおよびその子会社(以下、ワコールヨーロッパ)に関する
のれんの減損損失を計上した結果、前回予想値を下回る見通しです。
税引前当期利益については、当社および当社子会社が保有する投資有価証券に関して評価益を
計上することにより、前回予想値を大きく上回る見通しとなりました。
なお、2021 年 3 月期通期連結業績については、5 月 14 日に発表の予定です。
2.減損損失の計上について
当社子会社のワコールヨーロッパについて、感染症の影響を踏まえた現時点での今後の業績見通しを
勘案して減損の有無を検討し、公正価値を再測定した結果、無形固定資産として計上しているのれん
について、2,673 百万円を減損損失として計上いたします。当社は、米国会計基準を採用している
ため、減損損失は営業費用となり、営業利益に影響します。
3.投資有価証券評価益の計上について
当社および当社子会社が保有する投資有価証券に関して、2021 年 3 月期に投資評価損益(純額)を
10,390 百万円計上いたします。これに伴う当期純利益への影響額は 7,209 百万円の増加となります。
なお、2021 年 3 月期第 3 四半期累計期間(2020 年 4 月 1 日~2020 年 12 月 31 日)において投資
評価損益(純額)を 5,725 百万円計上していたため、第 4 四半期会計期間(2021 年 1 月 1 日~2021
年 3 月 31 日)において計上しました有価証券・投資評価損益(純額)は 4,665 百万円となります。
4.配当予想
2021 年 3 月期の期末配当予想の変更はありません。当社の 1 株当たり年間配当金は、支払済みの
中間配当金 20 円に 2021 年 6 月上旬に支払予定の期末配当金 20 円を加え、合計 40 円となる予定です。
以 上