3591 ワコールHD 2020-10-30 15:00:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)
2020年10月30日
上場会社名 株式会社ワコールホールディングス 上場取引所 東
コード番号 3591 URL https://www.wacoalholdings.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 安原 弘展
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経営企画部長 (氏名) 三宅 弘晃 TEL 075-682-1010
四半期報告書提出予定日 2020年11月12日 配当支払開始予定日 2020年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト・報道機関向け)
(百万円未満四捨五入)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
当社株主に帰属する四半
売上高 営業利益 税引前四半期純利益
期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 73,155 △27.9 1,276 △86.6 3,603 △61.4 1,782 △73.3
2020年3月期第2四半期 101,450 △0.4 9,495 5.6 9,326 △42.8 6,668 △41.5
(注)四半期包括利益 2021年3月期第2四半期 872百万円 (△78.1%) 2020年3月期第2四半期 3,979百万円 (△66.2%)
1株当たり当社株主に帰属する四半 希薄化後1株当たり当社株主に帰
期純利益 属する四半期純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 28.56 28.44
2020年3月期第2四半期 103.07 102.67
(2) 連結財政状態
総資産 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率 1株当たり株主資本
百万円 百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 308,760 207,832 204,533 66.2 3,277.56
2020年3月期 277,688 209,448 205,371 74.0 3,291.06
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 40.00 ― 20.00 60.00
2021年3月期 ― 20.00
2021年3月期(予想) ― 20.00 40.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当社
当社株主に帰属する当
売上高 営業利益 税引前当期純利益 株主に帰属する
期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 156,000 △16.5 △1,000 ― 300 △93.1 △500 ― △8.01
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 簡便な会計処理及び特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 65,589,042 株 2020年3月期 68,589,042 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 3,185,075 株 2020年3月期 6,186,410 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 62,403,282 株 2020年3月期2Q 64,694,162 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において、当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前
提に基づき作成したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、様々なリスクや不確実性、その他の要因により、
本資料の予想と大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
P.7「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.2
(1)連結経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.2
(2)連結財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.7
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.8
(1)四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.8
(2)四半期連結損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.10
(3)四半期連結包括損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.10
(4)四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.11
(5)四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.12
(継続企業の前提に関する注記)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.12
(セグメント情報等)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.12
(6)販売の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.14
-1-
(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する説明
①当第2四半期の業績
(単位:百万円)
2020 年3月期 2021 年3月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
売上高 101,450 73,155 △28,295 △27.9%
売上原価 44,992 32,159 △12,833 △28.5%
売上利益 56,458 40,996 △15,462 △27.4%
販売費及び一般管理費 46,963 39,720 △7,243 △15.4%
営業利益 9,495 1,276 △8,219 △86.6%
その他の収益・費用 789 703 △86 △10.9%
A:有価証券・投資評価損益(純額) △958 1,624 +2,582 -
税引前四半期純利益 9,326 3,603 △5,723 △61.4%
当社株主に帰属する四半期純利益 6,668 1,782 △4,886 △73.3%
参考情報:Aを考慮しない税引前四半期純利益 10,284 1,979 △8,305 △80.8%
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~9月30日)における当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロ
ナウイルス感染症(以下、感染症)の世界的な拡大により、厳しい状況が続きました。外出規制や店舗の臨時休業な
どによって経済活動が大きく制限を受けた4月、5月を底に売上は回復基調にあるものの、消費者の行動範囲の縮小
などから回復のペースは緩やかなものに留まっており、先行きには不透明感が強く残っています。このような状況の
下、当社グループでは再成長に向け策定した下記の方針に基づき、引き続き高収益の経営体質の構築に向けた取り組
みを進めています。
【基本方針】 お客さま・従業員・お取引先の、
「健康・安全」を最優先として対応
【短期的な方針】 経営悪化を踏まえたコスト削減の実行と、財務基盤の安定性確保
・事業領域全般にわたり、これまでの施策や支出計画の見直しの実行
・感染症の長期化に備えた、手元流動性の強化
・売上減少に伴う過剰在庫の回避に向けた生産調整
【中長期的な方針】 バリューチェーンの徹底的な点検と改革の実行 ~「高収益の経営体質」に向けた転機に~
・現状のコストストラクチャーの見直し(固定費削減に向けた取り組みの推進)
・デジタル・トランスフォーメーションの取り組み加速
・お客さまとのタッチポイントの見直し・再整備(変化する主要チャネルへの対応)
・
「新しい生活様式」で顧客が待ち望む商品・サービスの開発、新たな接客や販売スタイル
への対応力強化
当第2四半期連結累計期間の売上高は、感染症の拡大に端を発した外出自粛や店舗休業、その後の来店客数の減少
等が影響し、前年同期に比べ27.9%減少となる、731.6億円となりました。当第2四半期連結会計期間における売上
高は、第1四半期連結会計期間(前年同期比39.7%減少)より改善したものの、国内外ともに実店舗への来店客数の
戻りが鈍く、前年同期比で17.6%の減少となりました。
営業利益は、前年同期に比べ86.6%減少の12.8億円となりました。減収影響により大幅な減益となりましたが、グ
ループ各社で経費削減に努めたことに加え、雇用調整助成金など各国政府の支援策を活用した結果、黒字を確保しま
した。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
税引前四半期純利益は、前年同期に比べ61.4%減少し、36.0億円となりました。その他の収益・費用合計は前年同
期に比べ25.0億円の増加となりましたが、営業利益の減少が響き減益となりました。なお、有価証券・投資評価損益
(純額)については評価益16.2億円を計上しています。
(当社は米国会計基準を採用しており、同会計基準に基づき、雇用調整助成金につきましては「売上原価」 「販
及び
売費及び一般管理費」で計上しています。また、当社および連結子会社が保有する持分証券につきましては、公正価
値で評価し、期初からの変動を「その他の収益・費用」で計上しています。
)
当該期間の為替換算レートは、1米ドル=106.92円(前年同期108.63円)
、1英ポンド=135.38円(同136.73円)
、
1中国元=15.38円(同16.20円)です。
②オペレーティング・セグメントの営業概況
※第1四半期連結累計期間より、当社グループ内の業績管理区分の一部見直しに伴い、 「ワコール事業
従来 (国内)」
セグメントに含めていたAi及び「ピーチ・ジョン事業」セグメントを「その他」セグメントへ含める変更を行い
ました。しかしながら、当第2四半期連結累計期間において、「その他」セグメントに含まれていた「ピーチ・
ジョン事業」が量的基準を満たしたため、報告セグメントとして記載する方法に変更しています。なお、前第2四
半期連結累計期間のセグメント情報は、当第2四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を開示しています。詳細は、[添付資料]P.12 「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (5)四半期連結財務諸
表に関する注記事項(セグメント情報等)」の「①オペレーティング・セグメント情報 (注)2.報告セグメン
トの変更等に関する事項」をご参照ください。
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期
構成比 構成比 増減額 増減率
累計実績 累計実績
売上高合計 101,450 100.0% 73,155 100.0% △28,295 △27.9%
ワコール事業(国内) 57,762 56.9% 41,031 56.1% △16,731 △29.0%
ワコール事業(海外) 27,253 26.9% 19,705 26.9% △7,548 △27.7%
ピーチ・ジョン事業 5,466 5.4% 5,810 8.0% +344 +6.3%
その他 10,969 10.8% 6,609 9.0% △4,360 △39.7%
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期
売上比 売上比 増減額 増減率
累計実績 累計実績
営業利益(△損失) 9,495 9.4% 1,276 1.7% △8,219 △86.6%
ワコール事業(国内) 6,274 10.9% 913 2.2% △5,361 △85.4%
ワコール事業(海外) 3,023 11.1% △287 - △3,310 -
ピーチ・ジョン事業 96 1.8% 1,046 18.0% +950 +989.6%
その他 102 0.9% △396 - △498 -
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
(参考)主要子会社の売上高・営業利益(△損失)
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
売上高 第2四半期 第2四半期
構成比 構成比 増減額 増減率
累計実績 累計実績
ワコール 55,366 54.6% 38,450 52.6% △16,916 △30.6%
ワコールインターナショナル(米国) 10,228 10.1% 8,511 11.6% △1,717 △16.8%
ワコールヨーロッパ 6,993 6.9% 4,598 6.3% △2,395 △34.2%
中国ワコール 6,084 6.0% 4,286 5.9% △1,798 △29.6%
ピーチ・ジョン 5,466 5.4% 5,810 7.9% +344 +6.3%
ルシアン 2,985 2.9% 2,424 3.3% △561 △18.8%
七彩 4,594 4.5% 2,835 3.9% △1,759 △38.3%
※外部売上高のみを記載しています。
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 前年同期比
営業利益(△損失) 第2四半期 第2四半期
売上比 売上比 増減額 増減率
累計実績 累計実績
ワコール 4,991 9.0% △985 - △5,976 -
ワコールインターナショナル(米国) 1,147 11.2% △915 - △2,062 -
ワコールヨーロッパ 668 9.6% 139 3.0% △529 △79.2%
中国ワコール 752 12.4% 409 9.5% △343 △45.6%
ピーチ・ジョン 96 1.8% 1,046 18.0% +950 +989.6%
ルシアン △128 - 97 4.0% +225 -
七彩 187 4.1% △203 - △390 -
※主要子会社の売上高・営業利益(△損失)は各国会計基準に基づく数値
a.ワコール事業(国内)
当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ29.0%の減少となりました。営業再開により6月の店舗売上には回復
の兆しが見られましたが、消費者の行動範囲の縮小などから、以降の回復は緩やかなものとなりました。営業利益は、
減収影響から大幅な減益となったものの、経費削減や雇用調整助成金などの政府の支援策を活用した結果、9.1億円
(前年同期比85.4%の減少)の黒字となりました。
【ワコール】
ワコールの売上高は、感染症の拡大影響により実店舗の売上高が低迷したことから、前年同期に比べ30.6%の
減少となりました。当第2四半期連結会計期間の売上高は、前年同期に比べ16.9%の減少となり、第1四半期連
結会計期間(同46.6%の減少)より回復傾向にあるものの、引き続き厳しい状況で推移しました。感染症の拡大
により外出を控える動きが続く中、自社ECについては、睡眠時専用ブラジャー「ナイトアップブラ」など、巣ご
もり需要を捉えた商品の販売が好調に推移し、前年同期に比べ65.9%の増加となっています。また、直営店を展
開する小売事業は、緊急事態宣言の発令による店舗の臨時休業の影響を大きく受けたものの、宣言解除以降は順
調に回復し、当第2四半期連結会計期間の売上高は前年同期に比べ4.2%の減少に留まりました。他方、卸売事業
の売上高については、移動や人混みを回避する消費者の意識や行動の変化に伴い、百貨店などの都心部店舗への
来店客数が減少したことに加え、前期の消費税増税前の駆け込み需要の裏返しもあり、伸び悩みました。なお、
3DボディスキャナーやAI(人口知能)を活用した接客システムは、9月末時点で12店舗への導入を完了していま
す。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
営業損益は、9.9億円の営業損失(前年同期:49.9億円の営業利益)となりました。経費削減に努めたものの、
減収による影響を吸収するには至らず、営業損失となりました。なお、雇用調整助成金(14.6億円)につきまし
ては、営業外収入として計上されているため上記の営業損益の金額には含まれていません(連結経営成績上は米
国会計基準に基づき営業損益に組み替え表示しています)
。
b.ワコール事業(海外)
邦貨換算後の当該セグメントの売上高は、感染症の拡大に伴う各国店舗の臨時休業に加え、円高による影響(△4.4
億円)もあり、前年同期に比べて 27.7%の減少となりました。営業損益は、2.9 億円の営業損失(前年同期:30.2
億円の営業利益)となりました。各国政府の支援策を活用しつつ、経費削減に取り組みましたが、減収影響に加え、
前期に買収した Intimates Online, Inc.(以下、
「IO 社」
)の早期成長に向けて、戦略的なマーケティング投資を継
続したことから、営業損失となりました。
【ワコールインターナショナル(米国)
】
ワコールインターナショナル(米国)の現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ 15.4%の減少(邦貨換算
ベース 16.8%の減少)となりました。当第2四半期連結会計期間の売上高は、前年8月から連結対象となった「IO
社」の7月分の新規連結効果もあり、
ほぼ前年同期並みの水準となり、
第1四半期連結会計期間
(前年同期比31.0%
の減少)から改善を果たしています。
「Wacoal」や「b.tempt’d」などのブランドを展開する米国ワコールの自社
EC は前年同期に比べ 62.3%増加と高い成長を維持したほか、他社 EC も堅調に推移しました。他方、実店舗(百
貨店)は主要都市でのロックダウン措置に伴う臨時休業に加え、得意先の財務状態の悪化に伴う仕入枠の抑制な
どが影響し、低迷しました。なお、 社」の売上高は、SNS を中心とした積極的な広告投下による新規顧客の増
「IO
加が貢献し、17.8 百万ドル(19.1 億円)となっています。
現地通貨ベースの営業損益は、政府の支援策を活用して経費削減に努めましたが、減収影響に加え、 社」
「IO が
展開する「LIVELY」ブランドに対する戦略的な成長投資を継続した結果、 百万ドル
8.6 (邦貨換算ベース 9.2 億円)
の営業損失となりました。
(前年同期:10.6 百万ドルの営業利益(邦貨換算ベース 11.5 億円の営業利益)
)
【ワコールヨーロッパ】
ワコールヨーロッパの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ 33.6%の減少(邦貨換算ベース 34.2%の減
少)となりました。第1四半期連結会計期間の売上高が前年同期比 49.8%減少したことに対し、当第2四半期連
結会計期間の売上高は 18.2%の減少となり、感染症の影響が残る中、緩やかではあるものの改善しました。なお、
当第2四半期連結累計期間における各地域の売上は、英国が 44.6%の減少、欧州が 28.0%の減少、北米が 28.4%
の減少となっています。また、前期より開始した自社 EC の売上高は計画を超えて推移しており、ワコールヨー
ロッパの売上高に占める自社 EC 比率は5.8%まで高まる結果となりました。
現地通貨ベースの営業利益は、減収影響により 79.1%の大幅な減少(邦貨換算ベース 79.2%の減少)となった
ものの、政府の支援策を活用しつつ、経費削減に努めた結果、黒字を確保しました。
【中国ワコール】
中国ワコールの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ25.8%の減少(邦貨換算ベース 29.6%の減少)と
なりました。
当第2四半期連結会計期間の売上高は前年同期比で9.4%の減少となり、
第1四半期連結会計期間
(同
41.7%の減少)から大きく改善しました。実店舗(百貨店)の売上高は、感染症の拡大に伴う臨時休業の影響に
より減収となりましたが、営業再開した4月下旬以降の売上は改善傾向にあります。他方、EC モール事業者との
連携を図りつつ、新規顧客の獲得を強化している他社 EC については、日本の「AMPHI」ブランドの積極的な展開
が奏功し、堅調に推移しました。
現地通貨ベースの営業利益は、減収影響により、42.6%の減少(邦貨換算ベースでは 45.6%の減少)となった
ものの、政府の支援策を活用しつつ、経費削減に努めた結果、黒字を確保しました。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
c.ピーチ・ジョン事業
当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ6.3%の増加となりました。ピーチ・ジョンの国内については、話題
性のある商品提案とSNSを活用したマーケティング活動が奏功し、前年同期に比べ8.2%の増加となりました。自社
EC事業は、感染症の拡大により外出を控える動きが続く中、新規顧客が増加し、前年同期に比べ50%を超える成長
となったほか、営業再開以降の直営店事業も堅調に推移しました。
営業利益は、10.5億円(前年同期の営業利益:1.0億円)と大幅な増益となりました。増収効果に加え、自社EC売
上の構成比の高まりによる売上利益率の改善が増益に寄与したほか、店舗の臨時休業に伴う賃借料の減免なども影
響しました。
d.その他
当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ 39.7%の減少、営業損益は、4.0 億円の営業損失となりました。
【ルシアン】
ルシアンの売上高は、得意先の仕入枠の抑制の影響などにより、量販店や専門店向けのプライベートブランド
商品の売上が低調に推移した結果、前年同期に比べ 18.8%の減少となりました。営業損益は、前期の第4四半期
に実施した不採算事業の撤退効果に加え、販管費などの削減を進めた結果、1.0 億円の営業利益(前年同期は 1.3
億円の営業損失)となりました。
【七彩】
七彩の売上高は、感染症の拡大に伴う新規出店や各種イベントの中止・延期による工事事業の低迷が影響し、
前年同期に比べ 38.3%の減少となりました。営業損益は、経費削減に努めましたが、減収の影響により、2.0 億
円の営業損失(前年同期は1.9 億円の営業利益)となりました。
(2)連結財政状態に関する説明
① 資産、負債、株主資本等の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、手元流動性の確保を目的として現金及び現金同等物を積み増した
ことなどにより、前連結会計年度末に比して 310 億 72 百万円増加し、3,087 億60 百万円となりました。
負債の部も、同様の理由で短期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比して 326 億 88 百万円増
加し、1,009 億 28 百万円となりました。
株主資本は、
為替換算調整勘定が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比して 8 億 38 百万円減少し、2,045
億 33 百万円となりました。
以上の結果により、当第2四半期連結会計期間末における株主資本比率は、前連結会計年度末に比して7.8 ポイン
ト減少し、66.2%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比して 307 億 81 百万円増加
し、586 億 86 百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益 16 億 64 百万円に減価償却費や繰延税金などによる調整
を加えた金額に対して、資産及び負債の増減などによる調整を行った結果、29 億 90 百万円の支出(前年同期は
77 億 38 百万円の収入)となりました。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021 年 3 月期 第 2 四半期決算短信
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出などにより、19 億 35 百万円の
支出(前年同期に比し 40 億 68 百万円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは非支配持分からの子会社持分取得による支出や配当金及び条件付取得対
価の支払による支出などがあったものの、短期借入金及び長期債務の調達により、358 億 39 百万円の収入(前年
同期は 57 億 77 百万円の支出)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
1株当たり当社
税引前 当社株主に帰属
売上高 営業利益 株主に帰属する
当期純利益 する当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円
前回発表予想(A)
158,000 △5,000 △3,700 △3,700 △59.29
今回修正予想(B) 156,000 △1,000 300 △500 △8.01
増減額(B-A) △2,000 4,000 4,000 3,200
増減率(%) △1.3 - - -
(参考)前期実績
186,760 6,632 4,359 3,472 54.26
(2020 年3月期)
2021 年3月期の通期連結業績予想につきましては、2020 年7月 31 日に公表いたしました業績予想を修正しており
ます。なお、有価証券・投資評価損益による業績の変動影響は織り込んでおりません。主要な為替レートは、1米ド
ル=106.00 円、1英ポンド=136.00 円、1中国元=15.40 円を見込んでおります。
2021 年3月期の連結業績予想を公表した7月 31 日時点では、緊急事態宣言の解除以降、第2四半期連結会計期間
にかけて経済活動が再開し、徐々に回復する前提としておりました。消費者の行動範囲の縮小などにより、国内外と
もに回復のペースは緩やかなものに留まりましたが、EC で高い成長を維持できたことに加え、グループ各社で経費
削減に努めたことや、有価証券・投資評価損益(純額)の評価益を取り込んだ結果、当第2四半期連結累計期間の業
績は、前回公表予想値(2020 年7月 31 日公表)に対し、売上高、営業利益、税引前四半期純利益、当社株主に帰属
する四半期純利益ともに増加しました。
一方、海外では感染者数の増加傾向が続いており、国内においても再拡大への懸念など事業環境は引き続き不透明
であります。現時点においても、感染症拡大の収束時期や消費の回復時期を予測することが困難なことから、下期計
画については慎重に見直し、修正いたしました。
以上の結果、当期の連結業績予想については、前回公表予想値から売上高は 20 億円の減少となるものの、営業利
益、税引前当期純利益ともに 40 億円、当社株主に帰属する当期純利益は 32 億円増加する見通しです。
なお、本連結業績予想にあたっては、感染症による再度の大規模な経済活動の停滞については想定しておらず、実
際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やか
に業績への影響を公表いたします。
引き続き、再成長と高収益の経営体質構築に向けた取り組みを推進し、オンラインとオフラインを融合するオムニ
チャネル戦略や徹底的な顧客起点によるバリューチェーン改革の実行などを通して、新たな時代でお客さまが求める
サービスや価値を継続的に提供してまいります。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
科 目 増減金額
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
(資産の部) 百万円 百万円 百万円
Ⅰ.流動資産
現金及び現金同等物 27,905 58,686 30,781
定期預金 797 810 13
有価証券 656 532 △ 124
売掛債権 20,062 20,765 703
貸倒引当金 △ 489 △ 482 7
たな卸資産 43,427 43,551 124
返品資産 868 971 103
その他の流動資産 4,964 5,638 674
流動資産合計 98,190 130,471 32,281
Ⅱ.有形固定資産
土地 21,460 20,809 △ 651
建物及び構築物 74,039 73,224 △ 815
機械装置及び工具器具備品等 18,782 19,004 222
建設仮勘定 1,090 1,102 12
115,371 114,139 △ 1,232
減価償却累計額 △ 63,288 △ 63,561 △ 273
有形固定資産合計 52,083 50,578 △ 1,505
Ⅲ.その他の資産
オペレーティングリース
13,540 12,635 △ 905
使用権資産
関連会社投資 21,595 20,951 △ 644
投資 43,904 45,019 1,115
のれん 22,371 22,273 △ 98
その他の無形固定資産 14,547 14,555 8
前払年金費用 4,974 5,254 280
繰延税金資産 1,118 1,399 281
その他 5,366 5,625 259
その他の資産合計 127,415 127,711 296
資産合計 277,688 308,760 31,072
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
科 目 増減金額
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
(負債の部) 百万円 百万円 百万円
Ⅰ.流動負債
短期借入金 3,364 41,657 38,293
買掛債務
支払手形 1,112 811 △ 301
買掛金 9,588 8,050 △ 1,538
未払金 7,107 3,985 △ 3,122
17,807 12,846 △ 4,961
未払給料及び賞与 6,734 6,506 △ 228
未払税金 4,878 2,477 △ 2,401
返金負債 2,645 3,010 365
短期オペレーティング
4,600 4,303 △ 297
リース負債
条件付取得対価に係る負債
- 1,058 1,058
(短期)
その他の流動負債 4,079 5,225 1,146
流動負債合計 44,107 77,082 32,975
Ⅱ.固定負債
長期債務 35 1,174 1,139
退職給付に係る負債 2,069 2,069 0
繰延税金負債 7,911 8,219 308
長期オペレーティング
9,101 8,507 △ 594
リース負債
条件付取得対価に係る負債
2,786 1,650 △ 1,136
(長期)
その他の固定負債 2,231 2,227 △4
固定負債合計 24,133 23,846 △ 287
負債合計 68,240 100,928 32,688
(資本の部)
Ⅰ.資本金 13,260 13,260 -
Ⅱ.資本剰余金 29,836 29,126 △ 710
Ⅲ.利益剰余金 185,233 177,363 △ 7,870
Ⅳ.その他の包括損益累計額
為替換算調整勘定 △ 1,033 △ 2,011 △ 978
年金債務調整勘定 △ 4,594 △ 4,282 312
Ⅴ.自己株式 △ 17,331 △ 8,923 8,408
株主資本合計 205,371 204,533 △ 838
Ⅵ.非支配持分 4,077 3,299 △ 778
資本合計 209,448 207,832 △ 1,616
負債及び資本合計 277,688 308,760 31,072
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
科 目 (自 2019年 4月 1日 (自 2020年 4月 1日 増減金額
至 2019年 9月30日) 至 2020年 9月30日)
百万円 % 百万円 % 百万円
Ⅰ.売上高 101,450 100.0 73,155 100.0 △ 28,295
Ⅱ.営業費用
売上原価 44,992 44.3 32,159 44.0 △ 12,833
販売費及び一般管理費 46,963 46.3 39,720 54.3 △ 7,243
営業費用合計 91,955 90.6 71,879 98.3 △ 20,076
営業利益 9,495 9.4 1,276 1.7 △ 8,219
Ⅲ.その他の収益・費用(△)
受取利息 136 34 △ 102
支払利息 △ 13 △ 32 △ 19
受取配当金 865 690 △ 175
有価証券・投資評価損益(純額) △ 958 1,624 2,582
その他の損益(純額) △ 199 11 210
その他の収益・費用合計 △ 169 △ 0.2 2,327 3.2 2,496
税引前四半期純利益 9,326 9.2 3,603 4.9 △ 5,723
法人税等 2,922 2.9 2,350 3.2 △ 572
持分法による投資損益調整前
6,404 6.3 1,253 1.7 △ 5,151
四半期純利益
持分法による投資損益 345 0.4 411 0.6 66
四半期純利益 6,749 6.7 1,664 2.3 △ 5,085
非支配持分帰属損益 △ 81 △ 0.1 118 0.1 199
当社株主に帰属する四半期純利益
四半期純利益 6,668 6.6 1,782 2.4 △ 4,886
(3) 四半期連結包括損益計算書
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
科 目 (自 2019年 4月 1日 (自 2020年 4月 1日 増減金額
至 2019年 9月30日) 至 2020年 9月30日)
百万円 百万円 百万円
Ⅰ.四半期純利益 6,749 1,664 △ 5,085
Ⅱ.その他の包括損益
-税効果調整後
為替換算調整勘定 △ 3,181 △ 1,104 2,077
年金債務調整勘定 411 312 △ 99
その他の包括損益 合計 △ 2,770 △ 792 1,978
四半期包括損益 3,979 872 △ 3,107
非支配持分帰属四半期包括損益 △ 92 244 336
当社株主に帰属する四半期包括損益 3,887 1,116 △ 2,771
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
科 目 (自 2019年 4月 1日 (自 2020年 4月 1日
至 2019年 9月30日) 至 2020年 9月30日)
百万円 百万円
Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー
1.四半期純利益 6,749 1,664
2.営業活動によるキャッシュ・フローへの調整
(1)減価償却費 2,829 3,013
(2)貸倒引当金(純額) 46 11
(3)繰延税金 △ 1,346 △ 81
(4)固定資産除売却損益(純額) 17 △ 370
(5)有形固定資産減損損失 - 625
(6)有価証券・投資評価損益(純額) 958 △ 1,624
(7)持分法による投資損益(受取配当金控除後) 174 116
(8)資産及び負債の増減
売掛債権の増加 △ 2,699 △ 801
たな卸資産の増加 △ 95 △ 348
返品資産の増加 △ 321 △ 103
その他の流動資産等の減少(△増加) 266 △ 700
買掛債務の減少 △ 2,252 △ 3,427
返金負債の増加 597 365
退職給付に係る負債の増加 533 173
その他の負債等の増加(△減少) 2,023 △ 1,475
(9)その他 259 △ 28
営業活動によるキャッシュ・フロー 7,738 △ 2,990
Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー
1.定期預金の増加額 △ 297 △ 323
2.定期預金の減少額 3,533 292
3.持分証券の売却及び償還収入 3,259 288
4.持分証券の取得 △ 260 △6
5.負債証券の償還収入 326 321
6.有形固定資産の売却収入 39 643
7.有形固定資産の取得 △ 1,622 △ 1,364
8.無形固定資産の取得 △ 1,748 △ 1,494
9.貸付による支出 - △ 315
1 0.新規子会社の取得(取得した現金との純額) △ 9,243 -
1 1.その他 10 23
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 6,003 △ 1,935
Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー
1.短期借入金の純増減額 △ 233 17,848
2.短期借入金(3ヶ月超)の調達 - 20,428
3.長期債務の調達 - 1,176
4.長期債務の返済 △ 28 △ 25
5.自己株式の取得 △ 3,102 △0
6.当社株主への配当金支払額 △ 2,346 △ 1,248
7.非支配持分への配当金支払額 △ 184 △ 81
8.非支配持分からの払込みによる収入 116 -
9.非支配持分からの子会社持分取得による支出 - △ 1,190
1 0.条件付取得対価の支払 - △ 1,069
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 5,777 35,839
Ⅳ.為替変動による現金及び現金同等物への影響額 △ 552 △ 133
Ⅴ.現金及び現金同等物の増減額 △ 4,594 30,781
Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高 30,133 27,905
Ⅶ.現金及び現金同等物の四半期末残高 25,539 58,686
補足情報
現金支払額
利息 14 24
法人税等 2,398 5,054
現金支出を伴わない投資活動
新規子会社の取得価額(条件付取得対価) 4,400 -
固定資産の取得価額 802 426
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
① オペレーティング・セグメント情報
前第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日) (単位:百万円)
ワコール事業 ワコール事業 ピーチ・ジョン 消去又は
その他 計 連結
(国内) (海外) 事業 全社
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 57,762 27,253 5,466 10,969 101,450 - 101,450
(2)セグメント間の内部売上高
608 5,787 385 2,551 9,331 △ 9,331 -
又は振替高
計 58,370 33,040 5,851 13,520 110,781 △ 9,331 101,450
営業利益 6,274 3,023 96 102 9,495 - 9,495
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日) (単位:百万円)
ワコール事業 ワコール事業 ピーチ・ジョン 消去又は
その他 計 連結
(国内) (海外) 事業 全社
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 41,031 19,705 5,810 6,609 73,155 - 73,155
(2)セグメント間の内部売上高
342 4,695 308 1,840 7,185 △ 7,185 -
又は振替高
計 41,373 24,400 6,118 8,449 80,340 △ 7,185 73,155
営業利益(△損失) 913 △ 287 1,046 △ 396 1,276 - 1,276
(注) 1.各事業の主な製品
ワコール事業(国内) ・・・ インナーウェア(ファンデーション・ランジェリー・ナイトウェア・リトルインナー)、アウターウェア、スポーツウェア、
レッグニット他
ワコール事業(海外) ・・・ インナーウェア(ファンデーション・ランジェリー・ナイトウェア・リトルインナー)、アウターウェア、スポーツウェア、
その他繊維関連商品他
ピーチ・ジョン事業 ・・・ インナーウェア(ファンデーション・ランジェリー・ナイトウェア)、アウターウェア、
その他繊維関連商品他
その他 ・・・ インナーウェア(ファンデーション・ランジェリー・ナイトウェア・リトルインナー)、アウターウェア、スポーツウェア、
その他繊維関連商品、マネキン人形、店舗設計・施工他
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結累計期間より、当社グループ内の業績管理区分の一部見直しに伴い、従来「ワコール事業
(国内)」セグメントに含めていたAi及び「ピーチ・ジョン事業」セグメントを「その他」セグメントへ
含めて開示しておりましたが、当第2四半期連結会計期間末において、量的基準の判定を行った結果、「そ
の他」セグメントに含まれていた「ピーチ・ジョン事業」が基準を満たしたため、報告セグメントとして記
載する方法に変更しております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントに基づき作成したものを開
示しております。
3.オペレーティング・セグメント別資産関連情報
当第2四半期連結累計期間において、資金の借入を実行したことなどにより、「ワコール事業(国内)」セ
グメントの資産が前連結会計年度末に比して36,253百万円増加しております。その結果、「ワコール事業
(国内)」セグメントの資産は当第2四半期連結会計期間末において、273,647百万円となっております。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
② 地域別情報
前第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日) (単位:百万円)
アジア
日本 欧米 連結
オセアニア
外部顧客に対する売上高 73,665 11,058 16,727 101,450
構成比 72.6% 10.9% 16.5% 100.0%
営業利益 6,555 1,207 1,733 9,495
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日) (単位:百万円)
アジア
日本 欧米 連結
オセアニア
外部顧客に対する売上高 52,967 7,608 12,580 73,155
構成比 72.4% 10.4% 17.2% 100.0%
営業利益(△損失) 1,590 338 △ 652 1,276
(注) 1.国又は地域の区分の方法は地理的近接度によっております。
2.本邦以外の区分に属する主な国又は地域
アジア・オセアニア:アジア諸国、オーストラリア
欧 米:北米及びヨーロッパ諸国
3.売上高は連結会社を所在地別に分類したものであります。
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(株)ワコールホールディングス (3591) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(6) 販売の状況
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
自 2019年 4月 1日 自 2020年 4月 1日 増 減
製品の種類
至 2019年 9月30日 至 2020年 9月30日
金額 構成比 金額 構成比 金額 増減率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
ファンデーション
イ ・ランジェリー 78,545 77.4 59,114 80.8 △ 19,431 △ 24.7
ン
ナ ナイトウェア
ー 3,941 3.9 3,049 4.2 △ 892 △ 22.6
ウ
ェ リトルインナー 594 0.6 348 0.5 △ 246 △ 41.4
ア
計 83,080 81.9 62,511 85.5 △ 20,569 △ 24.8
アウターウェア
7,415 7.3 4,134 5.6 △ 3,281 △ 44.2
・スポーツウェア等
レッグニット 879 0.9 401 0.5 △ 478 △ 54.4
その他繊維製品
4,241 4.2 2,632 3.6 △ 1,609 △ 37.9
及び関連製品
その他 5,835 5.7 3,477 4.8 △ 2,358 △ 40.4
合 計 101,450 100.0 73,155 100.0 △ 28,295 △ 27.9
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