3577 東海染工 2020-01-31 14:00:00
特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年1月31日
各 位
会 社 名 東 海 染 工 株 式 会 社
代表者名 取締役社長 鷲 裕一
コード番号 3577 東証・名証第 1 部
問合せ先 管理部長 岡野 浩二
(TEL 052-856-8141)
特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年3月期第3四半期連結累計期間(2019 年4月 1 日~2019 年 12 月 31 日)にお
いて、下記のとおり特別損失(減損損失)を計上いたしましたので、お知らせします。
あわせて、2019 年 10 月 31 日に公表いたしました 2020 年3月期通期連結業績予想を修正いた
しましたので、お知らせいたします。
記
1.特別損失(減損損失)の計上
当社グループの染色加工事業における編物加工分野にかかる固定資産について、収益性の低下に
よる減損の兆候が認められたため、
「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性
を検討した結果、帳簿価額を回収可能額まで減額し 650 百万円を減損損失として計上いたしまし
た。
また、当社が保有する賃貸用施設(保養所)につきまして、利用者の減少から賃貸契約を終了す
ることになりましたので 42 百万円を減損損失として計上し、合計で 692 百万円の特別損失(減損
損失)を計上いたしました。
現在、国内染色加工事業では、原材料価格の高騰や物流費アップによる製造原価上昇に加えて、
大手アパレルが大規模閉店を進めるなど衣料品市場縮小の動きが加速しており受注環境が想定を
超えて悪化する厳しい状況が続いております。
当社は、この状況に対応すべく国内各生産拠点で市場規模に見合った体制への再編・見直しに着
手しており、生産・業務の集約・効率化を進めるなど、全社で人員の適正化を進め、固定費圧縮を
図ります。
一方、海外生産拠点では、これまで以上にコスト削減に努めるとともに、インドネシアでは、ス
ラバヤなどの東ジャワ地区、タイでは、ミャンマーなどのタイ周辺諸国への市場開拓を進めており
ます。更に、収益改善を果たしている保育サービス事業、その他周辺事業でも積極的な拡大を図る
ことでグループ全体での業績回復に努めてまいります。
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2.業績予想の修正
(1)2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
親会社株主に帰属 1 株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 (A) 14,200 680 680 300 89.93
今 回 修 正 予 想 (B) 13,900 500 500 △500 △152.56
増 減 額 (B- A) △300 △180 △180 △800 ―
増 減 率 △2.1% △26.5% △26.5% ― ―
(ご参考)前期実績
14,507 752 806 409 122.86
(2019年3月期)
(2)修正の理由
当社グループの主力である染色加工事業を取り巻く経営環境は国内外ともに非常に厳しい状況
で推移しております。国内においては、消費増税の影響・衣料品市場縮小を受け、第4四半期は受
注量の減少が見込まれ、海外においても、米中貿易摩擦の影響等が長期化しており収益を落とすこ
とが予想されます。加えて、上記1.のとおり、固定資産の減損損失を特別損失として計上するこ
とから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株式に帰属する当期純利益を前回予想から修正いた
します。
(ご注意)上記に記載した予想数値は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、
今後、様々な変動要因により、実際の業績が上記数値と異なる可能性があります。
以 上
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