3561 力の源HD 2021-05-14 17:10:00
エクイティ・ファイナンスの補足説明資料 [pdf]

                                                                ver9
株式会社 力の源ホールディングス                               【証券コード: 3561】




投資家のみなさまへ       2021年5月14日

エクイティ・ファイナンスの補足説明資料
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2021年3月期末の連結貸借対照表                                                                   単位:百万円


             2020年   2021年                                                 2020年    2021年
                                   GAP                                                          GAP
              3月末     3月末                                                   3月末     13月末

  現金及び預金      3,759 3,974          +215       流動負債                          5,112 8,505 +3,393

  その他         1,665 1,857          +192       固定負債                          6,468 5,855         -613

流動資産          5,424 5,832          +408       負債合計                         11,580 14,360 +2,780

  有形固定資産      7,181 7,238            +57           株主資本                     3,677 1,313 -2,364
                                                   その他包括利益累
  無形固定資産       277       206          -71          計額                        130        -0      -130

  投資その他の資産    2,510 2,396           -114           非支配株主持分                      5           -     -5

固定資産          9,969 9,841           -128      純資産合計                         3,813 1,312 -2,501

資産合計         15,393 15,673         +280       負債純資産合計                      15,393 15,673        +280

                                                                             ※自己資本比率8.4%
                                                                             (2020年3月末24.7%)

        当期純損失を2,392百万円計上も、各種の資金調達により
               キャッシュポジションを維持
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 連結四半期別売上高・営業利益の前年比推移
  売上高                                                         営業利益                                   単位:百万円


          Q1     Q2      Q3         Q4                            Q1           Q2        Q3    Q4
8,000                                        100.0%    400
                7,549   7,521                                                 349
        7,223
                                  6,813      90.0%     300                               255
7,000
                                 66.5%       80.0%     200
6,000                                                            101
                        65.7%                70.0%     100
5,000
                                             60.0%        0                                          -7
                49.4%
4,000   46.3%                                50.0%    -100                               -21
                                                                                               -48

3,000
                                             40.0%    -200       -403
                                                                             -507
                        4,939    4,528       30.0%    -300
2,000
                3,729
        3,344                                20.0%    -400
1,000
                                             10.0%    -500

   0                                         0.0%     -600
                今期      前期       前年比                                                今期   前期

                     売上高はQ3・Q4と回復傾向となり、
                営業利益はコスト削減施策が功を奏し、黒字転換目前、
                  Q4の緊急事態宣言の再発出を受けて売上高微減
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資金調達の目的とその使途



              ・新型コロナ感染拡大による影響で一時的に業績悪化した財務基盤の建て直し

資 金 調 達 の 目 的 ・コロナ禍による経済環境の変化にあわせた出店投資

              ・提携先の有するノウハウを活かし成長に向けた新規事業拡大の可能性を模索する



              2021年6月から3年間を目途に

              1.国内における新規出店費用                                                 1,481百万円
                分散経済に対応した損益モデル出店
資   金   使   途   店舗DX推進
    (3か年)       店舗以外のチャネル開拓
              2.   海外における新規出店費用                                              2,098百万円
                   既存の国・エリアでのドミナント強化
                   新規国出店調査




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資金調達方法の概要及び選択の理由

資金調達方法              割当先                  概要

                                         想定調達額 :1,646百万円
                                         調達時期  :即時
A 新株発行(第三者割当)       株式会社麻生               固定発行価額:558円(条件決定日13日終値から 5%ディスカウント)
                                         発行株数  :295万株



                                         想定調達額 :1,174百万円
                                         行使期間  :2021年6月1日~2024年5月31日(3年間)
           トランシェ1                        固定行使価額:587円(条件決定日13日終値)
                     Weiss Asset         新株予約権数:2万個(200万株)
                    Management
B 新株予約権                (Japan
                    International        想定調達額 :764百万円
                    Partners LLC)        行使期間  :2021年6月1日~2024年5月31日(3年間)
           トランシェ2                        行使価額  :764円(条件決定日の終値×130%)
                                         新株予約権数:1万個(100万株)




          新株発行 :    当社の資金需要に対し一定の金額を発行時点で調達することができ、
                    かつ速やかに資本に充当される
          新株予約権:    将来的な資金需要についても株価への悪影響を抑制しつつ資金調達を
                    実現していくことが期待できる

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割当先2社の概要


企業名                      概要


                         福岡県の事業グループ
                         持ち株会社の傘下にはセメントや、医療関連、商社・流通、人
                         材・教育など多角的に事業を展開
      株式会社 麻生
                         また、麻生グループが有する海外人材の教育事業、産学連携
                         の実績を活かして、当社の店舗運営事業の成長を一層加速さ
                         せる提案を受ける

                         アメリカの機関投資家
                         大学基金や年金基金、政府機関からの資金で運用を行う
                         ハンズオンではなく、純投資を行う(アクティビストではない)
                         日本市場における投資実績も有り
                         特に当社の海外事業展開や今後の成長性を評価いただく



      様々な投資家との協議にて、成長シナリオを加速するための割当先を選定

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資金調達のスキーム概要
資本・資金調達額

                        新株予約権の行使期間

                                             新株予約権(トランシェ2)
                                             764百万円


                                   新株予約権(トランシェ1)
                                   1,174百万円



              普通株式での即時資本増強
              1,646百万円

               ロックアップ期間

                                                                                時間
 2021年5月31日            1年後                              2年後               3年後
 (割当日・払込日)


   ※新株予約権は、行使に応じた資本増強となります。
   ※新株予約権の行使価格は、トランシェ1は、5月13日終値と同額、トランシェ2が、同日終値の130%の価額であり
   株価の水準によっては、行使が進まない可能性があります。

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  国内における店舗数及び収益モデル
                                              国内出店モデル損益
                                                  金額(千円)         売上比

       日本(国内)       (149)            売上            5,600~9,100
                                                                  62.7%
    一風堂                    90店       変動費           3,654~5,702   ~65.3%
    RAMEN EXPRESS          35店
                            8店                                    20.0%
    PANDA EXPRESS                    固定費           1,119~1,922   ~21.1%
    その他ブランド                15店
   国内店舗運営事業 計             139店                                    14.8%
                                     営業利益           827~1,476    ~16.2%
    <うちライセンス>               23店

    イチカバチカ                  1店
   その他の事業 計                 1店       設備投資        30,000~45,000    -

                                                                  17.2%
                                     EBITDA         966~1,698    ~18.7%
                    ※2021年3月末現在

                                     BEP           3,220~5,148    -

当社はコロナ禍により、日本においては社会として都市部一極集中から分散経済が進むと想定しておりま
す。今後とも当社が成長を継続し、事業価値を増大させていくために、「一風堂」の出店を従来の人口密
集地ではなく都心部近郊の小商圏やロードサイドへの出店を前提とした低投資、早期回収の収益モデルへ
変更。
昨年11月開業の浅草橋本舗、2021年3月開業の亀有店や4月開業の横浜泉店、近日開業予定の岸
和田店(仮)、武蔵小山店(仮)等で当該収益モデルの導入を開始しております。当該収益モデルの
実証性を確立し来期は、同モデルによる出店を加速することで事業の拡大を図ります。
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 海外における出店ポリシー




14か国の地域に事業展開している海外においては、コロナ禍により、一時的には縮小した海外の総合的な食の
市場は今後も拡大を継続する見込みであり、各地域の回復度合いを慎重に見定めながらも、既存展開エリアで
の追加出店を行うことにより、収益拡大段階への成長できると見込んでおります。
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 資金使途の算出根拠




             ※ 当社の負担する投資費用はないため、海外ライセンス店舗数は記載しておりません。


3ヵ年での資金使途は
国内店舗の投資額   1,481百万円
海外直営店舗の投資額 2,098百万円

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Q&A ①
No.   質問                   回答


                           新株発行とは、新たに発行した株式を特定の第三者(法人や個人)に引き受けてもらうこ
      新株発行(第三者割当)とは
1                          とで資金を調達する方法です。新株を引き受ける側の企業や個人は、引き受ける株式数や
      何ですか?
                           株価に応じて出資する形となります。


                           比較的短期間で調達が可能であり、自社に友好的な相手を指定できるため、安心して出資
      新株発行(第三者割当)の特
 2                         を受けることができます。一方、希薄化による1株当たりの価値の減少により、既存株主の利
      徴は何ですか?
                           益の減少する恐れがあります。


 3    新株予約権とは何ですか?         企業が発行する株式を、定められた価格で取得できる権利です。


                           株価に対する一時的な影響を抑制しつつ資金調達をすることができます。

                           本新株予約権においては、将来的に資金調達の必要性がなくなった場合、又はそれ以上の
      新株予約権の特徴は何です
 4                         好条件での資金調達方法が確保できた場合等には、当社の選択により、一定期間を除いて、
      か?
                           本新株予約権の払込金額と同額で、残存する本新株予約権を取得条項に従って取得する
                           ことができる柔軟性があります。また、総数が30,000個(3,000,000株)と固定されており、
                           過度な希薄化の抑制が可能となっております。


                           各トランシェ毎に発行決議前営業日株価終値と同額または同終値よりも高い価額が固定行
      トランシェ1,2 と種類があるのは    使価額として設定されております。中長期的な株価上昇を考慮した資金調達を実現すること
 5
      何故ですか?               ができると期待できることから、将来的な資金需要については即時の希薄化を避け、将来の
                           株価動向を一定程度考慮した資金調達が実現できます。



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Q&A ②
No.   質問                回答


                        ・コール条項 (契約期間3年のうち1年経過後から本予約権を買戻権)を持ち、権利行使を
      新株予約権に条件等はあります
 6                      促すことができます
      か?
                        ・株価の推移により、全部が行使されず、調達金額が減少する可能性あり

                        トランシェ2の行使価格はトランシェ1の30%上乗せの行使価格です。投資家が当社の株価
      トランシェ2の行使価格が価格決
                        が上がることを想定し、行使価格にプレミアムを載せております。上記株価を上回ることで、投
 7    定日の終値より高い理由は何で
                        資家は利益になります。当社としても、希薄化率を抑えながらも、調達金額を増やすことが可
      すか?
                        能となっております。

                        新株発行ならびに新株予約権が全部行使されたときは最大で3,592百万円の調達となりま
 8    調達予定金額はいくらですか?
                        す。(発行費用を控除せず)

                        新株発行 :当社の資金需要に対し一定の金額を発行時点で調達することができ、
                              かつ速やかに資本に充当される
      新株発行と新株予約権を選択     新株予約権:将来的な資金需要についても株価への悪影響を抑制しつつ
 9
      した理由は何ですか?              資金調達を実現していくことが期待できる
                        それぞれの特徴を考慮して選択しております。


      希薄化の規模はどの程度です     最大発行株式数は 5,950,000株となり、2021年5月14日現在での発行済み株式数
10
      か?                24,074,800株に対する割合は24.7%となります。

      今期の業績に与える影響はあり
11                      今期(2022年3月期) の業績予想に与える影響は軽微です。
      ますか?



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