3550 M-スタジオアタオ 2021-10-13 16:00:00
事業計画及び成長可能性に関する事項 [pdf]

東証マザーズ上場(証券コード 3550)




      株式会社スタジオアタオ
   事業計画及び成長可能性に関する事項
              2021年10月
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   2
     ビジネスモデル ー会社概要ー

     会         社       名      株式会社スタジオアタオ


                              本             社   〒651-0087 神戸市中央区御幸通八丁目1番6号 神戸国際会館19階
     所         在       地
                              東     京   本   社   〒104-0061 東京都中央区銀座三丁目10番9号 KEC銀座ビル7階


     設         立       日       2005年2月(2016年11月東証マザーズ上場)


     資         本       金       3億9,896万円


     取 扱 商 品 等                 バッグ、財布、革小物、キャラクター商品、雑貨

                               オリジナルバッグの企画・販売
     事     業       内   容       直営店舗の運営/インターネットショップの運営
                               キャラクター商品の企画・販売

                               (株)小田急百貨店/(株)神戸国際会館/(株)相鉄ビルマネジメント/(株)大丸松坂屋百貨店
     主 要 取 引 先
                               (株)丸井/(株)三越伊勢丹


     子         会       社       ロベルタ ディ カメリーノ ファーイースト株式会社(100%)

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                       3
     ビジネスモデル ー経営理念:ファッションにエンタテイメントを-

  ➢ 当社創業者の瀬尾訓弘は、婦人アパレルのデザイナーとして活動しておりましたが、アパレルはトレンドが非常に早く、生産
    コストを抑えるために中国等で生産する方式に疑問を感じておりました。じっくりモノづくりがしたいと考えていたところ、アパレ
    ルに比べてトレンドが緩やかで、季節にも左右されにくいと考えられる、バッグの製造・販売に興味を持ちました。
  ➢ そこで、出身地である岡山の布と皮革産業で有名な姫路の皮革を使い、地場の職人の技術を生かしたバッグを世に送り
    出したいと考え、2005年2月に「有限会社スタジオアタオ」を法人として設立しました。
  ➢ 当社は、『ファッションにエンタテイメントを』を理念として、オリジナルバッグ・財布等の提供を通じて『お客様に非日常のワク
    ワク感を提供すること』を目指しております。
  ➢ また、キャラクターとブランドを融合させたエンタテイメントビジネスの強化に向け、引続き積極的に取り組んでまいります。




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                4
     ビジネスモデル ーブランド展開-

         スタジオアタオの世界観を実現する4つのブランドを展開




                                                      イルメール島       ヴェネツィア
                            神戸(日本)      パリ(フランス)                                 京都(日本)
     コンセプト                 機能性・デザイン      デザイン・感性
                                                       (夢の国)        (イタリア)
                                                                               和・サスティナブル
                                                    デザイン・キャラクター   デザイン・歴史

   ターゲット層                      20~30代    30~40代        6歳~         30~50代        30~50代

   中心 バッグ                   3.0~5.0万円   4.0~7.0万円    0.2~2.0万円    4.2~15.0万円    1.3~2.6万円
   価格帯 財布                   2.4~6.9万円   2.8~3.7万円       ―         3.3~3.5万円        ―




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                            5
     ビジネスモデル ー店舗販売ー

    ➢ 店舗は大都市圏のみに出店、拡張リニューアル等により店舗効率の向上を図る
    ➢ 百貨店、商業施設等におけるPOPUPSHOP(期間限定ショップ)を年15回程度開催
      今後開催エリアの拡大を図っていく方針




   アタオランド店(神戸国際会館)               アタオランド店(神戸国際会館)       アタオランド店(神戸国際会館)       アタオランド店(神戸国際会館)   本店(京都)
   新宿店(小田急百貨店)                   有楽町店(avec le IANNE)   有楽町店(avec le IANNE)
   有楽町店(マルイ)                     パリギャラリー
   横浜店(ジョイナス)
   名古屋店(松坂屋)
   大丸梅田店




                                                                                    ※2021年10月現在
© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                        6
     ビジネスモデル ーインターネット販売ー

    ➢ ブランディングの観点から、インターネット販売は原則として各ブランドの公式オンラインショップのみで販売
    ➢ O2O戦略等により、高いEC化率を実現(P.15参照)




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                           7
     ビジネスモデル ーキャラクタービジネスー


   ➢オリジナルイラスト、テキスタイルに特化したバッグを中⼼に、雑貨や小物アイテムも展開するキャラクターブランドで
    ある「ILEMER」を展開。
   ➢2019 年 11 月に発売した着せ替えができるサプライズトイのぬいぐるみチャームである「サプライズ・ハッピードー
    ル」がTVCMやYouTube、Instagramなどから子供たちをきっかけに親世代にまで広がり、発売から大ヒット。
   ➢ 引続き、TVCMやタレント、YouTuberを起用したプロモーション等により、更なる認知拡大を図っていく
   ➢ オンラインショップの他、ブランド認知拡大に伴い新規出店や各地におけるPOPUPSHOPの開催を強化
   ➢ コンテンツの拡充等によりブランド、キャラクターのファン化を促進。また、ファンクラブの開設やイベントの開催等を実施
   ➢ 今後海外展開やライセンスビジネスに向けた取組みも強化していく方針




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                 8
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   9
     市場環境 ー市場規模の推移-

                         国内鞄・袋物小売市場規模推移                                                                国内電子商取引市場規模(BtoC及びBtoB)

              直近では新型コロナウイルス感染症の影響を受
              けるも、1兆円規模の市場を有しており、当社ブラ
              ンドの拡大余地も大きい                                                                   250,000                                                                                             9.00%



                                                                                                                          EC市場規模                         物販系EC化率                        8.08%   8.00%
(億円)
                      国内鞄・袋物小売市場規模                                    前年度比                  200,000
                                                                                                                                                                                                7.00%
                                                                                                                                                                                6.76%

                                                                                                                                                                        6.22%
                                                                                                                                                                                                6.00%
     107.5%    105.3%                                   106.2%                                                                                                  5.79%
                         103.1%               103.4%              105.0%
                                    99.3%                                                   150,000                                                     5.43%
                                                                                    95.0%
                                                                                                                                                                                                5.00%
                                                                                                                                                4.75%
                                                                           82.3%
                                                                                                                                        4.37%
                                                                                                                                                                                                4.00%
                                                                                                                                3.85%
                                                                                            100,000
                                                                                                                        3.40%                                     193,609
                                                                                                                                                                        192,779
                                                                  12,501                                       3.17%                                        179,845
                                                         11,901                                                                                       165,054                   3.00%
                          10,915    10,842    11,211                                                  2.84%
               10,590                                                                                                                           151,358
     10,056                                                                10,291
                                                                                    9,778                                                 137,746
                                                                                                                                    127,970
                                                                                                                              111,660                                           2.00%
                                                                                             50,000
                                                                                                                        95,130
                                                                                                               84,590
                                                                                                      77,880
                                                                                                                                                                                                1.00%



                                                                                                 0                                                                                              0.00%
                                                                                            (億円)

    出所:矢野経済研究所                                                                                 出所:経済産業省
    https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2703                                    https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                                                                                                                 10
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   11
     当社の特徴 -ブランド価値向上のノウハウー

                                        当社の特徴・戦略
            ➢ 社内デザイナーの高い商品企画力
            ➢ 適切な在庫コントロール、商品の定番品化
            ➢ 販売スタッフは全て正社員であり、ブランドの本質を熟知した質の高いサービスを提供
            ➢ 顧客からの信頼の観点から、売上の値引きは一切行わないポリシー
            ➢ O2O施策による店舗及びECの継続的な成長
            ➢ 様々な手法を活用した適時効果的なプロモーションの実施
            ➢ インターネット販売に係る広告運用等や商品の生産については原則として外部に委託




            ブランドの世界観を構築し、流行に左右されないブランドのファンを生み出すことで、
            長期的・安定的に収益を上げる事業を展開



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                        12
     当社の特徴 -回遊型売上拡大モデルー

        ➢O2O戦略によりオフライン(店舗)とオンライン(ネット)の連動を強化、またSNS施策等により両
         者間の回遊を促進
        ➢当社ブランドの総合ショップであるアタオランドの展開や他ブランドのPOPUPSHOPの開催、店舗ス
         タッフによるブログ発信等によりブランド間の回遊を促進
        ➢本社、店舗販売、ネット販売の間に、部署や組織の壁を設けず、一体的な成長を実現



                                                    SNS
                                        新規客                  新規客
                                        〈口コミ〉                〈口コミ〉
                           店舗                     ブログ                ネット

                                         顧客                  顧客


                                                新規客〈ネット広告〉
                                         当社商品購入者の一定率はリピーター



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                           13
     当社の特徴 -店舗スタッフの採用・育成-

   ➢ 店舗の販売スタッフはブランドPRの最前線の広告塔であり、全て
     正社員で構成

   ➢ 店舗スタッフがお客様の接客の他、イベント企画やブログ・SNS等
     による発信、商品管理、EC関連業務の一部等、多岐にわたる
     業務に関与

   ➢ 独自の採用・育成システムによりスタッフの高定着率を実現




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                        14
     当社の特徴 -高いEC売上比率ー
    物販系分野のEC化率(約8%)と比較して、当社は50%程度(直近は60%)と非常に高い

                     当社のEC売上比率の推移                                                                              EC売上比率の他社比較
                                                                                                             ヘブンジャパン                                95.2%
                                                                                                              アランチェート                               82.6%
                                                                                     63.6%                   スタジオアタオ                           63.6%
 65%
                                                                                                                   ANAP                      57.9%
 60%                                                                                                         クリケットウェブ                       54.8%
                                                      52.4%
                                                           52.2%                                                  ベネクス                     50.7%
 55%
                                             51.2%
                                                                     49.6%                              メーカーズシャツ鎌倉                        48.4%
 50%                                                                         47.4%                        JAMトレーディング                      47.7%

 45%                          42.3%42.5%                                                        出所:繊研新聞2021年9月16日発刊「ファッション商品EC比率ランキング(ネット・通販除く)」


 40%        37.0%                                                                                                     2019年              2020年          伸び率
       35.6%
                 33.8%                                                                                              10兆515億円   12兆2,333億円
                                                                                                A. 物販系分野                                                21.71%
 35%                                                                                                             (EC化率 6.76%) (EC化率 8.08%)
                                                                                                B. サービス系分野            7兆1,672億円         4兆5,832億円 ▲36.05%
 30%
                                                                                                C. デジタル系分野            2兆1,422億円         2兆4,614億円       14.90%

 25%                                                                                            総計                  19兆3,609億円        19兆2,779億円       ▲0.43%
       2011年6月 2012年6月 2013年6月 2014年2月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年月 2021年2月
        (単体)    (単体)    (単体)    (単体)    (単体)    (連結)    (連結)    (連結)    (連結)   (連結)    (連結)
                                                                                                ※ 本調査におけるEC化率とは、全ての商取引金額(商取引市場規模)に対する、電
                                                                                                子商取引市場規模の割合を指します。EC化率の算出対象は、BtoC-ECにおいては物販
                                                                                                系分野とし、BtoB-ECにおいては業種分類上「その他」以外とされた業種としています。
                                                                                                出所:経済産業省 「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」
                                                                                                https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730010/20210730010.html
© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                                                                               15
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   16
     業績ハイライト -売上高及び営業利益の推移-
     中長期的に売上高は安定的に成長                                                                              高い営業利益率を実現
     直近ではプロモーション戦略や新型コロナウイルス感染症の影響等に                                                              直近では先行投資及び新型コロナウイルス感染症の影響により
     より売上高は横ばいとなっているが、今後は既存ブランドの強化や新                                                              営業利益率が低下するも黒字は確保
     ブランド、キャラクタービジネスの展開等により売上の伸長を想定


   (百万円)                                                                                       (百万円)                      営業利益                   営業利益率


                                                                                                                     21.0%

                                                                                                                                                                 19.0%
                                                                                                                                                             17.6%
                                                                                                                              15.8% 16.1% 16.1%

                                                                                                     13.7%
                                                                                                                                 12.6%
                                                                   4,214                                                                                              788
                                                                                                                                                              743
                                                                        4,142
                                                                             4,005                           12.5%

                                                           3,441                              7.8%
                                                   2,869

                                           1,944                                                                                                       552
                                                                                                                                       245     461
                                                                                                                                                                             2.4%
                                   1,108                                                                                       175
                                                                                                                       131
                    627                                                                                                                                                        94
            427 559                                                                             17      58      69
     227
    2011年6月 2012年6月 2013年6月 2014年2月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月   2011年6月 2012年6月 2013年6月 2014年2月 2015年2月 2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月
     (単体)    (単体)    (単体)    (単体)    (単体)    (連結)    (連結)    (連結)    (連結)    (連結)    (連結)      (単体) (単体) (単体) (単体) (単体) (連結) (連結) (連結) (連結) (連結) (連結)




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                                                                                               17
     業績ハイライト -部門別売上(EC/店舗/その他)の推移-
     4,500                                                         4,213
                                                                                4,142       4,004
                                                                       161       120
     4,000                                                                                   90
                                                       3,439
     3,500
                                                       174
                                                                                            1,365
                                         2,868                      1,962
     3,000                                                                       2,057
                                          159
     2,500                                             1,470
                    1,943
                                          1,218
     2,000
                      69

     1,500
                      879
                                                                                            2,549
     1,000                                                          2,090        1,965
                                                       1,795
                                          1,491
       500            995


          0
  (百万円)          2016年2月期               2017年2月期     2018年2月期     2019年2月期     2020年2月期   2021年2月期

                                                  インターネット販売     店舗販売     その他

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                     18
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   19
     事業計画 -2022年2月期の進捗状況(1/2) -

        実施時期            対象ブランド等              実施内容                            概要



                                                         2021/3にリニューアルオープン
                                        大丸梅田店の
      2021年3月               ATAO                         臨時休業等の影響を受けるが
                                        再拡張リニューアル
                                                         今後の売上拡大に期待




                                        15周年記念事業として      2021/4にリリース
      2021年4月          StrawberryMe
                                        同ブランドをリリース       2021/9に販売開始




                                        TVCMによる          2021/2に続き、2021/4-5月に実施
    2021年4月-5月             ILEMER
                                        プロモーションの実施       認知及び売上拡大に寄与




                                        新ライン「ILEMER STREET」 2021/6にリリース
      2021年6月              ILEMER
                                        リリース                ラインナップ拡充により売上増に貢献




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                  20
     事業計画 - 2022年2月期の進捗状況(2/2) -

        実施時期            対象ブランド等              実施内容                        概要



                                                        2021/6より開始
      2021年6月             ILEMER        クラウドファンディング実施
                                                        初日に目標金額達成



                                                        2021/6に初回リリース
      2021年6月
                          ILEMER        アニメーション公開       2021/9に第2話リリース
      2021年9月
                                                        今後も継続的な公開を予定



      2021年10月                                          イルメールcafé開催(渋谷)
                          ILEMER        ライセンス事業の展開
        -11月                                            ライセンス事業の一環として期間限定オープン


                                                        ATAO:
                                                        仙台藤崎百貨店及び広島福屋にて同エリア初開催
                                                        博多阪急及び札幌大丸にて継続開催
                       ATAO/IANNE
     2022年2月期                     POPUPSHOPの開催強化        IANNE:
                         /ILEMER
                                                        ATAO名古屋店内等にて開催

                                                        ILEMER:
                                                        大丸梅田店1F及び横浜そごうにて開催

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                 21
     事業計画 -今後の成長戦略(1/4)-

    各ブランド等の成長戦略



                            新規の顧客化と既存客の囲い込みをどちらも行える商品企画を強化。
                            現行商品の定番化をさらに強化し、新たな商材、新たなラインの定番化にも注力。
                            店舗とオンラインの連携をさらに強化し、店舗はさらに効率化を重視しながら新たな業態の
                            展開を推進



                                          具体的な施策等

                   POPUPSHOPの開催強化(新エリアにおける開催を含む頻度の増加)(継続的に実施)


                   新規出店・既存店舗拡張(2022年2月期(~2023年2月期)の出店を予定)

                   新ラインの展開(2023年2月期予定)

                   店舗スタッフによるインターネット販売への関与強化(2023年2月期予定)




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                        22
     事業計画 -今後の成長戦略(2/4)-

    各ブランド等の成長戦略



                             高級ラインとしてのブランディングを強化しながらも、ATAOをはじめとする他ブランドとの販売
                             連携を強化。
                             MDの最適化を行い、現行商品の一層の定番化、および店舗とオンラインの連携をさらに
                             強化。




                                           具体的な施策等


                  POPUPSHOPの開催強化(自社他ブランド店舗内等における開催頻度増加)(継続的に実施)


                  新規出店・既存店舗拡張(2022年2月期に関東エリアにおける販売拠点の拡張、強化を予定)

                  店舗スタッフによるインターネット販売への関与強化(2023年2月期予定)




© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                             23
     事業計画 -今後の成長戦略(3/4)-

    各ブランド等の成長戦略

                              新規出店やPOUPSHOPの開催頻度増加、新ラインの展開、各種プロモーションの強
                              化、コンテンツの拡充等により、更なるブランド認知の向上、ライセンスビジネスの拡充を
                              図りながら、ファンクラブのサービスなどを強化し、既存客の囲い込みもさらに強化。
                              店舗スタッフによるインターネット販売への関与も強化。


                                           具体的な施策等

                POPUPSHOPの開催強化(認知拡大等の観点から各種チャネルを活用し回数頻度を増加)(継続的に実施)

                店舗スタッフによるインターネット販売への関与強化(2022年2月期予定)

                新規出店・既存店舗拡張(2022年2月期(~2023年2月期)の出店を予定)

                アニメーション(第3話・第4話)の追加公開(2022年2月期予定)

                TVCMによるプロモーションの継続実施(2022年2月期予定)

                YouTuberを起用したプロモーションの実施(2022年2月期予定)

                本格的なライセンスビジネスの開始(2023年2月期予定)

                本格的な海外展開の開始(2024年2月期予定)



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                          24
     事業計画 -今後の成長戦略(4/4)-

    各ブランド等の成長戦略



                              オリジナルライン及びインポート商品の販売、ライセンスビジネス等の取組み




                              2021年4月にリリースした新ブランド
                              「⼼が踊り⼼を満たす日常」をテーマに、一部に“和”の要素を新しい解釈で取り入れたアイテ
                              ムや、ユニークなイラストなどを用いたアイテムなど、バッグを中⼼に、雑貨、アクセサリー、アパレ
                              ルまで、オリジナルアイテムに拘りながら、サスティナブルなファッションを提唱する新たな試みのブ
                              ランド。公式オンラインショップに加え、2021年9月に歴史と伝統を継承しつつ、新たな発信を
                              続ける街”京都”に1号店をオープン。



                              当社グループの各ブランドに関連する限定アイテムを取り扱うラインであり、各ブランドのブラン
                              ディング強化及び顧客サービスの一層の向上の観点から、引続き同ラインの展開を強化



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                          25
      事業計画 -今後の業績見通し及び主要経営指標-
                                                                                             (単位:百万円)

                  2020年       2021年          2022年
                                                       対前期比
                   2月期         2月期            2月期                                 備考
                                                        増減率
                  (実績)        (実績)           (予算)

                                                              2022年2月期においても、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大に伴う店舗臨
                                                              時休業や外出自粛等の影響を受けており、また、オリンピックの開催等に伴うインター
   売上高                4,142       4,005        3,500   △12.6% ネット広告単価の上昇等により、販売促進費のコントロールを実施。
                                                              今後も当面は消費者の外出自粛等の影響を受けると考えられるものの、ワクチン接
                                                              種率の上昇等に伴い需要は徐々に回復していくものと想定。
                                                              また、引続きATAO、IANNE及びILEMERブランドを中⼼とした必要な販売促進費
                                                              の投資を継続する方針であること等から、左記の売上及び営業利益を予想

   営業利益                 788             94           0 △100.0% 2023年2月期以降については、新型コロナウイルス感染症による影響が低減し、各
                                                                ブランドの売上伸長を見込むとともに、中期的にはライセンスビジネスの展開等による
                                                                ILEMERブランドの貢献を想定

                                                                2022年2月期においても、投資環境や投資効率等を見極めながら、各種媒体を活
                                       投資環境や投資                  用した必要なプロモーションを実施予定
                                       効率を考慮の上、
   販売促進費                623       1,093                     ー
                                        必要な投資を継                 ATAOについては、安定的な成長及び利益確保を意識したプロモーションを中⼼に実
                                         続する方針                  施し、ILEMERに関してはブランド認知拡大のための先行投資により、継続的なブラ
                                                                ンド価値の向上を図る


   1株当たり配当金            5.00         5.00        5.00        - 2022年2期も前期と同額の配当を維持する方針

     【重視する経営指標について】
     現状においては、中長期的な安定成長を実現するべく、積極的なプロモーション施策による新ブランドの育成等を推進しており、
     売上高成長率(目標:年二桁成長)を重視する経営指標としております。
© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                                          26
目 次
1. ビジネスモデル

2. 市場環境

3. 当社の特徴

4. 業績ハイライト

5. 事業計画

6. リスク情報

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD   27
     リスク情報(1/2)

     ∎当社の事業等に係るリスクのうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項として、以下のリス
      クを認識しております。

     ∎将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

     ∎その他のリスク等については、開示済の有価証券報告書をご参照ください。

               項目                          主要なリスク                         リスク対応策


                              ・悪質な風評が、SNS等のインターネット上の書き込み等により爆発
       事業内容:                                                      ・法令遵守違反などの不適切な行為が発覚した場
                              的に発生・流布した場合、当社グループのブランドイメージが毀損され、
       ブランド力の維持                                                   合、迅速且つ適切に対応
                              事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性



                              ・競合他社による出店等により売上業績が見込みを下回った場合等      ・ブランド価値の向上等による収益力の強化、出店
       事業内容:                  において、業態変更や店舗の退店または移転、収益性の低下等に伴      を検討している地域にて期間限定ショップを展開し、
       出店                     う固定資産の除却損や減損損失の計上等が発生し、当社グループの      お客様の動向、趣味嗜好等を総合的に判断した上
                              財政状態及び経営成績に影響を与える可能性                で出店



       事業内容:                  ・一定の季節変動があること及びインターネット販売におけるプロモー    ・販売チャネルの多様化等により業績の過度な変動
       業績変動                   ション戦略や出荷時期等の影響により、業績が大きく変動する可能性     を抑制


       事業環境:
                              ・ファッショントレンドの変化等により、当社グループの財政状態及び経   ・流行に左右されにくい商品の開発や複数のブランド
       ファッショントレンドの変
                              営成績に影響を及ぼす可能性                       を展開すること等により対応
       化

© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                             28
     リスク情報(2/2)

                項目                          主要なリスク                        リスク対応策


       事業環境:
                                ・今後の感染拡大の影響が長期化する場合には、当社グループの    ・販売促進費への投資やO2O戦略の強化等によ
       新型コロナウイルス感染症
                                財政状態及び経営成績にさらなる影響を及ぼす可能性         り高いインターネット販売の割合を維持
       の長期化等



                                ・何らかの理由により当社代表取締役社長の瀬尾が当社グループ
                                                                 ・人材の育成や権限移譲を進めるなど組織体制の
       組織・事業運営:                 の経営執行を継続することが困難になった場合、或いは特定の役
                                                                 強化を図りながら、過度に特定人物に依存しない経
       特定人物への依存                 職員が当社の業務を継続することが困難になった場合に、当社グ
                                                                 営体制の整備を推進
                                ループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性


                                ・同社の経営方針の変更等により、当社グループとの関係に変化が
                                生じた場合、或いは同社に予期せぬ事態が発生し当社商品のイン
                                ターネット販売に影響を及ぼした場合、当社グループの財政状態及
       組織・事業運営:                                                  ・自社によるインターネット販売に係るノウハウの蓄積、
                                び経営成績に影響を及ぼす可能性
       株式会社デジサーチアンド                                              代替取引先との関係強化、継続的な店舗販売の
       アドバタイジングとの関係                                              強化等により対応
                                ・取引解消時に他社への切替等が適切に行えない場合に、当社グ
                                ループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性



                                ・今後何らかの理由により、安定的な商品の仕入が行えない場合    ・同社に代替し得る取引先の確保や各生産工場等
       組織・事業運営:
                                に、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能     との直接契約への切替が可能な関係性の構築等を
       株式会社サカタとの関係
                                性                                行うことにより対応



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                                                              29
     本開示の取扱いについて



          ∎ 本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。

          ∎ 投資判断にあたりましては、ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。

          ∎ 本資料は、株式会社スタジオアタオの業界動向及び事業内容について、当社による現時点における予定、推定、見込
            み又は予想に基づいた将来展望についても言及しております。

          ∎ これらの将来展望に関する表明の中には、様々なリスクや不確実性が内在します。
            既に知られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、
            将来の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性がございます。

          ∎ 株式会社スタジオアタオの実際の将来における事業内容や業績等は、
            本資料に記載されている将来展望と異なる場合がございます。



                             次回の「事業計画及び成長可能性に関する事項」の開示時期は、
                                    2022年5月を予定しております。



© Copyright 2021 STUDIO ATAO CO. ,LTD
                                                               30