3546 アレンザHD 2021-04-12 15:00:00
2021年2月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月12日
上 場 会 社 名 アレンザホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3546 URL http://www.alleanza-hd.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 浅倉 俊一
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 三瓶 善明 (TEL) 024-563-6818
定時株主総会開催予定日 2021年5月28日 配当支払開始予定日 2021年5月31日
有価証券報告書提出予定日 2021年5月31日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期の連結業績(2020年3月1日~2021年2月28日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期 157,404 14.3 8,350 149.5 8,869 135.0 5,144 170.7
2020年2月期 137,695 67.0 3,347 745.8 3,773 446.1 1,899 ―
(注) 包括利益 2021年2月期 5,251百万円( 170.4%) 2020年2月期 1,942百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年2月期 171.26 170.90 23.7 11.3 5.4
2020年2月期 66.18 66.02 12.0 5.9 2.5
(参考) 持分法投資損益 2021年2月期 ―百万円 2020年2月期 ―百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年2月期 80,489 25,066 29.7 796.07
2020年2月期 76,888 20,647 25.5 652.52
(参考) 自己資本 2021年2月期 23,924百万円 2020年2月期 19,570百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年2月期 13,824 △4,238 △5,550 10,080
2020年2月期 8,404 △2,889 △2,703 6,044
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年2月期 ― 13.0 ― 13.0 26.0 824 39.3 3.6
2021年2月期 ― 16.0 ― 20.0 36.0 870 21.0 5.0
2022年2月期(予想)
― 18.0 ― 18.0 36.0 32.8
3.2022年2月期の連結業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 79,000 97.5 3,400 60.5 3,600 61.2 2,200 58.1 73.21
通 期 154,000 97.8 5,100 61.1 5,500 62.0 3,300 64.2 109.81
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名)― 、 除外 ―社 (社名)―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期 30,168,966株 2020年2月期 30,152,760株
② 期末自己株式数 2021年2月期 116,068株 2020年2月期 160,306株
③ 期中平均株式数 2021年2月期 30,037,484株 2020年2月期 28,707,434株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料6ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………5
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………6
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………16
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………16
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………16
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………20
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………21
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発令されたことに伴
い、政府、自治体による外出自粛・休業要請、海外渡航制限等の措置が講じられた影響により、経済活動が大幅に
落ち込む状況でありました。緊急事態宣言解除後、「GoToキャンペーン」の開始等、経済活動レベルの段階的な引
き上げが行われましたが、感染が再拡大した影響で、再度一部の地域で緊急事態宣言が発令されるなど、依然とし
て先行き不透明な状況が継続している状況であります。
このような状況の中で、当社グループは、首都圏を中心に休業要請のあった一部店舗を除いては営業を継続し、
特に主力であるホームセンターは自治体の要請に従い時短営業を実施するなどの措置を講じながら、店舗での従業
員とお客様の安心・安全を確保したうえで、地域の生活インフラとしてお客様のニーズに応えるべく、生活必需品
の安定的な供給に注力してまいりました。人との接触機会を減らしつつ生活用品を提供できるEC部門につきまし
ても取扱い品目を大幅に増加させるなど、サービスの強化を進めてまいりました。
また、当社グループは、このコロナ禍を契機とした消費者の価値観の変化、「新たな生活様式」へのシフト、デ
ジタル技術の進化に伴うオフィスワークの在り方など、ライフスタイルの変容を大きな社会構造の変革として、新
たなニーズの創出、ビジネスチャンスの契機として認識しております。DX(デジタルトランスフォーメーショ
ン)への取組みなど、中長期的な環境適応、ビジネス環境の構築に注力するとともに、「ウィズコロナ」時代のラ
イフスタイル変化を注視しつつ、中期経営計画「challenge3000」で掲げる売上高3,000億円の実現を引続き推進し
てまいりました。
当連結会計年度における新規店舗展開につきましては、ダイユーエイトは福島県、山形県、岩手県に9店舗(ホ
ームセンター3店舗、自転車専門店3店舗、フィットネスクラブ3店舗)、タイムは香川県、岡山県に3店舗(ホ
ームセンター1店舗、フィットネスクラブ2店舗)、ホームセンターバローは三重県に専門店となるプロサイトを
1店舗、アミーゴは愛媛県、三重県、岡山県、宮城県に5店舗(ペット専門店)、ジョーカーは東京都に1店舗
(ペット専門店)をそれぞれ開設しております。また当連結会計年度においてリプレイスおよびスクラップ&ビル
ドにより6店舗退店しております。これにより当連結会計年度末の店舗数は275店舗となりました。
これらの結果、当連結会計年度末における当社グループ(当社及び連結子会社)の連結営業収益は、1,574億4百
万円(前年同期比14.3%増)、連結営業利益は83億5千万円(同149.5%増)、連結経常利益は88億6千9百万円(同
135.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は51億4千4百万円(同170.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
〔ダイユーエイト〕
ホームセンター事業は、既存店ベースで、客単価が前年同期比で0.6%、来店客数が前年同期比で7.0%増加した
ことにより、既存店売上高は7.6%の増加となりました。
商品別販売動向につきましては、当期はまさにコロナ禍に終始した1年であり、個人消費につきましても除菌関
連用品、マスク、ハンドソープ等のコロナウイルス感染対策として生活衛生用品の需要が高く、年間を通して高い
売上水準で推移いたしました。また、政府、自治体の外出自粛要請の生活環境下でのいわゆる「巣ごもり需要」に
加えて特別定額給付金が支給されたことも影響して、木材塗料、工具金物、作業資材等のDIY関連消費品、用
土、肥料、野菜苗等の園芸・植物、収納、インテリア用品のニーズが高まり来店客数および売上高が前年同期比で
大きく増加いたしました。また、季節商品につきましても夏場は猛暑日が続いたことで農業・家庭除草剤、刈払機
等の除草需要、害虫駆除関連商品、扇風機、エアコン等の売行きが好調であったこと、冬場は年末の大寒波をはじ
め降雪が多かった影響もあって、除雪・融雪用品、石油暖房、防寒作業衣料等それぞれ季節商品の売上指数が高く
推移したことも既存店売上高が前年同期比で増加した要因となっております。
また当期はホームセンターでは、感染防止対策を講じながら、営業施策としてDIY教室、園芸教室を順次再開
し需要の喚起・啓蒙、専門カウンターによる農業機械の修理や合鍵、靴修理等のリペアサービスを拡大し、リアル
店舗のサービス機能の充実、強化に継続して注力しております。
EC部門においては、「新たな生活様式」が推奨されるなか、非対面のオンラインサービスによる販売が大きく
伸長しており、成長事業への設備投資としてEC物流センターを福島市に新たに開設し、商品保管量の拡大、当日
発送商品の充実等、EC利用者の利便性を高める取組みに着手しており今後の需要拡大に向けた体制整備を図って
おります。
販売費および一般管理費につきましては、コロナ禍にあってチラシ等の販促活動を自粛したことにより広告宣伝
費が減少したほか、当期の重点取組み課題であるコストコントロールへの取組みを継続して実施しており人件費、
店舗設備管理費等、順次コスト低減を進めている状況であります。
これらの結果、ダイユーエイトにおけるセグメント営業収益は482億2千3百万円(前年同期比10.9%増)、セグ
メント利益(営業利益)は22億9千5百万円(前年同期比171.9%増)となりました。
2
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
〔タイム〕
ホームセンター事業は、既存店ベースで、客単価が前年同期比で1.6%、来店客数が前年同期比で6.3%それぞれ
増加したことにより、既存店売上高は8.0%の増加となりました。
商品別販売動向につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴いマスク・除菌関連用品等の生活衛生用品の
販売数が増加し、テレワーク等の在宅勤務や外出自粛によって在宅時間が増えたことで住宅補修、収納需要、家庭
菜園需要等が高まった結果、木材・塗料等のDIY商品、家具・インテリア用品、収納用品、キッチン・器具・調
理用品等の家庭用品の売上が好調だったほか、新しい生活様式へのシフトに伴う空気清浄機、加湿器等の家電製品
の売上が堅調に推移いたしました。また、自治体によるスマートフォン決済のポイント還元事業も消費喚起となり
売上の底上げに寄与いたしました。冬場に入りホームセンタータイムが主要な出店地域とする岡山県においても寒
波の影響やコロナ対策の換気に伴い、防寒作業衣料、暖房用品等の季節商品も堅調に売上を伸ばしました。
営業施策としましては、お客様からのご要望が多いDIYや園芸のワークショップを感染防止対策を講じながら
実施いたしました。
販売費および一般管理費につきましては、折込みチラシ回数の削減、ポイントセールの見直し、作業に応じた人
員の配置や残業時間の削減等の働き方改革を推進したほか、間接部門の経費削減を重点課題として継続的に取組ん
でまいりました。
これらの結果、タイムにおけるセグメント営業収益は162億5千1百万円(前年同期比10.1%増)、セグメント利
益(営業利益)は4億9千万円(前年同期はセグメント損失2千5百万円)となりました。
〔ホームセンターバロー〕
ホームセンターバローは、既存店ベースの客単価が前年同期比で2.3%、来店客数が前年同期比で5.0%それぞれ
増加したことにより、既存店売上高は7.3%の増加となりました。
商品別販売動向につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」の影響から、DIY関
連、ガーデニング関連および生活衛生用品が高い売上水準で推移いたしました。また、新たな生活様式におけるア
ウトドア需要の高まりから、従来より強化してまいりましたキャンプ用品が好調であったほか、夏季、冬季の季節
商品につきましても、夏場猛暑日による家電や空調作業服の拡販、寒波による低温ならびに降雪による除雪用品、
防寒作業用品の売上高が前年同期比で伸長いたしました。
11月には、専門店として3号店となる「プロサイト鈴鹿磯山店」を開店しており、工具・金物・作業衣料に特化
した新たな品揃えで取り組んでおります。既存店の改装については、アウトドア専門メーカーを取入れる部分改装
を3店舗実施しております。
ペット専門店ペットフォレストにおいては、緊急事態宣言当初の生体販売自粛、営業時間短縮によるマイナス影
響が懸念されましたが、外出自粛、巣ごもり生活において、犬猫をはじめ小動物、鑑賞魚への癒しの需要から生体
販売の売行きがよく、関連するペットフード、ウェア等の用品も好調に推移いたしました。8月より新たな取組み
として「トリミングスクール」を実施いたしました。技術取得のためや、自身のペットの手入れのためにと、当初
計画以上の生徒の皆様にご利用いただきました。
利益改善策としましては、PB商品のアイテム拡大を図り、拡販に取組みました。アレンザホールディングスで
共同展開することで商品開発のスピード化、マスメリットを活かす仕入れ条件の改善に取組みました。
営業強化策としまして、コロナウイルス対策を継続しながら、DIY啓蒙、アウトドアの商品比較提案など、見
本、展示売場強化、Web販促の連動を行ないました。ネット販売専門の「eショップ店」は、掲載アイテム数の
拡大、翌日配送可能商品の拡充により順調に売上を伸ばしております。また1月より「ピックアップロッカー」を
ホームセンター大型店2店舗で展開しており、ネットもしくは店頭で受付けた商品を、店舗従業員を介さず受取る
事が可能で、お客様に利便性を提供するとともに、新たな買い物方法の提案を行なっております。
販売費および一般管理費につきましては、コロナ禍によりチラシ回数の大幅な削減により広告宣伝費が減少した
ほか、改装計画の延期の影響もあり当初計画比で減少しております。
これらの結果、ホームセンターバローにおけるセグメント営業収益は621億6千8百万円(前年同期比18.8%増)、
セグメント利益(営業利益)は36億3千8百万円(前年同期比102.5%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大による休業期間中に発生したペットフォレストの固定費を営業自粛による損
失として特別損失に計上しております。
前連結会計年度末に含まれるホームセンターバローの業績は、決算期変更により2019年4月1日から2020年2月
29日までの11ヶ月間となっております。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
〔アミーゴ〕
ペットショップアミーゴは、既存店ベースで客単価が前年同期比で9.0%、来店客数が前年同期比で7.9%それぞ
れ増加したことにより、既存店売上高は17.6%の増加となりました。
当連結会計年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大がペット業界における購買動向に大きな影響を及
ぼしております。とくに長期間の外出自粛要請のなかで、ペットに癒しを求めるお客様が多く見られ、犬、猫のほ
か小動物、観賞魚など室内で飼育出来るペット、これらに関連する飼育用品の売上高が前年同期比で大きく伸長い
たしました。また、一方で、度重なる緊急事態宣言の発令による外出自粛生活の中でペットホテルの利用件数が減
少しており前年同期比で大きく落ち込んでいる状況であります。当期は既存店の活性化を目的として、既存店10店
舗について店舗什器レイアウトの変更、店舗設備の入替等の改装リニューアルを実施しており、リニューアル後に
おける来店客数は前年同期比で7.5%、売上高は前年同期比で17.2%それぞれ増加しております。また当期12月に
「ペットショップシュシュ(岡山県岡山市)」を事業譲受により取得しリニューアルオープンしております。
販売費及び一般管理費につきましては、コロナ禍でのチラシ、テレビCMの自粛ならびに各種ペットイベントの
中止などにより広告宣伝費が前年同期比で減少したほか、人件費の削減等コストコントロールへ取組み順次コスト
削減を図っております。
これらの結果、アミーゴにおけるセグメント営業収益は224億8千8百万円(前年同期比21.9%増)、セグメント
利益(営業利益)は16億9千6百万円(前年同期比149.2%増)となりました。
〔その他〕
セグメント営業収益は148億2千2百万円(前年同期比15.8%増)、セグメント利益(営業利益)は24億2千1百万円
(前年同期比262.0%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大による休業期間中に発生したジョーカーの営むペットショップの固定費を営
業自粛による損失として特別損失に計上しております。
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末より34億2千3百万円増加し、414億6千4百万円とな
りました。主な内訳は、現金及び預金102億3千3百万円、たな卸資産225億2千2百万円等であります。
(固定資産)
当連結会計会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末より1億7千7百万円増加し、390億2千5百万円と
なりました。主な内訳は、建物および構築物165億1千9百万円、土地41億3千3百万円、リース資産16億6千1百万
円、借地権27億9千万円、敷金及び保証金57億5百万円等であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末より5億円減少し、359億9千9百万円となりました。
主な内訳は、支払手形及び買掛金128億1千3百万円、電子記録債務62億1百万円、1年内返済予定の長期借入金41
億6千1百万円、未払金46億8千1百万円等であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末より3億1千6百万円減少し、194億2千4百万円となり
ました。主な内訳は、長期借入金136億7千8百万円等であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より44億1千8百万円増加し、250億6千6百万円となり
ました。主な内訳は、資本金20億4百万円、資本剰余金123億7千8百万円、利益剰余金95億1千3百万円等でありま
す。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は100億8千万円となり、
前連結会計年度末と比較して40億3千6百万円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは138億2千4百万円の収入となりました。主な収入要因は、税金等調整前
当期純利益及び減価償却費合計で103億6千6百万円であります。主な支出要因は、利息の支払額1億2千8百万円、
法人税等の支払による13億4千3百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは42億3千8百万円の支出となりました。主な収入要因は、有形固定資産の
売却による収入7億1千5百万円、敷金及び保証金の回収による収入2億6千9百万円、定期預金の払戻による収入2
億1千3百万円等であります。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出36億3千万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは55億5千万円の支出となりました。主な収入要因は、長期借入れによる
収入44億6千8百万円であります。主な支出要因は、長期借入金の返済による支出46億1千9百万円、リース債務の
返済による支出7億2千4百万円、配当金の支払額8億6千7百万円等であります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
自己資本比率 22.9 25.5 29.7
時価ベースの自己資本比率 26.9 29.4 46.9
キャッシュ・フロー対有利子
15.8 2.8 1.4
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
8.8 53.1 107.9
レシオ
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
3.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象として
おります。
4.利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を利用しております。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの影響により依然として経済活動の先行きは不透明な状況
が続くものと想定されますが、各種感染拡大抑制措置やワクチン接種の普及により年度後半には経済活動の制限
も徐々に緩和され緩やかな回復基調に向かうものと思われます。また、このコロナ禍で一気に潮流となったテレ
ワークやICTの活用はオフィスワークの在り方や個人のライフスタイル、消費にも今後ますます浸透し、各企
業のデジタルシフトに伴いDX(デジタル・トランスフォーメーション)投資が加速するものと考えられます。
このような経営環境下で、当社グループは3ヵ年の中期経営計画“challenge3000”「飛躍への挑戦 ~経営統
合の成果実現~ 」を経営スローガンに掲げグループの総合力を充実させ2030年売上高3000億円を実現すべく邁
進して参ります。
次期については「①商品力の向上、②新規出店、③新たなマーケット開拓、④デジタル戦略の推進」等をグル
ープの共通課題として掲げ、PB商品(Alleanzaブランド商品)比率向上による収益率の改善、オリジナル商品
開発による差別化を推進し目的来店性強化へ取組んで参ります。成長戦略としての中期出店戦略としましては、
ホームセンターについては大型店を基軸に地域一番店の取組みを進めるとともに、今後の人口動態を見極めなが
らスクラップ&ビルドを推進して参ります。またプロショップ、ペットショップ等の専門店では全国展開と合わ
せ大都市周辺でのドミナントの深耕を図って参ります。また、これら新規出店と合わせて、既存店の活性化を目
的として既存店の改装も継続的に進めて参ります。
デジタル戦略推進の取組みとしてリアル店舗とECの融合、デジタルマーケティングとしてデジタル技術を活
用した販売促進策を積極的に推進して参ります。またデジタル化による業務効率の向上を目指すとともに、AI
技術を活用した発注精度の向上により生産性、収益率の向上を図って参ります。
これらの施策を踏まえ次期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの影響は継続するものの、当
期のようなコロナ禍における巣ごもり需要等のコロナ特需の影響は薄れると見込まれることから、連結営業収益
については下記の通り前年同期比で2.2ポイントの減収を見込んでおります。連結営業利益、連結経常利益、親
会社株主に帰属する当期純利益の減少につきましては、連結営業収益の減少に伴いそれぞれ減益を見込んでおり
ます。
以上によりまして、次期(2022年2月期)の連結業績見通しといたしましては次のとおり見込んでおります。
連結営業収益 154,000百万円(前年同期比97.8%)
連結営業利益 5,100百万円(前年同期比61.1%)
連結経常利益 5,500百万円(前年同期比62.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,300百万円(前年同期比64.2%)
上記の業績見通し等は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく
方針であります。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,197,559 10,233,968
売掛金 1,336,099 1,599,307
たな卸資産 23,262,170 22,522,491
未収入金 6,159,036 5,515,734
その他 1,088,830 1,593,840
貸倒引当金 △3,029 △1,313
流動資産合計 38,040,666 41,464,029
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 36,478,298 38,002,959
減価償却累計額 △20,669,810 △21,483,678
建物及び構築物(純額) 15,808,488 16,519,280
土地 4,144,910 4,133,453
リース資産 2,806,176 3,134,102
減価償却累計額 △1,216,387 △1,472,737
リース資産(純額) 1,589,788 1,661,364
建設仮勘定 1,548,711 368,625
その他 7,330,560 7,482,583
減価償却累計額 △5,763,895 △5,999,659
その他(純額) 1,566,664 1,482,923
有形固定資産合計 24,658,563 24,165,647
無形固定資産
借地権 2,657,623 2,790,886
のれん 1,799,084 1,704,395
リース資産 144,017 154,497
その他 2,254,065 2,338,249
無形固定資産合計 6,854,790 6,988,029
投資その他の資産
投資有価証券 447,876 437,970
敷金及び保証金 5,112,716 5,705,551
繰延税金資産 1,074,978 1,274,456
その他 749,666 499,670
貸倒引当金 △50,763 △45,640
投資その他の資産合計 7,334,473 7,872,007
固定資産合計 38,847,827 39,025,684
資産合計 76,888,494 80,489,713
7
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,996,585 12,813,112
電子記録債務 5,766,791 6,201,165
短期借入金 3,798,277 ―
1年内返済予定の長期借入金 4,009,501 4,161,260
リース債務 625,752 693,336
未払金 5,196,465 4,681,617
未払法人税等 522,762 2,597,606
未払消費税等 836,050 1,706,305
役員賞与引当金 5,500 49,790
ポイント引当金 431,979 427,296
転貸損失引当金 900 11,002
設備関係電子記録債務 1,459,227 366,945
閉店損失引当金 ― 141,634
災害損失引当金 ― 85,017
その他 1,850,076 2,063,260
流動負債合計 36,499,867 35,999,352
固定負債
長期借入金 13,981,658 13,678,553
リース債務 1,442,117 1,493,742
役員退職慰労引当金 106,372 116,527
退職給付に係る負債 1,018,151 1,122,661
資産除去債務 1,145,685 1,250,145
その他 2,046,747 1,762,727
固定負債合計 19,740,733 19,424,357
負債合計 56,240,600 55,423,709
純資産の部
株主資本
資本金 2,000,330 2,004,600
資本剰余金 12,328,797 12,378,101
利益剰余金 5,239,577 9,513,028
自己株式 △430 △1,361
株主資本合計 19,568,273 23,894,368
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △149 59,186
退職給付に係る調整累計額 2,569 △29,298
その他の包括利益累計額合計 2,419 29,888
新株予約権 40,955 32,431
非支配株主持分 1,036,244 1,109,316
純資産合計 20,647,893 25,066,004
負債純資産合計 76,888,494 80,489,713
8
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
売上高 134,260,458 153,458,292
売上原価 92,472,480 103,738,496
売上総利益 41,787,977 49,719,796
営業収入 3,435,481 3,946,345
営業総利益 45,223,458 53,666,141
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 2,778,292 2,595,404
給料 13,751,946 15,151,809
賞与 1,717,359 2,311,480
退職給付費用 248,316 264,915
福利厚生費 2,491,519 2,753,347
不動産賃借料 8,564,992 8,967,647
リース料 244,433 268,365
水道光熱費 1,697,503 1,586,182
減価償却費 2,093,883 2,330,289
のれん償却額 94,688 94,688
その他 8,192,988 8,991,392
販売費及び一般管理費合計 41,875,924 45,315,522
営業利益 3,347,533 8,350,619
営業外収益
受取利息 31,563 35,121
受取配当金 7,155 7,082
受取手数料 435,390 478,705
その他 224,162 201,861
営業外収益合計 698,271 722,771
営業外費用
支払利息 166,189 133,016
借入手数料 71,234 54,862
その他 34,699 16,274
営業外費用合計 272,122 204,153
経常利益 3,773,682 8,869,237
特別利益
固定資産売却益 348 5,099
国庫補助金 183,157 5,313
保険金収入 303,171 4,926
助成金収入 ― 72,708
工事負担金等受入額 ― 37,000
その他 12,216 12,118
特別利益合計 498,893 137,166
9
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
特別損失
固定資産売却損 749 ―
固定資産除却損 22,885 125,506
固定資産圧縮損 183,157 5,312
投資有価証券評価損 10,199 ―
減損損失 464,432 569,209
閉店損失引当金繰入額 ― 141,634
災害による損失 365,991 ―
災害損失引当金繰入額 ― 85,017
営業自粛による損失 ― 99,863
その他 11,926 29,441
特別損失合計 1,059,341 1,055,985
税金等調整前当期純利益 3,213,234 7,950,419
法人税、住民税及び事業税 1,180,556 3,191,112
法人税等調整額 91,685 △465,135
法人税等合計 1,272,242 2,725,977
当期純利益 1,940,991 5,224,441
非支配株主に帰属する当期純利益 40,995 80,216
親会社株主に帰属する当期純利益 1,899,996 5,144,225
10
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
当期純利益 1,940,991 5,224,441
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,165 58,929
退職給付に係る調整額 2,569 △31,868
その他の包括利益合計 1,403 27,061
包括利益 1,942,395 5,251,502
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,902,415 5,171,693
非支配株主に係る包括利益 39,979 79,809
11
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,000,000 4,558,785 5,454,379 △87,192 11,925,973
当期変動額
被取得企業の期首残
△2,000,000 △4,558,785 △5,454,379 87,192 △11,925,973
高
取得企業の期首残高 100,000 161,549 4,164,100 4,425,650
株式交換による増減 1,900,000 12,125,446 14,025,446
譲渡制限付株式報酬 41,471 9 41,481
ストックオプション
330 330 660
の行使
剰余金の配当 △824,520 △824,520
親会社株主に帰属す
1,899,996 1,899,996
る当期純利益
自己株式の取得 △440 △440
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ―
額)
当期変動額合計 330 7,770,011 △214,802 86,761 7,642,300
当期末残高 2,000,330 12,328,797 5,239,577 △430 19,568,273
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 82,150 △33,188 48,962 41,614 1,026,597 13,043,147
当期変動額
被取得企業の期首残
△82,150 33,188 △48,962 △41,614 △1,026,597 △13,043,147
高
取得企業の期首残高 4,425,650
株式交換による増減 △3,339 △3,339 41,614 1,003,614 15,067,336
譲渡制限付株式報酬 41,481
ストックオプション
△659 1
の行使
剰余金の配当 △824,520
親会社株主に帰属す
1,899,996
る当期純利益
自己株式の取得 △440
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 3,189 2,569 5,759 32,629 38,388
額)
当期変動額合計 △82,300 35,757 △46,542 △659 9,646 7,604,745
当期末残高 △149 2,569 2,419 40,955 1,036,244 20,647,893
12
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,000,330 12,328,797 5,239,577 △430 19,568,273
当期変動額
被取得企業の期首残
―
高
取得企業の期首残高 ―
株式交換による増減 ―
譲渡制限付株式報酬 45,034 166 45,200
ストックオプション
4,270 4,270 8,540
の行使
剰余金の配当 △870,773 △870,773
親会社株主に帰属す
5,144,225 5,144,225
る当期純利益
自己株式の取得 △1,096 △1,096
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ―
額)
当期変動額合計 4,270 49,304 4,273,451 △930 4,326,094
当期末残高 2,004,600 12,378,101 9,513,028 △1,361 23,894,368
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △149 2,569 2,419 40,955 1,036,244 20,647,893
当期変動額
被取得企業の期首残
―
高
取得企業の期首残高 ―
株式交換による増減 ―
譲渡制限付株式報酬 45,200
ストックオプション
△8,524 16
の行使
剰余金の配当 △870,773
親会社株主に帰属す
5,144,225
る当期純利益
自己株式の取得 △1,096
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 59,336 △31,868 27,468 73,071 100,539
額)
当期変動額合計 59,336 △31,868 27,468 △8,524 73,071 4,418,110
当期末残高 59,186 △29,298 29,888 32,431 1,109,316 25,066,004
13
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 3,213,234 7,950,419
減価償却費 2,126,149 2,416,227
減損損失 464,432 569,209
のれん償却額 94,688 94,688
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3,608 △6,838
役員賞与引当金の増減額(△は減少) ― 44,290
災害損失引当金の増減額(△は減少) ― 85,017
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 513,499 56,068
株式報酬費用 103,415 114,880
受取利息及び受取配当金 △38,719 △42,204
支払利息 166,189 133,016
借入手数料 71,234 54,862
投資有価証券評価損益(△は益) 10,199 ―
受取保険金 △303,171 △4,926
工事負担金等受入額 ― △37,000
国庫補助金収入 △183,157 △5,313
助成金収入 ― △72,708
固定資産除売却損益(△は益) 401 △5,099
固定資産除却損 22,885 125,506
固定資産圧縮損 183,157 5,312
災害損失 365,991 ―
営業自粛による損失 ― 99,863
売上債権の増減額(△は増加) △514,887 △263,208
たな卸資産の増減額(△は増加) △166,990 739,679
仕入債務の増減額(△は減少) 3,206,214 1,250,900
未払消費税等の増減額(△は減少) 233,553 870,255
未収消費税等の増減額(△は増加) △340,931 338,999
その他 919,443 620,983
小計 10,143,225 15,132,882
利息及び配当金の受取額 21,438 26,746
利息の支払額 △158,279 △128,099
借入手数料の支払額 △42,634 △50,511
災害損失の支払額 △120,368 △96,886
営業自粛による支出 ― △99,863
保険金の受取額 2,800 305,297
国庫補助金による収入 183,157 5,313
助成金の受取額 ― 72,708
法人税等の支払額 △1,625,266 △1,343,052
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,404,072 13,824,534
14
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △101,202 △101,201
投資有価証券の償還による収入 401 200,301
有形固定資産の取得による支出 △2,662,706 △3,630,693
有形固定資産の除却による支出 △9,373 △13,024
有形固定資産の売却による収入 763 715,917
無形固定資産の取得による支出 △98,089 △439,293
貸付けによる支出 △477 △711,512
貸付金の回収による収入 2,833 182,390
敷金及び保証金の差入による支出 △271,630 △713,074
敷金及び保証金の回収による収入 281,055 269,168
定期預金の預入による支出 △169,645 △213,247
定期預金の払戻による収入 199,780 213,244
その他 △61,509 2,998
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,889,800 △4,238,025
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1,890,905 △3,798,277
長期借入れによる収入 5,487,503 4,468,570
長期借入金の返済による支出 △4,776,744 △4,619,915
リース債務の返済による支出 △621,303 △724,903
社債の償還による支出 △70,400 ―
配当金の支払額 △823,847 △867,758
自己株式の取得による支出 △440 △1,096
新株予約権の行使による株式の発行による収入 1 16
非支配株主への配当金の支払額 △7,350 △6,737
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,703,486 △5,550,102
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,810,785 4,036,405
現金及び現金同等物の期首残高 3,003,705 6,044,205
被取得企業の現金及び現金同等物の期首残高 △3,003,705 ―
取得企業の現金及び現金同等物の期首残高 229,714 ―
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
3,003,705 ―
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 6,044,205 10,080,611
15
アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、純粋持株会社である当社を中心に、ホームセンター事業やペット事業等を行っております。
当社は連結子会社単位を事業セグメントとして認識し、「ダイユーエイト」、「タイム」、「ホームセンターバロ
ー」及び「アミーゴ」を報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格
に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
ダイユー ホームセンタ 合計
タイム アミーゴ 計 (注)
エイト ーバロー
営業収益
外部顧客への
42,974,720 14,581,539 52,340,910 18,451,545 128,348,715 9,347,223 137,695,939
売上高
セグメント間
の内部売上高 527,502 182,432 ― ― 709,935 3,448,829 4,158,764
又は振替高
計 43,502,222 14,763,972 52,340,910 18,451,545 129,058,650 12,796,053 141,854,703
セグメント利益
844,316 △25,807 1,797,261 680,486 3,296,256 669,087 3,965,343
又は損失(△)
セグメント資産 34,158,981 10,440,122 15,769,142 8,689,345 69,058,092 30,837,311 99,895,403
その他の項目
減価償却費 1,026,789 265,541 319,867 279,557 1,891,756 212,497 2,104,253
有形固定資産
及び無形固定 3,202,259 481,188 351,482 992,346 5,027,277 538,471 5,565,749
資産の増加額
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アレンザホールディングスにおける
取引等のほか、アレンザホールディングス、ダイユーエイト、タイム及びアミーゴそれぞれの関係会社が含ま
れています。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
ダイユー ホームセンタ 合計
タイム アミーゴ 計 (注)
エイト ーバロー
営業収益
外部顧客への
47,686,973 16,062,084 62,168,871 22,488,334 148,406,263 8,998,375 157,404,638
売上高
セグメント間
の内部売上高 536,687 189,697 ― ― 726,385 5,824,204 6,550,589
又は振替高
計 48,223,661 16,251,781 62,168,871 22,488,334 149,132,648 14,822,579 163,955,228
セグメント利益
2,295,540 490,195 3,638,559 1,696,104 8,120,399 2,421,969 10,542,369
又は損失(△)
セグメント資産 34,359,147 11,457,847 15,585,924 10,225,438 71,628,358 35,349,460 106,977,818
その他の項目
減価償却費 1,100,391 254,871 306,199 364,245 2,025,708 244,806 2,270,514
有形固定資産
及び無形固定 1,827,691 916,246 455,331 843,714 4,042,983 240,931 4,283,914
資産の増加額
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アレンザホールディングスにおける
取引等のほか、アレンザホールディングス、ダイユーエイト、タイム及びアミーゴそれぞれの関係会社が含ま
れています。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 129,058,650 149,132,648
「その他」の区分の売上高 12,796,053 14,822,579
セグメント間取引消去 △4,158,764 △6,550,589
連結財務諸表の営業収益 137,695,939 157,404,638
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 3,296,256 8,120,399
「その他」の区分の利益 669,087 2,421,969
セグメント間取引消去 △533,490 △2,037,286
のれんの償却額 △94,688 △94,688
固定資産の調整額 125,503 55,357
その他 △115,133 △115,133
連結財務諸表の営業利益 3,347,533 8,350,619
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 69,058,092 71,628,358
「その他」の区分の資産 30,837,311 35,349,460
セグメント間取引消去 △9,423,428 △12,495,918
調整 △13,583,481 △13,992,185
連結財務諸表の資産合計 76,888,494 80,489,713
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(単位:千円)
報告セグメント計 その他 調整 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 1,891,756 2,025,708 212,497 244,806 △10,369 59,775 2,093,883 2,330,289
有形固定資産及び
5,027,277 4,042,983 538,471 240,931 ― ― 5,565,749 4,283,914
無形固定資産の増加額
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略
しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略
しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
ダイユー ホームセン 調整 合計
タイム アミーゴ 計 (注)
エイト ターバロー
減損損失 131,038 160,853 93,930 48,279 434,102 30,329 ― 464,432
(注) 「その他」の金額は、株式会社日敷、有限会社アグリ元気岡山、株式会社ジョーカーに係るものでありま
す。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:千円)
報告セグメント
その他
ダイユー ホームセン 調整 合計
タイム アミーゴ 計 (注)
エイト ターバロー
減損損失 153,045 98,584 126,860 144,247 522,737 46,471 ― 569,209
(注) 「その他」の金額は、株式会社日敷、有限会社アグリ元気岡山、株式会社ジョーカーに係るものでありま
す。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
当連結会計年度におけるのれん償却額94,688千円、未償却残高1,799,084千円は、報告セグメントに配分しており
ません。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
当連結会計年度におけるのれん償却額94,688千円、未償却残高1,704,395千円は、報告セグメントに配分しており
ません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
該当事項はありません。
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり純資産額 652円52銭 796円07銭
1株当たり当期純利益金額 66円18銭 171円26銭
潜在株式調整後
66円02銭 170円90銭
1株当たり当期純利益金額
(注) 1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1
株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
純資産の部の合計額(千円) 20,647,893 25,066,004
普通株式に係る純資産額(千円) 19,570,693 23,924,256
純資産の合計額から控除する金額(千円) 1,077,200 1,141,747
うち新株予約権(千円) 40,955 32,431
うち非支配株主持分(千円) 1,036,244 1,109,316
普通株式の発行済株式数(株) 30,152,760 30,168,966
普通株式の自己株式数(株) 160,306 116,068
1株当たり純資産の算定に用いられた普通株式の数(株) 29,992,454 30,052,898
2.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとお
りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,899,996 5,144,225
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,899,996 5,144,225
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式の期中平均株式数(株) 28,707,434 30,037,484
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 70,407 61,822
(うち新株予約権(株)) 70,407 61,822
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当
― ―
期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要
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アレンザホールディングス株式会社(3546) 令和3年2月期 決算短信
(重要な後発事象)
(多額の借入契約)
当社は、2021年3月18日開催の取締役会の決議に基づき、グループの資金調達の機動性及び効率性、並びに中
期的な財務の安定性を確保することを目的として、2021年3月26日にコミットメントライン契約を締結いたしま
した。
⑴契約金額 6,000,000千円
⑵契約期間 2021年3月31日より2024年3月29日まで
⑶契約形態 シンジケーション方式コミットメントライン
⑷借入利率 変動金利
⑸担保の状況 無担保
⑹財務制限条項 ① 2021年2月期決算以降、各年度の決算期の末日および第2四半期の末日における連結の
貸借対照表上の純資産の部の金額を2020年8月第2四半期の末日における連結の貸借対
照表上の純資産の部の金額の75%以上に維持すること。
② 2021年2月期決算以降、各年度の決算期における連結の損益計算書に示される経常損益
が損失にならないようにすること。
⑺金融機関 株式会社みずほ銀行
株式会社中国銀行
株式会社東邦銀行
株式会社三菱UFJ銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社伊予銀行
株式会社七十七銀行
株式会社常陽銀行
株式会社広島銀行
株式会社商工組合中央金庫
株式会社秋田銀行
株式会社山陰合同銀行
株式会社北日本銀行
株式会社福島銀行
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