3536 J-アクサスHD 2020-01-23 17:45:00
当社連結子会社の訴訟判決の確定に関するお知らせ [pdf]

                                                    令和2年1月 23 日
各 位
                                会 社 名   アクサスホールディングス株式会社
                                代表者名    代 表 取 締 役 社 長 久岡 卓司
                                        (JASDAQ・コード3536)
                                問合せ先    取締役経営管理部長 新藤 達也
                                        (TEL.078-251-8844)


             当社連結子会社の訴訟判決の確定に関するお知らせ

 当社の連結子会社であるアクサス株式会社(以下「アクサス」という)及びACリアルエステイト株式会社
(以下「ACリアルエステイト」という)は、平成 27 年2月 26 日付におきまして、旧株式会社雑貨屋ブルド
ッグ(現ACリアルエステイト、以下「旧雑貨屋ブルドッグ」という)の前取締役に対して損害賠償請求訴訟
を提起しております。
 平成 30 年8月 16 日付「訴訟の判決に関するお知らせ」及び令和元年6月 26 日付「訴訟(控訴審)の判決に
関するお知らせ」にてお知らせいたしました、第1審判決(以下「原判決」という)並びに第2審判決につき
まして、令和元年8月 19 日付「当社連結子会社の訴訟判決に対する上告提起及び上告受理申立てに関するお知
らせ」にてお知らせいたしましたとおり、上告人兼上告受理申立人小楠昭彦より、最高裁判所に対し上告提起
及び上告受理申立てが行われております。
 本上告につきまして、最高裁判所にて棄却及び不受理が決定されたことにより、本訴訟の判決が確定しまし
たので、下記のとおりお知らせいたします。


                            記


1.決定のあった裁判所及び年月
  最高裁判所
  令和2年1月 21 日(決定書受領日:令和2年1月 23 日)


2.決定に至るまでの経緯
  旧雑貨屋ブルドッグにおいて、平成 22 年8月期第2四半期から平成 25 年8月期第2四半期までの、各第
 2四半期決算及び各通期決算に、棚卸資産の過大計上並びに過小計上等の不適正な会計処理が行われていた
 ことが判明しております。
  これにより、ACリアルエステイトは、かかる不適正な会計処理の実態解明のための調査並びに有価証券
 報告書及び四半期報告書に係る訂正報告書の提出等を行うことを余儀なくされ、これらに要した費用の損害
 を被ったことから、平成 27 年2月 26 日付にて、旧雑貨屋ブルドッグ前代表取締役社長小楠昭彦及び他1名
 を被告とし、訴訟を提起いたしました。
  その後、アクサスが提起した関連訴訟を併合のうえ審理を経て、平成 30 年8月 16 日付にて、静岡地方裁
 判所浜松支部にて原判決が言い渡されました。
  また、平成 30 年8月 30 日付にて控訴人小楠昭彦より、原判決を不服として、東京高等裁判所に対し、控
 訴が提起されておりますが、令和元年6月 26 日付の第2審判決によって、本件控訴が棄却されております。
  更に、令和元年7月 10 日付にて、上告人兼上告受理申立人小楠昭彦より、最高裁判所に対し、上告提起
 及び上告受理申立てが行われております。



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3.決定の内容
(1)本件上告を棄却する。
(2)本件を上告審として受理しない。
(3)上告費用及び申立費用は上告人兼申立人の負担とする。


4.確定した判決の概要
 被告小楠昭彦は、原告ACリアルエステイトに対し、331,528,265 円及びこれに対する平成 27 年3月 14
日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。


5.今後の見通し
 本件判決の確定が当社グループの業績に与える影響等につきましては、精査中でありますが、本件に関し
て今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
 当社グループは、今後も継続的にコンプライアンスの向上に取り組んでまいります。


                                                      以 上




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