3536 J-アクサスHD 2020-07-14 13:30:00
令和2年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和2年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和2年7月14日
上場会社名 アクサスホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 3536 URL http://www.axas-hd.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 久岡 卓司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部長 (氏名) 新藤 達也 TEL 078-251-8844
四半期報告書提出予定日 令和2年7月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 令和2年8月期第3四半期の連結業績(令和元年9月1日∼令和2年5月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年8月期第3四半期 9,145 △9.4 238 93.2 167 157.7 324 535.2
元年8月期第3四半期 10,092 △7.8 123 △12.2 65 △21.5 51 △75.7
(注)包括利益 2年8月期第3四半期 321百万円 (―%) 元年8月期第3四半期 27百万円 (△87.2%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2年8月期第3四半期 10.71 ―
元年8月期第3四半期 1.69 ―
※ 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2年8月期第3四半期 15,257 1,704 11.2 56.22
元年8月期 12,155 1,413 11.6 46.62
(参考)自己資本 2年8月期第3四半期 1,704百万円 元年8月期 1,413百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
元年8月期 ― 0.00 ― 1.00 1.00
2年8月期 ― 0.00 ―
2年8月期(予想) 1.00 1.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 令和 2年 8月期の連結業績予想(令和元年 9月 1日∼令和 2年 8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 13,404 0.5 306 68.3 207 113.9 358 ― 11.82
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(注)詳細は、添付資料9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間におけ
る重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料9ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に
特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年8月期3Q 32,258,453 株 元年8月期 32,258,453 株
② 期末自己株式数 2年8月期3Q 1,933,201 株 元年8月期 1,933,201 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年8月期3Q 30,325,252 株 元年8月期3Q 30,325,252 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載している業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定条件に基づいており、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項につきましては、添付資料4ペー
ジをご覧ください。
アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(令和元年9月1日から令和2年5月31日まで)のわが国の経済は、新型コロナウイル
スの世界的な感染拡大を受け、海外渡航の禁止や対象地域内の人の移動制限や企業活動を禁止する都市封鎖(ロック
ダウン)等により、世界経済が急速に収縮・悪化していくなか、国内においても、令和2年4月、政府による緊急事
態宣言が発令され、景気への下押し圧力が加わるとともに、インバウンド需要も落ち込みました。同年5月には緊急
事態宣言が全国で解除されたものの、新型コロナウイルスによる自粛ムード、感染拡大の第2波への懸念等が根強
く、先行きの不透明感や将来への不安による生活防衛意識が一層の高まりを見せております。一方で、長引く外出自
粛や在宅勤務の浸透でネット通販、外食の宅配、持ち帰りといった巣ごもり消費が見られ、消費者の購買頻度や購買
チャネル等、日常の消費活動に変化が生じております。そのような経済環境のなか、当社グループは、お客様の日常
から最も近いところから「本当にいいものや必要とされるものを見極める感性を磨き続け、良質な提案をスピーディ
ーにお届けすること」を最重要使命とし、グループ全体でお客様、そして、地域社会の生活文化の質的な向上を
「美・健康・ゆとりの側面」から応援し、顧客満足、社員満足を高めていくことで会社満足も高め、これら3つの満
足によってグループ価値の更なる向上に努め、株主様、取引先様をはじめとするすべての関係者の皆様への利益還元
と社会貢献の実現を目指しております。
具体的な事業戦略の取り組みとして、当社グループは中長期的な構造改革を推進しており、当社グループの保有す
る販売・購買市場及び商品情報によるマーケットインが最大限に活用可能なモノ造り事業である、蒸溜所事業(ウイ
スキー及びスピリッツ類の製造・熟成、見学・試飲及び販売事業)に取り組むとともに、小売事業において需給バラ
ンスの変化に伴い飽和市場となっている地域の施設については、同地の不動産市況も鑑み、現状の収益と不動産事業
へ転換した場合の収益の将来キャッシュ・フローを比較検討し、不動産事業への転換がより合理的である施設につい
ては、小売事業における地域社会への一定の貢献は果たしたものと判断し、同施設の不動産事業への転換を図ってお
ります。同施策によって、蒸溜所事業においては、新たな収益構造の構築による収益の獲得及びバリューチェーンの
拡大による付加価値の向上によって企業価値の最大化を図り、不動産事業においては、収益の増加と安定的な収益の
獲得による、企業価値の最大化を図るとともに、新たな地域ニーズへの柔軟な対応によって、地域社会の活性化への
貢献も目指してまいります。一方で、小売事業においても、ニーズが高い市場には、今後も継続して積極的な出店に
取り組むとともに、カルチャーやニーズの変化にあわせた店舗改装や保有ブランドをハイブリッドにした売場展開と
いった取り組みによって、新たな収益の獲得を目指してまいります。
上記の一部事業の変更による構造改革を実施する一環として、当第3四半期連結累計期間では、令和元年10月にチ
ャーリー阿南店(徳島県阿南市)、同年12月にデコール沖浜店(徳島県徳島市)を閉店いたしております。また、デ
コール沖浜店につきましては、用地の不動産事業への転換のほか、隣接する本社ビル近隣の開発として、令和2年3
月に新設した複合施設YAMASHIRO TERRACE(徳島県徳島市)に、一部商品カテゴリーを移設のう
え、デコールGREEN・earth café及びGoGoBIKEとしてリニューアルオープンをしております。「自然
を愛する癒しの空間」をコンセプトとした複合施設YAMASHIRO TERRACEには、同施設の店舗とし
て、「植物と暮らす」をテーマに、花と野菜苗、植物、ガーデニング用品やグリーン雑貨を取り揃えたグリーン専門
店のデコールGREEN、同店内において癒しの空間でコーヒー片手にグリーンを眺める日常を提案する earth
café、普段使いの自転車からクロスバイク、ロードバイク、E-BIKE等のスポーツバイクまで幅広く取り揃え
たサイクルショップのGoGoBIKE、山が好きな方、アウトドアを楽しむ方、お客様それぞれに合わせた登山や
アウトドアライフを応援、サポートする好日山荘徳島山城店がそれぞれ移転リニューアルオープンしております。ま
た、同施設内の既設店舗であるアワーリカー沖浜店(徳島県徳島市)は、内外装をリニューアルし、商品構成に関し
ても従来からのこだわりの酒類、飲料、調味料、食品、菓子等に加え、ワインについては低価格のバンドルワインか
ら高級シャンパンまで、ウイスキーに関しては海外の輸入ウイスキーから希少価値の高い国産ウイスキーまでを豊富
に取り揃え、同施設を利用されるより幅広いお客様へのアプローチができるよう品揃えの強化を実施しております。
また、令和2年3月、キッチン、インテリア、家具、アパレルをメインに、「新しい暮らしの提案と自分だけのお
気に入りを発見することが出来る店舗」をコンセプトにしたプラザアレックス大津京(滋賀県大津市)をオープン
し、同年同月、香水やインポートブランド化粧品、国内化粧品をメインに、アクセサリーやネイルグッズ、フットケ
アにいたるまで、それぞれの人が、それぞれに思うトータルビューティーを目指して自由に楽しく気軽に商品を選ん
でいただける店舗、アレックスコンフォートアスナル金山(名古屋市中区)を愛知県に初出店いたしました。
その結果、当第3四半期連結会計期間末におけるグループ店舗数は、36店舗(前述のearth caféは、デコールG
REENの管理に含めていることから、店舗数集計から除いております)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの経営成績につきましては、売上高は9,145百万円(前年
同四半期比9.4%減)となり、営業利益は238百万円(同93.2%増)、経常利益は167百万円(同157.7%増)となりま
した。特別利益、特別損失及び法人税等を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は324百万円(同535.2%増)
となりました。
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、当社グループは第1四半期連結会計期間より、セグメント情報の「その他」に含まれていた「不動産賃貸
事業」を報告セグメントとする報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主
な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等) 当第3四半期連結累計期間」の「2.
報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照下さい。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値
を変更後の算定方法及び変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較しております。
① 小売事業
小売事業につきましては、ヘルス&ビューティーケアユニットでは、新型コロナウイルスの感染予防対策の需
要により、マスクやマスクケース、ハンドソープやアルコール除菌関連商品の販売が好調に推移し、売上高、売
上総利益額が伸長いたしましたが、外出自粛や在宅勤務で化粧の機会が減少し、マスクの着用でメイクを控えめ
にする人が増加したことでメイクカテゴリーやインポートコスメカテゴリー等の販売が苦戦したほか、新型コロ
ナウイルスの感染拡大防止の観点から、一部の商業施設内の店舗において休業や時短営業した影響による売上
高、売上総利益額の剥落分を補うまでに至りませんでした。一方で、販売施策の見直し等による販売費及び一般
管理費の合理化に伴い、当ユニットのセグメント利益は伸長いたしました。
ライフスタイルユニットでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため卒業式、入学式や結婚式等の式典や
イベントが自粛された影響で、文具部門のコミュニケーション文具、バッグ部門等の販売が落ち込んだ一方で、
アロマカテゴリーやインテリア雑貨カテゴリー等インテリア部門のステイホーム関連商品の販売が好調に推移し
たことで、既存店ベースの売上高、売上総利益額が伸長いたしました。
アスレユニットでは、高い機能性とファッション性を持ち合わせた人気アウトドアブランドアパレルの夏物の
Tシャツや、外出自粛の要請等で「宅トレ」といった自宅で体を動かすための縄跳びやダンベル等のトレーニン
ググッズの販売が好調に推移した一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、スポーツイベントや大
会開催の延期や中止、臨時休校に伴う部活動の自粛等の影響で、サッカー、バレーやテニスといった競技系のカ
テゴリーの商品全般の販売が落ち込み、売上高、売上総利益額を押し上げるには至りませんでした。
アルコユニットでは、主力の酒類部門において、新型コロナウイルスの感染予防対策の需要により、アルコー
ル度数の高いウオッカ等、ハイアルコールスピリッツ類の販売が一部で好調でしたが、飲食店の営業自粛や外出
自粛の影響により外商部門が苦戦したことや、前述のアワーリカー沖浜店が改装のため、令和2年4月1日から
同年4月23日まで休業したこと等により売上高、売上総利益額を押し上げるには至りませんでした。
ホームキーパーユニットでは、新型コロナウイルスの感染拡大による在宅勤務や外出自粛により自宅で過ごす
時間が増えたことで、自宅で楽しむDIY用品やガーデニング用品の販売が好調に推移し、DIY部門、木材補
修部門や園芸部門の売上高、売上総利益額が伸長しました。また、新型コロナウイルスの感染予防対策用として
サージカルマスクや除菌関係商品を手配したことによる需要もありましたが、前述のデコール沖浜店の閉店によ
る売上高、売上総利益額が剥落いたしました。一方で、販売費及び一般管理費の合理化に伴い、当ユニットのセ
グメント利益は伸長いたしました。
これらの結果、売上高は6,348百万円(前年同四半期比11.0%減)、セグメント利益は340百万円(同16.5%
増)となりました。
② 卸売事業
卸売事業につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛により自宅で過ごす時間が増えたこ
とで、自宅で気軽に飲むことのできる低価格のウイスキーやワイン、また、少し上の価格帯でも割安感のある大
容量ウイスキーやコアな消費者に支えられている定番の中価格帯のモルトウイスキー等が巣ごもり需要の拡大と
ともに売上高が伸長いたしました。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための自粛や飲食店等の休業
を受けて、業務用酒販卸への販売が減少したことにより、売上高、売上総利益額を押し上げるには至りませんで
した。
これらの結果、売上高は2,707百万円(前年同四半期比8.4%減)、セグメント利益は157百万円(同15.0%減)
となりました。
③ 不動産賃貸事業
不動産賃貸事業につきましては、前第4四半期連結会計期間の令和元年7月に取得いたしました神戸市中央区
のビルにおける賃貸テナント及び第1四半期連結会計期間の令和元年9月に取得いたしました神戸市中央区のビ
ルにおける賃貸テナントの売上並びに営業利益を計上したこと等により、売上高は326百万円(前年同四半期比
46.6%増)、セグメント利益は107百万円(同71.4%増)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は15,257百万円(前期末比25.5%増)となり、前連結会計年度末に比
べ3,101百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金412百万円、有形固定資産2,477百万円、繰延税金資産
196百万円及び長期未収入金331百万円等の増加並びに投資その他の資産の貸倒引当金330百万円の増加によるもので
あります。
負債合計は13,552百万円(同26.2%増)となり、前連結会計年度末に比べ2,810百万円増加いたしました。これは
主に、短期借入金1,000百万円、長期借入金1,342百万円及び社債500百万円等の増加によるものであります。
純資産合計は1,704百万円(同20.6%増)となり、前連結会計年度末に比べ291百万円増加いたしました。これは主
に、親会社株主に帰属する四半期純利益324百万円による利益剰余金の増加に対し、配当金の支払30百万円による利
益剰余金の減少及びその他有価証券評価差額金3百万円の減少によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は11.2%(同0.4ポイント減)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う令和2年4月発令の緊急事態宣言や移動自粛要請等により、長引く外出自粛
や在宅勤務が浸透し、消費者の購買頻度や購買チャネル等、日常の消費活動に変化が生じております。当社グループ
の事業ポートフォリオにおいては、自粛の影響を受けたスポーツ関連用品や、飲食店や業務用酒販卸への酒類等の販
売が減少した一方で、新型コロナウイルスの感染予防対策の需要による衛生用品や、ステイホーム下においてライフ
スタイルを豊かにする雑貨、インテリア、DIY、ガーデニング用品等の販売が増加しており、商品販売構成に変化
が生じると見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症関連による売上総利益の計画値への影響は限定的になるも
のと見込んでおり、中長期的な構造改革の推進の一環である不動産賃貸事業に関しても、安定的な収益獲得に寄与し
ております。また、主として、小売セグメントの販売施策の見直し等による販売費及び一般管理費の合理化等に伴
い、販売費及び一般管理費は計画値未満で推移し、営業利益、経常利益並びに親会社に帰属する当期純利益は計画値
を上回って推移しております。つきましては、当第3四半期連結累計期間の業績も踏まえ、令和2年4月10日付「業
績予想の修正に関するお知らせ」にて公表しておりました令和2年8月期の通期連結業績予想を変更しております。
詳細につきましては、本日付「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績等は今後様々な要因によって変動する可能性があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和元年8月31日) (令和2年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 625,537 1,037,914
売掛金 519,930 452,869
たな卸資産 4,457,306 4,500,684
預け金 36,550 36,950
未収還付法人税等 30,630 8,168
その他 266,993 219,981
貸倒引当金 △476 △176
流動資産合計 5,936,472 6,256,393
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,565,657 1,937,024
機械装置及び運搬具(純額) 2,257 1,876
什器備品(純額) 199,339 214,258
リース資産 - 6,635
土地 3,504,268 5,582,388
建設仮勘定 6,045 12,476
有形固定資産合計 5,277,569 7,754,660
無形固定資産
借地権 30,296 30,296
ソフトウエア 23,913 62,963
電話加入権 7,821 7,821
無形固定資産合計 62,031 101,081
投資その他の資産
投資有価証券 114,441 109,484
繰延税金資産 164,699 360,887
敷金及び保証金 525,655 536,900
長期未収入金 - 331,528
破産更生債権等 12,722 12,128
その他 75,036 122,485
貸倒引当金 △12,722 △343,656
投資その他の資産合計 879,832 1,129,757
固定資産合計 6,219,433 8,985,500
繰延資産
社債発行費 - 15,890
繰延資産合計 - 15,890
資産合計 12,155,905 15,257,783
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和元年8月31日) (令和2年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 662,194 596,249
短期借入金 7,550,000 8,550,000
1年内返済予定の長期借入金 236,157 289,469
リース債務 1,665 3,443
未払法人税等 23,362 15,984
賞与引当金 32,095 36,973
ポイント引当金 18,535 17,936
構造改革関連費用引当金 62,111 3,146
資産除去債務 11,889 11,891
未払金 276,949 210,152
その他 54,917 56,061
流動負債合計 8,929,878 9,791,309
固定負債
長期借入金 1,310,135 2,652,842
社債 - 500,000
リース債務 998 5,265
役員退職慰労引当金 50,400 61,200
資産除去債務 177,419 183,065
受入保証金 205,182 296,890
その他 68,135 62,317
固定負債合計 1,812,271 3,761,580
負債合計 10,742,149 13,552,890
純資産の部
株主資本
資本金 50,000 50,000
資本剰余金
資本準備金 6,451 6,451
その他資本剰余金 1,776,695 1,776,695
資本剰余金合計 1,783,147 1,783,147
利益剰余金
利益準備金 6,048 6,048
その他利益剰余金 △330,959 △36,555
利益剰余金合計 △324,911 △30,507
自己株式 △96,660 △96,660
株主資本合計 1,411,576 1,705,980
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,179 △1,087
その他の包括利益累計額合計 2,179 △1,087
純資産合計 1,413,755 1,704,893
負債純資産合計 12,155,905 15,257,783
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年9月1日 (自 令和元年9月1日
至 令和元年5月31日) 至 令和2年5月31日)
売上高 10,092,413 9,145,852
売上原価 7,488,070 6,667,643
売上総利益 2,604,343 2,478,209
販売費及び一般管理費
給料及び手当 802,140 752,375
その他 1,678,816 1,487,506
販売費及び一般管理費合計 2,480,957 2,239,881
営業利益 123,386 238,327
営業外収益
受取利息 489 354
受取配当金 1,008 991
受取負担金 3,307 10,050
貸倒引当金戻入額 2,339 -
その他 9,380 7,392
営業外収益合計 16,525 18,788
営業外費用
支払利息 54,100 67,509
為替差損 4,613 8,481
上場関連費用 5,695 -
その他 10,382 13,339
営業外費用合計 74,791 89,330
経常利益 65,120 167,785
特別利益
受取損害賠償金 - 331,528
その他 - 11,782
特別利益合計 - 343,310
特別損失
構造改革関連費用 - 8,551
減損損失 - 5,097
訴訟関連損失 5,000 3,300
貸倒引当金繰入額 - 331,528
商品廃棄損 3,423 13,375
その他 498 1,938
特別損失合計 8,921 363,790
税金等調整前四半期純利益 56,199 147,305
法人税、住民税及び事業税 17,827 17,074
法人税等調整額 △12,747 △194,498
法人税等合計 5,080 △177,423
四半期純利益 51,118 324,729
親会社株主に帰属する四半期純利益 51,118 324,729
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年9月1日 (自 令和元年9月1日
至 令和元年5月31日) 至 令和2年5月31日)
四半期純利益 51,118 324,729
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △23,161 △3,266
その他の包括利益合計 △23,161 △3,266
四半期包括利益 27,957 321,462
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 27,957 321,462
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第3四半期連結会計期間より、当社の連結子会社であっ
たACリアルエステイト株式会社は、同じく当社の連結子会社であるアクサス株式会社(以下「アクサス」とい
う)を吸収合併存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(会計上の見積りの変更)
当社の連結子会社であるアクサスは、たな卸資産の評価基準について、取得から一定の期間を超える場合には規
則的に一定の率に基づき帳簿価額を切り下げた価額をもって連結貸借対照表価額としていましたが、第1四半期連
結会計期間から、商品カテゴリーごとのより綿密な販売施策及び仕入施策の実施とともに、各商品カテゴリーの構
成、属性並びにライフサイクル等の変化をより適切に反映させるため、商品カテゴリーごとに定めたライフサイク
ル期間に応じて、段階的に帳簿価額を切り下げる方法に変更することといたしました。
この結果、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間の売上原価が31,224千円減少し、営業利益、経常利
益及び税金等調整前四半期純利益が同額増加しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症に関しましては、当第3四半期連結累計期間末時点において当社グループの事業活動
に重要な影響を与えていないことから、当社グループの事業活動に与える影響は軽微であると仮定して、固定資産
の減損や繰延税金資産の回収可能性の評価等の会計上の見積りを行っております。
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
前第3四半期連結累計期間(自 平成30年9月1日 至 令和元年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報 告 セ グ メ ン ト
小 売 事 業 卸 売 事 業 不動産賃貸事業 計
売上高
外部顧客への売上高 7,130,431 2,739,034 221,740 10,091,205
セグメント間の内部売上高又は振替高 - 217,637 643 218,280
計 7,130,431 2,956,671 222,383 10,309,486
セグメント利益 292,311 185,866 62,515 540,693
(単位:千円)
四 半 期 連 結
その他(注)1 合 計 調整額(注)2 損 益 計 算 書
計上額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 1,208 10,092,413 - 10,092,413
セグメント間の内部売上高又は振替高 - 218,280 △218,280 -
計 1,208 10,310,694 △218,280 10,092,413
セグメント利益 1,026 541,719 △418,333 123,386
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、蒸溜所事業及び保険事業
等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△418,333千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用です。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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アクサスホールディングス㈱(3536) 令和2年8月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 令和元年9月1日 至 令和2年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報 告 セ グ メ ン ト
小 売 事 業 卸 売 事 業 不動産賃貸事業 計
売上高
外部顧客への売上高 6,348,441 2,473,406 322,879 9,144,727
セグメント間の内部売上高又は振替高 17 234,084 3,210 237,312
計 6,348,459 2,707,491 326,089 9,382,040
セグメント利益又は損失(△) 340,421 157,907 107,138 605,467
(単位:千円)
四 半 期 連 結
その他(注)1 合 計 調整額(注)2 損 益 計 算 書
計上額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 1,122 9,145,850 2 9,145,852
セグメント間の内部売上高又は振替高 - 237,312 △237,312 -
計 1,122 9,383,162 △237,310 9,145,852
セグメント利益又は損失(△) △4,491 600,976 △362,648 238,327
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、蒸溜所事業及び保険事業
等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△362,648千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用
です。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、不動産賃貸事業による安定的な収益獲得を目的とした会社組織の変更に伴
い、報告セグメントを従来の「小売事業」及び「卸売事業」の2区分から、「小売事業」、「卸売事業」及
び「不動産賃貸事業」の3区分に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分に基づき
作成したものを開示しております。
3.報告セグメントごとの資産に関する情報
第1四半期連結会計期間において、「不動産賃貸事業」に供する賃貸ビルを取得しております。当該取得
により、前連結会計年度の末日に比べ、当第3四半期連結会計期間の「不動産賃貸事業」の資産帳簿価額は
2,318,084千円増加しております。
なお、当社グループは資産及び負債情報を業績管理には使用していないため、資産及び負債を事業セグメ
ントに配分しておりません。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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