~構造改革の取り組み~
2019年5月
アツギ株式会社
1. 経営環境の認識
主力のレッグウエアにおいて、コスト上昇・需要減退に晒されており、今後も一層厳しい
経営環境が継続する見込み。
当社を取り巻く経営環境
コスト上昇 需要減退
オフィスカジュアル
の進行
原材料価格の高騰
インバウンド需要
当社
の減退
中国及び国内工場
における
人件費上昇 人口減少
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2. 3つの構造改革 ~構造改革の取組み~
今後の厳しい経営環境の継続を想定し、『ATSUGI VISION 2020』からさらに踏み込ん
だ3つの構造改革を推進。
経営課題 3つの構造改革
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コスト • 本社所在地の土地・建物の有効活用
コスト
(原材料費・労務費) • 衛星工場の閉鎖による固定費削減
構造改革
の上昇 • 営業拠点の集約による固定費削減
2 • 自動化設備や基幹システム更新への投
業務 資による業務効率化
需要の減退
構造改革 • 業務効率化を踏まえての人が介在する
業務の付加価値向上
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• ソックス・インナー強化
事業
偏った事業構造 • 直営小売比率上昇
構造改革
• 海外販売比率の向上
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2. 3つの構造改革 ~①コスト構造改革(土地・建物の有効活用)~
海老名駅前では大規模な再開発が進行しており、今後も人口増加が見込まれる。
海老名駅前の再開発状況 海老名市の人口推移
特急ロマンスカーの海老名駅 (単位:千人)
2016年
停車開始 150 140
128 130 133
2019年 相鉄・JR直通線開業(予定) 124
113 118
交通 106
100
2020年 相鉄海老名駅新駅舎完成(予定)
2022年 相鉄・東急直通線開業(予定)
50
「三井ショッピングパーク
2015年
ららぽーと海老名」オープン
0
駅前商業施設「ビナガーデンズ
1990年10月
1995年10月
2000年10月
2005年10月
2010年10月
2015年10月
2019年4月
2026年(予測)
2017年
テラス」オープン
施設
リーフィアタワー海老名
2021年
入居開始(予定)
2025年 ViNA GARDENS完成(予定) 出所:海老名市公式HP
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2. 3つの構造改革 ~①コスト構造改革(土地・建物の有効活用)~
神奈川県海老名市の本社を同区画内の別棟へ移管・集約し、現在の土地・建物の
有効活用を計画。
海老名駅
アツギ 好立地な海老名の
株式会社 土地を有効活用
本社
海老名駅より徒歩約15分
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2. 3つの構造改革 ~①コスト構造改革(衛星工場・営業拠点の閉鎖)~
2019年2月 みたけ工場を閉鎖。2019年12月末をもって、十和田東工場・一関工場の
閉鎖を予定。 国内生産工場は3拠点体制に。
2019年4月 営業拠点を8支店から7支店へ統合。
国内生産工場数 国内営業拠点数
6 3 8 7
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2. 3つの構造改革 ~②業務構造改革(業務効率向上)~
最新鋭の製造設備の導入、基幹システムの更新等への投資により業務の効率化を図
り、人が介在する業務については一層の価値向上を企図。
設備投資計画 業務に与える変化
2018年度から2020年度までの3年間
工場における 本社における
業務効率化 業務効率化
人的余力の創出とコスト削減
最新鋭の • 工場における単純作業を
製造設備の導入 中心とした業務における省人化
イノベーション
多能工化
• 標準化と自動化促進による 加速
基幹システム 業務効率化
の更新 • 経営情報の可視化による
機動性向上 業務の付加価値向上
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2. 3つの構造改革 ~②業務構造改革(高付加価値商品の開発)~
商品企画・開発プロセスの再設計によって、人が介在する業務の付加価値を向上し、
新商品企画・開発を促進。
Clear Beauty Active
(クリアビューティ アクティブ)
売上高
2倍
2016年 2017年 2018年
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2. 3つの構造改革 ~②業務構造改革(高付加価値商品の開発)~
商品企画・開発プロセスの再設計によって、人が介在する業務の付加価値を向上し、
新商品企画・開発を促進。
ニット製シューアッパー
• ロナティ(イタリア靴下編機メーカー)と
協力の元、開発・製造
• 靴下製造の中で最難関とされるダブル
シリンダー機でのジャカード編みにより
凹凸や色・柄の多彩な表現
立体的な設計によるフィット感
工程・コスト・リードタイムの削減
を実現
• 国際繊維機械見本市ITMA
(2019年6月、バルセロナ開催)
において試作品を展示予定
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2. 3つの構造改革 ~③事業構造改革(事業構成比の転換)~
①ソックス・インナーウエア強化、②直営小売比率向上、③海外販売比率拡大を企図。
実現に向けては、他社とのパートナーシップ(M&A等)を積極的に検討。
チャネル 製品
現状 将来 現状 将来
(19/3期) (24/3期) (19/3期) (24/3期)
ストッキング
国内卸 95% 80% 75% 60%
・タイツ
直営 ソックス
(小売・ 1% 10% ・インナーウ 25% 40%
自社EC) エア
海外 4% 10% 積極的にM&A等を活用
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2. 3つの構造改革 ~③事業構造改革(直営小売比率の向上)~
『ATSUGI』ブランドによる新規出店を拡大。
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