3526 芦森工 2019-05-10 16:00:00
第120‐122期 芦森グループ中期経営計画 [pdf]

   第120 ‐ 122期
(2020年3月期~ 2022年3月期)

芦森グループ中期経営計画


         2019. 5. 10
      芦森工業株式会社


      Ashimori property and confidential
                    目                 次
1. はじめに                                        P. 3 ~ P. 4

2. Vision2028                                  P. 5 ~ P. 8

3. 数値目標                                       P. 9 ~ P. 14

4. 基本方針                                      P. 15 ~ P. 16

5. 基本戦略                                      P. 17 ~ P. 33
        Ashimori property and confidential
1. はじめに




 Ashimori property and confidential
                                                        第120 - 122期
      社長メッセージ                                           中期経営計画 説明資料




収益性の重視と経営資源の集中により
企業価値の向上に取り組んでまいります

     芦森工業株式会社     取締役社長                 鷲根成行




当社は、2019年から3ヵ年に亘る中期経営計画を策定いたしました。

また創業150周年となる2028年に向けて Vision2028 を作成し、
永続的な発展を確かなものとするため、

1.増収に見合う増益を実現します
2.投資成果の回収を進め、財務体質の改善を図ります
3.M&A後のシナジーをより一層追求します

数値目標として、3年後の2022年3月期には、売上高 700億円、営業利益 28億円
(配当1株当り 50円)を目指します。


                   Ashimori property and confidential            4   / 33
2. Vision2028




   Ashimori property and confidential
                                                        第120 - 122期
         Vision2028について                                 中期経営計画 説明資料



    社是       信用を重んじ、堅実を旨とする

             人の和と開かれた心で活力ある企業を築く

             創意を生かし、社業を通じて社会に貢献する




   Mission                  Vision                       Value




“新しい価値”の提供で、    “安全・リニューアル”分野                          “スピード”
社会に貢献する         で技術をリードする                              “コミュニケーション”
                世界に通じる                                 “ストーリー”
                “Excellent Company”


                  Ashimori property and confidential             6   / 33
                                                             第120 - 122期
       AGP(芦森の人材育成方針)                                        中期経営計画 説明資料




    キーワード     “人の成長なくして芦森の成長なし”


    “ミッション”“ビジョン”を遂行していく
                                                   「スピード」:問題/情報に対する素早い対応
    ための“バリュー”具現化に向けて
                                                   /行動を日々の業務の中で習慣化する→働
求   「自ら考え自ら実行」する人材                       ア         き方改革(業務の効率化、残業削減)につ
め   「スピード」:熟考の中にもスピード
                                         ク         なげる
ら   感をもって結論を出し、行動に移すこ                    シ         「コミュニケーション」+「ストーリー」:
れ   とができる人                               ョ         コミュニケーションスキルをアップさせる
る   「コミュニケーション」:社内外で良好                   ン         ●伝える力を養う/要点・目的から話す
                                                   ●断片的でなく、グランドデザインをもつ
人   なコミュニケーションが取れる人                      プ         ●問題解決策の中に、明確なストーリーを構
材   「ストーリー」:全体最適思考で問                     ラ         築し、聞き手にわかりやすく説明する
                                                   ●受け取る力(聴く力)を養う
像   題解決にあたり、かつ問題解決のス                     ン         →日々の業務の中で心掛けるとともに、研修
    トーリーを語ることができる人
                                                   も導入

            ・成果を上げた人、チャレンジした人がより評価される仕組み作り
            ・各部門で習得すべき事項をまとめた基本マニュアル作り
基礎的施策       ・残業削減(生産性向上)の取り組み
            ・社員教育の充実、強化

                    Ashimori property and confidential                 7   / 33
       ATP(Ashimori Technology Platform)                          第120 - 122期
       における伸びる市場とは                                                中期経営計画 説明資料


                      安全
                     自動車用
                                                            当社の向かうべき「伸びる市場」
                      部品                                    ・主力3分野
伸                                                           「安全/自動車用部品」
び      インフラ                                防災
                                                            「インフラ再生」「防災」
る       再生                                                  ・追加2分野
市                 安全・防災                                     「省力化」「ECO・環境」
                インフラメーカー
場
                                                            向かうための手段
                                                            ・4つのコアテクノロジーATP
                                                            ・時流に合わせて補完させる技術
                                 ECO                        「センシング」「エンジニアリング」
              省力化
                                 環境                         「デジタル化」




      織る、組む                 巻取る、固定する


    樹脂(被覆)加工                    膨らませる



    センシング           エンジニアリング                    デジタル化


                       Ashimori property and confidential                   8   / 33
3. 数値目標




 Ashimori property and confidential
                                                                           第120 - 122期
            数値目標(全社)                                                       中期経営計画 説明資料


                                                                                 (単位:百万円)

      2022年3月期に 売上高700億円 営業利益28億円 を目指します
            2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期                            第119期 対 第122期
              実績          計画                  計画                 計画
            (第119期)     (第120期)           (第121期)              (第122期)     増減額       %

売上高            60,978     63,000               66,500            70,000     9,021    14.8%
営業利益            2,237       2,200                2,450            2,800       562    25.1%
(営業利益率)         3.7%         3.5%                 3.7%            4.0%           -       0.3
経常利益            2,321       2,250                2,500            2,900       578    24.9%
親会社株主に
                1,245    ※ 3,400                 1,650            1,900       654    52.6%
帰属する当期純利益
ROA             2.6%         7.1%                 3.5%            4.0%           -       1.4
配当                 45              →                    →             50         5   11.1%
配当性向           21.7%               →                    →        15.8%           -   ▲ 5.9

                        ※ 2020年3月期は、土地売却益(特別利益)を見込む。
                                               (想定為替レート: 110円/US$, 130円/€)

                          Ashimori property and confidential                          10 / 33
                                                                                 第120 - 122期
               数値目標(セグメント別)                                                      中期経営計画 説明資料




                                                                                         (単位:百万円)
                   2019年3月期      2020年3月期           2021年3月期           2022年3月期      第119期 対 第122期
                     実績               計画                  計画             計画
                   (第119期)        (第120期)             (第121期)          (第122期)       増減額        %

自動車      売上高          42,274           45,000              47,800         49,700       7,425   17.6%
安全部品     直接営業利益           639            1,300               1,430         1,540        900    140.9%
事業       (営業利益率)       1.5%              2.9%                3.0%          3.1%            -        1.6
         売上高          18,697           18,000              18,700         20,300       1,602    8.6%
機能製品
         直接営業利益        2,928             2,200               2,340         2,590      ▲ 338 ▲ 11.6%
事業
         (営業利益率)      15.7%            12.2%               12.5%          12.8%            -    ▲ 2.9
不動産収入、   売上高                 7                  7                  7             7         0          -
本社経費他    直接営業利益      ▲ 1,330         ▲ 1,300             ▲ 1,320         ▲ 1,330           0    0.0%
         売上高          60,978           63,000              66,500         70,000       9,021   14.8%
合 計      営業利益          2,237             2,200               2,450         2,800        562    25.1%
         (営業利益率)       3.7%              3.5%                3.7%          4.0%            -        0.3




                              Ashimori property and confidential                                11 / 33
                                                                                                         第120 - 122期
                     数値目標(連結業績の推移)                                                                       中期経営計画 説明資料

(単位:百万円) 売上高                                                    (単位:百万円)経常利益
 80,000                                 中期経営計画                       4,000                                       中期経営計画

                                                       70,000                                                             2,900
 70,000                                       66,500                 3,000                                        2,500
                                     63,000                                                      2,321    2,250
                            60,978                                                       1,946
 60,000            56,714                                            2,000
                                                                                 1,362
          50,331
 50,000                                                              1,000


 40,000                                                                   0
          2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3                            2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3

(単位:百万円) 営業利益
                                                                                       親会社株主に帰属する
                                                                (単位:百万円)
                                          中期経営計画                                       当期純利益      中期経営計画
  4,000                                                               4000
                                                                                                         3,400
                                                       2,800                      土地売却益(特別利益)
  3,000                                                               3000        の影響を除いた金額
                                              2,450
                            2,237 2,200
                   1,879                                                                                                  1,900
  2,000                                                               2000                                        1,650
           1,510                                                                                         1,500
                                                                                                 1,245
                                                                                 1,019
  1,000                                                               1000               457

      0                                                                   0
          2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3                            2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3

                                                  Ashimori property and confidential                                              12 / 33
                                                       第120 - 122期
     売上高・営業利益の構成変化(計画)                                 中期経営計画 説明資料

                                                         (単位:百万円)

    2019年 3月期                                    2022年 3月期


売
上
高



営
業
利
益

                Ashimori property and confidential              13 / 33
                                                                        第120 - 122期
            投資計画                                                        中期経営計画 説明資料



                                                                            (単位:百万円)
            2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期                         第119期 対 第122期
               実績         計画                   計画              計画
             (第119期)    (第120期)            (第121期)           (第122期)     増減額      %

自動車安全部品事業       3,675        2,950                2,350         2,800     ▲ 875 ▲ 23.8%


機能製品事業           414            900                  550         650       235   56.8%


スタッフ             285            400                  200         150      ▲ 135 ▲ 47.4%


連結合計            4,375        4,250                3,100         3,600     ▲ 775 ▲ 17.7%



                ・工場建設などの大型投資は一巡。
                ・生産効率向上のための設備投資に注力。



                        Ashimori property and confidential                         14 / 33
4. 基本方針




 Ashimori property and confidential
                                              第120 - 122期
  基本方針                                        中期経営計画 説明資料




1.収益性を重視、事業の基盤固めを行う

   ◦徹底したコストダウン施策の実施
   ◦責任者の明確化と収益の見える化
   ◦生産性・コストを意識した部門間の連携強化



2.経営資源の集中と開発・営業戦略の強化

  ◦ターゲット顧客・ターゲット商品の絞り込み
  ◦小回りの利く顧客対応力・製造力の強化


         Ashimori property and confidential            16 / 33
   5. 基本戦略

(1)自動車安全部品事業




   Ashimori property and confidential
                                                                                            第120 - 122期
           自動車安全部品事業 中期経営計画                                                                 中期経営計画 説明資料


売上高(単位:百万円)                                            ←         中期経営計画                 →

       50,000

       40,000

       30,000                                                                      49,700
                                                        45,000          47,800
                              39,991       42,274
       20,000      36,006

       10,000

             0
                 117期       118期        119期         120期          121期          122期


営業利益(単位:百万円)                                           ←         中期経営計画                 →
        2,000

        1,500

        1,000                                                                      1,540
                                                         1,300          1,430
                   1,172      1,165
           500                              639

            0
                 117期       118期       119期          120期          121期          122期

   営業利益率    →    3.3%       2.9%       1.8%          2.9%         3.0%           3.1%


                                   Ashimori property and confidential                                18 / 33
                                                               第120 - 122期
          自動車安全部品事業 市場環境認識                                     中期経営計画 説明資料


        シートベルト(SB)             エアバッグ(AB)                          内装品
外部環境   ・新興国の自動車生産は、増加が     ・新興国での搭載義務化、安全                 ・国内市場は小さいが、グロー
要因     期待できるが、新技術商品(プリ     基準の強化により、搭載車種、                 バルには地域・車種により一定
       テンショナー付)もコモディティ     箇所は今後も増加する。                    の需要はあり、幅広い顧客から
       化、コスト競争が激化。         ・先進国ではさらに要求が厳し                 受注可能。
       ・グローバル同一品質が求められ、 くなり、コスト競争力とともに                    ・一車種ごとのきめ細かい対応
       品質要求も高まる。           迅速な開発力が求められる。                  と、営業・設計力が求められる。

内部環境   ・部品調達、設計開発拠点が日本     ・基布、インフレータ、ステア                 ・営業と設計の主体は日本国内
要因     中心となっており、コスト競争力     リングなど自社製がなくコスト                 にあり、海外市場における受注
       が低い。                競争力に乏しい。                       活動が課題。
       ・品質管理体制も日本を中心とし     ・助手席、カーテン、サイド                  ・コスト削減のための部品の現
       ており、拡大した海外拠点での対     AB等に強みがあるが実地試験                 地調達力を上げていく必要があ
       応力が不足している。          に頼っている。                        る。




                     Ashimori property and confidential                 19 / 33
                                                            第120 - 122期
          自動車安全部品事業 中期経営計画                                  中期経営計画 説明資料



事業本部方針
(1) 徹底した効率化による製造コストの削減
(2) 技術力・品質力の向上によるパートナー(顧客、サプライヤー)戦略の深耕
(3) 情報の共有によるグローバル全体最適の追求


施策
(1) シートベルト(SB)
    新商品の収益性改善に取り組む。
    次世代商品の完成度アップ。
    既存モデルについては拠点、設備、部品の集約を進めコスト低減・品質向上を図る。
(2) エアバッグ(AB)
    垂直連携も含め、グローバル最適供給体制を構築する。
    CAE(Computer Aided Engineering)の活用開発により助手席AB・サイド系を進化させる。
    縫製、折り畳みなどの製造効率を考慮した設計への転換。
(3) 内装品
    各拠点における営業・設計体制の強化により提案型サプライヤーとしての地位確立。
    現地生産・現地調達の徹底で物流・材料コストを削減。
    多品種対応可能な製造ラインの構築。


                       Ashimori property and confidential            20 / 33
                                                           第120 - 122期
        グローバル最適供給体制                                        中期経営計画 説明資料


【グローバル拠点の増強により海外事業を強化】
                                                       アシモリ・コリア
   欧州事務所        芦森科技(無錫)                              現地顧客へのABの拡販
 欧州車への営業強化                                             ABの設計拠点化へ
              SB、内装品の部品供給基地
                 内装品の自主設計
                 現地顧客への拡販

                                                         アシモリ・メキシコ

                                                          内装品の自主設計
                                                         米国拠点の開設検討




アシモリ・インディア
 SB、AB及び内装品    アシモリ・タイランド
グローバル供給基地へ                                             芦森工業 芦森工業山口
  現地調達の推進     日本向けSB、AB供給基地                             マザー工場の機能強化
                生産効率の向上
                 Ashimori property and confidential                  21 / 33
                                                           第120 - 122期
      グローバル最適供給体制(内装品)                                     中期経営計画 説明資料



                          中国
インド                                                              韓国
                       設計自立化
                現地顧客の受注拡大
設計自立化
                 現地調達先の開拓                               現地顧客の受注拡大
 現地シェアアップ
     現地調達先の開拓                                         設計分業体制の確立

                 芦森工業本社
          ・提案型サプライヤー
          ・営業体制の強化
            =グローバル新規顧客の開拓
          ・各拠点の設計自立化支援(研修教育)

      現地調達先の開拓                                現地調達先の開拓
 製造拠点確保                                                 設計自立化

欧州                                                              メキシコ


                 Ashimori property and confidential                    22 / 33
 5. 基本戦略

(2)機能製品事業




  Ashimori property and confidential
                                                                                      第120 - 122期
       機能製品事業 中期経営計画                                                                  中期経営計画 説明資料

売上高(単位:百万円)                                          ←        中期経営計画               →

      20,000

                                                                              9,900
      15,000                             9,900       9,200          9,400               パルテム
                            8,589
                   7,229                                                                防災
      10,000                                                                  3,100
                                         2,013        2,500         2,700
                            2,309                                                       産業資材
                   2,195
       5,000                             6,783                      6,600     7,300
                   4,893     5,817                    6,300

            0
                 117期      118期      119期         120期            121期      122期


営業利益(単位:百万円)                                         ←        中期経営計画               →
       3,000
       2,500                                                                             パルテム
       2,000                            2,499                                1,810
                                                     1,635         1,710                 防災
       1,500                1,548
       1,000      1,255
                                                                              175
                                                                                         産業資材
                                                        85           100
                     56                                                       605
           500                460        471           480           530
                    241
            0                 ▲3        ▲ 42
                 117期      118期      119期          120期            121期      122期

   営業利益率    →    10.8%     11.8%      15.0%        12.2%           12.5%     12.8%

       注: パルテムは Pipeline Automatic Lining sysTEM の略称。
          地下に埋設された管路を、掘り起こすことなく補修する「管更生」事業。

                             Ashimori property and confidential                                 24 / 33
                                                  第120 - 122期
     機能製品事業 基本方針                                  中期経営計画 説明資料


事業本部方針
(1) 成長市場商品へ戦力を集中し、収益拡大を図る
  選択と集中による営業体制強化により、新規取引先、販売ルートを拡大
   する。
(2) 新商品の開発と拡販を進める
  R&D機能の集約と増強により、新商品開発力と開発速度を向上させる。




             Ashimori property and confidential            25 / 33
                                                               第120 - 122期
        機能製品事業 市場環境認識                                          中期経営計画 説明資料


外部環境   パルテムは今後の伸びが期待できるが、防災・産業資材は、国内市場の伸びは期待できず、
       シェアの奪い合いになる。
要因
          パルテム                       防災                         産業資材
       ・下水道だけでなく、     ・消防ホースは安定的な                         ・タイミングベルト用帆布は国内市
       新管取替が主流の上水     交換需要は見込めるが、                         場は縮小、既存品では大きな伸びは
       道でもニーズあり。      競合とのシェア争いが激                         見込めないが、技術サービスによる
       ・小口径は競合工法が     化。                                  顧客獲得の可能性あり。
       乱立。大口径は主に4工    ・消火栓用ホースは要求                         ・ロープは海外を含め価格競争と
       法に集約、複数の競合     性能が低く、価格競争と                         なっており、当社独自技術の応用が
       工法の中で採用される     なっている。                              必要。
       のは、魅力ある工法。                                         ・トラック物流は、ドライバー不足
                                                          やCO2削減に対するニーズあり。

内部環境   ・各エリアでの営業支     ・消防用ホースは、特約                         ・タイミングベルト用帆布は、油中
       援から施工後のアフ      店との連携強化のための                         ベルト等高付加価値品の開発、エン
要因     ターフォローまでが重     資源不足。                               ジン以外の新規用途の展開、が課題。
       要。             ・消火栓用ホースは、製                         ・ロープは、分野別製品の選択と集
       ・会員数は伸び悩み。     造工程のFA化の推進や                         中及び独自技術の応用が課題。
       ・工事人員の不足も      VA推進などのコスト低                         ・トラック物流は、省力化ニーズを
       ネック。           減が課題。                               捉えた自動搬送システム検討が課題。




                     Ashimori property and confidential                 26 / 33
                                                   第120 - 122期
     パルテム関連 中期経営計画                                 中期経営計画 説明資料


方針
(1) パルテム工法の伸長
 ①下水道:小中口径はSZ工法、大口径がFR工法
 ②農業用水:競合工法のトラブルによる管更生工法への不信感の払しょく
 ③上水道:新管入れ取り替えに対抗した管更生工法の地位確立
(2) 施工不良・事故・トラブルの防止
 ①技能・技術の伝承:特殊技能・技術並びに業務の継承体制の確立

施策
(1)パルテム工法の伸長
 ①パルテム技術協会員、施工会員の継続的な増員を図る
   ・芦森エンジニアリング(株)以外の施工会社への
    営業を強化する
 ②魅力ある材料への改良を目指す
(2)施工不良・事故・トラブルの防止
 ①継続的な人材採用、パルテム・テクニカル・サービス(株)
   の支援拡充で、施工指導体制を構築する
 ②技術提案力の向上を図る
 ③技術提案から工事、アフターフォロー
   まで総合的なサポート体制を強化する

              Ashimori property and confidential            27 / 33
                                                 第120 - 122期
     防災関連 中期経営計画                                 中期経営計画 説明資料


方針
着実に収益を稼げるホース事業への再構築
①消防用ホースのシェアアップ
②消火栓用ホースの収益改善

施策
①消防用ホースのシェアアップ
   低圧力損失仕様化の営業活動と、特約店営業マンへの指導教育
   低圧力損失の商品群の充実、高付加価値化による戦略的値上げ
②消火栓用ホースの収益改善
   徹底したコストダウンの可能性の追求
③その他
   大口径ホースのシステム化
   収益性の高い資機材への注力
   排水ホース事業の構築




            Ashimori property and confidential            28 / 33
                                                      第120 - 122期
       産業資材関連 中期経営計画                                  中期経営計画 説明資料


方針
(1) 事業分野の選択と集中によるタイミングベルト用帆布、ロープの事業再生
(2) 新規事業の事業化
(3) グループ会社との協業

施策
(1) 事業分野の選択と集中によるタイミングベルト用帆布、ロープの事業再生
   タイミングベルト用帆布は、エンジン以外も含めたトータルで再生を図る
   ロープ事業は選択と集中により、収益を改善する
   トラック物流、作業安全分野は新規ニーズを捉え、成長を持続させる
(2) 新規事業の事業化
   低炭素化、環境対策、農・漁業の事業化目途を立てる
(3) グループ会社との協業
   オールセーフ(株)等のグループ会社や協力企業と協力し、国内外の収益拡大
    を図る




                                                           出典:九州大学

                 Ashimori property and confidential              29 / 33
                                                      第120 - 122期
        オールセーフ株式会社 中期経営計画                             中期経営計画 説明資料

方針 2019-21年の3カ年は、トラック架装需要の減速が予測される中
 国内既存市場施策として
 ①陥没価格の是正 ②戦略商品新規ユーザー開拓 ③新製品投入に引き続き注力。
 ASEAN市場では、最重要顧客CPグループ(タイ)を中心に、オールセーフブランド
  確立及び標準化を目指す。
 インフラ関連等含む新分野への進出を目指す。

施策
①金属加工系
 冷凍車、コンテナ(鉄道・海上)、倉庫向けダブルデッキシステムの
  コアビジネス化
 新トラック庫内搬送システム(AJS Flat)の
  早期上市

②繊維加工系
 間仕切りOEMの獲得
 スリングベルト、ラッシングベルトOEMビジネス立ち上げ

③海外ビジネス
 タイ、ベトナム、インドネシアでの事業拡大



                 Ashimori property and confidential            30 / 33
 5. 基本戦略

(3)スタッフ部門




  Ashimori property and confidential
                                                第120 - 122期
     スタッフ部門 中期経営計画                              中期経営計画 説明資料




方針
 ・前例主義からの脱皮
 ・間接部門としての業務効率化の推進
 ・各事業本部への能動的な後方支援。




施策
 ・教育研修の充実
 ・働き方改革
 ・コンプライアンス意識の向上
 ・攻めの財務部門
 ・基幹システムの高機能化


                                                         1/4

           Ashimori property and confidential            32 / 33
本資料中の業績予想および見込みについての記述は、本決算発表日現在において入手可能な
情報に基づいて作成したものであり、記載された将来の業績を保証するものではありません。


          IRに関するお問い合わせ先

          芦森工業株式会社 広報・IR室
          TEL:06-6105-1680
          MAIL:ir_madoguchi@ashimori.co.jp
          HP:https://www.ashimori.co.jp

                 Ashimori property and confidential