3526 芦森工 2021-05-14 15:00:00
2021年3月期 芦森グループ決算説明資料 [pdf]
2021年3月期(第121期)
決算説明資料
証券コード:3526
2021年3月期(第121期)
(2020年4月1日~2021年3月31日)
芦森グループ決算説明資料
連結業績は、売上高 51,248百万円、
営業利益 359百万円、経常利益 419百万円、
親会社株主に帰属する当期純損失 433百万円となりました。
2021年 5月 14日
芦森工業株式会社
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Ⅰ. 2021年3月期(第121期)実績
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2021年3月期(第121期)
1. 連結業績の概要 決算説明資料
2021年3月期業績は 前期比で減収減益
2020年3月期 2021年3月期
前期比
実績 実績
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
売上高 58,295 51,248 ▲ 7,046 ▲ 12.1
営業利益 599 359 ▲ 240 ▲ 40.1
(営業利益率) 1.0% 0.7% - ▲ 0.3
経常利益 652 419 ▲ 232 ▲ 35.7
特別損益 2,949 ▲ 240 ▲ 3,190 -
税金等調整前
3,601 178 ▲ 3,423 ▲ 95.0
当期純利益
親会社株主に
帰属する 2,045 ▲ 433 ▲ 2,479 -
当期純利益
原価低減や間接経費の削減に取り組み、収益や成長が見込まれる分野・地域への拡販を推
進したが、新型コロナウイルス感染症の影響を挽回するには至らず、減収減益となった。
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2021年3月期(第121期)
2. セグメント別業績の概要 決算説明資料
2020年3月期 2021年3月期
前期比
実績 実績
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
売上高 39,271 33,594 ▲ 5,677 ▲ 14.5
自動車安全部品事業 営業利益 ▲ 1,356 ▲ 1,278 77 -
(営業利益率) ▲ 3.5% ▲ 3.8% - ▲ 0.4
売上高 18,998 17,621 ▲ 1,377 ▲ 7.2
機能製品事業 営業利益 3,262 2,845 ▲ 417 ▲ 12.8
(営業利益率) 17.2% 16.1% - ▲ 1.0
売上高 24 32 7 30.7
不動産収入、本社経費他
営業利益 ▲ 1,307 ▲ 1,207 100 -
売上高 58,295 51,248 ▲ 7,046 ▲ 12.1
合 計 営業利益 599 359 ▲ 240 ▲ 40.1
(営業利益率) 1.0% 0.7% - ▲ 0.3
自動車安全部品事業 機能製品事業
特に年度前半に国内及び海外現地法人ともに新型 パルテム関連…農業用水分野や電力分野の受注が増加したものの、新型
コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、主要顧 コロナウイルス感染症の影響もあり主力の下水道分野が
客の生産調整に伴いシートベルト関連、エアバッグ 伸び悩み、売上・利益ともに減少。
関連、内装品関連とも販売が低迷。 防災関連………消防用ホースの販売が低迷したが、災害対策用排水ホー
また、製造拠点の操業度の大幅な低下、商品構成 スが期を通じて順調に推移し、売上・利益ともに増加。
の変化や物流単価の上昇等により、採算が大幅に悪 産業資材関連…新型コロナウイルス感染症の影響を受けロープの販売が
化したことに加え、海外連結子会社において売上債 低調に推移したほか、高機能資材織物(タイミングベルト
権の貸倒引当金繰入額を計上した。 関連)の需要が減少し、売上・利益ともに減少。
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2021年3月期(第121期)
3. 連結B/S 決算説明資料
2020年3月 2021年3月
前期末比
(単位:百万円) 期末 期末
流動資産 30,029 29,740 ▲ 288
固定資産 17,855 17,114 ▲ 740 ▪棚卸資産の低減に注力し、
資産合計 47,884 46,855 ▲ 1,029 流動資産が減少。
有利子負債 14,246 14,226 ▲ 20
その他負債 16,834 16,338 ▲ 495 ▪設備投資の抑制により、
負債合計 31,080 30,564 ▲ 515 固定資産が減少。
資本金 8,388 8,388 0
資本剰余金 1,632 1,632 0 ▪仕入債務の減少等により、
利益剰余金 7,197 6,610 ▲ 586 その他負債が減少。
自己株式 ▲ 165 ▲ 157 8
その他の包括利益累計額 ▲ 286 ▲ 225 61
新株予約権 21 24 2
非支配株主持分 16 17 0
純資産の部合計 16,804 16,290 ▲ 513
負債及び純資産の部合計 47,884 46,855 ▲ 1,029
自己資本比率 35.0% 34.7% ▲ 0.3%
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4. 連結C/Fと設備投資の状況 決算説明資料
2020年3月期 2021年3月期
実績 実績 前期比
(百万円) (百万円) (百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー ▲ 46 3,487 3,534
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 480 ▲ 1,019 ▲ 538
財務活動によるキャッシュ・フロー 928 ▲ 221 ▲ 1,149
現金及び現金同等物に係る換算差額 ▲ 30 15 46
現金及び現金同等物の増減額 370 2,262 1,891
現金及び現金同等物の期末残高 3,312 5,574 2,262
(単位:百万円) 2017/3 期 2018/3 期 2019/3 期 2020/3 期 2021/3 期
設備投資額 2,691 3,986 4,375 2,817 1,545
減価償却費 1,282 1,650 1,906 2,209 2,057
▪ 「営業活動によるキャッシュ・フロー」
棚卸資産の減少等により、前期比で改善した。
▪ 「投資活動によるキャッシュ・フロー」
2020年3月期は土地の売却があったため、前期比で悪化した。
▪ 「財務活動によるキャッシュ・フロー」
借入金の増加を抑制したため、前期比で悪化した。
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Ⅱ. 2022年3月期(第122期)予想
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5. 連結業績予想 決算説明資料
2022年3月期は 前期比 増収増益の見込み
2021年3月期 2022年3月期
前期比
実績 予想
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
売上高 51,248 54,000 2,751 5.4
営業利益 359 580 220 61.5
(営業利益率) 0.7% 1.1% - 0.4
経常利益 419 530 110 26.2
特別損益 ▲ 240 - 240 -
親会社株主に
帰属する ▲ 433 220 653 -
当期純利益
想定為替レート: 104円/US$, 120円/€
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2021年3月期(第121期)
6. セグメント別業績予想 決算説明資料
2021年3月期 2022年3月期 前期比
実績 予想
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
自動車 売上高 33,594 36,000 2,405 7.2
安全部品 営業利益 ▲ 1,278 ▲ 440 838 -
事業 (営業利益率) ▲ 3.8% ▲ 1.2% - 2.6
売上高 17,621 18,000 378 2.1
機能製品
営業利益 2,845 2,260 ▲ 585 ▲ 20.6
事業
(営業利益率) 16.1% 12.6% - ▲ 3.6
不動産収入、 売上高 32 30 ▲2 ▲ 7.2
本社経費他 営業利益 ▲ 1,207 ▲ 1,240 ▲ 32 -
売上高 51,248 54,000 2,751 5.4
合 計 営業利益 359 580 220 61.5
(営業利益率) 0.7% 1.1% - 0.4
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2021年3月期(第121期)
7. 自動車安全部品事業 業績予想 決算説明資料
売上高 予想
(単位:百万円) 2022年3月期 予想
40,000 売上高 (前期比 + 7.2 %)
30,000 営業利益(前期比 + 838百万円)
36,000
33,594
20,000
10,000 自動車産業は、CASEやMaaSと呼ばれる新
領域での技術革新の進展など大きな環境変化
0 の中にあるが、当社の製造する自動車安全部
2021年3月期 2022年3月期 品については、将来を見据えた様々な変化・
進化が求められながらも需要は着実に拡大す
営業利益 るものと見込む。
(単位:百万円) 予想
500 全方位型の商品展開や開発ならびにサプライ
チェーンを見直し、経営資源を集中した商品
0 開発と提案型営業、設計・製造・調達の緊密
▲ 500 な連携による収益の向上、海外拠点を活かし
▲ 440
た販売と調達のグローバル化を推進する。
▲ 1,000 ▲ 1,278
▲ 1,500
2021年3月期 2022年3月期
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2021年3月期(第121期)
8. 機能製品事業 業績予想 決算説明資料
予想
売上高
(単位:百万円)
17,621 18,000 2022年3月期 予想
20,000 売上高 (前期比 + 2.1 %)
15,000 10,200 パルテム 営業利益(前期比 ▲ 20.6 %)
9,627
防災
10,000 1,600 産業資材
2,649
自然災害による国内の防災・減災意識の高ま
5,000 5,344 6,200 り、国土強靭化政策を受けたインフラ強化と
いった流れから、今後も需要増加を見込む。
0
2021年3月期 2022年3月期 しかし、新型コロナウイルス感染症の収束が
見通せず、来期は減益の予想。
営業利益
(単位:百万円) 2,845 予想 市場ニーズと当社の独自技術をマッチングさ
3,000 2,260 せた商品・システムの開発推進および既存技
パルテム 術の品質を向上させることにより、「総合イ
防災
ンフラ防災メーカー」の地位確立に引き続き
2,000 2,344
1,830 取り組む。
産業資材
1,000 230 70
270 360 ※パルテム(PALTEM)は、
0 ライフライン(上下水道・ガス等)の管更生事業
2021年3月期 2022年3月期 Pipeline Automatic Lining sysTEM の略称。
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2021年3月期(第121期)
9. 連結業績の推移 決算説明資料
(単位:百万円) 売上高 (単位:百万円) 経常利益
2,500 2,321
65,000
60,978
予想 1,946
60,000 58,295 2,000
56,714
54,000 1,362
55,000 1,500
50,331 51,248 予想
50,000 1,000 652
419 530
45,000 500
40,000 0
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3
親会社株主に帰属する
(単位:百万円) 営業利益 (単位:百万円) 当期純利益
2,500 2,237 2,500
2,045
1,879 2,000
2,000
1,510 1,500 1,245
1,500 1,019
予想
予想 1,000
1,000 457
599 580 500 ▲ 433 220
359
500 0
0 ▲ 500
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3
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Ⅲ. 対処すべき課題
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2021年3月期(第121期)
10. 対処すべき課題 決算説明資料
収益性を重視し、事業の基盤固めを行う
▪ 徹底したコストダウンの実施
▪ 責任者の明確化と収益の見える化
▪ 生産性・コストを意識した部門間連携の強化
経営資源の集中と開発・営業戦略の強化
▪ ターゲット顧客・ターゲット商品の絞り込み
▪ 小回りの利く顧客対応力・製造力の強化
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2021年3月期(第121期)
10. 対処すべき課題 決算説明資料
自動車安全部品事業 重点施策
徹底した効率化による原価低減
技術力・品質力の向上による顧客視点の商品展開
情報の共有化によるグローバル全体最適の追求
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2021年3月期(第121期)
10. 対処すべき課題 決算説明資料
機能製品事業 重点施策
パルテム関連
下水道分野の管更生需要への対応
上水道・農業用水分野での地位確立
防災関連
防災システムの提供
防災関連資機材の販売強化
産業資材関連
新規顧客開拓と新規開発
生産体制の再構築と効率化
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Ⅳ. 資本政策・株主還元方針
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11. 資本政策・株主還元について 決算説明資料
資本政策については、成長投資と安定的な株主還元を
バランスよく配することを志向する。
成長投資については、中長期的な企業価値向上に向け、
研究開発、設備投資、人材投資などを積極的に実行して
いく。
株主還元については、利益水準に応じて配当水準を
決定することを基本方針とする。
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2021年3月期(第121期)
12. 配当推移 決算説明資料
2021年3月期は 1株当たり 0 円 を予定
(円/1株)
配当金 配当金 配当性向 配当性向
50 75%
68.2%
40 60% 本社ビルの譲渡に伴う
特別損失により、上昇。
52.7%
30 予想 45%
新型コロナウイルス感染症拡大によ
20 30% る影響で当期の親会社株主に帰属す
21.7% る当期純利益は赤字となり、先行き
10 17.8% 15% 不透明な状況のなか財務基盤の強化
7.3% を図ることが重要と判断し、2021
0
0.0%
0%
年 3 月期は無配とする予定。
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
実績 実績 実績 実績 予定 予想
連結自己資本比率(配当前) 34.9% 32.9% 32.2% 35.0% 34.7% -
配当金(円/1株)* 30 40 45 25 0 25
配当性向(連結) 17.8% 52.7% 21.7% 7.3% 0.0% 68.2%
*1株当たり配当金は株式併合後のベースで記載
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Ⅴ. その他
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2021年3月期(第121期)
13. ご参考① 決算説明資料
製品のご紹介(自動車安全部品事業)
シートベルト 電動シェード
エアバッグ セパレーションネット
事業内容
自動車用シートベルト、エアバッグ、ステアリングホイール及び内装品などの製造・販売
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2021年3月期(第121期)
13. ご参考② 決算説明資料
製品のご紹介(機能製品事業)
パルテム・フローリング工法
(管路更生工法)
ブルーライン
システム
(給排水システム)
結露防止シート
結露ブロック
事業内容
管路更生工法「パルテム」用材料・資機材及び土木資材などの製造・販売ならびに管路更生工事、
消防用ホース、産業土木用ホース及び防災関連資機材の製造・販売、
産業用繊維資材(合繊ロープ・帆布など)、物流省力化システム関連、及び墜落阻止器具
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2021年3月期(第121期)
14. 芦森Vision2028 決算説明資料
芦森グループ
社是・MVV(Mission・Vision・Value) について
社是 1.信用を重んじ、堅実を旨とする
2.人の和と開かれた心で活力ある企業を築く
3.創意を生かし、社業を通じて社会に貢献する
Mission “新しい価値”の提供で、社会に貢献する
Vision “安全・リニューアル”分野で技術をリードする
世界に通じる“Excellent Company”
Value “ スピード”
“ コミュニケーション”
“ ストーリー”
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本資料中の業績予想および見込みについての記述は、本決算発表日現在において入手可能な
情報に基づいて作成したものであり、記載された将来の業績を保証するものではありません。
IRに関するお問い合わせ先
芦森工業株式会社 総務部
TEL:06-6105-1680
MAIL:ir_madoguchi@ashimori.co.jp
HP:https://www.ashimori.co.jp
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