3526 芦森工 2020-06-17 16:00:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]
2020年3月期(第120期)
決算説明資料
証券コード:3526
2020年3月期(第120期)
(2019年4月1日~2020年3月31日)
芦森グループ決算説明資料
連結業績は、売上高 58,295百万円、
営業利益 599百万円、経常利益 652百万円、
親会社株主に帰属する当期純利益 2,045百万円となりました。
2020年 6月 17日
芦森工業株式会社
Ashimori property and confidential
Ⅰ. 2020年3月期(第120期)実績
Ashimori property and confidential
2020年3月期(第120期)
1. 連結業績の概要 決算説明資料
2020年3月期業績は 前期比で減収減益(営業・経常利益ベース)
2019年3月期 2020年3月期
前期比
実績 実績
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
売上高 60,978 58,295 ▲ 2,683 ▲ 4.4
営業利益 2,237 599 ▲ 1,638 ▲ 73.2
(営業利益率) 3.7% 1.0% - ▲ 2.6
経常利益 2,321 652 ▲ 1,668 ▲ 71.9
特別損益 ▲ 255 2,949 3,205 -
税金等調整前
2,065 3,601 1,536 74.4
当期純利益
親会社株主に
帰属する 1,245 2,045 800 64.3
当期純利益
▪自動車安全部品事業で受注車種の販売低迷や海外人件費の上昇などにより
収益率が低下したため、営業・経常利益ベースで減益となった。
▪本社・大阪工場の一部土地売却益等(特別利益)により、当期純利益は増加した。
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2. セグメント別業績の概要 決算説明資料
2019年3月期 2020年3月期
前期比
実績 実績
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
売上高 42,274 39,271 ▲ 3,002 ▲ 7.1
自動車安全部品
営業利益 639 ▲ 1,356 ▲ 1,995 ▲ 312.1
事業
(営業利益率) 1.5% ▲ 3.5% - ▲ 5.0
売上高 18,697 18,998 301 1.6
機能製品
営業利益 2,928 3,262 333 11.4
事業
(営業利益率) 15.7% 17.2% - 1.5
不動産収入、 売上高 7 24 17 251.3
本社経費他 営業利益 ▲ 1,330 ▲ 1,307 23 ▲ 1.7
売上高 60,978 58,295 ▲ 2,683 ▲ 4.4
合 計 営業利益 2,237 599 ▲ 1,638 ▲ 73.2
(営業利益率) 3.7% 1.0% - ▲ 2.6
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3. 自動車安全部品事業 業績概要 決算説明資料
売上高 2020年3月期
(単位:百万円) 売上高 (前期比 ▲ 7.1 %)
50,000 営業利益(前期比 ▲312.1 %)
40,000
シートベルト関連
30,000 42,274 39,271 国内及び中国・メキシコの現地法人において
20,000 新規車種の立ち上がりにより売上が若干増加
10,000 したものの、商品構成の変化により採算が大
0 幅に悪化。
2019年3月期 2020年3月期
エアバッグ関連
国内及びタイ・中国・インド・韓国の現地法
営業利益
(単位:百万円)
人において受注車種の販売低迷、海外人件費
の上昇により、売上・利益ともに減少。
1,000
500 639 内装品関連
0 国内及びタイ・中国・メキシコの現地法人に
おいて受注車種の販売低迷により売上が減
▲ 500
▲ 1,356 少、また新商品の製造コスト上昇により採算
▲ 1,000 が悪化。
▲ 1,500
2019年3月期 2020年3月期 上記の結果、当事業は減収減益となった。
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4. 機能製品事業 業績概要 決算説明資料
売上高 2020年3月期
(単位:百万円) 18,697 18,998 売上高 (前期比 + 1.6 %)
20,000 営業利益(前期比 +11.4 %)
10,620 パルテム
15,000 9,900 パルテム関連
防災 下水道向けが好調に推移し、売上・利益とも
10,000 2,013 2,349 産業資材 に増加。
5,000 6,783 6,029 防災関連
0 災害対策用の大口径ホースや排水ホース、防
2019年3月期 2020年3月期 災関連資機材の需要が増加し、採算性改善。
営業利益 産業資材関連
(単位:百万円)
3,262
トラック物流省力化分野と建築資材分野が好
4,000 2,928 調であったが、前年度は連結子会社のオール
パルテム
セーフ(株)の決算期変更による売上増が
3,000 あったことから売上は減少、利益は増加。
2,723 防災
2,000 2,499
産業資材 上記の結果、当事業は増収増益となった。
21
1,000
471 518 ※パルテム(PALTEM)は、
0 ▲ 42 ライフライン(上下水道・ガス等)の管更生事業
2019年3月期 2020年3月期 Pipeline Automatic Lining sysTEM の略称。
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5. 設備投資・減価償却費の推移 決算説明資料
設備投資の推移 減価償却費の推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
5,000 4,375 2,500 2,209
3,986
1,906
4,000 2,000 1,650
2,691 2,817
3,000 1,500 1,299 1,282
2,000 1,722
1,000
1,000 500
0 0
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
<設備投資について>
2020年3月期の設備投資は、合計約 28 億円であった。
(内訳は、自動車安全部品事業 約 24 億円、機能製品事業 約 4 億円)
主な投資内容は下記の通り。
・ 自動車安全部品事業 レーザーカット機 約 1.7 億円
・ 機能製品事業 異形押出設備 約 0.6 億円
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6. 連結B/S 決算説明資料
2019年3月 2020年3月
前期末比
(単位:百万円) 期末 期末
流動資産 29,054 30,029 974
固定資産 18,612 17,777 ▲ 835 ▪棚卸資産の増加等により、
資産合計 47,667 47,806 139 流動資産が増加。
有利子負債 13,122 14,246 1,123
その他負債 19,151 16,756 ▲ 2,395 ▪仕入債務の減少等により、
負債合計 32,273 31,002 ▲ 1,271 その他負債が減少。
資本金 8,388 8,388 0
資本剰余金 1,632 1,632 0 ▪土地売却益(特別利益)等
利益剰余金 5,424 7,197 1,772 により、利益剰余金が増加。
自己株式 ▲ 174 ▲ 165 8
その他の包括利益累計額 94 ▲ 286 ▲ 381
新株予約権 10 21 11
非支配株主持分 16 16 0
純資産の部合計 15,393 16,804 1,410
負債及び純資産の部合計 47,667 47,806 139
自己資本比率 32.2% 35.1% 2.8%
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7. 連結C/F 決算説明資料
2019年3月期 2020年3月期
実績 実績 前期比
(百万円) (百万円) (百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,765 ▲ 46 ▲ 3,812
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 3,818 ▲ 480 3,338
財務活動によるキャッシュ・フロー 560 928 367
現金及び現金同等物に係る換算差額 ▲ 46 ▲ 30 16
現金及び現金同等物の増減額 460 370 ▲ 89
現金及び現金同等物の期末残高 2,941 3,312 370
▪ 「営業活動によるキャッシュ・フロー」
棚卸資産の増加、仕入債務の減少等により、前期比で悪化した。
▪ 「投資活動によるキャッシュ・フロー」
本社・大阪工場の一部土地を売却したため、前期比で改善した。
▪ 「財務活動によるキャッシュ・フロー」
借入金の増加により、前期比で改善した。
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2020年3月期(第120期)
8. 連結業績の推移 決算説明資料
(単位:百万円) 売上高 (単位:百万円) 経常利益
2,500 2,321
65,000
60,978
1,946
58,295 2,000
60,000 56,714 1,700
1,362
55,000 51,380
1,500
50,331
50,000 1,000 652
45,000 500
40,000 0
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
(単位:百万円) 営業利益 (単位:百万円) 親会社株主に帰属する
当期純利益
2,500 2,237 2,500
2,071 2,045
1,879
2,000 2,000
1,510
1,360
1,500 1,500 1,245
1,019
1,000 1,000
599
457
500 500
0 0
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
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Ⅱ. 新型コロナウイルス感染症の影響と
今後の業績見通し
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9. 新型コロナウイルス感染症の影響と 2020年3月期(第120期)
今後の業績見通し 決算説明資料
▪世界各地におけるロックダウン
▪日本国内における経済活動に対する自粛要請
▪完成車メーカーの操業停止
新型コロナウイルス感染症 「ウィズ・コロナ」「ポスト・コロナ」
の収束が見通せない における消費様式の変容が見通せない
自動車販売の回復過程は相当長期化する
機能製品事業においても
全世界的な景況悪化に伴う下振れ懸念が大きい
2021年3月期(第121期)の業績見通しは
現時点では算出が難しい
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10. 各製造拠点の稼働状況(自動車安全部品事業) 決算説明資料
( 2020年6月15日現在 )
芦森科技(無錫) アシモリ・コリア 芦森工業
自動車メーカーの減産 自動車メーカーの減産 稼働停止(一時帰休)や
の影響を受けたものの の影響を受けるものの 一部ラインの停止等
通常通りの稼働 通常通りの稼働
アシモリ・メキシコ
4月上旬~ 稼働停止
6月月初~ 生産再開
アシモリ・インディア アシモリ・タイランド 芦森工業山口
3月下旬~ 稼働停止 稼働停止(一時帰休)や 稼働停止(一時帰休)や
6月上旬~ 一部生産再開 一部ラインの停止等 一部ラインの停止等
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Ⅲ. 対処すべき課題
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2020年3月期(第120期)
11. 対処すべき課題 決算説明資料
収益性を重視、事業の基盤固めを行う
▪ 徹底したコストダウンの実施
▪ 責任者の明確化と収益の見える化
▪ 生産性・コストを意識した部門間連携の強化
経営資源の集中と開発・営業戦略の強化
▪ ターゲット顧客・ターゲット商品の絞り込み
▪ 小回りの利く顧客対応力・製造力の強化
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2020年3月期(第120期)
11. 対処すべき課題 決算説明資料
自動車安全部品事業 重点施策
商品力の向上とターゲットの絞り込み
製造コスト・間接経費の削減
グローバル管理体制の構築
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2020年3月期(第120期)
11. 対処すべき課題 決算説明資料
機能製品事業 重点施策
パルテム関連
下水道分野需要への対応
上水道・農業用水分野での地位確立
防災関連
防災システムの提供
防災関連資機材の強化
産業資材関連
新規顧客開拓と新規開発
生産体制再構築と効率化
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Ⅳ. 資本政策・株主還元方針
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12. 資本政策・株主還元について 決算説明資料
資本政策については、成長投資と安定的な株主還元を
バランスよく配することを志向する。
成長投資については、中長期的な企業価値向上に向け、
研究開発、設備投資、人材投資などを積極的に実行して
いく。
株主還元については、利益水準に応じて配当水準を
決定することを基本方針とする。
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2020年3月期(第120期)
13. 配当推移 決算説明資料
2020年3月期は 1株当たり 25円を予定
(円/1株)
配当金 配当金 配当性向 配当性向
60 60%
本社ビルの譲渡に伴う
50
52.7% 当初、2020年3月期は配当金
特別損失により、上昇。
1株 45円を見込んでいたが、
40 40% 現在の経営環境・業績状況等を
予定
総合的に勘案し、1株 25円(配
30 当性向 7.3%)とする予定。
21.7%
20 20%
17.8%
13.4%
10
7.3% 本社・大阪工場の一部土地売却益
(特別利益)により、低下。
0 0%
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
実績 実績 実績 実績 予定
連結自己資本比率(配当前) 37.2% 34.9% 32.9% 32.2% 35.1%
配当金(円/1株)* 30 30 40 45 25
配当性向(連結) 13.4% 17.8% 52.7% 21.7% 7.3%
*1株当たり配当金は株式併合後のベースで記載
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Ⅴ. その他
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14. トピックス①(自動車安全部品事業) 決算説明資料
当社は、欧州における受注活動の拡大を目指し、
ドイツ バーデン=ヴュルテンベルク州に現地法人を
設立いたしました。
Ashimori Europe GmbHの概要
(1)所在地 ドイツ連邦共和国
バーデン=ヴュルテンベルク州
ジンデルフィンゲン
(2)設立 2019 年 9 月
(3)主な事業の内容
自動車用シートベルト・
エアバッグ・内装品等の輸入・販売
(4)資本の額 2 万 5,000 ユーロ(約 3 百万円) フランクフルト
(5)出資比率 芦森工業株式会社 100% ジンデルフィンゲン
バーデン=
ミュンヘン
ヴュルテンベルク州
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2020年3月期(第120期)
14. トピックス②(機能製品事業) 決算説明資料
機能製品事業では2020年3月期でインフラ分野(下水道の老朽化)や
大型台風や集中豪雨などの水害対策商品で大きく貢献しました。
緊急排水ホース
パルテム・フローリング工法
(管路更生工法)
ジャストップ
拡大する需要に対し
さらなる売上増を目指します。
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2020年3月期(第120期)
15. ご参考① 決算説明資料
製品のご紹介(自動車安全部品事業)
シートベルト 電動シェード
エアバッグ セパレーションネット
事業内容
自動車用シートベルト、エアバッグ、ステアリングホイール及び内装品などの製造・販売
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2020年3月期(第120期)
15. ご参考② 決算説明資料
製品のご紹介(機能製品事業)
パルテム・フローリング工法
(管路更生工法)
ブルーライン
システム
(給排水システム)
結露防止シート
結露ブロック
事業内容
管路更生工法「パルテム」用材料・資機材及び土木資材などの製造・販売ならびに管路更生工事、
消防用ホース、産業土木用ホース及び防災関連資機材の製造・販売、
産業用繊維資材(合繊ロープ・帆布など)、物流省力化システム関連、及び墜落阻止器具
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2020年3月期(第120期)
16. 芦森Vision2028 決算説明資料
芦森グループ
社是・MVV(Mission・Vision・Value) について
社是 1.信用を重んじ、堅実を旨とする
2.人の和と開かれた心で活力ある企業を築く
3.創意を生かし、社業を通じて社会に貢献する
Mission “新しい価値”の提供で、社会に貢献する
Vision “安全・リニューアル”分野で技術をリードする
世界に通じる“Excellent Company”
Value “ スピード”
“ コミュニケーション”
“ ストーリー”
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本資料中の業績予想及び見込みについての記述は、本決算発表日現在において入手可能な
情報に基づいて作成したものであり、記載された将来の業績を保証するものではありません。
IRに関するお問い合わせ先
芦森工業株式会社 広報・IR室
TEL:06-6105-1680
MAIL:ir_madoguchi@ashimori.co.jp
HP:https://www.ashimori.co.jp
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