3498 M-霞ヶ関キャピタル 2021-10-06 15:45:00
中期経営経計画(2022年8月期~2026年8月期) [pdf]

中期経営計画(2022年8月期~2026年8月期)

霞ヶ関キャピタル2.0計画



                                 2021年10月6日
                            霞ヶ関キャピタル株式会社
                            東証マザーズ(証券コード:3498)
霞ヶ関キャピタル2.0(KC2.0):計画の概要

    新たな収益モデルとして霞ヶ関キャピタル2.0を策定し、物流施設から始動
                                              【検討中のシードアセット一覧】
       パートナーシップ型(KC2.0)
                                                                アセット
                                                    所在地
                                                                タイプ
                                                                            延床面積**             着工予定                竣工予定

◼   ビジネスモデル
                                               ①   埼玉県久喜市        ドライ         14,000㎡       2022年8月期3Q         2023年8月期3Q
    • パートナーと合弁会社(JV)を設立し、計画の立案から
      開発までを実施                                  ②   京都府京都市         未定         18,000㎡            調整中                調整中

    • 開発基本スキームはSPC*を設立し、ノンリコース                 ③   神奈川県厚木市     冷凍冷蔵          14,100㎡            調整中                調整中

      ローンとパートナーからの資金で開発を行う形式                   ④   埼玉県加須市        ドライ         15,580㎡            調整中                調整中

    • JVが開発利益を受領し、当社は出資比率分(66%)
      を享受
    • JVは当社の連結子会社となるが、SPCは非連結が基
      本スキーム
◼   当社のメリット
    • JVが用地取得から開発まで実施するため、これまで機
      会逸失していた開発利益(の66%)を得ることが可能                 ① 埼玉県久喜市案件イメージ図面                      ② 京都府京都市案件イメージ図面

    • SPCを活用した開発の場合、ノンリコースローンを活
      用するため、当社事業へのリスクは限定的
    • 事前にパートナーと合意した物件を開発するため、用
      地取得・物件開発をスムーズに進めることが可能


まずは、物流施設開発からKC2.0化、中期的にアパー
トメントホテルや再生可能エネルギー施設などのア
                                                ③ 神奈川県厚木市案件イメージ図面                     ④ 埼玉県加須市案件イメージパース
セットに対してもKC2.0を拡大予定
*SPC:特別目的会社、 **延床面積は小数点以下を四捨五入しております。現在プランニング中の為、延床面積及び着工・竣工予定は、大まかな暫定の内容にて記載しております。
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霞ヶ関キャピタル2.0(KC2.0):収益構造

      コンサルティング型 (KC1.0)                           パートナーシップ型(KC2.0)
      土地売却によるキャピタルゲインと                          JVの出資比率に応じた運用フィー及び開発利益
   コンサルティングによる運用フィー及び成功報酬

                                     開発投資家                                                               パートナー

                                                                                                   売却益
                         成功報酬

                                                                                                    持分
                                 開発利益
                                                                                                    比率
                                                                                                   (66%)*
                      フィー収入
                                               ※当社はJV会社を連結子                    フィー収入
                                              会社としてPLを取り込む。
                                              開発スキーム(SPC/オン
                                               ブック開発等)により、
                       建物原価                   JVの売上高は変化するが、
   当社売上高=                            原価        プロジェクト利益への影                      建物原価
  土地原価+利益                                          響は軽微                                                原価
            土地開発利益              (土地建物)
                                                                                                   (土地建物)
             土地利益
              利益

   土地原価        原価
                                               土地原価


   用地取得       計画        建築           竣工       用地取得                                 建築                 竣工


  収益化が早く、資金効率を高めた経営が特徴                       収益化のタイミングは遅くなるが総額は大きくなる

*パートナー分の34%は非支配株主に属する利益として当期純利益で調整
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  霞ヶ関キャピタル2.0(KC2.0):証券化市場において存在感を増す物流施設

      不動産証券化市場は宿泊施設や商業施設が減少する中、物流施設の割合が増加
  不動産の用途別証券化実績                         物流施設の割合増加:19.1% ➞ 33.3%
           ヘルスケア
            0.1兆円       その他                                            その他
                                                           ヘルスケア
                        0.2兆円      物流施設                                0.2兆円
                                                            0.1兆円                                                       物流施設
                                   0.4兆円
                 住宅                                                                         物流施設                        宿泊施設
                0.2兆円                                                                       0.7兆円
                           2018年                                住宅        2020年                                         商業施設
                                                               0.3兆円
                                                                                                                        オフィス
                        不動産証券化         宿泊施設                              不動産証券化
                         市場規模          0.3兆円                              市場規模                                          住宅
                         4.7兆円                                            3.9兆円
                                                                                                                        ヘルスケア施設
                  オフィス             商業施設                                                                                 複合施設・その他
                  0.7兆円            0.2兆円                               オフィス
                                                                       0.7兆円
                                             合計                                                     合計
                                           0.5兆円                                                  0.1兆円
                                                      宿泊・商業施設の割合減少:25.1%➞5.8%
        【参考】証券化不動産の取得・譲渡実績(兆円)
 10
                 5.5            4.7        3.9           ◼ 2020年度の証券化された不動産や信託受益権の資産額は約3.9兆円
                                                 取得      ◼ 直近約10年間における日本の大規模な土地取引件数は2010年~2020年
  0
                                                 譲渡        において年平均成長率3.7%で成長
                                                         ◼ 用途別の不動産取得実績を見ると、コロナの影響を受け、宿泊施設と
▲10
         2012    2014    2016   2018   2020                商業施設が減少、物流施設の割合が増加
      出所:国土交通省「令和2年度不動産証券化実態調査」*内訳には私募ファンドの不動産取得推計値を含まないため、合計資産額と一致しない。

                                                                           Copyright(c) Kasumigaseki Capital Co., Ltd. ALL Rights Reserved.   3
  中期経営計画:KC2.0による利益成長への貢献

  中期計画の足元ではKC2.0は仕込み期間となり、KC2.0の利益貢献は2025年8月期以降から徐々に本
  格化。2026年8月期にはグループ当期純利益で100億円達成を目指す。
                                       KC1.0の利益貢献(物流施設以外)
  棒グラフ:連結当期純利益(億円)        KC2.0の仕込み期間                                     KC2.0の利益貢献
折れ線グラフ:当期純利益のトレンド
                                                                                        営業利益          当期純利益
                                                                                        200億円          100億円




                                                                                                                 KC1.0+KC2.0
                                                                                                                 の成長見通し
                                                営業利益
                                    営業利益        35億円
           営業利益        営業利益         25億円
           13.2億円      18.5億円                   当期純利益
                                                                                                                 KC1.0のみの時
                                   当期純利益         20億円
                                                                                                                 の成長イメージ
          当期純利益       当期純利益         15億円
           7.9億円       10億円



          2021/8期      2022/8期      2023/8期      2024/8期          2025/8期                      2026/8期
                     (KC2.0第1期)   (KC2.0第2期)   (KC2.0第3期)       (KC2.0第4期)                   (KC2.0第5期)

          KC2.0第1期   仕入                開発                                      運用

    KC2.0 KC2.0第2期                仕入                開発                                              運用

   案件進捗 KC2.0第3期                               仕入                       開発
   イメージ KC2.0第4期                                                仕入                         開発

          KC2.0第5期   :売却益計上のタイミング                                                           仕入           開発
                                                            Copyright(c) Kasumigaseki Capital Co., Ltd. ALL Rights Reserved.   4
中期経営計画:AUM(着工済/竣工済アセット)拡大イメージ

    物流・ホテル・再エネの3本柱でAUM(着工済/竣工済アセット)を積み上げ
              安定収益の拡充を加速化させる
                                                         再エネ発電施設+その他


                                           その他アセッ
                                           トファンドで
                                           約500億円の                                                            ホテル
                                           AUMを目指す
    着工済/竣工済のみ
  (計画中/開発中は含まず)
                                       FAVホテルは
          内訳                           約500億円の
                                       AUMを目指す
     物流:207億円
                                                                                                              新設JVは5年以内に
    ホテル:109億円                                                                                                 物流施設専業デベ
                                                                                                              ロッパーとして業
                                                                                                              界トップを目指す


    316億円                       JV設立後3年間で
                                                                                                           物流施設
                                 AUM2,000億円
                                  規模を目指す

2021年8月         2022年8月      2023年8月             2024年8月                        2025年8月                            2026年8月
                (KC2.0第1期)   (KC2.0第2期)          (KC2.0第3期)                    (KC2.0第4期)                          (KC2.0第5期)
 AUM総額目標        1,000億円規模    2,000億円規模           3,000億円規模                     5,000億円規模                          6,000億円規模
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