3498 M-霞ヶ関キャピタル 2020-09-04 16:00:00
業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                              2020 年9月4日
各 位
                                      会 社 名    霞ヶ関キャピタル 株式会社
                                      代表者名     代表取締役社長         河本     幸士郎
                                               (コード番号:3498 東証マザーズ)
                                      問合せ先     取締役管理本部長          廣瀬    一成
                                                         (TEL.03-5510-7653)


               業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2019 年 10 月 11 日に公表いたしました 2020 年8月期通期(2019 年9月1日~2020 年
8月 31 日)の業績予想及び配当予想を下記の通り修正することを決議いたしましたので、お知ら
せいたします。


                                  記


1.通期業績予想について
 (1)2020年8月期の連結業績予想の修正(2019年9月1日~2020年8月31日)
                                               親会社株主
                                                         1 株当たり
                売上高      営業利益     経常利益         に帰属する     当期純利益
                                               当期純利益
                 百万円      百万円          百万円       百万円          円 銭
 前回発表予想(A)
                 8,260    1,490        1,400       985       318.38

 今回修正予想(B)       8,015      331          180       134        43.52

 増減額(B-A)        △244    △1,158       △1,219     △850           -

 増減率(%)          △3.0%   △77.8%       △87.1%    △86.3%          -
 (参考)前期実績
                 5,352      699          639       435       140.76
 (2019 年8月期)


 (2)通期業績予想修正の理由について
 今般の新型コロナウイルス感染症の拡大・長期化により、経済全体の不透明感が増している
中、当社グループの主たる事業領域である不動産市場におきましても、先行き不透明感による一
部のアセットタイプに対する投資家の様子見姿勢の高まりや、金融機関における融資姿勢の厳格
化・融資審査の長期化等、不動産投資に係る活動の制約が大きくなっております。
 当社のアパートメントホテル開発事業につきましては、外出自粛や訪日外国人に対する入国・
行動制限等により国内及びインバウンドの観光・旅行需要が大きく落ち込み、開発コンサルティ
ング案件の一時休止等の調整を余儀なくされるなどの影響を受けております。その結果、運営す
るホテルの直接的な影響こそ軽微だったものの、今期の開発コンサルティングとして予定されて
いた案件が来期以降に延期するなどの要因により、アパートメントホテル開発事業の売上高は期
初の予想より 870 百万円下回る見込みとなりました。
 一方で、保育園開発や太陽光発電施設開発等においては、新型コロナウイルス感染症の影響が
軽微であり、また安定的なアセットとして注目が高まっていることから、期初の予想通りの営業
活動を行うことができております。なお、コンサルティング収入を見込んでいた案件の一部にお
いて不動産の保有・売却へとスキームが変更されたこともあり、これら事業領域における売上高
は期初の予想より 910 百万円上回る見込みとなりました。
 その他、全体に占める割合は小さいものの、ショッピングセンター事業や海外投資事業におき
ましても新型コロナウイルスに伴う経済活動の減速の影響を受け、想定を下回る結果となりまし
た。これらのことにより、当社グループの 2020 年8月期通期の売上高は期初計画から 244 百万
円減の 8,015 百万円となる見込みとなりました。
 また、事業規模及び事業領域の拡大に向けた優秀な人材の獲得を先行して行ったことにより、
人件費や採用コスト等関連する費用が増加する見込みとなり、販管費が期初予想より 376 百万円
増加しております。加えて、取組み中案件の増加により資金調達コストも上昇しており、当社グ
ループの営業利益は 1,158 百万円減の 331 百万円、経常利益は 1,219 百万円減の 180 百万円、親
会社株主に帰属する当期純利益は 850 百万円減の 134 百万円と、期初の予想を下回る見込みとな
りました。
 なお、当社グループは不動産コンサルティング事業の商品ラインナップ及び事業領域の拡充に
向けて 2020 年6月1日付で物流事業、CRE 事業を新規に立ち上げており、今後の当社事業の新
たな展開において来期以降の業績に寄与していくものと考えております。また、今後の取組み詳
細につきましては、本日(2020 年9月4日)
                      、別途公表しております「今後の施策について」を
あわせてご参照ください。


2.配当予想の修正について
(1)配当予想の修正
                                  年間配当金
                       第2四半期末       期末           合計
     前回予想
                          -       0 円 00 銭     0 円 00 銭
(2019 年 10 月 11 日発表)
   今回修正予想                 -       20 円 00 銭    20 円 00 銭
     当期実績              0 円 00 銭      -            -
    前期実績
                       0 円 00 銭   20 円 00 銭    20 円 00 銭
 (2019 年8月期)
(注)当社は、2019 年9月 1 日付で普通株式 1 株につき 2 株の株式分割を行っております。上記
    の前期実績(2019 年8月期)については、当該株式分割を考慮した金額を記載しております。
    なお、分割考慮前の前期実績は1株当たり 40 円 00 銭となります。


(2)修正の理由
当社は、利益配分につきましては、業績の推移を見据え、将来の事業の発展と経営基盤の強化
のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針とし
ております。
株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表するとともに、本日公表しました当期の業績予想を
踏まえ、2020 年8月期の期末配当予想につきまして、前期同様の1株当たりの配当額を維持
し、1株当たり 20 円といたします。
                                                           以   上