3482 M-ロードスター 2020-10-30 15:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月30日
上場会社名 ロードスターキャピタル株式会社 上場取引所 東
コード番号 3482 URL https://loadstarcapital.com/
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)岩野 達志
問合せ先責任者 (役職名) 最高財務責任者 (氏名)川畑 拓也 TEL 03(6630)6690
四半期報告書提出予定日 2020年10月30日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 13,883 14.8 3,828 33.7 3,534 39.3 2,305 42.3
2019年12月期第3四半期 12,096 54.8 2,862 33.5 2,537 27.9 1,620 27.7
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 2,305百万円 (42.3%) 2019年12月期第3四半期 1,620百万円 (27.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 126.92 126.45
2019年12月期第3四半期 76.08 75.51
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 50,489 7,302 14.4
2019年12月期 44,337 7,821 17.6
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 7,285百万円 2019年12月期 7,820百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 14.50 14.50
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) 16.00 16.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 16,862 11.6 4,120 12.8 3,741 14.3 2,319 11.7 108.18
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 21,444,000株 2019年12月期 21,444,000株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 5,100,130株 2019年12月期 112株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 18,167,974株 2019年12月期3Q 21,297,089株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予測の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.3「1. 当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1. 当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 3
2. 四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 5
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 7
( 継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、消費減退、企業活
動の停滞により落ち込みを見せております。足元では徐々に経済活動が戻ってきている状況ではありますが、新型コ
ロナウイルス感染症の再拡大の兆候も見受けられ、短期的な経済の見通しは不透明であります。また、海外において
は国内以上に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、米中関係の悪化なども重なり、世界的な景気後退の
動向に注視する必要があります。
当社グループが属する不動産及び不動産金融業界、特にB to Bのオフィス不動産マーケットにおきましては、新型
コロナウイルス感染症の影響は限定的であり、2020年3月から5月にかけての不動産関連取引は一時的に停滞したもの
の、6月以降は新型コロナウイルス感染症拡大前の状況に戻りつつあります。また、日本銀行の金融緩和政策が継続
し、金融機関の融資姿勢に大きな変化は見られないため、物件取得意欲は減退していない状況です。三鬼商事㈱の最
新オフィスビル市況(2020年9月時点)によれば、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の既存オフィス
ビルの空室率は3.43%と、新型コロナウイルスの影響で上昇傾向にあるものの引き続き低位で推移しており、坪当た
り平均賃料については22,733円と前年同月比4.02%の上昇となっております。
クラウドファンディング業界におきましては、高い成長率で国内の市場規模が拡大しており、2018年度の市場規模
は前期比20.3%増の2,044億円となっている見込みです(㈱矢野経済研究所「国内クラウドファンディング市場の調査
を実施(2018年)」(2018年12月3日発表) https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2036)。
こうした環境の中、当社グループでは、コーポレートファンディング事業において、当社保有物件の売却を年間計
画どおりに進めました。また、コロナ禍でありながら当社の強みである仕入力を最大限に発揮し、創業以来最大とな
る物件仕入を実現し、当第3四半期連結累計期間以降の収益基盤を確保いたしました。
また、不動産特化型クラウドファンディング事業においても、投資家会員数と累積投資金額は増加しております。
さらに、当社グループが属する貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)業界において、昨年、金融
庁が法令適用事前確認手続(ノーアクションレター制度)において、ソーシャルレンディング事業における貸付先の
匿名化・複数化を解除するための条件を認め、それに伴い自主規制団体である第二種金融商品取引業協会が当該条件
を実施するための詳細なルールを発表しました。OwnersBookにおきましても、債務者情報の開示が徐々に浸透してお
り、貸付先情報の透明化により、個人投資家の需要は今後も強く着実に成長していくものと予想され、当社の発展に
貢献することが期待されます。
これらの活動の結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
(売上高の状況)
コーポレートファンディング事業における不動産の売却や不動産賃貸収入の増加により、売上高は13,883百万円と
前第3四半期連結累計期間に比べ1,786百万円、14.8%の増収となりました。
主要なサービス別の概況は以下のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメン
トごとに記載しておらず、サービス別に区分して記載しております。
a.コーポレートファンディング事業
ⅰ.不動産投資事業
5物件を売却した結果、不動産投資売上は12,218百万円(前年同四半期比15.8%増)となりました。
ⅱ.不動産賃貸事業
5物件を売却しましたが、新たに9物件の取得等を実施した結果、不動産賃貸売上は1,368百万円(同34.9%増)
となりました。
b.クラウドファンディング事業
新型コロナウイルス感染症の影響で不動産取引がやや停滞気味であり、また、新規案件の組成を慎重に行ったた
め、営業貸付金は4,157百万円となり、クラウドファンディング事業の売上は246百万円(同11.9%減)となりまし
た。
c.アセットマネジメント事業
既存の受託資産残高(AUM)10,980百万円により、アセットマネジメント事業売上は46百万円となりました。
d.その他事業
事務手数料売上等により3百万円となりました。
(営業利益の状況)
営業利益については、売上高の増加などにより、3,828百万円(同33.7%増)となりました。
(経常利益の状況)
経常利益については、営業利益の増加などにより、3,534百万円(同39.3%増)となりました。
- 2 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(親会社株主に帰属する四半期純利益の状況)
親会社株主に帰属する四半期純利益については、経常利益の増加などにより、2,305百万円(同42.3%増)となりま
した。
(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は50,489百万円(前連結会計年度末比13.9%増)となりました。主な増加要因
は、販売用不動産の取得によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は43,186百万円(同18.3%増)となりました。主な増加要因は、借入
金の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は7,302百万円(同6.6%減)となりました。これは、利益剰余金が
1,994百万円増加(親会社株主に帰属する四半期純利益による増加2,305百万円、及び配当の支払いによる減少310百万
円)する一方、自己株式の取得により自己株式が2,529百万円増加し、同額純資産が減少したことによるものでありま
す。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、概ね当初計画どおり推移していることから、通期の業績予想につ
いては前回発表予想を修正しておりません。
- 3 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,766 8,400
営業貸付金 6,128 4,157
販売用不動産 30,045 37,410
その他 106 199
流動資産合計 44,048 50,167
固定資産
有形固定資産 61 52
無形固定資産 9 7
投資その他の資産 218 261
固定資産合計 289 321
資産合計 44,337 50,489
負債の部
流動負債
短期借入金 849 374
1年内返済予定の長期借入金 1,526 1,519
未払法人税等 702 697
賞与引当金 - 107
預り金 2,038 2,415
その他 409 774
流動負債合計 5,526 5,888
固定負債
長期借入金 22,962 30,880
匿名組合出資預り金 7,022 4,747
その他 1,004 1,670
固定負債合計 30,989 37,298
負債合計 36,516 43,186
純資産の部
株主資本
資本金 1,402 1,402
資本剰余金 1,392 1,392
利益剰余金 5,025 7,020
自己株式 △0 △2,529
株主資本合計 7,820 7,285
新株予約権 1 16
純資産合計 7,821 7,302
負債純資産合計 44,337 50,489
- 4 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月 1日 (自 2020年1月 1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 12,096 13,883
売上原価 8,453 9,214
売上総利益 3,643 4,669
販売費及び一般管理費 780 840
営業利益 2,862 3,828
営業外収益
受取保険金 0 5
還付加算金 1 0
その他 0 0
営業外収益合計 2 6
営業外費用
支払利息 161 193
デリバティブ評価損 54 29
支払手数料 108 66
その他 2 11
営業外費用合計 328 301
経常利益 2,537 3,534
匿名組合損益分配前税金等調整前四半期純利益 2,537 3,534
匿名組合損益分配額 194 197
税金等調整前四半期純利益 2,342 3,337
法人税、住民税及び事業税 775 1,077
法人税等調整額 △53 △45
法人税等合計 722 1,031
四半期純利益 1,620 2,305
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,620 2,305
- 5 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月 1日 (自 2020年1月 1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 1,620 2,305
四半期包括利益 1,620 2,305
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,620 2,305
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 6 -
ロードスターキャピタル株式会社(3482) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年3月31日開催の株主総会決議において可決された特定の株主からの自己株式取得の議案の決議に基づ
き、自己株式の取得を以下のとおり実施いたしました。この取得により、当第3四半期連結累計期間において自己株式
が2,529百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が2,529百万円となっております。
(1)取得した株式の種類 当社普通株式
(2)取得した株式の総数 5,100,000株
(3)株式の取得価額の総額 2,529,600,000円
(4)取得日 2020年4月8日
(5)取得方法 市場外取引による相対取引
(6) 取得先 Renren Lianhe Holdings
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、不動産関連事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
- 7 -