3479 M-TKP 2020-04-27 16:35:00
当社出資先である株式会社ファーストキャビンの破産手続き開始申立てによる、当社フランチャイズ契約2施設の対応および今後の見通しについて [pdf]

                                                     2020 年4月 27 日
各   位
                            会 社 名        株 式 会 社 テ ィ ー ケ ー ピ ー
                            代表者名         代表取締役社長      河   野    貴    輝
                                         (コード番号:3479 東証マザーズ)
                            問合せ先         取締役最高財務責任者       中村       幸司
                                         (TEL.   03- 5227- 7321)


        当社出資先である株式会社ファーストキャビンの破産手続き開始申立てによる、
           当社フランチャイズ契約2施設の対応および今後の見通しについて


    当社の出資先であり、フランチャイズ契約を締結している株式会社ファーストキャビンが、
2020 年4月 24 日に東京地方裁判所へ破産手続開始の申立て(以下、
                                   「本件」といいます。)を行
ったことに対する、当社の対応について以下のとおりお知らせいたします。


1. 出資先概要

     (1) 名称          株式会社ファーストキャビン

     (2) 所在地         東京都千代田区紀尾井町3-6紀尾井町パークビル6階

     (3) 代表者の役職・氏名   代表取締役 岸田            登

     (4) 事業内容        ホテルの運営、その他関連する業務

     (5) 設立年月日       2006年7月7日


2. 保有株式について

     (1) 取得日         2016年3月1日

     (2) 取得株式数       190,000株

     (3) 保有簿価        180百万円(2020年2月末時点)


3. フランチャイズ契約に基づき当社が運営を施設の概要

     (1) 施設名称        ファーストキャビンTKP名古屋駅
     (2) 所在地         愛知県名古屋市中村区則武1-15-3

     (3) 施設概要        延床面積       2,000㎡
                   客室   全199室

  (4) 建物           所有

  (5) 土地           所有


  (1) 施設名称         ファーストキャビンTKP市ヶ谷
  (2) 所在地          東京都新宿区市谷八幡町8番地

  (3) 施設概要         延床面積   1,766㎡
                   客室   全165室

  (4) 建物           賃借


4. 当社運営施設の今後の対応と見通し
   現在、フランチャイズ契約に基づき当社が運営している2施設は、新型コロナウイルス
  感染拡大に伴い休業しております。
   「ファーストキャビンTKP名古屋駅」は、2020 年4月 14 日(火)のチェックアウト
  を持ちまして営業を休止いたしました。また、同施設に関する土地および建物につきまして
  は、2020 年3月に不動産売買契約を締結しており、売却の手続きを進めております。手続
  きが完了した際、売却益が特別利益に計上されることが見込まれます。
   「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」は、2020 年4月6日(月)から 2020 年5月 31 日
  (日)までの期間を一時休館しております。同施設は、当社の本社オフィスビルに併設して
  おり、これまで都心部の宿泊研修ホテル(BtoB)
                         、個人向けの宿泊(BtoC)としての利用し
  ているほか、当社従業員向けの福利厚生施設(BtoE)としても利用しております。ファース
  トキャビン全 25 施設の中でも最も稼働状況が良好な施設のひとつであり、安定した売上高
  および利益を創出する施設であることから、休業期間が終了した後は運営を再開する予定
  です。再開後の具体的な運営方法等については現在検討中ですが、同施設は会議室とセット
  でのハイブリッド型施設として成功しており、空間再生流通事業の代表例のひとつである
  ため、この事業を継続してまいりたいと考えております。


5.当社業績へ与える影響について
   当社の 2021 年2月期業績予想は現在精査中ではありますが、当社の試算では、ファース
  トキャビンTKP名古屋駅の不動産売却による特別利益が株式評価損による特別損失(180
  百万円)を上回る見通しです。但し、本件に伴う当社の通期業績へ与える影響は軽微となる
  見通しです。


                                                以上