3479 M-TKP 2021-10-14 11:00:00
2022年2月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]

2022年2月期 第2四半期
     決算説明会


  株式会社ティーケーピー

    2021年10月14日(木)
 TKPガーデンシティPREMIUM京橋


                       0
目次


 2022年2月期 第2四半期 ハイライト

 決算概要・事業概況

 事業進捗
 Appendix




 ※本資料内では以下の定義に基づき期間を表示しています
     FY2020:2021年2月期   Q1:3-5月期
     FY2021:2022年2月期   Q2:6-8月期
                       Q3:9-11月期
                       Q4:12-2月期

                                   1
                                     (C) TKP Corporation 2021

2022年2月期 第2四半期 ハイライト


  決算サマリー
    • 貸会議室を活用したワクチン接種の実施および当社運営アパホテルの
      新型コロナ軽症者用一棟貸しが進捗したことにより、
      四半期営業利益・経常利益が黒字化

    • 新型コロナの貸会議室需要への影響が期初想定よりも長期化している
      ことを踏まえ 10/6に業績予想を修正



  経営トピックス
    •   新型コロナ対策と並行した形の社会経済活動の正常化に向け、不採算
        リスクを抑えた物件仕入れを推進

    •   日本経済新聞社との業務提携を発表


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2022年2月期 第2四半期
決算概要




                 3
                                                                               (C) TKP Corporation 2021


 2022年2月期 業績予想の修正(10/6発表)について
コロナ禍に対する施策は一定効果があったものの、期初の想定に対し新型コロナ感染再
拡大に伴う影響が長期化したことから、今期の業績予想を修正。併せて、子会社再編に
関する税金費用に見通しがついたため、親会社株主に帰属する当期純損益も発表


                     2021年2月期         2022年2月期          2022年2月期          対期初予想
         (百万円)           実績             期初予想              修正予想              増減

      売上高                  43,138            48,000             43,800      △4,200

    EBITDA※1                 3,073            5,800              3,600      △2,200
     売上比(%)                    7.1%             12.1%              8.2%

     営業損益                 △2,497                700             △1,900      △2,600
     売上比(%)                  △5.8%               1.5%             △4.3%

     経常損益                 △2,321                100             △2,500      △2,600
     売上比(%)                  △5.4%               0.2%             △5.7%

  親会社株主に                  △3,503                                △3,900
帰属する当期純損益                                         ―                             ―
     売上比(%)                  △8.1%           (未定※2)               △8.9%

※1EBITDAは、営業損益に減価償却費・のれん償却費・長期前払費用償却および顧客関連資産等の無形資産償却費を加算して算出
※2子会社再編に伴う税金費用算定が未確定であったことから未定とした
                                                                                                    4
                                                                                                   (C) TKP Corporation 2021


2022年2月期 第2四半期累計 連結業績
• Q2は新型コロナワクチンセンターの運営が貢献し、売上高が前年同期、前四半期
  対比ともに大きく回復
• 前期は営業損失の要因となっていた宿泊事業において、当社運営アパホテルの新型
  コロナ軽症者用一棟貸しが進捗したことにより、四半期営業損益が黒字に転換
      (百万円)          2021年2月期                            2022年2月期                   前年同期比       2022年2月期

              Q1          Q2          Q2累計       Q1          Q2          Q2累計       増減(%)        業績予想

売上高           10,447      10,097       20,544    10,272      11,683       21,955       +6.9%           43,800

売上総損益          2,744       2,317        5,062     2,588       3,689        6,277      +24.0%                   -
   売上比(%)       26.3%       23.0%        24.6%     25.2%      31.6%         28.6%      +4.0pt                  -

販管費            3,709       3,367        7,076     3,418       3,357        6,775      △4.2%                    -

EBITDA             367         362        729         574     1,709        2,283     +212.9%             3,600

   売上比(%)          3.5%        3.6%       3.6%        5.6%    14.6%         10.4%      +6.8pt              8.2%

営業損益           △964       △1,049       △2,013     △829            331      △498             -         △1,900

   売上比(%)      △9.2%      △10.4%        △9.8%     △8.1%           2.8%     △2.3%       +7.5pt           △4.3%

経常損益          △1,288       △831        △2,119     △979            233      △746             -         △2,500

親会社帰属
              △1,464       △938        △2,403    △1,878      △255         △2,133            -         △3,900
当期純損益

                                                                                                                        5
                                                                                                             (C) TKP Corporation 2021


    四半期連結売上高/EBITDA推移

    TKP売上高は四半期ベースで新型コロナ拡大以降最高水準の68億円まで回復。
    EBITDAも前年同四半期比4.7倍、前四半期比3.0倍へ大幅改善
(百万円)                                                       (百万円)

18,000                  売上高推移                                4,000                  EBITDA推移
16,000                                 その他                   3,500
                                       日本リージャス
14,000                                 TKP                   3,000

12,000
                                                             2,500

10,000
                                                             2,000
 8,000

                                                             1,500
 6,000

                                                             1,000
 4,000

                                                              500
 2,000


    0                                                            -
         Q1   Q2   Q3   Q4   Q1   Q2   Q3    Q4   Q1   Q2            Q1   Q2   Q3   Q4   Q1   Q2   Q3   Q4      Q1     Q2

              FY2019              FY2020          FY2021                  FY2019              FY2020            FY2021
                                                                                                                                  6
                                                                  (C) TKP Corporation 2021


連結貸借対照表
固定資産の圧縮および第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権の行使により
自己資本比率は34.6%へ上昇。納税猶予特例により2か年分の法人税等の支払いを
行ったことから営業キャッシュフローはマイナスで着地
             (百万円)   2021年2月期末            2022年2月期Q2         対前期末増減
 流動資産                         21,373                19,337            △2,035
 (現預金)                        15,195                12,312            △2,882
 (売掛金)                         3,318                 2,846             △472
 固定資産                         95,573                89,696            △5,877
 (有形固定資産)                     38,735                35,757            △2,977
 (無形固定資産)                     42,196                39,159            △3,036
 資産合計                       116,946               109,033           △7,912
 流動負債                         26,955                19,008            △7,946
 固定負債                         54,849                50,457            △4,392
 負債合計                        81,804                69,465         △12,338
 (有利子負債残高)                    62,676                54,677            △7,998
 純資産合計                       35,142                39,567           +4,425
 負債・純資産合計                   116,946               109,033           △7,912

 自己資本比率                      28.4%                  34.6%             +6.2pt
                     2021年2月期Q2           2022年2月期Q2         対前年同期増減
 営業活動によるキャッシュフロー                  3,112            △3,028          △6,141
 投資活動によるキャッシュフロー                    438              2,007         +1,568
 フリーキャッシュフロー                      3,551            △1,021          △4,572
 財務活動によるキャッシュフロー                  1,234            △1,887          △3,122
                                                                                       7
                                                            (C) TKP Corporation 2021


 第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権の行使状況

 フレキシブルオフィスの新規出店等を目的とした第三者割当による行使価額修正条
 項付新株予約権(21年1月発表、2月行使開始)の第7回の行使が9/29で完了。
 第8回の行使についても検討中

                                  行使可能条項※1付
  第7回新株予約権
                     完
  (割当日:2021年2月4日)    了          第8回新株予約権

  調達金額:約83億円                    想定調達金額:約     100億円    ※2




         行使月/Q            交付株式数(株)           調達額(百万円)
    FY20 Q4(2月)                   294,600                  728
    FY21 Q1(3~5月)                1,637,900             3,709
    FY21 Q2(6~8月)                1,339,400             2,711
    FY21 Q3(9月)                   702,400              1,146

            計                    3,974,300             8,296

※1:当社から行使可能期間と行使可能個数を通知することで行使が可能。また、撤退通知を行うことで行使可能期間を終了することも可能
※2:2021年1月13日の当社株式終値2,672円を基準値として算定、行使価額修正後。株価の変動により実際の調達価額は増減                   8
2022年2月期第2四半期
事業別概況




                9
                                                                                                (C) TKP Corporation 2021


コア事業における出退店実績

TKPはオーナー都合および契約期間満了に伴い2施設を退店した一方、業務委託契
約により2つの宿泊施設をオープン。
リージャスは初出店となる2エリアに加え、大阪に17拠点目の施設をオープンした
                      2021年2月期        2021年2月期           2021年2月期      2022年2月期         2022年2月期
                         上期              下期                 通期             Q1              Q2
               出店    +10(+4,453坪)     +2(+373坪)      +12(+4,826坪)     +1(+653坪)         +2(+266坪)


               退店    △21(△6,349坪)    △25(△5,448坪)   △46(△11,797坪)    △11(△5,275坪)       △2(△333坪)

(日本)           出店    +8(+2,319坪)      +1(+764坪)      +9(+3,083坪)      +2(+833坪)         +3(+558坪)

               退店         -           △3(△706坪)          △3(△706坪)         -               -

(台湾)           出店         -          +1(+1,000坪)     +1(+1,000坪)           -               -

               退店         -               -                  -             -               -


                                                  (日本)
           レクトーレ              レクトーレ
                                                           Regus                Regus           Openoffice




   TKP onsen hotel     TKP リゾートホテル
   omoto(浅間温泉)              蓼科


(退店2施設内訳)                                     リージャス静岡葵タワー            リージャス郡山駅前          オープンオフィス
                                               ビジネスセンター               ビジネスセンター             御堂筋
 TKPカンファレンスセンター               1施設               (2021.6~)              (2021.6~)         (2021.8~)
 TKPビジネスセンター                  1施設                                                                                  10
                                                                                  (C) TKP Corporation 2021

TKP
      グレード別 施設数・会議室数
      貸会議室は利用目的・規模・予算などの幅広いニーズに合わせたグレードを展開。
      241施設・13万坪超のスペースを提供
                       グレード               2020.2期末         2021.2期末         2022.2期Q2

                            シルク   施設数                                 24                24
           エスクリ社との
           共同ブランド          CIRQ     室数
                                                      -
                                                                       51              51
                                    面積                                 -           19,776
                      ガーデンシティ     施設数                25               27                26
           大型・新築ビル
                        PREMIUM     室数               300              296             306
           一時オフィス
                         (GCP)      面積                -                -           15,896
                                  施設数                58               54                50
           大型・中古ホテル   ガーデンシティ
           バンケット施設        (GC)      室数               563              522             469
                                    面積                -                -           37,059
                      カンファレンス     施設数                82               66                66
           大型・中古ビル
           一時オフィス        センター       室数               918              780             769
                          (CC)      面積                -                -           29,654
                          ビジネス    施設数                45               34                31
           中型・中古ビル
                          センター      室数               286              223             212
           一時オフィス
                           (BC)     面積                -                -            5,524
                                  施設数                36               32                28
           小型・中古ビル         スター
           一時オフィス         貸会議室      室数                70               71              55
                                    面積                -                -            1,641
                                  施設数                15               14                16
                      レクトーレ・石のや
                     (宿泊研修施設)       室数               101               90              99
                                    面積                -                -           23,430
                                   施設数             261               251             241
                          TKP合計     室数           2,238             2,033           1,961
                                  面積(坪)        133,193           142,002         132,980

                                                                                                     11
                                                                                       (C) TKP Corporation 2021

TKP
      2022年2月期 第2四半期累計 業績-TKP単体
      Q2は前期において営業損失の要因となっていた宿泊事業が黒字に転換。
      新型コロナワクチンセンターの運営による利益も一定寄与したことからEBITDA・
      営業損益ともに四半期黒字化を達成

               (百万円)        2021年2月期                       2022年2月期                  前年同期比

                       Q1       Q2         Q2累計       Q1       Q2          Q2累計      増減(%)

      売上高               5,410    5,261      10,672     5,466    6,859       12,325    +15.5%

      売上総損益             1,266        891     2,158     1,368    2,449        3,817    +76.9%

          売上比(%)        23.4%    16.9%        20.2%    25.0%    35.7%        31.0%      +10.8pt

      販管費               2,150    1,884       4,035     1,860    1,893        3,753     △7.0%

      EBITDA            △674     △744       △1,418     △275         797       521               -

          売上比(%)       △12.5%   △14.1%      △13.3%     △5.0%    11.6%         4.2%      +17.5pt


      営業損益              △884     △993       △1,877     △491         555        64               -

          売上比(%)       △16.3%   △18.9%      △17.6%     △9.0%        8.1%      0.5%      +18.1pt




                                                                                                          12
                                                                                                                               (C) TKP Corporation 2021

TKP
       サービス別売上高推移
       事業軸となる会議室室料で苦戦が続く中、Q2は新型コロナワクチンセンターおよび新
       型コロナ軽症者向け一棟貸しを実施中の宿泊サービスが売上高に大きく寄与した

 (百万円)

  12,000
                              室料     オプション         ワクチンセンター           料飲          宿泊        その他          キャンセル料
                                                                                 ※「オプション」は主に会議室で利用する機材等の売上を指す


               92                    105
  10,000
              398                    328
                       76
              1,258   299                  739
                                   1,344
                                           218
      8,000           1,396
                                           1,141
              1,813
                                   1,878                                           291                                        229
                      1,734                                                                137                                269
                                           1,717
      6,000   1,001                                                                833           603                      1,095
                                   1,105                                                                 157
                                                                                   328                         329
                      953                                                                        701                          153
                                           831                      676                                        282
                                                                                   1,133         224
                                                                            72                                 867
                                                                    590                                                   1,510
      4,000                                           2,569                                      965
                                                                    187                                        227
                                                                    580                                        890            841
              5,391                                   213
                                   5,078              391
                      4,687                4,549              114
      2,000                                           243                          4,166
                                                                                                 3,628
                                                                    3,157                                      2,871      2,763
                                                      1,881

         0
              Q1      Q2             Q3    Q4         Q1            Q2             Q3            Q4            Q1             Q2

                            FY2019                                        FY2020                                     FY2021                       13
                                                                                                               (C) TKP Corporation 2021

TKP
      貸会議室事業 KPI推移
      ワクチンセンターの売上貢献により、坪あたり売上高は新型コロナ拡大以降最高水準
      に回復。
      今後も場所とコンテンツを一体としたサービスを継続的に提供していく
  坪あたり売上高/月                                                                                                      有効会議室
  四半期平均(円)                              坪あたり売上高と有効会議室面積の推移※                               面積                     面積(坪)
      50,000                                                                              坪あたり売上高                   70,000

      45,000   41,831
                                   39,776                                                                           60,000
                                            38,358
      40,000

      35,000                                                                                                        50,000
                        36,755
                                                                                                      29,687
      30,000
                                                                        26,654
                                                                                 25,032                             40,000
      25,000
                                                     24,476                                                         30,000
      20,000                                                                               22,825
                                                              20,255
      15,000                                                                                                        20,000

      10,000
                                                                                                                    10,000
       5,000

          0                                                                                                         0
                Q1       Q2            Q3   Q4        Q1      Q2            Q3    Q4        Q1            Q2

                              FY2019                               FY2020                        FY2021
  ※売上高は貸会議室事業の室料、オプション料、料飲売上高の合計
   有効会議室面積は会議室としてレンタル可能な面積の総数
                                                                                                                                  14
                                                                                                         (C) TKP Corporation 2021

TKP
      貸会議室事業 利用用途の売上高割合推移
      Q2は新型コロナワクチン接種会場、ワクチンセンターとしての稼働が大きな割合を占
      めたため、「その他」売上高が急増

                                 会議         採用関連     研修      セミナー         懇親会        試験      その他
      100%

      90%    20.1%
                     23.4%                   20.5%   21.3%
                                 24.1%                                               26.3%   25.6%
                                                                          29.1%
      80%    2.9%
                                                              39.2%
                                                     4.2%
             4.9%    3.5%                    11.3%   0.6%                                                 50.6%
                                     5.9%
      70%            4.3%
                                     3.9%            10.2%                                   11.8%
             15.2%                           8.4%
                                                                          18.9%               0.2%
      60%            18.0%
                                 21.0%                                               34.0%
                                                              13.6%                          17.9%
                                                                              0.5%
      50%                                    18.0%   27.1%
             17.8%                                            1.0%
                     16.0%                                                                                10.7%
                                                                          19.4%
      40%                                                     10.9%                  0.3%                     0.4%
                                 15.5%       11.7%
                                                                                             21.7%
      30%                                                     9.2%                   17.5%                13.9%
             18.4%   11.7%
                                     4.9%    6.0%    19.5%                    7.9%

                                                              7.9%            3.9%
      20%                                                                            4.6%     8.3%
                                                                                                              7.3%
                                                                                     2.3%
                                                                                                              4.4%
                     23.2%       24.7%       24.1%
      10%    20.7%
                                                     17.2%    18.3%       20.4%
                                                                                     14.9%   14.4%        12.8%

       0%
              Q1      Q2             Q3       Q4      Q1       Q2             Q3      Q4      Q1              Q2

                            FY2019                                   FY2020                          FY2021
      ※その他には臨時オフィスとしての長期貸し、勉強会、株主総会、記者会見、及びワクチンセンターとしての利用等を含む                                                               15
                                                                               (C) TKP Corporation 2021

Regus
        ブランド別 施設数・面積
        フレキシブルオフィスへの多様なニーズに合わせて日本4ブランド、台湾2ブランド
        を展開。合計181施設、約5万坪のオフィススペースを提供
                   ブランド                2020.2期末         2021.2期末         2022.2期Q2

             コミュニティ型            施設数                 4                6                 7
             大型レンタル
             オフィス                面積                -                -            5,752
                                施設数               100              105               108
             ハイグレードな
        日    レンタルオフィス            面積                -                -          28,406
        本
             交通機関隣接型            施設数                 5                4                 4
             レンタル
             オフィス                面積                -                -                288
             リーズナブルな            施設数                47               47                48
             無人レンタル
             オフィス                面積                -                -            7,360
             コミュニティ型            施設数                 2                3                 3
             大型レンタル
        台    オフィス                面積                -                -            3,027
        湾
                                施設数                11               11                11
             ハイグレードな
             レンタルオフィス            面積                -                -            4,134
                                施設数               156              162               167
                   リージャス(日本)
                               面積(坪)         36,311           39,885            41,806
                                施設数               13               14                14
                   リージャス(台湾)
                               面積(坪)          6,161            7,161             7,161
                                                                         日・台リージャス
                                                                         合計:48,967坪
                                                                                                  16
                                                                 (C) TKP Corporation 2021

Regus
        一棟型施設の新規展開
        フレキシブルオフィス需要の拡大に伴い、一棟型の大型施設を展開。
        象徴的な大規模施設のオープンにより小~中規模のリージャス施設への送客も可能



        2020年10月1日     2021年3月22日    2021年9月1日    2021年11月1日OPEN




         SPACES新宿      SPACES赤坂      SPACES六本木    リージャス渋谷公園通り
                                                    ビジネスセンター
         2~9階 SPACES   3~6階 SPACES   9階建て新築ビル      1~6階 リージャス
         10階 TKP会議室    7~8階 TKP会議室   全フロアSPACES    7~8階 TKP会議室
         総面積:764.3坪    総面積:991.5坪    総面積:921.5坪     総面積:415.1坪




                                                                                    17
                                                                                              (C) TKP Corporation 2021

Regus
        2022年2月期 第2四半期累計 業績-日本リージャス
        前期より大口顧客の解約に伴い減少傾向にあった売上高は底を打ち、上昇トレンドへ。
        費用の増加はフレキシブルオフィス市場の成長予測に基づく積極出店によるもの


                 (百万円)           2021年2月期                          2022年2月期                 前年同期比

                         Q1          Q2           Q2累計      Q1         Q2         Q2累計      増減(%)

        売上高               4,456       4,375         8,831    4,208      4,376       8,585     △2.8%

        売上総損益             1,547       1,439         2,987    1,111      1,177       2,289    △23.3%
            売上比(%)        34.7%           32.9%     33.8%    26.4%      26.9%       26.7%      △7.2pt

        販管費               1,275       1,274         2,549    1,397      1,329       2,727     +7.0%

        EBITDA            1,034            941      1,975        492        578     1,071    △45.8%

            売上比(%)        23.2%           21.5%     22.4%    11.7%      13.2%       12.5%      △9.9pt

        営業損益                  271          165       437     △286       △151        △437               -

            売上比(%)            6.1%         3.8%      5.0%    △6.8%      △3.5%       △5.1%     △10.1pt

        ※日本リージャスの販管費、営業損益はのれん償却費および顧客関連資産償却費調整後




                                                                                                                 18
                                                                                      (C) TKP Corporation 2021

Regus
        サービス別売上高推移
        前期Q1より減少傾向となっていたリージャスの主要売上であるオフィス室料売上高が
        上昇トレンドへ

(百万円)

  5,000                オフィス室料             共益費その他サービス        メンバーシップ ※      会議室利用

  4,500

  4,000

  3,500

  3,000

  2,500

  2,000

  1,500

  1,000

    500

        0
                Q1     Q2            Q3    Q4   Q1     Q2            Q3   Q4   Q1            Q2

                            FY2019                          FY2020                  FY2021

            ※メンバーシップ:全国のリージャス施設にあるラウンジ・コワーキングスペースを利用できる月額サービス                                            19
                                                                                                        (C) TKP Corporation 2021

Regus
         ブランド別売上高推移
         大型施設の出店を進めているSPACESの売上高が堅調。9月に新規オープンした
         SPACES六本木では外資系企業を中心に入居が進んでいる

  (百万円)
                                        Regus        SPACES    Open Office       その他   ※
    5,000

    4,500

    4,000

    3,500

    3,000

    2,500

    2,000

    1,500

    1,000

        500

         0
              Q1     Q2            Q3           Q4        Q1       Q2            Q3        Q4   Q1            Q2

                          FY2019                                        FY2020                       FY2021
         ※その他:ブランドに紐づかないメンバーシップ等の売上高                                                                                       20
                                                                                            (C) TKP Corporation 2021

Regus
        日本リージャスのKPIの推移
        積極出店を継続しながらも既存施設・新規施設ともに稼働率が堅調に推移。
        今後も大型施設出店に伴う一時的な低下はあるが上昇トレンドは継続する見込

        稼働率                                                                                     稼働可能面積
        (%)                    稼働率および稼働可能面積の推移                                                    (坪)

        90%                                                開設から2年以上経過している施設の平均稼働率
                                                                                                    25,000
                                                           全施設における平均稼働率
                       81.5%
               80.1%                                       開設から2年未満の施設の平均稼働率                        24,000
                                79.0%
        80%                                      76.2%
                                                         74.2%     73.4%
                                                                                    74.4%           23,000

               75.1%   75.8%                                                                        22,000
        70%
                                71.5%
                                                                                                    21,000
                                                 68.5%   67.5%     67.4%            69.8%
        60%                                                                                         20,000

                                                                                                    19,000
        50%                                                                         54.4%
                                                                                                    18,000

                                                                   46.7%                            17,000
        40%
                       42.1%                             42.2%
                                                                                                    16,000
                                37.3%            37.6%
               36.2%
        30%                                                                                         15,000
                Q4      Q1       Q2               Q3      Q4        Q1               Q2
              FY2019                    FY2020                             FY2021                              21
事業進捗




       22
                                               (C) TKP Corporation 2021


2022年2月期 注力事業の状況


               •   新型コロナ職域ワクチン接種のための一大プロジェクトを実
                   施。延べ90万人へのワクチン接種が完了

               •   足元の需要に応じたコンテンツ商品開発を継続推進




                          •   新型コロナ軽症者用の一棟貸しが4棟に増え
                              当社運営アパホテル全室の5割超を提供

                          •   抗体カクテル療法センターとしても提供




           •       Q1をボトムに稼働率が順調に回復し、約70%へ

           •       リージャスの全国ネットワークを活用し、日経OFFICE PASSと
                   の共同事業を開始。ともに日本の働き方改革をリード

                                                                  23
                               (C) TKP Corporation 2021


TKPグループ事業戦略の進捗




   ①仕入れ          リスクシェア型物件開発の加速



                 コンテンツサービス開発による
  ②営業施策            既存スペースの稼働向上


                  働き方改革を推進する
  ③事業提携            アライアンスの促進

                                                  24
                                      (C) TKP Corporation 2021

①仕入れ   コロナ禍により好条件での仕入れが進捗


       TKPグループの仕入れ戦略
           物件オーナー負担           売上歩合/利益歩合
  工事費用                賃料
           当社負担等              固定賃料等

   フリーレント        解約禁止期間          敷金

    様々な条件でバランスを取りながら賃料を変動費化し
   物件オーナーとリスク・初期費用をシェアするのが基本方針


              コロナ禍において

                             好条件の
 1 契約見直しを含めた          2
                           契約締結が増加
    減免交渉が進捗
 来期を中心に6億円以上の             長期のフリーレントや初期費
 賃料削減を実現                  用のシェア等有利な条件が増加
                                                         25
                                                                  (C) TKP Corporation 2021

①仕入れ      物件開発状況-TKP



                         京都タワーホテルの宴会場を「TKP
                         ガーデンシティ京都タワーホテル」と
                         して2021年10月より運営開始
                         •   既に運営しているフロアに加え、新たに2フロア
                             の運営を開始
                         •   運営受託のため固定費を抑えた形でアフターコ
                             ロナに向けた体制を準備




 ワーケーションや宿泊研修の需要増加
 に向けTKPブランドの宿泊施設を新た
 に4施設出店                            TKP リゾートホテル蓼科      TKP onsen hotel omoto


 •   既存施設をTKPブランドとしてオープンすること
     で費用を抑えながらネットワーク拡大を実現
 •   対面での宿泊研修やオフサイトミーティングの
     需要回復を見据え業務委託契約を締結
                                  AOTS関西研修センター(KKC)      TKP森と湖の楽園

                                                                                     26
                                                         (C) TKP Corporation 2021

①仕入れ      物件開発状況-共同出店・リージャス


                         TKP×リージャス 共同出店14拠点目
                         一棟型施設が2021年11月オープン予定
                         •    渋谷駅から徒歩2分、商業施設も多数隣接する利
                              便性の高いロケーション
                         •    1~8階まで一棟全てにシェアオフィス・コワー
                              キングスペース・貸会議室が入る大型のフレキシ
                              ブルオフィス




リスクシェア型出店により地方都市へ
の出店も継続的に実施
 •   全国的にもリモートワークが進む中、リスクを抑
     えた契約形態での地方都市出店を実施
 •   企業は地方でも気軽に事業所を開設でき、従業員
     も柔軟な働き方が可能。住みよく働きやすい環境
     整備の一環として、地方創生の推進にも貢献
                                  静岡葵タワー      郡山駅前     大名古屋ビルヂング
                                 ビジネスセンター   ビジネスセンター    ビジネスセンター
                                                                            27
                                  (C) TKP Corporation 2021

②営業施策   場所にコンテンツを付与したソリューション提供へ

                             コンテンツ
           場所                 サービス
          圧倒的な
          提供可能
          スペース



  顧客               人
3万社以上の           オペレーション
 顧客基盤             サービス


      圧倒的なスペース・顧客ネットワーク・オペレーションの
TKPプラットフォームを強みとし顧客ニーズに応えるコンテンツを提案していく                28
                                   (C) TKP Corporation 2021

②営業施策   TKPワクチンセンターでの職域ワクチン接種を実施



                         全国約20施設にて
                         1,500社以上
                       延べ90万人の接種を実施




                       ワクチンセンター利用の
                       お客様と継続的に
                       コミュニケーションを取り
                       来春を中心に案件が増加
                                                      29
                                                           (C) TKP Corporation 2021

②営業施策   アパホテルの一棟貸し・抗体カクテル療法センター

 軽   新型コロナ軽症者用の一棟貸しを
 症   4棟:当社運営アパホテル全室の約53%(2,013室中1,058室)で実施中
 者
 向
 け
 一
 棟
 貸
     アパホテルTKP日暮里駅前   アパホテルTKP仙台駅北   アパホテル博多東比恵駅前   アパホテル福岡天神西



     「アパホテルTKP仙台駅北」にて抗体カクテル療法のための病床を設置。
 抗   1日最大で16人の治療が可能な施設を構築
 体
 カ
 ク
 テ
 ル

                                                                              30
                                             (C) TKP Corporation 2021

②営業施策   貸会議室の貸オフィスへの転換:Work X Office

        TKPの貸オフィス   1   オフィス分散化     2   プロジェクトオフィス




   従来の貸会議室

                    3   サテライトオフィス   4   サテライトキャンパス
                                        自習スペース等




需要に応じて転換可能
                    ・年末調整のためのBPOオフィス
                    3ヶ月/約40名で利用(サービス業)
                    ・コールセンター
                    4ヶ月/全国複数施設で利用(大手旅行業)
                    ・選挙事務所
                    1ヶ月/約50名で利用
                           など様々な需要を取り込んでいる                      31
                                       (C) TKP Corporation 2021
                               オート
②営業施策   コンテンツ拡充:試験運営管理システム「AOT」

試験実施を申込みから運営、合否通知まで完全サポート。試験のDXに対応するた
め、CBTテストセンターに続き新施策として試験管理システムを開発・提供開始


                      TKPグループ
                      オリジナルの試験運営管理システム
  採点




                  受験票発行




                          • 完全ペーパレスの一元管理
                          • 既に国家資格試験で稼働中
                          • 今後は大型採用イベントや研修、
                           セミナーへも応用
                                                          32
                          (C) TKP Corporation 2021

③事業提携   日本経済新聞社と業務提携を発表




  TKPグループと日本経済新聞社が業務提携
 ビジネスパーソンの利便性向上と、企業の働き方改革の推進に
       貢献する事業に共同で取り組んでいく
                                             33
                                            (C) TKP Corporation 2021

③事業提携   共同事業の概要

リージャスの約100施設と日経OFFICE PASSの既存加盟店300施設
を利用可能なメンバーシップを共同で販売

        共同事業としての新たなOFFICE PASS

 コワーキングスペース                          加盟店舗
   約100施設                           300施設以上


                      ※2021年10月時点


                  400施設以上のネットワーク
        業界最大規模となる全国
         定額使い放題と回数課金の導入しやすいプラン設定

        空席状況をオンラインで確認。予約なしで利用が可能
                                                               34
                                  (C) TKP Corporation 2021


社会経済活動の正常化・アフターコロナを見据えた戦略


  コスト          安定的な         アライアンス
  最適化          利益確保          戦略推進
• 料飲外注化      • フレキシブル      • 多種多様なスペース
• 物件契約見直し      オフィス市場の成長     の獲得
• その他固定費削減   • 宿泊需要の回復     • コンテンツ獲得




     TKPグループの場所・顧客・オペレーションの
           プラットフォームを武器に
         コンテンツサービス開発を積極推進
       スペースあたりの収益性を向上させ
       成長回帰へ
                                                     35
                                         (C) TKP Corporation 2021


需要拡大シナリオ
貸会議室は転換・復元可能なフレキシブル対応を強みに需要に応じたサービスを
提供。リージャス、アパホテル(FC)の2軸も盤石化し、グループ全体の収益
拡大を目指していく




                             時間貸会議室


                              コンテンツ
                             ソリューション



                         フレキシブルに
                          転換・復元
                     貸オフィス


                         リージャス

                         アパホテル
                                                            36
 2020年2月   Withコロナ            Afterコロナ
Anytime, Anywhere, for All workers
     いつでも、どこでも、すべての働く人たちに。




                                     37
Appendix




           38
                                                   (C) TKP Corporation 2021


フレキシブルオフィス事業のビジネスモデル

持たざる経営・・・不動産を保有せずに契約の形で確保し、小分けして周辺サービス
を付加することで総合的な空間サービスを提供する




            仕入れ                    小口化   会議
                                   販売               研修




                                                 レンタルオフィス
                    空間を小分けにし             懇親会
                  多様なサービスを付加する

                   機材・オフィス家具

                   弁当・ケータリング

  不動産オーナー                      等
                                               ユーザ企業


                     ×
                契約などの手間をかけず
                                                                      39
             フレキシブルな期間・用途で利用が可能
                                                                                      (C) TKP Corporation 2021


ビジネスモデルの特徴
当社グループの収益の源泉は、景気後退時等に安価な賃料で仕入れた物件群にある。また、
普通借家契約や、途中解約条項を付加した定期借家契約、業務委託契約等を組合わせ、固定
家賃支払リスクを低減させている
                        ▼契約形態                                                    ※2021年8月末時点

                         契約形態       契約の主な特徴                                           家賃リスク
                                                                              (日本)

                                                         87施設          8施設
                         業務委託契約     様々な条件設定が可能                                                   僅少
                                                        (40.1%)       (4.8%)

                                     6ヶ月前予告での            42施設          88施設
                         普通借家契約                                                                   小
市ヶ谷カンファレンスセンター:4,058坪                 解約が可能             (19.4%)       (52.7%)

                                      途中解約に              80施設          71施設
                         定期借家契約                                                                   中
                                      制限が多い             (36.9%)       (42.5%)

                                                         8施設
                          所有権       固定賃料が発生しない
                                                        (3.7%)            ー                 ー

新橋カンファレンスセンター:2,813坪
                                ▶
                                費                                         (日本)

                                用
                                形
                                態     変動家賃                        変動家賃
                                       40.1%                      41.3%
                                               固定家賃                       固定家賃
                                                59.9%                         58.7%


ガーデンシティ大阪梅田:2,152坪                                                                                       40
                                                                      (C) TKP Corporation 2021

市況の変化に応じた出店方針の継続‐TKPとリージャスの損益分岐構造

TKPとリージャスでは黒字転換の時期が異なる。共同出店や相互転換を実施し、損益
のコントロールを設計
                                 ※市況により需要の変動あり            TKP
      オープン後すぐ(2~3ヶ月)で                                     稼働率
         損益分岐点へ到達                                         イメージ
      施設
     OPEN                                                      イニシャルコスト:小
                                               損益分岐稼働率         損益分岐点までの期間:短
                                                (20%程度)
                                                               市況からの影響度:高



        イニシャルコスト                                          時間



                                              共同出店により収益バランスUP


                      約8~12ヵ月で     ※安定的需要推移
                                                          リージャス
             施設
            OPEN      損益分岐点へ到達                            稼働率
                                                          イメージ
                                                               イニシャルコスト:大
                                              損益分岐稼働率
                                               (45%程度)         損益分岐点までの期間:長
                                                               市況からの影響度:低

     契約開始/         イニシャルコスト                               時間
      工事開始    (契約開始からオープンまで
                平均約3~4ヵ月)




                                                                                         41
                                                                (C) TKP Corporation 2021


当社が運営する宿泊研修施設の形態(全27施設)※2021年8月末時点
               宿泊施設                  客室数   オープン       建物   土地
 アパホテル〈TKP札幌駅前〉                      203    2014年8月   賃借    ―
 アパホテル〈TKP札幌駅北口〉EXCELLENT            108    2016年8月   賃借    ―
 アパホテル〈TKP日暮里駅前〉                     278   2016年12月   所有   所有
 アパホテル〈TKP東京西葛西〉                     124   2017年12月   賃借    ―
 アパホテル〈TKP京急川崎駅前〉                    143   2018年6月    所有   賃借
 アパホテル〈TKP仙台駅北〉                      306   2018年10月   所有   所有
 アパホテル〈大阪梅田〉                         162    2019年5月   所有   賃借
 アパホテル〈博多東比恵駅前〉                      206    2020年2月   所有   所有
 アパホテル〈福岡天神西〉                        268    2020年5月   所有   所有
 アパホテル〈上野広小路〉                        215    2020年7月   所有   所有
 レクトーレ熱海小嵐                            20   2013年11月   賃借    ―
 レクトーレ箱根強羅                            23    2014年1月   賃借    ―
 レクトーレ軽井沢                             14   2014年7月    賃借    ―
 レクトーレ熱海桃山                            31    2014年7月   賃借    ―
 アジュール竹芝(運営受託)                       122   2017年4月    賃借    ―
 レクトーレ湯河原                            108   2017年5月    所有   所有
 レクトーレ葉山湘南国際村                        160   2018年4月    所有   所有
 レクトーレ高松空港(宴会場賃借/業務提携)               124    2018年6月    ―    ―
 レクトーレ八ヶ岳(運営委託)                       32   2018年11月    ―    ―
 レクトーレとやま自遊館(運営委託)                    40   2018年3月     ―    ―
 石のや 伊豆長岡                             22    2015年1月   賃借    ―
 ISHINOYA 熱海                          34    2020年9月   賃借    ―
 ファーストキャビンTKP市ヶ谷                     165   2018年11月   賃借    ―
 飯田橋トーハンセミナーハウス(運営委託)                 15    2016年3月    ―    ―
 福一(伊香保温泉)(運営委託)                      64    2019年4月    ―    ―
 TKP onsen hotel OMOTO(浅間温泉)(運営委託)   29    2021年6月    ―    ―
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 TKPリゾートホテル蓼科(運営委託)                  58    2021年7月    ―    ―
ご留意事項




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