3478 R-森トラストホテル 2021-04-23 15:00:00
第10期(2021年2月期)決算説明会資料 [pdf]

                        コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション

                        (証券コード:3478)

                        資産運用会社
第10期(2021年2月期)決算説明会資料
                                  目次
■第10期(2021年2月期)決算概要                    ■森トラスト・ホテルリート投資法人の概要

 運用ハイライト                           4     森トラスト・ホテルリート投資法人の特徴          17
 第10期(2021年2月期)決算概要                5     基本理念・投資方針                    18
 第10期(2021年2月期)個別物件運営実績【対前年同期】     6     ポートフォリオの構築方針                 19
 第10期(2021年2月期)個別物件運営実績【対前期】       7     ポートフォリオ一覧                    20
 ヒルトン小田原リゾート&スパの実績分析               8     ポートフォリオの特徴                   21
 コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションの実績分析     9     ポートフォリオの賃料形態                 22
 コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションの実績分析   10     ポートフォリオの賃料形態一覧               23
 期末不動産鑑定評価額(第10期)                 11     森トラストグループが開発・保有・運営する主なホテル    24
 第11期(2021年8月期)業績予想について           12     森トラストグループの今後の主なホテル開発プロジェクト   25
 財務の状況                            13     ESGへの取り組み(1)                 26
                                         ESGへの取り組み(2)                 27

■マーケット環境                               ■APPENDIX

 訪日外国人数の推移                        15     ポートフォリオ概要                    29
                                         (参考)各物件の営業状況                 34
                                         貸借対照表・損益計算書(第10期)            35
                                         物件収支(第10期)                   36
                                         有利子負債一覧                      37
                                         投資主の状況(第10期末)                38
                                         投資法人・資産運用会社の概要               39
                                         Disclaimer・連絡先               40
第10期(2021年2月期)決算概要
運用ハイライト

1口当たり分配金


                                                    営業収益                1,214百万円 ( 予想と差異なし )
        第10期(2021年2月期)実績
                                                    不動産賃貸事業損益            558百万円 (予想比+2百万円)
                      651円                          NOI                  922百万円 (予想比+2百万円)
                (予想比+10円)                           当期純利益                325百万円 (予想比+4百万円)




 Asset                               Debt                               Equity
 物件数                       5   物件    有利子負債                 539    億円    NAV              (注6)      687    億円

 資産規模          (注1)    1,085   億円    LTV           (注5)    49.4   %     1口当たりNAV         (注7)   137,404   円

 鑑定評価額                 1,249   億円    固定借入比率                88.9   %
                                                                        時価総額             (注8)      673    億円

 含み益           (注2)     187    億円    平均利率                  0.40   %
                                                                        発行済投資口数                 500,000   口

                                                                        森トラストグループ
 NOI利回り        (注3)      1.7   %     平均借入残存期間               2.0   年     投資口所有比率
                                                                                         (注9)      36.8   %

 償却後利回り        (注4)      1.0   %

 客室数                   1,469   室

(注1) 取得価格合計                        (注5)LTV=期末有利子負債÷期末総資産               (注6)   NAV=期末純資産-分配金総額+含み益
(注2) 含み益=期末鑑定評価額-期末簿価                                                  (注7)   1口当たりNAV=NAV÷発行済投資口数
(注3) NOI利回り=第10期NOI(年換算)÷取得価格合計                                        (注8)   時価総額=投資口価格(2021年2月26日終値)×発行済投資口数
(注4) 償却後利回り=第10期償却後不動産賃貸事業損益(年換算)÷取得価格合計                               (注9)   期末現在の所有投資口数に基づく比率



                                                                                                               4
 第10期(2021年2月期)決算概要

 分配金実績:651円(予想比                             +10円)
                                                                              (百万円)
                                                                                            主な差異要因
                            第10期            第10期                      第8期
項目                       (2021年2月期)      (2021年2月期)      差異        (2020年2月期)     差異
                                                                                            (第10期予想比)
                            実績              予想                        実績
                                                                                            ■営業収益
営業収益                          1,214           1,214            -        2,630 ▲ 1,416        不動産賃貸事業収益               差異なし

  不動産賃貸事業収益       ①                                                                           シャングリ・ラ                差異なし
                              1,214           1,214            -        2,630 ▲ 1,416
                                                                                              ヒルトン小田原                差異なし
      シャングリ・ラ                      353             353         -            954   ▲ 600       コートヤード東京               差異なし
      ヒルトン小田原                      160             160         -            203   ▲ 43        コートヤード新大阪              差異なし
                                                                                              サンルート          固定賃料のため、差異なし
      コートヤード東京                      16              16         -            433   ▲ 416
                                                                                            ■営業費用
      コートヤード新大阪                     31              31         -            386   ▲ 355       不動産賃貸事業費用            ▲2百万円
      サンルート                        652             652         -            652         -     修繕費の減少               ▲2百万円

営業費用                               781             785    ▲4                737        44
                                                                                            (第8期(前年同期)実績比)
  不動産賃貸事業費用       ②                655             658    ▲2                606        49   ■営業収益
  (うち減価償却費)       ③                363             364    ▲0                361         2    不動産賃貸事業収益           ▲1,416百万円
                                                                                              シャングリ・ラ             ▲600百万円
  その他営業費用                          125             126    ▲1                131    ▲5         ヒルトン小田原              ▲43百万円
                                                                                              コートヤード東京            ▲416百万円
不動産賃貸事業損益        ④=①-②             558             555         2        2,024 ▲ 1,465
                                                                                              コートヤード新大阪           ▲355百万円
NOI               ④+③              922             919         2        2,385 ▲ 1,463         サンルート          固定賃料のため、差異なし

営業利益                                                                                        ■営業費用
                                   432             428         4        1,892 ▲ 1,460
                                                                                             不動産賃貸事業費用             +49百万円
経常利益                               326             321         4        1,781 ▲ 1,455         公租公課の増加              +45百万円
                                                                                              減価償却費の増加              +2百万円
当期純利益                              325             320         4        1,781 ▲ 1,455         修繕費の増加                +1百万円
分配金総額                              325             320         5        1,781 ▲ 1,456       ■営業外費用
                                                                                             支払利息の減少               ▲3百万円
発行済投資口数(口)                  500,000         500,000            -      500,000           -
1口当たり分配金(円)                        651             641        10        3,563 ▲ 2,912
                                                                                                                             5
  第10期(2021年2月期)個別物件運営実績【対 前年同期】
■シャングリ・ラ ホテル 東京(SL) 第8期(運用期間:2019年9月1日~2020年2月29日)                                                              第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年                                                                             2020年
   賃料算出基準月
                                5月        6月        7月            8月           9月        10月        第8期           5月        6月        7月          8月          9月        10月        第10期
                              2019年                                          2020年                  合計          2020年                                       2021年                  合計
   賃料計上月
                                9月        10月       11月           12月          1月        2月                       9月        10月       11月         12月         1月        2月
   賃料 (百万円)                       147       145       160           122          139       238            954          19        24        30          40          44        71       229
   最低保証賃料との差額(百万円)                                            -                                      -                                      124                                       124

■ヒルトン小田原リゾート&スパ(HO)
                              第8期(運用期間:2019年9月1日~2020年2月29日)                                                    第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
   賃料算出基準期間                   2018年7月~2019年6月                                                                   2019年7月~2020年6月
                                                                                                    第8期                                                                            第10期
                              2019年                                          2020年                              2020年                                       2021年
   賃料計上月                                                                                            合計                                                                             合計
                                9月        10月       11月           12月          1月        2月                       9月        10月       11月         12月         1月        2月
   賃料 (百万円)                          32        33        33            33           33        33          203          26        26        26          26          26        26       160
                                                     ※合計額は賃料の他、その他収入を含んでいます。                                                           ※合計額は賃料の他、その他収入を含んでいます。
■コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション(CYT)
                              第8期(運用期間:2019年9月1日~2020年2月29日)                                                    第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年                                                                 第8期         2020年                                                              第10期
   賃料算出基準月
                                6月        7月        8月            9月          10月        11月        平均            6月        7月        8月          9月         10月        11月         平均
   客室稼働率 (%)                     93.0%    93.4%     88.8%         89.5%         92.2%    95.4%       92.0%         23.9%     20.9%     20.6%       22.6%       40.5%     46.1%       29.1%
   平均客室単価(ADR)(円)               26,850    26,438    25,320        28,150       32,097    28,130     27,832        15,077    15,916    14,247      15,461      15,907    15,913      15,419
   RevPAR(円)                    24,977    24,704    22,483        25,204       29,605    26,830     25,633         3,605     3,334     2,929       3,487       6,438     7,341       4,517
                              2019年                                          2020年                  第8期         2020年                                       2021年                  第10期
   賃料計上月
                                9月        10月       11月           12月          1月        2月         合計            9月        10月       11月         12月         1月        2月          合計
   賃料 (百万円)                          63        67        66             66          90         78         433           6         0         0           0           4          5         16

■コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション(CYO)
                              第8期(運用期間:2019年9月1日~2020年2月29日)                                                    第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年                                                                 第8期         2020年                                                              第10期
   賃料算出基準月
                                6月        7月        8月            9月          10月        11月        平均            6月        7月        8月          9月         10月        11月         平均
   客室稼働率 (%)                     96.3%    97.0%     94.0%         84.7%         92.4%    94.5%       93.2%         22.5%    21.4%     19.2%       24.5%        34.7%    42.1%        27.4%
   平均客室単価(ADR)(円)               18,297    18,044    18,602        17,870       19,615    19,402     18,640        13,974    16,094    16,170      17,590      18,710    19,535      17,011
   RevPAR(円)                    17,619    17,501    17,482        15,136       18,126    18,329     17,371         3,140     3,441     3,104       4,312       6,495     8,232       4,780
                              2019年                                          2020年                  第8期         2020年                                       2021年                  第10期
   賃料計上月
                                9月        10月       11月           12月          1月        2月         合計            9月        10月       11月         12月         1月        2月          合計
   賃料 (百万円)                          65        64        65            48           73        69          386           2         0         0           0          10         16         29
   最低保証賃料との差額(百万円)                                            -                                       -                                      1                                            1
  (注1)「賃料算出基準月」または「賃料算出基準期間」は賃料を算出する際の基準となる月または期間を表し、各ホテル指標(客室稼働率、ADR及びRevPAR)については、各賃料算出基準月における各ホテル指標を記載しています。なお、
      SL及びHOのホテル指標は、エンドテナントより開示について同意が得られていないため非開示としています。各ホテルの賃料算出基準月は、SLについては賃料計上月の4ヶ月前、CYT及びCYOについては各々賃料計上月の3ヶ月前です。
      HOについては、賃料算出基準期間を用いており、第10期における賃料算出基準期間は2019年7月~2020年6月です。
  (注2)「賃料計上月」は本投資法人が賃料として計上する月を表し、「賃料」は各賃料計上月における賃料を記載しています。「賃料」は各物件の賃料実績を、百万円未満を切り捨てて記載しています。
  (注3)「平均客室単価(ADR)」(Average Daily Rate)には、サービス料を含みます。また、「RevPAR」(Revenue Per Available Room)とは、販売可能客室数1室当たりの宿泊売上高をいい、サービス料を含みます。
  (注4)SLについて、2020年4月から2021年3月の期間における賃料の合計額と年間最低保証賃料との差額(不足分)が135百万円発生したため、第10期の賃料に124百万円が、第11期の賃料に11百万円が、それぞれ加算されます。
  (注5)HOの2019年9月「賃料」は月額賃料に対し、取得日である2019年9月2日から9月末日までの日割り計算で算出しています。                                                                                                                           6
  (注6)CYOについて、2019年10月から2020年9月の期間における賃料の合計額と年間最低保証賃料との差額(不足分)が21百万円発生したため、第9期の賃料に20百万円が、第10期の賃料に1百万円が、それぞれ加算されます。
  第10期(2021年2月期)個別物件運営実績【対 前期】
■シャングリ・ラ ホテル 東京(SL) 第9期(運用期間:2020年3月1日~2020年8月31日)                                                           第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年                 2020年                                                    2020年
   賃料算出基準月
                               11月        12月        1月             2月        3月        4月        第9期          5月        6月        7月          8月          9月        10月        第10期
                              2020年                                                               合計         2020年                                       2021年                  合計
   賃料計上月
                                3月        4月         5月             6月        7月        8月                     9月        10月       11月         12月         1月        2月
   賃料 (百万円)                       176       178        134               90        46        19        646          19        24        30          40          44        71       229
   最低保証賃料との差額(百万円)                                              -                                  -                                     124                                       124
■ヒルトン小田原リゾート&スパ(HO)
                              第9期(運用期間:2020年3月1日~2020年8月31日)                                                 第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
   賃料算出基準期間                   2019年1月~2019年12月                                                               2019年7月~2020年6月
                                                                                                  第9期                                                                           第10期
                              2020年                                                                          2020年                                       2021年
   賃料計上月                                                                                          合計                                                                            合計
                                3月    4月     5月                     6月        7月        8月                     9月        10月       11月         12月         1月        2月
   賃料 (百万円)                        33          33          33            33        33        33        204          26        26        26          26          26        26       160
                                                      ※合計額は賃料の他、その他収入を含んでいます。                                                       ※合計額は賃料の他、その他収入を含んでいます。
■コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション(CYT)
                              第9期(運用期間:2020年3月1日~2020年8月31日)                                                 第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年      2020年                                                    第9期        2020年                                                              第10期
   賃料算出基準月
                                12月       1月          2月            3月        4月        5月        平均           6月        7月        8月          9月         10月        11月         平均
   客室稼働率 (%)                     90.6%     83.4%      58.0%         19.0%     25.3%      29.0%     51.1%        23.9%     20.9%     20.6%       22.6%       40.5%     46.1%       29.1%
   平均客室単価(ADR)(円)               25,369    25,638     26,885         17,871    14,486    13,887    20,692       15,077    15,916    14,247      15,461      15,907    15,913      15,419
   RevPAR(円)                    22,974    21,371     15,593          3,390     3,667     4,034    11,884        3,605     3,334     2,929       3,487       6,438     7,341       4,517
                              2020年                                                               第9期        2020年                                       2021年                  第10期
   賃料計上月
                                3月        4月          5月            6月        7月        8月        合計           9月        10月       11月         12月         1月        2月          合計
   賃料 (百万円)                        57          50          24             0         0         0        132           6         0         0           0           4          5         16
■コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション(CYO)
                              第9期(運用期間:2020年3月1日~2020年8月31日)                                                 第10期(運用期間:2020年9月1日~2021年2月28日)
                              2019年      2020年                                                    第9期        2020年                                                              第10期
   賃料算出基準月
                               12月        1月          2月            3月        4月        5月        平均           6月        7月        8月          9月         10月        11月         平均
   客室稼働率 (%)                     95.9%     78.5%      58.6%          26.8%      9.6%     11.3%     46.7%        22.5%     21.4%     19.2%       24.5%       34.7%     42.1%       27.4%
   平均客室単価(ADR)(円)               18,447    17,301     15,862         15,330    14,133    13,647    15,786       13,974    16,094    16,170      17,590      18,710    19,535      17,011
   RevPAR(円)                    17,683    13,575      9,289          4,102     1,352     1,539     7,913        3,140     3,441     3,104       4,312       6,495     8,232       4,780
                              2020年                                                               第9期        2020年                                       2021年                  第10期
   賃料計上月
                                3月        4月          5月            6月        7月        8月        合計           9月        10月       11月         12月         1月        2月          合計
   賃料 (百万円)                        65          35          13             0         0         0        114           2         0         0           0          10         16         29
   最低保証賃料との差額(百万円)                                          20                                          20                                1                                            1
  (注1)「賃料算出基準月」または「賃料算出基準期間」は賃料を算出する際の基準となる月または期間を表し、各ホテル指標(客室稼働率、ADR及びRevPAR)については、各賃料算出基準月における各ホテル指標を記載しています。なお、
      SL及びHOのホテル指標は、エンドテナントより開示について同意が得られていないため非開示としています。各ホテルの賃料算出基準月は、SLについては賃料計上月の4ヶ月前、CYT及びCYOについては各々賃料計上月の3ヶ月前です。
      HOについては、賃料算出基準期間を用いており、第9期における賃料算出基準期間は2019年1月~2019年12月、第10期における賃料算出基準期間は2019年7月~2020年6月です。
  (注2)「賃料計上月」は本投資法人が賃料として計上する月を表し、「賃料」は各賃料計上月における賃料を記載しています。「賃料」は各物件の賃料実績を、百万円未満を切り捨てて記載しています。
  (注3)「平均客室単価(ADR)」(Average Daily Rate)には、サービス料を含みます。また、「RevPAR」(Revenue Per Available Room)とは、販売可能客室数1室当たりの宿泊売上高をいい、サービス料を含みます。
  (注4)SLについて、2020年4月から2021年3月の期間における賃料の合計額と年間最低保証賃料との差額(不足分)が135百万円発生したため、第10期の賃料に124百万円が、第11期の賃料に11百万円が、それぞれ加算されます。
  (注5)CYOについて、2019年10月から2020年9月の期間における賃料の合計額と年間最低保証賃料との差額(不足分)が21百万円発生したため、第9期の賃料に20百万円が、第10期の賃料に1百万円が、それぞれ加算されます。                                                                         7
       ヒルトン小田原リゾート&スパの実績分析

  10月からはGoToトラベル対象となった東京からの集客も加わり、11月には売上総額が前年同月実績を上回るほど
   大きく回復。充実した様々な施設が揃った都心近接の滞在型リゾートという強みを発揮
  ヒルトンがグループ全体で統一的に策定した「Hilton CleanStay」の実施と周知により、
   安心・安全な滞在を約束しゲストからの信頼感を醸成、集客力の向上に寄与
  屋内では天然温泉、プールやフィットネスクラブ、屋外ではテニスコートといった様々な施設が利用でき、加えて
   好評を博しているデザートビュッフェの開催により、施設のみを利用する日帰り客も捕捉

  主要指標の推移(前年同月比)                                                                         第10期賃料(注1)
                                                                                          賃料算出基準期間                        2019年7月~2020年6月
        GTT(注3)開始             GTT追加            GTT一時停止         緊急事態宣言                                                 2020年                        2021年
        (東京発着分除く)         (東京発着分)         (神奈川含む全国)                (2回目)                   賃料計上月
                                                                                                            9月      10月       11月        12月        1月        2月
(百万円)     7/22~               10/1~             12/28~               1/7~        (人)
                                                                                          賃料(百万円)             26         26        26         26         26        26
 500                                                                             1,000
                                                                                         第11期賃料
                                                                                          賃料算出基準期間                        2020年1月~2020年12月
 400                                                                             800
                                                                                                                                  2021年
                                                                                           賃料計上月
                                                                                                            3月      4月        5月         6月         7月        8月
 300                                                                             600      賃料(百万円)             26         26        26         26         26        26


 200                                                                             400     (参考)賃料算出基準期間
                                                                                         奇数決算期(8月期):前年1月から12月の12か月間
                                                                                         偶数決算期(2月期):前年7月から当年6月までの12か月間
 100                                                                             200      年        2019年                  2020年                       2021年
                                                                                          月     7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8
                                                                                         決算期 第7期        第8期           第9期                第10期              第11期
   0                                                                             0
                                                                                         賃料算出    第10期基準利益(12か月平均)
          7月        8月   9月       10月    11月        12月       1月            2月
                                                                                         基準期間                    第11期基準利益(12か月平均)
         2020年                                               2021年

          前年同月売上総額(左軸)           売上総額(注2) (左軸)            神奈川県 新規感染者数(注4)(右軸)             賃料                                            第10期賃料           第11期賃料

(注1)「賃料」は、賃貸借契約書上に記載の賃料計算方法に基づき算出された賃料を、百万円未満を切り捨てて記載しています。以下同じです。
(注2)「売上総額」は本ホテル全体(準共有者である森トラストの持分を含みます。)に係る売上の総額を、百万円未満を切り捨てて記載しています。
(注3)「GTT」とは「Go To トラベル」のことを指します。以下同じです。
(注4)NHKの情報を元に、本資産運用会社が加工して作成                                                                                                                                      8
  コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションの実績分析

 10月のGoToトラベル対象組み入れ後は、顧客ニーズを捉え朝夕食付等の高単価プランを中心に販売し改善傾向と
  なるも、12月中旬のGoToトラベル一時停止等により再び低調に推移
 Marriott.comにおいては、近場のホテル宿泊のお得なプランである「ステイケーションプラン」の提供など
  各種プロモーションが催され、またレストランではテラス席を活用することで、コロナ禍においても集客力を発揮
 コロナ禍における社会的ニーズを受け、マリオットスタンダードの衛生管理プログラムを実施することに加え、
  世界のホテルで導入実績があり、高品質でクリーンな空気環境を提供する「Pure wellness room」を導入

 主要指標の推移(前年同月比)
              GTT(注1)開始               GTT追加         GTT一時停止         緊急事態宣言
          (東京発着分除く)               (東京発着分)          東京(注2):12/18~      (2回目)                                                   第10期平均
(百万円)           7/22~                 10/1~         全国:12/28~            1/7~        (円)     (人)
                                                                                                         客室稼働率                    29.1 %
   90                                                                                30,000 , 3,000
                                                                                                         平均客室単価(ADR)           15,419 円
   75                                                                                25,000 , 2,500
                                                                                                         RevPAR                  4,517 円
   60                                                                                20,000 , 2,000
                                                                                                         賃料                   第10期合計
   45                                                                                15,000 , 1,500
                                                                                                         第10期実績                 16    百万円
   30                                                                                10,000 , 1,000
                                                                                                         第10期予想                 16    百万円
   15                                                                                5,000   , 500
                                                                                                         差異                       -   百万円
    0                                                                                0       ,0
賃料算出     6月        7月     8月    9月       10月     11月      12月       1月          2月
                                                                                                     (注1)「GTT」とは「Go To トラベル」のことを指します。以下同じです。
基準月     2020年                                                      2021年                             (注2)GTTを利用した東京都を目的地とする旅行について、新規予約を停止
                                                                                                         した日付
         9月        10月    11月   12月      1月        2月      3月       4月          5月
賃料計上月                                                                                                (注3)NHKの情報を元に、本資産運用会社が加工して作成
        2020年                           2021年                                                        (注4)グラフ内の「賃料」には最低保証賃料との差額は含まれていません。

                          本投資法人第10期
           前年同月賃料(左軸)                   賃料(左軸)              東京都 新規感染者数(注3)(右2軸)
           前年同月ADR(右1軸)                 ADR(右1軸)
           前年同月RevPAR(右1軸)              RevPAR(右1軸)                                                                                         9
 コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションの実績分析

 東京都がGoToトラベルの対象となった10月以降回復し、11月にはADRが前年同月比プラスとなるなど好調に推移
  するも、感染者数増加によるGoToトラベル一時停止や緊急事態宣言等により再び下落傾向
 コートヤード東京と同様に「Pure wellness room」を導入するなどクリーンな衛生環境を積極的にアピールすると
  ともに、「ステイケーションプラン」の提供により新たな需要を開拓
 顧客ニーズに合わせたリノベーションを実施し、一部客室をワーキングスペースに改装
  ➜ 1時間から利用できる「WORK STATION PLAN」として販売開始

主要指標の推移(前年同月比)                                                                                                              第10期平均
              GTT(注2)開始               GTT追加        GTT一時停止        緊急事態宣言                               客室稼働率                    27.4 %
          (東京発着分除く)               (東京発着分)        大阪(注3):11/24~      (2回目)
(百万円)           7/22~                 10/1~        全国:12/28~           1/7~        (円)    (人)          平均客室単価(ADR)           17,011 円
   90                                                                              30,000 , 750
                                                                                                       RevPAR                 4,780 円
   75                                                                              25,000 , 625
                                                                                                      賃料                    第10期合計
   60                                                                              20,000 , 500
                                                                                                       第10期実績 (注1)            31     百万円
   45                                                                              15,000 , 375       (賃料)                     29    百万円


   30                                                                              10,000 , 250
                                                                                                      (最低保証賃料との差額)              1    百万円


                                                                                                       第10期予想                 31     百万円
   15                                                                              5,000 , 125
                                                                                                       差異                        -   百万円
    0                                                                              0      ,0
賃料算出     6月        7月     8月    9月       10月     11月    12月       1月          2月                  (注1)2019年10月から2020年9月の期間における賃料の合計額と年間最低
基準月     2020年                                                    2021年                                保証賃料との差額(不足分)が21百万円発生したため、第10期の賃
                                                                                                      料にはそのうち1百万円が加算されています。なお、第9期の賃料に
         9月        10月    11月   12月      1月      2月      3月       4月          5月                      は20百万円が既に加算されています。
賃料計上月
        2020年                           2021年                                                     (注2)「GTT」とは「Go To トラベル」のことを指します。以下同じです。
                                                                                                  (注3)GTTを利用した大阪市を目的地とする旅行について、新規予約を停止
                          本投資法人第10期                                                                   した日付
                                                                                                  (注4)NHKの情報を元に、本資産運用会社が加工して作成
           前年同月賃料(左軸)                   賃料(左軸)            大阪府 新規感染者数(注4)(右2軸)                     (注5)グラフ内の「賃料」には最低保証賃料との差額は含まれていません。
           前年同月ADR(右1軸)                 ADR(右1軸)
           前年同月RevPAR(右1軸)              RevPAR(右1軸)                                                                                        10
  期末不動産鑑定評価額(第10期)




                                                                     収益価格                                               参考
                             第10期末                       直接還元法                    DCF法
                                                                                                 第10期末
                                       前期比                                                                 含み損益              第9期末
      物件名称        鑑定評価機関     鑑定評価額                                                               帳簿価額               取得価格
                                       (百万円)                                         最終還元                  (百万円)             鑑定評価額
                             (百万円)                 還元利回り
                                                             前期比
                                                                        割引率                      (百万円)              (百万円)
                                                                                         利回り
                                                    (%)                     (%)                                              (百万円)
                                                                                         (%)

                   一般財団法人
シャングリ・ラ ホテル 東京
                  日本不動産研究所    49,500           -     3.2%        -          2.9%          3.4%    41,279    8,220   42,000    49,500

                    株式会社
ヒルトン小田原リゾート&スパ
                  立地評価研究所      6,900       +50       4.7%        -          4.5%          4.8%     6,476      423    6,500     6,850

コートヤード・バイ・マリオット    一般財団法人
東京ステーション          日本不動産研究所
                              18,200           -     3.7%        -          3.4%          3.9%    13,469    4,730   13,800    18,200

コートヤード・バイ・マリオット    一般財団法人
新大阪ステーション         日本不動産研究所    17,800           -     4.2%        -          3.9%          4.4%    17,255      544   17,600    17,800

                   一般財団法人
ホテルサンルートプラザ新宿
                  日本不動産研究所    32,500      +100       3.5%        -          3.3%          3.7%    27,716    4,783   28,600    32,400


       合計            -       124,900      +150       -           -          -             -      106,197   18,702 108,500 124,750




                                                                                                                                 11
   第11期(2021年8月期)業績予想について

  現時点では新型コロナウイルス感染症による業績への影響を合理的に見積もることが困難であるため、
   第11期(2021年8月期)の業績予想は「未定」
  2021年5月以降に業績予想を発表予定

 (参考)最低保証賃料との差額補填タイミング

                         2019                        2020                                                                2021                                                               2022
                         7      8   9   10 11 12     1      2   3    4    5    6     7    8    9     10 11       12      1      2    3     4     5    6     7    8     9    10 11      12    1     2    3     4    5     6     7    8     9
            本投資法人決算期                       第8期                            第9期                              第10期                                 第11期                             第12期                              第13期

シャングリ・ラ      賃料算出基準月                       (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)         (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)             (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
            (ホテル売上連動)                                                                 [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]                                       [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]
                                                                                                                                ▼    ▼                                                             ▼    ▼
            本投資法人の賃料 ※毎月変動                                      (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)          (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
                                                                                     最低保証賃料との差額入金タイミング                                                      最低保証賃料との差額入金タイミング

            最低保証賃料判定                                                          12か月合計賃料が882,700千円


コートヤード東京     賃料算出基準月                           (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)      (ii) (iii) (iv) (v) (vi)    (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)           (ii) (iii) (iv) (v) (vi)    (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
            (ホテル利益連動)                                 [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]                                    [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]                                    [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]
                                                                                          ▼    ▼                                                                 ▼    ▼                                                            ▼      ▼
            本投資法人の賃料 ※毎月変動                                      (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)          (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)      (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
                                                     最低保証賃料との差額入金タイミング                                                   最低保証賃料との差額入金タイミング                                                   最低保証賃料との差額入金タイミング

            最低保証賃料判定                           12か月合計賃料が310,000千円


コートヤード新大阪    賃料算出基準月                           (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)      (ii) (iii) (iv) (v) (vi)    (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)           (ii) (iii) (iv) (v) (vi)    (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
            (ホテル利益連動)                                 [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]                                    [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]                                    [最低保証賃料差額11/12か月分計上] [1/12か月分計上]
                                                                                          ▼    ▼                                                                 ▼    ▼                                                            ▼      ▼
            本投資法人の賃料 ※毎月変動                                      (i) (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)          (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)     (ii) (iii) (iv) (v) (vi) (i)      (ii) (iii) (iv) (v) (vi)
                                                     最低保証賃料との差額入金タイミング                                                   最低保証賃料との差額入金タイミング                                                   最低保証賃料との差額入金タイミング

            最低保証賃料判定                           12か月合計賃料が460,000千円


ヒルトン小田原     賃料算出基準期間                           (i)                                                               (iii)
             (ホテル利益連動)                                                        (ii)                                                                   (iv)


            本投資法人の賃料 ※毎決算期変動(同一決算期中は一定)                                                        (i)   (i)   (i)   (i)     (i)    (i) (ii)   (ii) (ii) (ii)   (ii) (ii) (iii) (iii) (iii) (iii) (iii) (iii) (iv) (iv) (iv) (iv) (iv) (iv)

サンルート       本投資法人の賃料                        固定                             固定                               固定                                   固定                                固定                               固定                        12
  財務の状況

 デットファイナンスの基本方針                                                        有利子負債の状況

 安定的かつ健全な財務運営を行うことを基本方針とし、                                                                  2020/8期末       2021/2期末
                                                                                 項目                                         前期比
 強靭な財務体質の構築を目指す                                                                             (第9期末)         (第10期末)

                                                                       有利子負債総額(百万円)             53,975         53,975              -
   短期借入金と長期借入金のベストミックス
                                            リファイナンスリスクの低減               短期借入金                   5,975          5,975              -
   返済期日の分散化
                                            調達コストの低減                    長期借入金                  48,000         48,000              -
   バンクフォーメーションの分散化
                                                                         投資法人債                         -              -            -
  LTV        60%を上限の目途とし、平常時の運用においては50%を上限の目途                          LTV(総資産有利子負債比率)          49.1 %         49.4 %        +0.3 pt
                                                                       固定借入比率                   88.9 %         88.9 %              -
 財務ハイライト                                                               平均利率                     0.40 %         0.40 %       ▲0.0 pt
                                                                       平均借入残存期間                  2.3 年         2.0 年        ▲0.3 年

 2020年11月末に30億円のリファイナンスを実施

                                                                       借入先の分散状況
   期限が到来した長期借入金30億円を、長期借入金30億円でリファイナンス
                                                                                                                 (2021年2月末現在)


                                                                                                  借入先金融機関 9社
 返済期日の分散状況
                                                                                                       みずほ銀行              27.8%
                                                        (2021年2月末現在)                                   三井住友銀行             25.0%
(億円)
150                          短期借入金         長期借入金                                                       三井住友信託銀行 17.6%
                                                                                  借入金総額                三菱UFJ銀行            10.1%
                                     105
100
              75   70
                                                                                 539.75億円              日本政策投資銀行           6.5%
        40              65
                                           50                                                          みずほ信託銀行            4.6%
 50                            40
      59.75                                        25                                                  信金中央金庫             3.7%
                                                                10
  0                                                                                                    りそな銀行              2.8%
                                                                                                       日本生命保険             1.9%


                                                                                                                                  13
マーケット環境
訪日外国人数の推移

 2020年は新型コロナウイルス感染拡大による入国制限の影響で大幅な減少

 2019年の訪日外国人数総計は3,188万人(前年比+2.2%)、
  2020年1月~12月の訪日外国人数は411万人(前年比▲87.1%)
                                    (出所)日本政府観光局公表資料




訪日外国人数の推移                                                                               国内延べ宿泊者数の推移 (百万人泊)
                                                              3,119万人 3,188万人
                                                                                           外国人比率
                                                    2,869万人                                                                      19.4%
                                                                                                                         17.5%
                                                                                                                 15.6%
                                          2,405万人                                                        14.1%
                                                                                                 13.0%
                               1,973万人                                                   9.5%
                                                                                                                                          5.9%
                                                                                                                                  115
                     1,341万人
                                                                                                   65     69      79      94
                                                                                          44
           1,036万人
   835万人
                                                                                                                                         18
                                                                                411万人    428      438    423      429     443     480
                                                                                                                                         286

   2012     2013      2014         2015    2016      2017      2018    2019     2020     2014     2015   2016    2017    2018    2019    2020

                          アジア             北米      欧州        その他                                         日本人宿泊者           外国人宿泊者
          (出所)政府公表「明日の日本を支える観光ビジョン」施策集及び日本政府観光局公表資料に基づき、資産運用会社作成                                          (出所)観光庁「宿泊旅行統計調査」に基づき、資産運用会社作成



2019年 訪日外国人の国別平均泊数(観光・レジャー目的)                                                           今後の国際イベント開催予定
                                                                              (泊)
                                                                                        2021年 ◆ 東京オリンピック・パラリンピック競技大会
           全国籍               中国            韓国               台湾         香港
                                                                                        2022年 ◆ ワールドマスターズゲームズ2021関西
            6.2              5.8            3.3             5.2         5.6
                                                                                                ◆ 第19回FINA世界水泳選手権2022福岡大会
            米国               英国           ドイツ           ロシア            豪州
                                                                                        2025年 ◆ 2025年万国博覧会(大阪)
           9.4           11.5             14.0          10.0          12.9                      (注)2021年4月1日時点で予定されているものであり、今後変更される可能性があります。


                                                                                                                                                 15
                                          (出所)観光庁「訪日外国人消費動向調査」に基づき、資産運用会社作成
森トラスト・ホテルリート投資法人の概要
森トラスト・ホテルリート投資法人の特徴
                         日本の観光産業の成長ポテンシャルに着目

                     インバウンド増加に伴う多様なニーズの捕捉

                               欧米観光客の取込み




             インターナショナルブランドホテルを中心とする上質なホテルの積極展開
                                             国内におけるインターナショナルブランド
 ワールドワイドに広がる顧客基盤                                ホテル比率は10%に満たない
   アジアのみならず、北米・欧州といった広域顧客の獲得
                                                                      インターナショナル
   広域・豊富な顧客基盤を背景とした安定的なホテル運営
                                                                       ブランドホテル
 会員組織や予約システム利用のアドバンテージ                                                     8.8%
   ブランドに信頼を寄せる世界中の会員顧客の取込み
   ブランド独自の予約システムを通じたダイレクト予約               国内ブランドホテル
                                              91.2%
 グローバルスタンダードなサービスの提供と運営ノウハウ
                                            (注)週刊ホテルレストラン「2021年 日本のホテルチェーン・グループ一覧」
   グローバル水準のサービスを求める世界中からの顧客へ対応
                                               より資産運用会社作成。同出所に記載のホテルについて集計したもので
   FCによるホテル運営等を通じた自社ホテル運営ノウハウの向上              あり、日本国内の全ホテルについて集計したものではありません。




      ■ スポンサーのホテル事業の展開                        ■ 投資機会の提供による市場活性化




       森トラストグループのノウハウ
                                    連携      “良質で魅力的なホテルアセット”への重点投資
     開発力×ホテル運営・マネジメント力                            新たな“ホテル特化型リート”



                                                                                     17
基本理念・投資方針

           開発力及び運営力の両面から支える“森トラストグループ”の品質
                       Trust Quality
                       森トラストグループのノウハウ



 高い資産性を有するホテルの開発力          開発力           卓越したホテル運営・マネジメント力
 「選択と集中」に基づき厳選された立地        ×             業界トップランナーとのアライアンス
 高品質な建物グレード           運営・マネジメント力         収益向上力のためのシナリオ構築
 防災・環境性能を備えた施設スペック                       効率的な本部機能によるサポート体制




                        Trust Value

   “Trust Quality”が産み出す “Trust Value”を共有するホテルアセットへの重点投資

                            資産性 × 安定性 × 成長性 を備えたホテルアセット
                          都心一等地又は世界的に著名な観光エリアに立地
                          世界中の顧客から上質・良質と評価されるクオリティ
        資産性               日本国内のみならず世界中に広がる顧客基盤
                          実績豊富なホテル運営会社による高いホスピタリティ
                          安定性と成長性とのバランスに配慮した「固定賃料 + 変動賃料」割合
  安定性         成長性         日本の政策やインバウンド需要の拡大を背景とした成長性を享受




                                                               18
 ポートフォリオの構築方針

「資産性×安定性×成長性」を兼ね備えたポートフォリオの構築を目指す


  エリア                        グレード

「資産性」(=不動産の本質的価値)に着目               上位4グレードに重点投資

                             重点投資対象                         保有物件


              全国主要都市               大    ラグジュアリー         高

        東京23区及び政令指定都市                  客室面積  :40㎡~
                                       平均客室単価:4万円~            (リース)


                                          アッパー
         著名な観光地エリア                      アップスケール
                                                        平
                                                        均
        観光集客力が見込めるエリア                  客室面積  :30~40㎡
                                       平均客室単価:3万円~4万円
                                                        客
                                   客                    室
                                   室                    単
                                        アップスケール         価
                                   面
                                   積   客室面積  :20~30㎡
                                                        (
                                   の                    A
         “立地にこだわる”
                                       平均客室単価:2万円~3万円

                                   目                    D
                                   安     アッパー           R
    都心・地方を問わず集客力のある                     ミッドスケール         )
                                                        の
       エリアにあるもの                        客室面積  :15~20㎡
                                       平均客室単価:1万円~2万円   目          (リース)


                                                        安
   安定した集客力
                             その他        ミッドスケール
   立地の優位性による高い競争力                     客室面積  :10~15㎡
                                       平均客室単価:~1万円
   経済環境の変動による影響を軽減
                                          エコノミー
   インターナショナルブランドホテルの誘致に有利         小   客室面積  :~10㎡      低
                                       平均客室単価:~1万円



                                                                      19
ポートフォリオ一覧

 ポートフォリオ・ハイライト
     (2021年2月末現在)                     物件数: 物件     5            取得価格合計:         1,085億円            客室数合計:   1,469室
                                                                コートヤード・バイ・マリオット     コートヤード・バイ・マリオット
 物件名称        シャングリ・ラ ホテル 東京           ヒルトン小田原リゾート&スパ                                                       ホテルサンルートプラザ新宿
                                                                   東京ステーション           新大阪ステーション




 物件写真




                          東京駅                       東京駅                   東京駅                    新大阪駅                 新宿駅
           東京都                        神奈川県                     東京都                  大阪市                    東京都
  所在地
           千代田区           徒歩1分        小田原市          約60分       中央区       徒歩4分       淀川区          徒歩1分      渋谷区       徒歩3分
                                                (新幹線+バス)


                                          1997年10月                                      1997年3月
 竣工年月           2008年11月                                             2014年2月                                     2007年8月
                                      (2004年2月リブランド)                                (2015年11月リニューアル)

 取得年月日         2016年9月1日                  2019年9月2日              2016年9月16日              2016年9月16日          2016年7月28日

  取得価格
                   42,000                    6,500                    13,800               17,600                 28,600
 (百万円)

  開発者             森トラスト                         -                    森トラスト                 森トラスト                 森トラスト

 ホテルグレード         ラグジュアリー                アッパーアップスケール                アップスケール                アップスケール           アッパーミッドスケール

  客室数               200                     163   (注1)                 150                 332   (注2)              624

ホテル運営形態             リース                     MC (注3)                  FC (注4)               FC (注4)                 リース

 ホテル運営者    Shangri-La Hotels Japan   Hilton Worldwide Manage   森トラスト・ホテルズ&リゾーツ      森トラスト・ホテルズ&リゾーツ         相鉄ホテルマネジメント

(注1)一棟の建物の総客室数を記載しており、他者の共有持分を含みます。本投資法人の信託受益権の対象となる持分は100分の50です。
(注2)一棟の建物の総客室数を記載しており、他者の共有持分を含みます。本投資法人の信託受益権の対象となる持分は100分の74です。
(注3)マネージメントコントラクト(運営委託)を意味し、森トラストグループからブランドオペレーターにホテル運営を委託する形態を指します。
(注4)フランチャイズを意味し、各ブランドからブランド使用権を貸与された上で、森トラストグループ自らホテル運営を行う形態を指します。                                                          20
ポートフォリオの特徴



                    立地にこだわり、東京都の中でも都心6区(千代田区、港区、中央区、
  東京都心6区比率
                     新宿区、渋谷区、品川区)に所在する資産価値の高い物件に投資
     77.8%          最寄り駅からの距離も重視し、高い競争力を持つ物件を選定




                    日本国内において数が限定的なインターナショナルブランドの比率が
 インターナショナルブランド比率     高く、増加しているインバウンド需要の取込みに優位
     73.6%          世界最大級のホテルチェーンであるMarriottやHiltonといった、トップ
                     ブランドの物件に投資




                    スポンサーである森トラスト開発の物件が大部分を占める
  スポンサー開発比率
                    総合ディベロッパーである森トラストグループの開発力を活かした高
     94.0%           品質な物件に投資


                                      ※上記各比率は、取得価格ベースで算出した比率を記載しています。   21
ポートフォリオの賃料形態

                                                                          ポートフォリオの賃料割合
        「変動賃料(注1) 」:アップサイドの成長性を享受                                                                  (2021年2月期実績)




                                                                                            シャングリ・ラ

「最低保証賃料(注2) ・固定賃料(注3) 」:安定性を確保                                                                29.1%

                                                                               サンルート
                                                                               53.7%
                                                                                             ヒルトン小田原
                                                                                               13.2%

         安定性と成長性のベストミックスを追求
                                                                             コートヤード新大阪         コートヤード東京
                                                                                2.6%                  1.4%

                                                                変動賃料                   固定賃料
              物件名称                          賃料形態
                                                                算出基準              (最低保証賃料)

                                             変動                                 年間最低保証賃料(注4)
        シャングリ・ラ ホテル 東京                                           売上
                                         年間最低保証賃料あり                               882,700,000円


       ヒルトン小田原リゾート&スパ                        変動                  利益                     -


       コートヤード・バイ・マリオット                       変動                                 年間最低保証賃料(注5)
                                                                 利益
           東京ステーション                      年間最低保証賃料あり                               310,000,000円

       コートヤード・バイ・マリオット                       変動                                 年間最低保証賃料(注5)
                                                                 利益
          新大阪ステーション                      年間最低保証賃料あり                               460,000,000円

                                                                                   年間固定賃料
        ホテルサンルートプラザ新宿                         固定                  -
                                                                                  1,304,673,360円

(注1)   「変動賃料」とは、ホテル運営に関する売上や利益等の経営指標に定められる賃料をいいます。
(注2)   「最低保証賃料」とは、一定の期間における賃料の合計額が一定額(最低保証賃料)に満たない場合に、最低保証賃料額と当該賃料合計額との差額を後に支払うとされている賃料をいいます。
(注3)   「固定賃料」とは、一定期間毎に支払うこととされている定額の賃料をいいます。
(注4)   毎年4月から翌年3月までの賃料の合計額が年間最低保証賃料に満たない場合、その不足分について、翌年3月分の賃料と合わせて翌年2月末日までに支払われます。

                                                                                                             22
(注5)   毎年10月から翌年9月までの賃料の合計額が年間最低保証賃料に満たない場合、その不足分について、翌年9月分の賃料と合わせて翌年8月末日までに支払われます。
ポートフォリオの賃料形態一覧
                                                                                       コートヤード・バイ・マリオット
                 シャングリ・ラ ホテル 東京                       ヒルトン小田原リゾート&スパ
                                                                                          東京ステーション
                  変動賃料(毎月変動)                          変動賃料(毎決算期変動※)                      変動賃料(毎月変動)
  賃料形態
                  年間最低保証賃料あり                            ※同一決算期中は一定                       年間最低保証賃料あり
変動賃料算出基準              売上                                    利益                                利益

  賃借人                森トラスト                              MT&ヒルトンホテル                          森トラスト

           賃料                                    賃料                               賃料



                      変動賃料   年間最低保証賃料                                                        変動賃料
   賃料                         882,700,000円

                             ▲
                                    (注)
  イメージ                                                    変動賃料                                      年間最低保証賃料
                  最低保証賃料                                                                             310,000,000円




                                                                                                    ▲
                                                                                         最低保証賃料          (注)
                             売上                                  利益                                 利益
           (注)毎年4月から翌年3月までの賃料の合計額が年間最                                             (注)毎年10月から翌年9月までの賃料の合計額が年間最
           低保証賃料に満たない場合、その不足分について、翌年3                                             低保証賃料に満たない場合、その不足分について、翌年9
           月分の賃料と合わせて翌年2月末日までに支払われます。                                             月分の賃料と合わせて翌年8月末日までに支払われます。


                コートヤード・バイ・マリオット
                                                      ホテルサンルートプラザ新宿
                   新大阪ステーション
                  変動賃料(毎月変動)
  賃料形態                                                    固定賃料
                  年間最低保証賃料あり
変動賃料算出基準              利益                                    -

  賃借人                森トラスト                             相鉄ホテルマネジメント

           賃料                                    賃料
                                                                  年間固定賃料
                                                                 1,304,673,360円

                      変動賃料
賃料イメージ                           年間最低保証賃料                固定賃料
                                  460,000,000円
                             ▲




                                     (注)
                  最低保証賃料
                             利益
           (注)毎年10月から翌年9月までの賃料の合計額が年間最
           低保証賃料に満たない場合、その不足分について、翌年9
           月分の賃料と合わせて翌年8月末日までに支払われます。                                                                           23
 森トラストグループが開発・保有・運営する主なホテル

     開発力              運営能力                戦略的ホテル展開

多彩なインターナショナル                             リゾート           (赤字は本投資法人保有物件)
ブランドホテルとの提携
                                    ❾    JWマリオット・ホテル奈良                         158室   MC   ⓯    万平ホテル             109室   直営


                                         翠嵐 ラグジュアリー
                                    ❿    コレクションホテル 京都
                                                                               39室    FC   ⓰    強羅環翠楼             14室    直営


                                    ⓫    イラフ SUI ラグジュアリー
                                         コレクションホテル 沖縄宮古
                                                                               58室    FC   ⓱    軽井沢マリオットホテル       142室   FC

                                         シェラトン沖縄
                                    ⓬    サンマリーナリゾート
                                                                               246室   FC   ⓲    富士マリオットホテル山中湖     105室   FC


                                    ⓭    ヒルトン沖縄瀬底リゾート                          298室   MC   ⓳    伊豆マリオットホテル修善寺     128室   FC


                                    14   ヒルトン小田原リゾート&スパ                        163室   MC   ⓴    琵琶湖マリオットホテル       274室   FC
     大都市圏      (赤字は本投資法人保有物件)
                                                                                           21   南紀白浜マリオットホテル      182室   FC
 ❶   東京エディション虎ノ門        206室   MC
                                    直営   森トラストグループ直営                                            コートヤード・バイ・マリオット
                                                                                           22
                                                                                                白馬
                                                                                                                  72室    FC
                                    FC
 ❷   コンラッド東京            291室   MC        フランチャイズ

                                    MC   マネージメントコントラクト                                     23   ホテル ラフォーレ修善寺      212室   直営

 ❸   ウェスティンホテル仙台        292室   FC   LE   リース
                                                                                                ラフォーレ倶楽部
                                                                                           24                     84室    直営
                                                                                                伊東温泉 湯の庭
 ❹   東京マリオットホテル         249室   FC
                                                                                                ラフォーレ倶楽部
                                                                      ❸                    25                     44室    直営
                                                                                                箱根強羅 湯の棲
     コートヤード・バイ・マリオット
❺    東京ステーション
                        150室   FC
                                                         22      26
                                               ⓯⓱                              ❶❷❹         26   リゾートホテル ラフォーレ那須   118室   直営
     コートヤード・バイ・マリオット                                         ⓲
 ❻   新大阪ステーション
                        332室   FC               ❿⓴                             ❺❼❽
                                                ❻❾                        14
                                                   21   ⓳
 ❼   シャングリ・ラ ホテル 東京     200室   LE                       23
                                                                      ⓰ 25
                                                        24

 ❽   ホテルサンルートプラザ新宿      624室   LE
                                                              ⓬⓭
                                                        ⓫
(出所)森トラストグループの2021年2月末現在の情報を基に資産運用会社作成
(注)上記記載の物件は、2021年2月末現在、保有資産を除き、本投資法人が各物件の取得を決定した事実はなく、また、将来取得できる保証もありません。
                                                                                                                         24
 森トラストグループの今後の主なホテル開発プロジェクト

 開発力             運営能力                戦略的投資                       東京都心
                                                                            東京エディション銀座
 多数の新規ホテル開発プロジェクト
         東京都心
東京エディション銀座

(仮称)赤坂二丁目プロジェクト内
ホテル計画



         リゾート                                                        (仮称)赤坂二丁目
札幌大通公園                                                               プロジェクト内ホテル計画
軽井沢塩沢                                                                        2024年度
                                                                             竣工予定
軽井沢長倉

軽井沢東雲

金沢広岡

飛騨高山

白馬咲花

箱根中強羅                                                        リゾート ~沖縄~
箱根強羅                                                                                  ザ・ビーチリゾート瀬底
                                                                                      by ヒルトンクラブ
熱海来宮
                                    Luxury                                            2022年
奈良吉城園

長崎南山手
                                  Destination                                         開業予定



ザ・ビーチリゾート瀬底 by ヒルトン                Network
クラブ

沖縄冨着

                                                                                                25
(出所)森トラストグループの2021年2月末現在のHP記載情報を基に資産運用会社作成
(注) 上記記載の物件は、2021年2月末現在、本投資法人が各物件の取得を決定した事実はなく、また、将来取得できる保証もありません。
ESGへの取組み(1)

 サステナビリティ推進体制                        当期の取組み

 サステナビリティ方針の制定
 本投資法人の資産運用会社は、以下の通り「サステナビリティ方針」   <外部評価>
 を制定し、サステナビリティ向上への取組みを推進            2020年GRESBリアルエステイト評価の取得(初参加)
1.省エネルギーと温室効果ガス(GHG)排出削減の推進         ・GRESBレーティング:「3スター」
  運用不動産における効率的なエネルギー利用推進、省エネルギー     ・GRESBリアルエステイト評価:「グリーンスター」
  や低炭素化に資する設備等の導入
2.循環型社会への貢献
  節水や廃棄物削減のための3R等、限りある資源の有効活用の取組
  み推進
3.社内体制整備とコンプライアンス
  本方針に基づく取組みを効果的に推進するための社内体制整備、
  法規制遵守、従業員に対するESGに関する教育・啓蒙活動
4.健康と快適性の増進
  テナントや施設利用者の健康・安全性と快適性の向上を目指した    <環境>
  資産運用、従業員に対する働きやすい職場環境作り           設備改修による環境パフォーマンス向上の施策
5.気候変動・レジリエンスへの対応                   空調機器を省エネ性能の高い設備に更新
  気候変動がもたらすリスクと機会を識別・評価し、資産運用業務
  に反映させることで、それに対処するための取組みを推進
6.社外関係者との協働                        <社会>
  テナントや取引先、地域コミュニティ等の社外関係者との良好な     地域社会への貢献
  関係構築
                                    ホテルオペレーターにおいて、チャリティーイベントを実施
7.情報開示
  本方針やサステナビリティに関する取組み状況等の情報について、
  広く開示                             <ガバナンス>

 サステナビリティ推進会議の開催                   コンプライアンス研修の実施
 本資産運用会社では、サステナビリティに係る方針や目標を実現する    本資産運用会社では、全従業員に対してコンプライアンス意識の
 ため、定期的に「サステナビリティ推進会議」を開催し、具体的な施    啓発等を目的とした研修を実施
 策の検討や進捗状況の確認等を実施

                                                                    26
ESGへの取組み(2)

           環境への取組み                                                          ガバナンスへの取組み

 環境性能の高い物件への投資                                                          利益相反対策と第三者性を確保した運営体制の採用
物件取得時にはエンジニアリングレポート等を取得し、環境リスク
                                                                        ・利害関係人取引における本資産運用会社の意思決定フロー
調査を実施                                                                                                                     外
                                                                                                   起案部署                   部
                                                                                                                          委
                                                                                                                          員
                                                                                                                          の
                                                                        中          コンプライアンス・オフィサーによる審査                    出
京橋トラストタワー(コートヤード・バイ・マリオット                                               止                                                 席
東京ステーション)ホテル部分において「ERR35.24%」                                           又                                                 及
                                                                        は                                                 び
「PAL低減率27.98%」を達成し、「東京都省エネルギー                                           内             コンプライアンス委員会による決議                    賛
性能評価書制度」にて最高ランクAAAを取得                                                   容                                                 成
                                                                        変                                                 が
                                                                        更                                                 決
 環境パフォーマンス目標                                                           の           各リート運用本部 投資委員会による決議                   議
                                                                        指                                                 成
エネルギー消費量及び温室効果ガス排出量について、ポートフォリオ                                                                                           立
                                                                        示
全体の原単位を2019年度以降の5年間で5%(年平均1%)の削減                                                                                          の
                                                                                           取締役会による決議                      必
                                                                                                                          須
 環境パフォーマンス実績                                                                                                             条
                                                                                                                          件
                                                                                          投資法人役員会の承認
          項目            2018年度      2019年度
                                                ※集計は毎年4月1日から翌年3月31日まで
 エネルギー     消費量(MWh)        31,023      29,188
                                               の1年間                      投資主の利益とスポンサーの利益の一体化(セイムボート出資)
 温室効果ガス    排出量(t-CO2)      11,444      10,285 ※各年度ともに、2021年2月末現在
   水

  廃棄物
               使用量(㎥)

           廃棄物量(t)
                          306,996
                            1,169
                                      280,465
                                        1,119
                                               保有している5物件を対象として
                                                 実績値を集計
                                                                                森トラストグループの所有比率            36.8%   (2021年2月末現在)



           社会への取組み                                                          (参考)従業員への取組み(森トラスト株式会社) (注)

 地域社会への貢献                                                               女性活躍・ワークライフバランスの促進
 保有ホテルと協働で、地域イベントへの参加・協賛等を実施                                            森トラスト株式会社ではダイバーシティの観点から、女性活躍促進、
                                                                        ワークライフバランス推進の取組みを実施

                                                                        ①   女性採用比率         36.0%
                                                                        ②   女性従業員比率        27.0%
                                                                        ③   女性管理職比率        5.6%
             地域イベント                            チャリティーイベント               ④   有給休暇取得率        63.2%      「子育てサポート企業認定(くるみん認定)」
        「EDO ART EXPO」への参加                   「クリスマストレイン」開催                                            「女性活躍推進企業認定(えるぼし認定)」
                                                                        ※①④:2020年度実績、②③:2021年3月末時点    を取得(厚生労働大臣認定)
(コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション)                 (ヒルトン小田原リゾート&スパ)
                                                                        (注)本資産運用会社におけるホテルリート運用本部の従業員は、森トラスト株式会社からの
                                                                           出向者で構成されています。
                                                                                                                              27
APPENDIX
ポートフォリオ概要

NO.1
SHANGRI-LA   シャングリ・ラ ホテル 東京
HOTEL
TOKYO        ラグジュアリー
                              アッパー
                                          アップスケール
                                                          アッパー
                            アップスケール                     ミッドスケール



             所在地 : 東京都千代田区                           森トラスト開発
             階数     : 地下4階/地上37階(注1)
                                                      リース
             客室数    : 200室(注2)

              東京駅
             徒歩1分



                  森トラスト開発



                    リース




             物件特性
              東京駅隣接、希少性の高い外資系ラグジュアリーホテル
              REIT物件では貴重な東京都千代田区丸の内に所在
              日本初進出となる最上級のインターナショナルブランドホテル
               「シャングリ・ラ ホテル」
             (注1)丸の内トラストタワー本館及びN館全体の建物の階数を記載しています。
             (注2)販売可能客室数を記載しています。                                 29
ポートフォリオ概要

NO.2
HILTON         ヒルトン小田原リゾート&スパ
ODAWARA
RESORT & SPA    ラグジュアリー
                                 アッパー
                                             アップスケール
                                                             アッパー
                               アップスケール                     ミッドスケール




               所在地    : 神奈川県小田原市
               階数     : 地下1階/地上12階(注1)
               客室数    : 163室(注2)




               物件特性
                東京圏からわずか1時間のアクセス至便な恵まれたリゾート
                 エリアに立地
                ヒルトンブランドを冠した、全客室オーシャンビューの
                 高品質な建物グレード
                天然温泉・ハイスペックなスポーツ施設・アミューズメント
                 施設を擁する滞在型リゾート
               (注1)本館棟の階数を記載しています。
               (注2)一棟の建物の総客室数を記載しており、他者の準共有持分を含みます。本投資法人の信託受益権の対象となる持分は
                  100分の50です。
                                                                          30
ポートフォリオ概要

NO.3            コートヤード・バイ・マリオット
COURTYARD
                    東京ステーション
BY MARRIOTT
TOKYO STATION    ラグジュアリー
                                   アッパー
                                                アップスケール
                                                                アッパー
                                 アップスケール                      ミッドスケール



                所在地 : 東京都中央区                              森トラスト開発
                階数      : 地下3階/地上21階(注1)
                                                           森トラスト
                客室数     : 150室                            グループ運営

                 東京駅
                 徒歩4分




                物件特性
                 「東京」駅から徒歩4分、ビジネス・観光にも快適なアクセス
                 マリオットグループの中で最大の施設数を有する中核ブランド
                 世界最大級のホテルチェーン 全世界で7,600軒以上のホテル
                  会員1.4億人以上のマリオットグループの会員プログラム(注2)
                (注1)一棟の建物の階数を記載しています。
                (注2)マリオット・インターナショナルのホームページ(2021年4月1日現在)
                                                                        31
ポートフォリオ概要

NO.4                   コートヤード・バイ・マリオット
COURTYARD
                          新大阪ステーション
BY MARRIOTT
SHIN-OSAKA STATION      ラグジュアリー
                                         アッパー
                                                      アップスケール
                                                                       アッパー
                                       アップスケール                       ミッドスケール



                       所在地 : 大阪市淀川区                          森トラスト開発
                       階数      : 地上18階(注1)
                                                               森トラスト
                       客室数     : 332室(注2)                     グループ運営

                       新大阪駅
                        徒歩1分




                      物件特性
                        観光およびビジネスの拠点となる「新大阪」駅より徒歩1分
                        2015年11月に「ホテルラフォーレ新大阪」から
                         「コートヤード・バイ・マリオット」にリブランドオープン
                        全332室の客室(注2)は、30㎡~90㎡でゆとりある広さを確保
                     (注1)一棟の建物の階数を記載しています。
                     (注2)一棟の建物の総客室数を記載しており、他者の共有持分を含みます。本投資法人の信託受益権の対象となる持分は100分の74です。

                                                                                 32
ポートフォリオ概要

NO.5
HOTEL            ホテルサンルートプラザ新宿
SUNROUTE PLAZA
SHINJUKU          ラグジュアリー
                                   アッパー
                                           アップスケール
                                                         アッパー
                                 アップスケール               ミッドスケール



                 所在地 : 東京都渋谷区                   森トラスト開発
                 階数     : 地下1階/地上14階
                                                     リース
                 客室数    : 624室

                 新宿駅
                 徒歩3分




                 物件特性
                  日本一の平均乗降数を誇るターミナル駅「新宿」駅から徒歩3分
                  プラザの名を冠するサンルートホテルチェーンの旗艦ホテル
                  レストラン、バー、会議室を備える宿泊主体型ホテル


                                                                 33
 (参考)各物件の営業状況

                                                            2020年                                                     2021年
                    4月           5月        6月      7月        8月       9月        10月       11月     12月       1月       2月         3月      4月


         宿泊                                                                  通常営業


シャングリ・ラ ロビーラウンジ          宿泊客のみ                     通常営業(朝食休止)                             通常営業                         時短営業


         レストラン            休業                                                          時短・休業日あり




         宿泊                                                                  通常営業


ヒルトン小田原 レストラン       時短営業(ビュッフェ休止)                                             通常営業                          時短営業     (ビュッフェ休止)
                                                (ビュッフェ再開)                                                                   (ビュッフェ再開)
         プール・ジム等            休業                                               通常営業                                   時短営業             通常営業
                                                宿泊客のみ


         宿泊                                                                  通常営業
コートヤード
東京
         レストラン      休業      テイクアウト      テイクアウト+ランチ営業                       テイクアウト+時短営業                             (ディナー休止)
                                                                                                                             (ディナー再開)


         宿泊                                                                  通常営業
コートヤード
新大阪
         レストラン     朝食のみ     朝食とテイクアウト                    テイクアウト+通常営業(一部限定メニュー)                       時短営業    (ディナー休止)         (ディナー再開)




         宿泊        通常営業               休業                                                   通常営業
サンルート
         レストラン     ディナー休止             休業          時短営業            (ディナー休止)                (ディナー再開)               (ディナー休止)      (ディナー再開)




                         : 通常営業 ※コロナ対策あり               :一部制限あり         : 休業




                                                                                                                                        34
貸借対照表・損益計算書(第10期)
                                                                                           (単位:千円)
                        貸借対照表                                                 損益計算書
                     (2021年2月28日)                                      (2020年9月1日~2021年2月28日)
流動資産                3,089,617   流動負債               17,923,387   営業収益                        1,214,065

  現金及び預金            2,147,750     営業未払金               18,782      賃貸事業収入                    1,211,834

  信託現金及び信託預金          921,761     短期借入金             5,975,000     その他賃貸事業収入                       2,231

  営業未収入金                3,825     1年内返済予定の長期借入金    11,500,000   営業費用                            781,331

  前払費用                 16,279     未払金                105,574      賃貸事業費用                        655,828

固定資産              106,213,856     未払費用                47,007      資産運用報酬                         86,429

  有形固定資産          106,197,587     未払分配金                 3,197     資産保管及び一般事務委託手数料                12,617

    機械及び装置              8,803     未払法人税等                 824      役員報酬                            3,600

      減価償却累計額          ▲ 943      未払消費税等                7,071     その他営業費用                        22,856

    工具、器具及び備品          40,322     前受金                265,525    営業利益                            432,733

      減価償却累計額        ▲ 7,408      預り金                    404    営業外収益                              498
    信託建物           20,598,556   固定負債               41,054,474     受取利息                              16

      減価償却累計額     ▲ 2,975,800     長期借入金            36,500,000     未払分配金戻入                          482

    信託構築物               8,590     預り敷金及び保証金         4,554,473   営業外費用                           107,002

      減価償却累計額        ▲ 4,959      その他                      1      支払利息                          106,981

    信託機械及び装置            5,034   負債合計               58,977,862     その他                               20

      減価償却累計額          ▲ 744    投資主資本              50,325,611   経常利益                            326,229

    信託工具、器具及び備品        17,801     出資総額             50,000,000   税引前当期純利益                        326,229

      減価償却累計額        ▲ 4,391      剰余金                325,611      法人税、住民税及び事業税                     826

    信託土地           88,512,726       当期未処分利益          325,611      法人税等調整額                            7

  無形固定資産                 874    純資産合計              50,325,611   当期純利益                           325,395

    ソフトウェア               874    負債純資産合計           109,303,473     前期繰越利益                           215

  投資その他の資産             15,394                                   当期未処分利益                         325,611

    差入敷金及び保証金          10,000

    長期前払費用              5,383

    繰延税金資産                10
資産合計              109,303,473                                                                             35
 物件収支(第10期)


                                                                  コートヤード・バイ・         コートヤード・バイ・
                            シャングリ・ラ            ヒルトン小田原                                                  ホテルサンルート           ポートフォリオ
                                                                    マリオット              マリオット
               項目            ホテル 東京            リゾート&スパ                                                    プラザ新宿               合計
                                                                   東京ステーション          新大阪ステーション

                              第10期               第10期                第10期               第10期              第10期               第10期
                    (自)     2020年9月1日          2020年9月1日           2020年9月1日          2020年9月1日         2020年9月1日          2020年9月1日
        運用期間
                    (至)     2021年2月28日         2021年2月28日         2021年2月28日         2021年2月28日         2021年2月28日         2021年2月28日
        運用日数        (日)        181                181                 181                181               181                181

不動産賃貸事業収支(千円)

  不動産賃貸事業収益           ①              353,853            160,199             16,442             31,233            652,336        1,214,065
        不動産賃料収入                      353,853            157,967             16,442             31,233            652,336        1,211,834
        その他収入                              -              2,231                  -                  -                  -              2,231
  不動産賃貸事業費用           ②              240,827             95,473             72,478             70,596            176,453            655,828
        公租公課                         129,765             45,163             23,895             14,745             66,788            280,357
        損害保険料                          1,507              1,758               394                709               1,024              5,394
        修繕費                                -               363               3,098              1,859                  -              5,321
        減価償却費         ③              109,355             48,038             44,888             53,082            108,440            363,805
        その他                             200                150                200                200                200                950
  不動産賃貸事業損益         ④=①-②            113,026             64,726         ▲ 56,035           ▲ 39,362              475,882            558,237

  NOI               ⑤=④+③            222,381            112,764         ▲ 11,147               13,719            584,323            922,042
  NOI利回り(年換算)        (注)               1.1%               3.5%                   -              0.2%               4.1%               1.7%
取得価格                (百万円)             42,000              6,500             13,800             17,600             28,600            108,500

(注)第10期NOI の年換算値 ÷ 取得価格




                                                                                                                                       36
有利子負債一覧
                                                                                          (2021年2月末現在)
                               借入金額
     区分           借入先                            利率          借入実行日            返済期限              摘要
                              (百万円)
          三菱UFJ銀行                    975    基準金利(注)+0.20%   2020年8月31日      2021年8月31日
          みずほ銀行                      500    基準金利(注)+0.20%   2020年8月31日      2021年8月31日
          三井住友銀行                     500    基準金利(注)+0.20%   2020年8月31日      2021年8月31日     期限一括返済
     短期   三井住友信託銀行                   500    基準金利(注)+0.20%   2020年8月31日      2021年8月31日     無担保・無保証
          三井住友銀行                    1,500   基準金利(注)+0.19%   2020年8月31日      2021年8月31日         変動金利
          三井住友信託銀行                  1,500   基準金利(注)+0.19%   2020年8月31日      2021年8月31日
          みずほ銀行                      500