3464 プロパティＡ 2020-08-06 15:00:00
子会社設立に関するお知らせ [pdf]
2020 年８月６日
各 位
会社名 プロパティエージェント株式会社
代表者名 代表取締役社長 中西 聖
(コ ー ド 番 号 3 4 6 4 、 東 証 第 一 部)
問合せ先 取締役 岩瀬晃二
（TEL. 03-6302-3627）
子会社設立に関するお知らせ
当社は、2020 年 8 月 6 日開催の取締役会において、新事業を行う子会社を設立することを決議いたしまし
たのでお知らせいたします。
１． 子会社設立の理由
当社は、中期ビジョンの一つに『進化変革とサステナビリティの共存』を掲げ、新規事業の開発、既存事
業の推進に邁進しております。前事業年度よりこのビジョンのもと DX(デジタルトランスフォーメーション)
に注力してまいりましたが、これにより効率性においては売上高年間ベースで 20～30 億円規模、コスト削減
効果では年間想定 1 億円規模の効果を発揮いたしました。これを受け、今後この領域につきましては、当社
で培った知見・ノウハウをベースに、企業(Company)、マンション(Condominium)、街(City)の 3 つの『C』を
DX することを目指して注力していくことを予定しております。
この方針のもと、「デジタル化により、リアルとネットをつなげ、スマートな社会を実現する」というビジ
ョンを掲げる子会社「DXYZ(ディクシーズ)株式会社」を新設し、この子会社にて注力領域を主事業として行
うことといたしました。この新設子会社においては、個人認証プラットフォーム事業（顔認証等)や DX 推進
支援事業、関連システム受託開発事業を手掛けることを予定しており、3 つの『C』の DX の基幹組織として
いく予定であります。
特に個人認証プラットフォーム事業におきましては、現時点において、顔認証に注目しており、今後「1
億総 “スマホ” 時代」から「1 億総 “顔認証 ID” 時代」が到来すると見込んでおります。現在では、各
社が独自展開している顔認証サービスのユーザー利便性の低さを、 『顔認証 ID プラットフォーム化 (FreeiD
プラットフォーム)』により向上させ、交通系決済や買い物などの代金決済、オフィス入退館管理・受付管
理、レジデンスセキュリティ管理など幅広いサービスと連携を図っていきユーザー利便性向上を図っていき
ます。最終的には MaaS インフラとなるべく事業展開していく構想を検討しております。
個人認証プラットフォーム事業 (FreeiD サービス）のイメージ *1
なお、この新設子会社には、以前より当社が出資し、取引関係のあった株式会社セキュア（代表取締役 谷
口 辰成、本社：東京都新宿区）も出資に応じる方向で現在調整しております。セキュア社は、顔認証「導
入」技術の知見・ノウハウを有しており、顔認証の商品開発及びオフィス等への導入においては国内におけ
る「顔認証販売シェア No.2」の実績*2 を誇る会社であり、この技術・開発力とのシナジーをもって、加速度
的に事業を成長させることを目指してまいります。
注
*1 個人認証プラットフォーム事業のうち顔認証にかかる事業概要のイメージとなります。
*2 出典 : 富士経済 2018 セキュリティ関連市場の将来展望
２． DXYZ 株式会社概要
（１） 名称 DXYZ（ディクシーズ）株式会社
（２） 所在地 東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー41 階
（３） 代表者の役職・氏名 代表取締役 中西 聖
個人認証プラットフォーム事業
（４） 事業内容 DX 推進支援事業
関連システム受託開発事業
（５） 資本金 5,000 万円
（６） 設立年月日 2020 年 8 月 14 日（予定）
（７） 出資比率 当社 100％
資本関係 当社が 100％出資する子会社であります。
当社の代表取締役社長が当該会社の代表取締役を
人的関係
（８） 当社と当該会社との関係 兼務する予定であります。
当社の DX 推進、関連システム受託開発を当該会社に
取引関係
発注する予定であります。
３． 今後の見通し
新設子会社が、当社の当事業年度の業績に及ぼす影響については、現時点においては軽微であると判断し
ておりますが、今後の精査の過程において、影響が重要なものとなる場合には、適時開示する予定でありま
す。
以 上