3463 R-いちごホテル 2020-04-27 15:15:00
2020年7月期の運用状況および分配予想の修正のお知らせ [pdf]

Make More Sustainable
サステナブルインフラの「いちご」

                                                               2020 年 4 月 27 日
各 位
                                不動産投資信託証券発行者名
                                 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号
                                 い ち ご ホ テ ル リ ー ト 投 資 法 人
                                 代表者名 執 行 役 員                 宮下 修
                                       (コード番号 3463)www.ichigo-hotel.co.jp
                                資産運用会社名
                                 い ち ご 投 資 顧 問 株 式 会 社
                                 代表者名 代表取締役社長執行役員           岩井 裕志
                                 問合せ先 執行役員ホテルリート本部長 岩坂 英仁
                                              (電話番号 03-3502-4892)


          2020年7月期の運用状況および分配予想の修正のお知らせ

 いちごホテルリート投資法人(以下、「本投資法人」という。)は、2020年3月16日付決算短信
にて発表した2020年7月期の運用状況および分配予想(以下、「前回発表予想」という。)を修正
することを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                                    記


1. 2020年7月期の運用状況および分配予想の修正
                  営業収益          営業利益       経常利益      当期純利益       1口当たり
                 (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)                        分配金(円)
  前回発表予想(A)             1,474        771       565      565            2,216

  今回修正予想(B)             1,038        431       223      223             873

  増減額(B-A)              -435        -340      -342      -342          -1,343
  増減率               -29.5%        -44.1%    -60.5%    -60.6%          -60.6%
  参考:前年同期実績
                        1,789        992       805      804            3,154
  (2019年7月期)
   (参考)1口当たり当期純利益 873円、予想期末発行済投資口数 254,974口
    ※ 上述の予想は、別紙「2020年7月期(2020年2月1日~2020年7月31日)における運用状況
        の予想の主な前提条件」記載の前提条件に基づき算出した本日現在の運用状況予想で
        す。従って、今後の不動産等の追加取得もしくは売却、賃借人の異動等に伴う賃料収入
        の変動、予期せぬ修繕の発生等運用環境の変化、金利の変動、今後の新投資口の発行等
        により、実際の営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益、1口当たり分配金は変動
        する可能性があります。また、本予想は分配金の額を保証するものではありません。
    ※ 上述予想と一定以上の乖離が見込まれる場合は、予想の修正を行うことがあります。
    ※ 金額については単位未満を切り捨て、割合については小数第2位を四捨五入して記載し
        ております。




                                     1
2. 修正の理由
 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、政府によるイベントの自粛要請、国内外
における移動・渡航の自粛や規制等により、日本人・訪日外国人の宿泊需要が大幅に減少しており
ます。本投資法人が保有する変動賃料導入の11ホテル(※)合計のRevPARは、2020年2月度は前
年同期比35.4%の減少、2020年3月度については前年同期比66.3%の減少となりました。
(3月度の運営状況の詳細については、本日付発表の「ホテル運営状況のお知らせ(2020年3月
度)」をご参照ください。)
 また、4月に入ってからは緊急事態宣言が発令され、国内の移動に対する自粛要請が一層強まっ
たことから、ビジネス・レジャーを問わず宿泊需要はさらに減少しております。本投資法人が保有
する5ホテルにおきましては緊急事態宣言を受け、一時休館となっております。
 このような状況を踏まえ、2020年2月および3月の運営実績に基づき、4月~7月については、変動
賃料を導入している全ホテルにおいて変動賃料が発生しないことを前提とし、運用状況の予想を修
正することといたしました。
 その結果、営業収益が1,038百万円(前回発表予想比-29.5%)、営業利益が431百万円(同-44.1%)、
経常利益が223百万円(同-60.5%)、1口当たり分配金が873円(同-60.6%)と前回発表予想より減少
するものと見込んでおります。なお、固定賃料 / 最低保証賃料を含め、さらなる変更により予想修正
の必要が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
 最後に、現時点で2021年1月期(2020年8月1日~2021年1月31日)については、2020年3月16日付
決算短信において発表した予想内容から変更はありません。今後、予想修正の必要が生じた際に
は、速やかにお知らせいたします
※ スマイルホテル京都四条、ホテルウィングインターナショナル名古屋、ネストホテル札幌駅
  前、チサンイン大阪ほんまち、ネストホテル札幌大通、ヴァリエホテル天神、ネストホテル大
  阪心斎橋、スマイルホテル東京阿佐ヶ谷、ネストホテル松山、コートホテル倉敷、ネストホテ
  ル熊本の11ホテル


                                                      以 上



【ご参考】2021年1月期の運用状況および分配予想
     (2020年3月16日付決算短信にて発表)
                営業収益      営業利益    経常利益    当期純利益    1口当たり
               (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)             分配金(円)
 2021年1月期         1,525     797     594      593      2,328
 現時点では新型コロナウイルスの影響を合理的に算定することが困難であることから、上述
 「2021年1月期の運用状況および分配予想」には織り込んでおりません。




                            2
(別紙)2020年7月期(2020年2月1日~2020年7月31日)における運用状況の予想の主な前提条件
  項目                             前提条件
 計算期間   ・2020年7月期(第10期):2020年2月1日 ~ 2020年7月31日(182日)
        ・本日現在保有する23物件を前提としています。これ以外に運用資産の異動(新規物件の
 運用資産    取得または、保有物件の譲渡等)が生じないことを前提としています。
        ・実際には、今後の運用資産の異動により予想が変動する可能性があります。
        ・営業収益のうち賃貸事業収益(※)については、本日現在で有効な賃貸借契約をもと
         に、各物件の競争力および市場環境等を勘案して算出しています。
        ・ホテルの賃料については、以下の前提で算出しています。
        [変動賃料を導入している14ホテル]
          2020年2月は運営実績に基づき、変動賃料を受領しております。
          2020年3月は、変動賃料が発生しておりません。
          2020年4月~7月についても、変動賃料が発生しないことを前提としております。
         (※)賃貸事業収益については、賃貸借契約の解除、テナントによる賃料の滞納または
              不払いがないことを前提としています。
        [2020年7月期の変動賃料等の内訳]
                                                 (単位:百万円)
                                固定賃料 /
                 物件名称                     変動賃料         合計
                                最低保証賃料
            スマイルホテル京都四条              30          0          30
            ネストホテル札幌駅前               31          9          40
            チサンイン大阪ほんまち              39          0          39
            コンフォートホテル浜松              55          0          55
            ネストホテル札幌大通               27          8          35
            ヴァリエホテル天神                21          1          22
            ネストホテル大阪心斎橋              66          0          66
 営業収益
            コンフォートホテル
                                    151          0          151
            中部国際空港
            スマイルホテル
                                     33          6          39
            東京阿佐ヶ谷
            ネストホテル松山                 36          6          42
            コンフォートホテル岡山              45          0          45
            コンフォートホテル釧路              18          0          18
            コンフォートホテル鈴鹿              15          0          15
            コートホテル倉敷                 31          0          31
            ネストホテル熊本                 25          6          31
            ヴァリエホテル広島                17          0          17
            ホテルエミット渋谷                22          0          22
            その他ホテル賃料(※)             283          0          283
            合計                953     41     995
           (※)ホテルウィングインターナショナル名古屋、ホテルウィングインターナショ
               ナル神戸新長田駅前、ホテルリブマックス日本橋箱崎、グランパーク・イン
               横浜、アーバイン広島エグゼクティブおよび下関駅西ワシントンホテルプラ
               ザの個別の賃料の詳細については、賃借人より開示の同意を得られていない
               ため、「その他ホテル賃料」として合算で表示しています。


                            3
 項目                          前提条件
        [その他賃料]
          チサンイン大阪ほんまち、ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前および
営業収益
          スマイルホテル東京阿佐ヶ谷における店舗に係る賃料(水道光熱費を含む)およびネ
          ストホテル熊本における宴会場の賃料として36百万円を想定しています。
        ・主たる営業費用である賃貸事業費用のうち、減価償却費以外の費用については、過去の
         実績値を基に、費用の変動要素を反映して算出しています。
        ・減価償却費については、付随費用等を含めて定額法により算出しており、338百万円を
         想定しています。
        ・固定資産税および都市計画税等の公租公課につきましては、106百万円が費用計上され
営業費用     ることを前提としています。
        ・修繕費については、物件ごとに本投資法人の資産運用会社が、各営業期間に必要と想定
         した額を費用として計上しています。ただし、予測し難い要因により修繕費が増額また
         は追加で発生する可能性があること、一般的に年度による金額の差異が大きくなること
         および定期的に発生する費用ではないこと等から、予想金額と大きく異なる結果となる
         可能性があります。
        ・支払利息およびその他融資関連費用として203百万円を見込んでいます。
営業外費用
        ・創立費の償却として5百万円を見込んでいます。

借入金     ・2020年7月期末時点で、25,470百万円の借入金残高があることを前提としています。
        ・本日現在、本投資法人の発行済投資口数は254,974口であり、2020年7月末までに新投資
 発行済
         口の発行または投資口の消却がなく、投資口数が変動することがないことを前提として
投資口数
         います。
        ・分配金は、本投資法人の規約に定める金銭の分配の方針を前提として算出しています。
分配金     ・運用資産の異動、テナントの異動等に伴う賃料収入の変動または予期せぬ修繕の発生等
         を含む種々の要因により、分配金は変動する可能性があります。
利益超過
        ・利益を超える金銭の分配は現時点において行う予定はありません。
分配金
        ・法令、税制、会計基準、株式会社東京証券取引所の有価証券上場規程等規則、一般社団
         法人投資信託協会の規則等において、上述の予想数値に影響を与える改正が行われない
その他      ことを前提としています。
        ・一般的な経済動向および不動産市況等に不測の重大な変化が生じないことを前提として
         います。




                         4