3449 テクノフレックス 2021-11-04 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算補足資料 [pdf]

2021年12月期 第3四半期決算
補足説明資料




             株式会社テクノフレックス
             証券コード:3449
                            0
目次


1. 2021年12月期 第3四半期決算概要

2. 2021年12月期 業績予想

3. TOPICS




                         1
1. 2021年12月期 第3四半期決算概要




                         2
2021年12月期 第3四半期 連結業績 1 決算概要・前年同期比
   連結業績(前年同期比・計画比)                                                               単位:百万円

                      2020_3Q     2021_3Q                                    通期計画
                                                前年同期比
                      累計業績        累計業績                                       (進捗率)
      連結売上高            14,304      14,023      ▲281        ▲2.0%        19,200        73.0%
      連結営業利益            1,536       1,962       +425       +27.7%        2,450        80.1%
      親会社株主に帰属する
                         900        1,227       +327       +36.3%        1,500        81.8%
      当期純利益

 前年同期比
    当期3Qから業績回復に転じ、前年同期比は、2Qから大幅に改善いたしました。                                       単位:百万円

                        2Q累計 前年同期比          3Q累計 前年同期比              2Qからの改善幅
        連結売上高            ▲1,311   ▲12.9%     ▲281      ▲2.0%        +1,029       +10.9%
        連結営業利益             ▲62    ▲5.0%      +425      +27.7%        +487        +32.8%
        親会社株主に帰属する
                           ▲30    ▲3.9%      +327      +36.3%        +357        +40.3%
        当期純利益
    ● 連結売上高
       建設市場の回復、半導体関連の設備工事等の要因から、マイナス幅の縮小が進みました。
    ● 連結営業利益
       3Qでプラスに転じ、前年通期の1,965百万円に近い、1,962百万円まで3Qで伸長しました。
    ● 親会社株主に帰属する当期純利益
       3Qに前年同期比プラスに転じ、前年通期の1,205百万円を3Qで上回り、1,227百万円となりました。                                   3
2021年12月期 第3四半期 連結業績 2 四半期業績の推移
単位:百万円
                                                       四半期 連結売上高の推移
8,000
         4,746                   5,346                5,305   4,863                                                       5,166
6,000               4,338                    4,568                        4,136        4,429      4,445       4,412
4,000
2,000                                                                                                                                 売上高
    0
         2019        2019        2019         2019    2020    2020        2020         2020       2021        2021        2021
          1Q          2Q          3Q           4Q      1Q      2Q          3Q           4Q         1Q          2Q          3Q


単位:百万円                                                  四半期 連結利益の推移
1,000                           800                   765                                         742                     792
                                      651                                                                                             営業利益
        514         587                                                                                 487                     493
                          454               440 322     458   466                     428                     427
 500          268                                                   305   305               305                     247
                                                                                135                                                   親会社株主
   0                                                                                                                                  に帰属する
         2019       2019         2019        2019     2020    2020        2020         2020       2021        2021        2021        当期純利益
          1Q         2Q           3Q          4Q       1Q      2Q          3Q           4Q         1Q          2Q          3Q


 前期の上期途中から売上が落ち込んでいましたが、当期3Qは、継手事業と防災・工事事業が順調に推移し、コロナ影響
  前の水準まで回復いたました。
 前期3Qは業績が低迷していたのに対し、当期3Qは回復に向かっていることから、売上高は前期比のマイナスを大きく
  挽回し、利益は更に伸長いたしました。


                                                                                                                                             4
 2021年12月期 第3四半期 セグメント業績 1 前年同期比
                                                                                                                  単位:百万円

継手            12,000                                    3,000   防災・工事         5,000                                    1,000
                                      8,604                                                3,553    2,578
              10,000         8,339                      2,500                 4,000                                    800
                                                                                           414
               8,000                                    2,000
                            1,677                                             3,000                                    600
  2020 売上高     6,000                                    1,500     2020 売上高
                                           1,586
                                                                              2,000                                    400
  2021 売上高     4,000                                    1,000     2021 売上高

  2020 営業利益                                                       2020 営業利益 1,000                                      200
               2,000                                    500
                                                                                                         262
  2021 営業利益                                                       2021 営業利益
                  0                                     0                        0                                     0
                       1Q   2Q        3Q           4Q                                 1Q   2Q       3Q           4Q


自動車           2,000                                     300     介護            2,000                                        400
                                          1,534                                                          1,231
ロボット                                                                                        1,225
              1,500                                     200                   1,500                                        300
                              1,110
                                                                                            141
  2020 売上高    1,000                                     100       2020 売上高    1,000                                        200
                                           93
  2021 売上高                                                        2021 売上高
                500                 -76                 0                       500                       129              100
  2020 営業利益                                                       2020 営業利益
  2021 営業利益                                                       2021 営業利益
                  0                                     -100                      0                                        0
                       1Q   2Q        3Q           4Q                                 1Q   2Q       3Q            4Q

 防災・工事セグメントの売上高を除いて、前年同期比プラスとなりました。                                                                                   5
2021年12月期 第3四半期 セグメント業績 2 継手事業
  継手事業                          売上高の推移                                                               営業利益の推移
                                                             単位:百万円                                                                      単位:百万円
4,000                                                                       800

                                2,873 2,794                         3,009                      578         610                     596         606
                                                                                         572
3,000   2,681 2,739 2,724 2,818             2,672 2,532 2,763 2,832         600                                  538
                                                                                                     498                                 475
                                                                                  444                                  438   435
2,000                                                                       400

1,000                                                                       200

   0                                                                          0
        2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021                    2019   2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020        2021 2021 2021
         1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q                      1Q     2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q          1Q   2Q   3Q

   フレキシブル継手
      建設市場の回復に伴い、フレキシブル継手全体が、順調に推移いたしました。
      新型コロナウイルスの影響で低迷していた水道・ガス分野は、回復に転じました。しかしながら、公共事業で
       ある水道本管の交換工事は回復が遅れており、SDF工法の件数は低調なまま推移しています。
      スプリンクラー用の継手「SP-X」は、引き続き売上を伸ばし、3Qで前期の年間出荷数量を上回りました。
   伸縮管継手
      3Qは計画未達となりましたが、一部案件の納期が4Qに延期となったことが要因です。
   真空機器
      上期に延期となった半導体関連の設備工事が開始され、3Qは売上・利益共に大きく寄与しました。
      チラーホース・クライオホースは、半導体関連の設備工事による出荷増加があり、3Qも順調に伸長しました。
      海外向けの真空機器も、好調を維持しています。
   以上のことから、継手事業は、前年同期比で売上高・営業利益共にプラスに転じ、売上高+265百万円( +3.2%)、
    営業利益+91百万円( +5.7%)となりました。
                                                                                                                                                 6
2021年12月期 第3四半期 セグメント業績 3 防災・工事事業
       防災・工事事業
                                     売上高の推移                           単位:百万円                                営業利益の推移                       単位:百万円
2,500                                                                                500

2,000                 1,733                                                          400
                                                                                                      316
                                    1,566
                                            1,353                                    300                         254                         245
1,500                                                                       1,230
        1,133                                                                                                                       185
                                                          908                        200   136
1,000                         843                               737
                684                                 634               611                        61         66
                                                                                     100                               45      26
 500
                                                                                       0
   0                                                                                                                      -37            -16
                                                                                    -100
        2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021                             2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021
         1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q                               1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q

  消防設備工事
     売上が前期比マイナスにもかかわらず、営業利益は前期比を大きく上回りました。
     首都圏再開発工事が消防設備工事の施行時期を迎え、3Qは業績回復に向かいました。
     前年上期に工事完成基準※の大型案件が複数あったため、当期の売上高は、前年同期比で大きくマイナスから
      のスタートとなりましたが、前年下期は業績が落ち込んでいたのに対し、当期3Qは回復に向かっていることから、
      前年同期比のマイナス幅が縮小しました。
     当期の1Qと3Qは、利益率の高い案件を計上したため、営業利益が増加しています。
  防災用貯水タンク
     防災用貯水タンクは、戸建住宅向けの受注に注力しておりますが、3Qは低調な推移となりました。
  以上のことから、売上高は、前年同期比▲975百万円(▲27.4%)、営業利益はプラスに転じ、前年同期比+152百万円
   ( +58.0%)となりました。
 ※ 当社は、2018年から工事進行基準に移行しておりますが、2017年以前に開始された案件は、途中で変更できないことから、工事完成基準で売上計上
   しております。尚、現在残っている工事完成基準の大型案件は、2023年完成予定の1件のみとなりました。
                                                                                                                                               7
2021年12月期 第3四半期 セグメント業績 4 自動車・ロボット事業
  自動車・ロボット事業
                                売上高の推移                       単位:百万円                            営業利益の推移                       単位:百万円

800                                                                      60
700                                                                                                                40   42
                                                                         40                                                   25   26
600                                              534   507   527   500
      496   470
500                443   457   433                                       20
                                           390                                       5    4
400                                                                       0
                                     287
300                                                                            -5                   -7
                                                                         -20
200                                                                                           -14            -19
100                                                                      -40
  0                                                                      -60                              -50
      2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021                   2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021
       1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q                     1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q

   前期4Qに業績が回復して以降は、順調に推移しております。
   自動車分野
      半導体不足等を原因として、自動車の減産が発生しておりますが、影響は限定的であり、着実に業績を積み
       上げました。
   ロボット分野
      ロボット分野でも、半導体不足等による影響が生じておりますが、自動車と同様に限定的でありました。
      需要増加への対応として、設備増強等の準備を進めております。
                  ※ 8月2日付プレスリリース「チューブフォーミング社 産業用ロボット向け製造設備を増強」
                    https://ssl4.eir-parts.net/doc/3449/tdnet/2007576/00.pdf
   以上のことから、自動車・ロボット事業の前年同期比は、売上高+424百万円(+38.2%)、営業利益+169百万円
    (前期3Qは76百万円のセグメント損失)となりました。

                                                                                                                                   8
2021年12月期 第3四半期 セグメント業績 5 介護事業
  介護事業

                               売上高の推移                       単位:百万円                            営業利益の推移                       単位:百万円

800                                                                     100
700
600                                                                     80
                                                433                                                               60
500   410   421   421   426   406   405   414         412   416   403              51                                  52
                                                                        60                    49             48             50
400                                                                           44        45              47
                                                                                                                                 39
                                                                        40                         34
300
200
                                                                        20
100
  0                                                                      0
      2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021                  2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021
       1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q                    1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q


   介護事業は、介護用品のレンタルを主軸としているため、コロナ禍でも継続契約に支えられて、底堅く推移しており
    ます。

   介護用品のレンタル、介護用品の販売および介護用住宅改修の何れも、安定的に推移しました。

   営業利益が、上期と比べて減少しているのは、広告宣伝費や協賛金の支払いの他、川口営業所(11月1日新規開設
    ・埼玉県川口市)※の開設費用等が、3Qに重なったことが、主な要因です。
       ※ 株式会社スペースケア(当社連結子会社)のホームページに、川口営業所開設について掲載しております。
         https://www.spacecare.co.jp/2021/11/01/open/

   以上のことから、介護事業の前年同期比は、売上高+6百万円(+0.5%)、営業利益+12百万円(+9.3%増)となりました。
                                                                                                                                  9
2021年12月期 第3四半期 セグメント構成比

           介護事業
            (単位:百万円)   その他                        介護事業     その他        単位:百万円
            1,225       74        売上高              1,231    74
              9%        0%                           9%     1%
                                        自動車・ロボット事業
自動車・ロボット事業                                 1,534
   1,110                                    11%
    8%                  継手事業                                 継手事業
                         8,339                                8,604
                          58%                                  61%

 防災・工事事業                                防災・工事事業
   3,553                                  2,578
    25%                                    18%         2021年3Q
                 2020年3Q

              介護事業         その他                        介護事業
                                                              その他
自動車・ロボット事業     129                                     141        単位:百万円
   ▲ 76        7%
                            26   セグメント利益   自動車・ロボット事業
                                                       6%
                                                               25
                            1%                 93              1%
   ▲4%                                         4%


                       継手事業                                  継手事業
                                        防災・工事
防災・工事事業                 1,586                                 1,677
                                         事業
   262                                                         71%
                        82%              414
  14%                                    18%

                 2020年3Q                               2021年3Q
                                                                          10
2. 2021年12月期 業績予想




                    11
2021年12月期連結業績予想(通期計画) 1
   連結業績予想(通期計画)                                                              単位:百万円

                                 ①                 ②                      ①-②
                   2020年    2021年通期計画           2021年3Q   2021年3Q       通期計画達成に
                    通期       (前年同期比)              累計      四半期業績         必要な4Q業績
                                                                    3Q+αが必要
    連結売上高          18,734   19,200   ( +2.5%)    14,023     5,166             5,177



    連結営業利益          1,965    2,450   (+24.7%)     1,962      793               488



    親会社株主に帰属する
                    1,205    1,500   (+24.4%)     1,227      493               273
    当期純利益


      上期は、建設市場の落ち込みを考慮し、低めの業績予想といたしましたが、
       下期は、回復に転じることを見込み、右肩上がりの業績予想としております。

      3Qまでは順調に推移しており、現時点で、期初に開示した連結業績予想に変更はございません。

      4Qは、3Q+αの売上高を確保し、増収増益と通期計画の達成を目指しております。

      新型コロナウイルスの影響につきましては、改善が見られるものの、先行き不透明な状況が続いております。
       当期業績への影響が大きくなるものと予想される場合は、適時に開示いたします。
                                                                                      12
2021年12月期連結業績予想(通期計画) 2
                                                                             単位:百万円

連結業績(累計)                 25,000                                            2,450   3,000
                                            1,227   1,962    14,023
                                                                           19,200 2,500
                         20,000
  2020 売上高
                                       14,304                                      2,000
  2021 売上高               15,000                                            1,500
                                                                                   1,500
  2020 営業利益
                         10,000
  2021 営業利益                                                                        1,000

  2020 親会社株主に帰属する当期純利益    5,000
                                                                                   500
  2021 親会社株主に帰属する当期純利益
                             0                                                     0
  ※ 2021_4Qは、通期計画の値です。            1Q   2Q               3Q            4Q


 連結売上高
    期初は前期比マイナスからのスタートでしたが、3Qから進捗が加速し、4Qでプラスに転じる計画です。
    3Qは順調に伸長しました。4Qも計画通りの売上確保に努め、計画達成を目指して参ります。

 連結営業利益・親会社株主に帰属する当期純利益
    3Qまでの利益率を維持しつつ売上高を確保することで、計画を達成できる見込みです。

                                                                                       13
2021年12月期 セグメントごとの業績予想(通期計画)
   継手事業
     フレキシブル継手
        フレキシブル継手全体では、建設市場の回復から、4Qも、3Qの好調を維持する見込みです。
        水道分野全体は、回復傾向にありますが、SDF工法の回復には、時間が掛かる見込みです。
        スプリンクラー用の継手「SP-X」は、出荷数量の更なる増加を見込んでおります。
     伸縮管継手
        順調に受注出来ており、当期売上の確保に努めてまいります。
     真空機器
        半導体関連の設備工事が、引き続き業績に寄与する見込みです。
        チラーホース・クライオホースと、海外向けの真空機器が、4Qも好調を維持する見込みです。
   防災・工事事業
     消防設備工事
        首都圏の再開発事業により、回復が進む見込みです。売上挽回に努めて参ります。
   自動車・ロボット事業
     自動車分野・ロボット分野ともに、半導体等の供給不足が懸念されますが、現時点では、当期業績への影響は、
      軽微であると見込んでおります。
     ロボット分野は、4Q後半から増産開始の予定ですが、業績への寄与は、来期以降となる見込みです。
   介護事業
     介護用品のレンタルを軸に、安定的に推移する見込みです。
     新営業所開設(11月1日開設・川口営業所)の効果は、来期以降となります。
                                                       14
3. TOPICS




            15
水管橋の水道管を守る 伸縮管継手(継手事業)
本年10月に、和歌山県と千葉県の水管橋(水道管を河川等の対岸へ渡すための橋梁)に設置された水道管の漏水事故が、大きなニュースになり
ました。原因は、それぞれ異なるようですが、どちらも最終的には、継手から水道管が抜けてしまったために、漏水が発生しております。
一方で、水管橋から水道管が落下しても抜けることが無く、漏水を防いだ例があります。左下の写真①②は、1995年に発生した阪神淡路大震災
で六甲大橋から落下した水道管の写真です。地震で大きく揺れたうえに、落下による衝撃を受けましたが、水道管が抜けることも、漏水することも
ありませんでした。これは、水道管を接続する継手構造の違いによるものと、考えられます。
 スリーブジョイント式
 水道管より一回り大きなスリーブに水道管が入り込む二重管形式の接続方法で、水道管とスリーブが重なっている長さを可動範囲として、
 スライドします。 止水は本管とスリーブの隙間を樹脂等でシールします。水道管を引き抜く方向の力が加わった場合は、スライドして水道管が
 伸びることで抜けを防ぎます。報道の映像からは、和歌山県と千葉県の例は、スリーブ・ジョイント式で接続していたように見受けられます。
 ベローズジョイント式
 伸縮管継手で接続する方法です。右下のイラストの様に、継手に施された波状の部分を「ベローズ」と言います。ベローズは、ストローの 曲がる
 部分の様に伸びたり縮んだり、曲がったりします。ベローズは一体形状で樹脂等のシール剤は使用しません。阪神淡路大震災の例では、
 水道管の落下時にベローズが大きく変形することで水道管の抜けを防ぎました。

どちらの接続方法も、水道管の抜けを防ぐ働きがありますが、ベローズの方が可動範囲を長く確保できるため、伸縮管継手での接続の方が、
水道管の抜けを防ぐ効果が大きいと考えられています。写真②では、ベローズが伸びて、水道管の抜けを防いだ様子が伺えます。
当社は、水管橋でも、皆様の安全・安心な生活に欠かせない水道をお守りしております。
写真①:六甲大橋から落下した水道管     写真②:写真①の側面(当社製伸縮管継手)
                                             イラスト①:
                                             ベローズが縮んだ状態の
                                             伸縮管継手(イメージ)

                                                 波状の部分が
                                                  「ベローズ」

                                             イラスト②:
                                             ベローズが伸びた状態の
                                             伸縮管継手(イメージ)
                                                                16
                                                                19
              ベローズが伸びて、水道管の抜けを防いだ様子が伺えます。
日本初※ ガス系消火用フレキシブル継手を発売(継手事業)
データセンター、通信施設、機械式立体駐車場および美術館といった水による消火が適さない施設では、不活性ガスや
ハロゲン化物を用いた消火剤で消火するガス系消火設備を、設置する場合があります。

近年では、データセンターや通信施設等の増加に伴い、ガス系消火への期待が高まっております。
また機械式駐車場は、年間約3万台分が設置されていると言われています。

当社のかかわる、スプリンクラー等の水系消火の配管では、施行が
容易で作業効率の良いフレキシブル継手の普及により作業効率が
向上した実績があります。ガス系消火も同様であり、フレキシブル
継手による作業効率の向上が予想されます。

当社は、日本消防設備安全センターと協力し、ガス系消火用フレキ
シブル継手の開発に着手しました。製品の試験基準・判定基準の
制定から関り、度重なる試作試験を繰返し、これらの基準を満たす
日本初のガス系消火用フレキシブル継手の完成に至りました。

完成した製品は、同センターの「ガス系消火設備用継手ならびに
消火設備用巻き出し管継手」性能評定品の第1号として、当期10月
に販売開始しました。


※ 日本初の「ガス系消火設備用継手ならびに消火設備用巻き出し管継手」
  性能評定品である旨を、表現するものです。

                   ガス系消火用フレキシブル継手(ホース)

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ご注意

       本資料に記載された将来の見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき作成
        されたものであり、将来発生する様々な要因により、異なる結果となる可能性を
        含みます。




                                               18
2021年12期 第3四半期決算

補足説明資料 - 完 -




                   株式会社テクノフレックス
                   証券コード:3449
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