3449 テクノフレックス 2021-06-30 15:00:00
新潟第4工場 完成のお知らせ [pdf]

                                                 2021 年6月 30 日
各    位
                           会 社 名   株 式 会 社 テ ク ノ フ レ ッ ク ス
                           代表者名    代 表 取 締 役 社 長      前島     岳
                                    (コード番号:3449 東証第二部)
                           問合わせ先   取締役兼専務執行役員管理本部長    川上展生
                                               TEL. 03-5822-3211



                新潟第4工場 完成のお知らせ

 2020 年9月 14 日付「新潟工場の拡張に関するお知らせ」にて開示いたしました、当社新潟工場の
                     「新潟第4工場」*1といいます。
拡張工事につきまして、増設部分の工場(以下、              )が完成いたしま
したので、下記の通りお知らせいたします。


                            記


1. 計画の概要
     新潟工場は、1969 年の稼働開始以来、伸縮管継手(継手事業)の主力工場としての役割を担っ
    て参りましたが、近年増加傾向にある大型配管の需要や、近い将来に見込まれる SDF 工法用フレ
    キシブル継手の需要拡大に対応するためには、更なる生産効率の向上と製品対応力の強化が必要
    であることから、2020 年 9 月 14 日付で、既存工場の隣接地に新潟第4工場を建設し、既存の工
    場と一体で運用することにより、工場の規模を拡張する計画を決定いたしました。なお、本計画
    は、同年 11 月に着工し、本日、竣工いたしました。


2. 工場拡張による効果
     新潟第 4 工場は、天井高約 14m(最高部)を確保し、延床面積約 1,800 ㎡の大部分を製造用ス
    ペースとしたことで、大型配管*2や長尺の SDF 工法*3用フレキシブル継手といった、大型製品
    の製造に適した大空間を備えております。これにより、大型製品の製造が、複数同時に可能とな
    りました。また、設備面では、管継手の製造工場では稀な 40 トンクレーンを含む 4 基のクレー
    ンを設置し、上記のような大型製品の移動や出荷を、効率的に行えるようにいたしました。
     新潟工場での大型製品の生産効率が格段に向上し、当社業績への貢献が増すことを、期待して
    おります。
3. 新潟第 4 工場の概要
   (1) 所在地       :   新潟県村上市山辺里 295 他
   (2) 敷地面積      :   約 3,300 ㎡
   (3) 延床面積      :   約 1,800 ㎡
   (4) 構造        :   重量鉄骨造 平屋建て(最高部天井高約 14m)
   (5) 総投資額      :   約 540 百万円    (参考)別途 用地取得費 約 90 百万円
   (6) 主な生産品目    :   金属製伸縮管継手、金属製フレキシブル継手
   (7) 設計・管理     :   新発田建設株式会社一級建築士事務所
   (8) 施工        :   新発田建設株式会社
   (9) 工期        :   2020 年 11 月~2021 年6月


4. 今後の見通し
   新潟第 4 工場は、2021 年 7 月から稼働いたします。
   なお、本件による今期の業績に与える影響につきましては、軽微であると考えております。



【補足】


*1.新潟第 4 工場の外観・内観
*2.大型配管:     大型の配管は、発電所などの重要な配管に用いられることが多く、そのため、
             大型配管の製造には、法令などに定められた厳しい基準をクリアできる技術と、
             大型の製品を製造できる設備が必要になります。新潟第 4 工場の完成により、複
             数の大型配管の同時生産が可能となり、生産効率が向上いたします。


   大型配管のイメージ




*3.SDF 工法:   老朽化した水道管の中に、新しくフレキシブル継手を通すことで、既存の水道
             管を掘り起こす必要なく水道を維持する工法で、工期が短く、特に掘り起こしが
             困難な場所での施工に効果的であります。国内では、高度成長期に急速に拡大し
             た水道網の配管が、老朽化により一斉に更新時期を迎えておりますが、更新が追
             いついておりません。このことから、近い将来に SDF 工法の需要が拡大するもの
             と考えております。


   線路下の水道管を更新するイメージ           SDF 工法の施工現場




                                                以   上