3449 テクノフレックス 2021-05-07 15:00:00
2021年12月期 第1四半期決算補足資料 [pdf]
2021年12月期 第1四半期決算
補足説明資料
株式会社テクノフレックス
証券コード:3449
0
ご注意
本資料に記載された将来の見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき作成さ
れたものであり、将来発生する様々な要因により、異なる結果となる可能性を含
みます。
2017年~2018年決算期は、決算短信、有価証券報告書、四半期報告書及び連
結計算書類を作成していないため、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法
に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成した連結財務諸表の
数値を、参考情報として記載しております。
2017年決算期の数値は、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会
計基準第28号 2018年2月16日)の適用前の数値を、参考情報として記載してお
ります。
2020年第2四半期から、事業セグメントの名称のみを下記の通り変更しておりま
すが、各セグメントの事業内容に変更はございません。
変更前 変更後
管継手事業 → 継手事業
管継手関連事業 → 防災・工事事業
金属塑性加工事業 → 自動車・ロボット事業
介護事業 変更なし 介護事業
1
目次
1. 2021年12月期 第1四半期決算概要
2. 2021年12月期 業績予想
3. TOPIC
2
1. 2021年12月期 第1四半期決算概要
3
2021年12月期 第1四半期 連結業績 1 当期業績予想の進捗①
連結業績予想の進捗 単位:百万円
2Q累計業績予想 通期業績予想
1Q実績
(進捗率) (進捗率)
連結売上高 4,445 9,200 (48.3%) 19,200 ( 23.2%)
連結営業利益 742 1,150 (64.6%) 2,450 ( 30.3%)
親会社株主に帰属する
487 700 (69.6%) 1,500 ( 32.5%)
当期純利益
当期業績予想について
当期も新型コロナウイルスの影響が継続すること、および大規模な工事案件が下期に予定されている
ことなどから、当期の業績予想は、下期の比率を高く予想しております。
一方で前期は、上期に大規模な工事案件が集中していたため、前年同期比では、上期は減収減益、
下期は増収増益を予想しており、通期で増収増益を目指しております。
当期1Qの進捗
連結売上高は概ね順調に推移いたしましたが、水道分野のフレキシブル継手(継手事業)と消防設備
工事(防災・工事事業)では、厳しい状況が継続しております。
業績予想に対し、連結営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益の進捗率が高まっております。
利益率の改善効果に加え、消防設備工事で、建設工事全体の遅延のため前期4Qの売上から漏れてしま
った利益率の高い大型案件を、当期1Qに売上計上したことも、大きく影響しております。
そのため、当期1Qのような進捗が通期に渡り継続するものではなく、市況や個別の案件により、変動が
生じるものと予想しております。
4
2021年12月期 第1四半期 連結業績 2 当期業績予想の進捗②
単位:百万円 単位:百万円 単位:百万円
25,000 3,500 3,500
19,200 3,000 3,000
20,000
2,450
2,500 2,500
15,000
2,000 2,000
1,500
10,000 9,200 1,500 1,500
1,150
1,000 1,000
4,445 742 700
5,000 487
500 500
0 0 0
2021年 2021年 2021年 2021年 2021年 2021年 2021年 2021年 2021年
1Q 2Q 通期 1Q 2Q 通期 1Q 2Q 通期
実績 予想 予想 実績 予想 予想 実績 予想 予想
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 当期純利益
2Q予想比 48.3% 2Q予想比 64.6% 2Q予想比 69.6%
通期予想比 23.2% 通期予想比 30.3% 通期予想比 32.5%
5
2021年12月期 第1四半期 連結業績 3 四半期業績の推移
単位:百万円
四半期 連結売上高の推移
8,000
6,000 4,746 5,346 5,305 4,863
4,338 4,568 4,136 4,429 4,445
4,000
2,000 売上高
0
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
単位:百万円 四半期 連結利益の推移
1,000 800 765 742 営業利益
587 651 487
514 454 440 322 458 466 428
500 268 305 305 305
135 親会社株主に
0 帰属する
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 当期純利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
安定的な事業と大きく変動しながら成長する事業とを組み合わせた事業ポートフォリオのため、概ね一定の水
準を保ちつつも、成長事業の市況変動が四半期ごとの業績に表れております。
前期は、1Qをピークに、新型コロナウイルスの影響で自動車市場が停滞し、建設市場がオリンピック特需後の
端境期に入ったことなどを要因として、減少傾向となりました。
前期1Qは変動の波のピークでしたが、当期1Qは減少後の回復過程にあることから、前年同期比では、
連結売上高▲859百万円(▲16.2%)、連結営業利益▲23百万円( ▲ 3.0%)となり、為替差益の発生などにより
親会社株主に帰属する当期純利益+28百万円(+6.2%)となりました。
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2021年12月期 第1四半期 セグメント業績 1 継手事業
継手事業
売上高の推移 単位:百万円
営業利益の推移
単位:百万円
4,000 800
610
3,000 2,681 2,739 2,724 2,818 2,873 2,794 2,672 2,532 2,763 600
572 578 538
596
498
444 438 435
2,000 400
1,000 200
0 0
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
継手事業は、通常期には、水道などインフラ関連の製品が安定的に推移し、半導体関連の大きな設備投資が
あると、真空機器の業績が伸長する傾向にあります。
前期は、半導体関連の設備投資が1Qに集中し、2Qから新型コロナウイルスの影響が水道分野などで生じたこ
とから、1Qを頂点に減少傾向となりました。
当期1Qは、新型コロナウイルスの影響が水道分野で残るものの、真空機器では、半導体関連の大きな設備投
資や、チラーホース(温度調整用配管)とクライオホース(極低温配管)の売上増加が寄与し、概ね計画通りに推
移いたしました。
以上のことから、当期1Qは回復傾向にあるものの、前期1Qに半導体関連の設備投資が集中して売上が増加
していたことから、継手事業の前年同期比は、売上高▲110百万円( ▲ 3.8%)、営業利益▲14百万円( ▲ 2.4%)
となりました。
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2021年12月期 第1四半期 セグメント業績 2 防災・工事事業
防災・工事事業
売上高の推移 単位:百万円 営業利益の推移 単位:百万円
2,500 500
2,000 1,733 400 316
1,566
1,353 300 254
1,500 1,133 185
843 908 200 136
1,000 684 634 737 61 66
100 45 26
500 0
0 -100 -37
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
防災・工事事業は、消防設備工事の比率が高く、建設市場の動向に影響されます。
また、消防設備工事の業績は、大型の案件が売上計上されると、その期の業績が大きく伸長します。
消防設備工事は、前期から続くオリンピック特需後の端境期にあり、低調な推移となりました。
市況の回復は、下期以降と予想しております。
営業利益の増加は、建設工事全体の遅延のため前期4Qの売上から漏れてしまった利益率の高い大型案件を
当期1Qに売上計上したことが主な要因であり、その影響は限定的であります。
防災用貯水タンクは、住宅向け新製品「マルチアクアS1/S2」が好評であり、受注増加に努めております。
前期1Qは、消防設備工事で、完工基準の大型案件の売上計上が重なり、売上が大きく伸びていたのに対し、
当期1Qは端境期にあることから、防災・工事事業の前年同期比は、売上高▲829百万円( ▲ 52.9%)、
営業利益▲69百万円( ▲ 27.4%)となりました。
8
2021年12月期 第1四半期 セグメント業績 3 自動車・ロボット事業
自動車・ロボット事業
売上高の推移 単位:百万円 営業利益の推移 単位:百万円
800 60
40 42
600 534 40
496 470 507
443 457 433 20 5
390 4
400 287 0
-20 -5 -7
200 -14 -19
-40
0 -60 -50
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
自動車・ロボット事業は、自動車分野が前期2Qに新型コロナウイルスの影響を最も強く受け、3Qまで落ち込み
ましたが、回復後は問題なく推移しております。
自動車市場では、半導体などの自動車部品の供給遅れが発生しておりますが、当期1Q業績への影響は軽微
でした。
ロボット分野は、徐々に売上比率を高めております。
製造業における設備投資の状況に影響を受けますが、当期1Qは、順調に推移いたしました。
以上のことから、自動車・ロボット事業の前年同期比は、売上高+73百万円(+17.0%)、営業利益+49百万円
(前期1Qは7百万円のセグメント損失)となりました。
9
2021年12月期 第1四半期 セグメント業績 4 介護事業
介護事業
売上高の推移 単位:百万円 営業利益の推移 単位:百万円
800 100
600 80
421 421 426 433 60
410 406 405 414 412 60 51 49 52
400 44 45 47 48
40 34
200 20
0 0
2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
介護事業は、介護用品のレンタルを主軸としているため、コロナ禍でも継続契約に支えられて、底堅く推移して
おります。
当期1Qは、自社製品の開発や海外製品の輸入などにより、ご提供できる商品・サービスを増やす取り組みを
開始いたしました。
以上のことから、介護事業の前年同期比は、売上高+5百万円(+1.5%)、営業利益+17百万円(+49.3%増)となりま
した。
10
セグメント構成比
介護事業
(単位:百万円) その他 介護事業 その他 単位:百万円
406 24 売上高 412 24
8% 0% 9% 1%
自動車・ロボット事業
自動車・ロボット事業
433
継手事業 507
8% 継手事業
2,873 11%
2,763
54%
62%
防災・工事事業
防災・工事事業
737
1,566
2020年1Q 17% 2021年1Q
30%
介護事業 その他 介護事業 その他
自動車・ロボット事業 34 自動車・ロ 9 単位:百万円
▲7 4%
9 セグメント利益 ボット事業 52
1%
1% 42 6%
▲1%
5%
継手事業
防災・工事 継手事業
防災・工事事業 610
事業 596
254 68% 185 67%
28% 21%
2020年1Q 2021年1Q
11
連結貸借対照表(抜粋)
単位:百万円
2020年期末 2021年1Q
前期末比
金額 構成比 金額 構成比
流動資産合計 13,135 49.6% 12,929 48.6% ▲205
固定資産合計 13,362 50.4% 13,672 51.4% +310
資産合計 26,497 100.0% 26,601 100.0% +104
負債合計 7,515 28.4% 7,181 27.0% ▲333
純資産合計 18,982 71.6% 19,420 73.0% +438
負債純資産合計 26,497 100.0% 26,601 100.0% +104
(主な要因)
流動資産 : 現金及び預金 ▲1,002、受取手形及び売掛金 +348
固定資産 : その他有形固定資産 +211
流動負債 : 未払法人税等 ▲205
固定負債 : 長期借入金 ▲148
純資産 : 親会社株主に帰属する四半期純利益 +487、 配当金 ▲383、為替換算調整勘定 +227
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連結損益計算書(抜粋)
単位:百万円
前連結会計年度比
2020年1Q 2021年1Q
(増減額/増減率)
売上高 5,305 4,445 ▲859 ▲16.2%
売上原価 3,479 2,618 ▲861 ▲24.7%
売上総利益 1,825 1,826 +1 +0.1%
販売費及び一般管理費 1,059 1,084 +24 +2.3%
営業利益 765 742 ▲23 ▲3.0%
経常利益 769 791 +21 +2.8%
親会社株主に帰属する
458 487 +28 +6.2%
当期純利益
(主な要因)
継手事業 : 半導体関連(継手事業・真空機器)の売上は堅調に推移するも、水道部門の売上減少により、
減収となりました。
防災・工事事業 : 前期1Qは完工基準の大型案件の売上計上が重なったのに対し、当期はオリンピック特需後の
端境期にあり、売上が大きく減少しました。
自動車・ロボット事業 : 自動車事業、ロボット事業とも受注が回復し、売上増加となりました。
介護事業 : 福祉用具のレンタルを軸に、底堅く推移しました。
13
2. 2021年12月期 業績予想
14
2021年12月期連結業績予想 1
連結業績予想
2Q累計(上期) 通期
2020年 2021年予想 2020年 2021年予想
業績 (2020年2Q累計比) 業績 (2020年通期比)
連結売上高 10,168 9,200 (9.5%減) 18,734 19,200 (2.5%増)
連結営業利益 1,231 1,150 (6.6%減) 1,965 2,450 (24.7%増)
親会社株主に帰属する
764 700 (8.4%減) 1,205 1,500 (24.4%増)
当期純利益
新型コロナウイルスの影響が当期も継続すること、下期に大型工事が増加することなどを考慮し、下期の
比率を高めた予想としております。
前期は、上期に、半導体関連の設備投資が集中したことと、消防設備工事で完工基準の大型案件の完工
が多かったことから、売上・利益ともに極端な増加を見せました。
当期は、下期に半導体関連の設備投資や首都圏の再開発に関連した建設工事が増加する予定です。
このことから、当期の業績予想は、前年同期比で、上期は減収・減益、下期は増収・増益の予想といたし
ました。
前期途中から利益率の低下が見られましたが、前期4Q以降は回復傾向にあります。
引き続き、利益率の向上を目指して参ります。
15
2021年12月期連結業績予想 2
単位:百万円 単位:百万円
25,000 3,000
2,569
19,858 2,441 2,450
20,000 18,692 18,999 18,734 19,200 2,500 2,342
1,965
2,000 1,786 1,696
15,000
1,500
1,500
1,333 1,205
10,000
1,000
5,000
500
0 0
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
12月期 12月期 12月期 12月期 12月期 12月期 12月期 12月期 12月期 12月期
予想 予想
前期比 前期比
売上高 2.5%増 営業利益 24.7%増
親会社株主に帰属する
24.4%増
当期純利益
16
2021年12月期 セグメントごとの業績予想
継手事業
フレキシブル継手は、新型コロナウイルスの影響が残る水道分野などは厳しい状況が続く見込みですが、
下期以降は、首都圏再開発に伴い、建設分野の出荷が増加する見込みです。
伸縮管継手では、現在、拡張工事中の新潟工場で、6月の完成を見越して大型管などの受注を開始しました。
なお、工場拡張による効果は、徐々に表れるものと思われます。
真空機器は、半導体関連の設備投資スケジュールによって、業績に波が生じます。
当期も、増減しながら成長するものと認識しております。
防災・工事事業
消防設備工事では、オリンピック特需後の端境期である上期は厳しい状況が継続し、下期以降は、首都圏
再開発に伴い、消防設備工事の需要が、次第に回復してくるものと予想しております。
防災用貯水タンクでは、新製品「マルチアクアS1/S2」の住宅メーカー様向け出荷が増加する見込みです。
自動車・ロボット事業
前期は、新型コロナウイルスの影響から売上が大幅に減少しましたが、当期は概ね回復していることから、
前期比プラスを予想しております。
なお、自動車市場では、半導体など自動車部品の供給不足の影響が懸念されますが、現時点では、当期
業績への影響は、軽微であると思われます。
介護事業
介護用品のレンタルを軸に、安定的に推移する見込みです。
17
3. TOPIC
18
セブン-イレブン様にマルチアクアを設置(防災・工事事業)
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン様の店舗に、当社連結子会社である株式会社アクアリザーブが
製造・販売する災害用貯水タンク「マルチアクア」が設置されました。
セブン&アイグループ様の環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』に基づき、
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン様では、店舗運営に伴うCO2排出削減の取り組みの一環として、
最新の設備と技術を導入した省エネ店舗の実証実験を実施されています。
また、実証店舗では、防災への取り組みも進めておられ、下記の2店舗でマルチアクア(大型の120L
タイプ)を設置していただきました。
青梅新町店 東京都青梅市 2020年11月25日開店
大和下鶴間店 神奈川県大和市 2021年 2月25日開店
なお、今後につきましては、実証店舗での状況を踏まえて、ご検討いただく予定です。
青梅新町店様での設置の様子
設置していただいた製品と同じ
駐車場の隅に 大型の120リットルタイプ ▶
設置していただきました。
株式会社アクアリザーブ
ホームページ
https://aquareserve.co.jp/
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2021年12期 第1四半期決算
補足説明資料 - 完 -
株式会社テクノフレックス
証券コード:3449
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