2022年 3 月期第2四半期決算
決算説明会資料（2021年11月30日 ）
Contents
信和とは 2022年3月期 第2四半期
Chapter Chapter
01 07 決算概要
第1の柱 仮設資材部門 2022年3月期 業績⾒通し
Chapter Chapter
02 08
システム足場とは 株主還元
Chapter Chapter
03 09
国内屈指の⽣産⼒と
Chapter
04 競争⼒の強い製造原価
第2の柱 物流機器部門
Chapter
05
第3の柱 海外展開
Chapter
06
2
Chapter 01
信和とは
信和とは
仮設資材の
リーディングカンパニー
システム足場で
国内トップシェア
国内屈指の⽣産⼒による
⾼い対応⼒と品質 ※システム足場は、くさび緊結式足場と次世代足場の総称
4
4
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
会社概要
社 名 信和株式会社
〒503-0311
本 社
岐阜県海津市平田町仏師川30-7
代 表 者 代表取締役社⻑ 則武 栗夫
創 業 1977年9月
設 ⽴ 1979年8月
資 本 ⾦ 153百万円
従 業 員 数 174名 （※）
証 券 コ ー ド 3447
発⾏済株式総数 14,103,000株
（※）嘱託社員・パート社員を含む
5
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
沿革
1977年 社名を「信和商店」として事業を開始
仮設機材「ジャッキベース」の製造を
1978年
開始
1988年 システム足場市場に進出
2003年 物流機器部門を設⽴
2016年 次世代足場「SPS」の製造・販売開始
2017年 海外製造・販売を開始
2018年 東証2部・名証2部に株式を上場
2019年 東証1部・名証1部へ指定替え
中国に広東日信創富建築新材有限公司を
設⽴
6
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
拠点展開
日本国内に11拠点、海外に2拠点を展開
国内拠点 海外拠点
土倉工場・土倉機材センター
杉⼾機材センター /
幸手事務所
東京支店 ベトナム協⼒⼯場 広東日信創冨建築新材料
関⻄機材センター
横浜機材 （ホーチミン） 有限公司
福岡支店 （広東省佛⼭市）
センター
･･･営業拠点
信和株式会社 本社
国内6ヶ所
大阪支店
⻑崎支店
･･･機材センター
名古屋
熊本機材センター
オフィス 国内5ヶ所
･･･⽣産拠点
国内1ヶ所・海外2ヶ所
7
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
事業構成
システム足場の製造・販売を中心とした「仮設資材部門」が
売上収益の柱
仮設資材部門 物流機器部門
建設現場などで使用される仮設設資材の ⼯場、倉庫、建設現場等における物品の
製造・販売・レンタル 保管・搬送等に使用される物流機器の
製造・販売
物流機器
部門
22.1%
くさび
緊結式
足場 2021年
液体搬送用バルクコンテナケージ
大規模倉庫屋根成形⼯事 41.9% 3月期
13,885 レンタル
その他の
仮設資材 百万円 仮設資材
23.0%
部門 次世代足場
⾃動⾞部品用パレット
77.9% 12.9%
新東名⾼速道路橋脚⼯事
大規模倉庫用ラック 8
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
事業推移と成⻑投資
製造に関する投資は株式上場前に実施済み。
2021年3月期は新型コロナウィルス感染症の影響で投資を抑制。
売上収益と設備投資の推移
売上⾼（左軸） 投資（右軸）
(百万円) (百万円)
20,000 1,000
18,000 900
16,000 800
14,000 700
12,000 600
10,000 500
16,586 17,512 17,082
8,000 400
655 13,886
6,000 584 577 300
4,000 200
2,000 228 100
0 0
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
9
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 02
第1の柱 仮設資材部門
10
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
「仮設資材」の分類
仮設資材は「軽仮設資材」と「重仮設資材」に大別される
当社は軽仮設資材のうち “足場” の製造・販売を⾏う
軽仮設資材 軽仮設資材・重仮設資材の使用場面
主に地上建築物の工事に使用さ 地上
れるが、土木分野や地下⼯事で
も幅広く活躍。
主に⾼所作業者のための資材
軽仮設
⼈⼒で運搬可能、⾼い汎用性を ・⼾建て住宅の建築
・マンション、アパート等の
持つ 建築
・倉庫やプラントなどの法定
重仮設 年次点検
重仮設資材 土木 建築
・道路橋脚の⼯事
・仮設の橋 ・地下駐⾞場等、地下構造物
主に土木分野や地下の工事に使用 ・仮設の堤防 の⼯事
・⼯事用の仮道路
工事用重機の作業や土圧・水圧に ・大型建物の基礎⼯事
・港湾の仮桟橋 等
耐える大がかりな資材
設置には重機が必須、
特殊性・専門性が⾼い資材
地下・水面下
11
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
足場市場における独自のポジショニング
低層向けから超⾼層向けへ、あらゆるマーケットへ製品を
供給できる唯一の企業
連層足場
超⾼層マーケット
SPS・NDS (タワーマンション等)
（次世代足場）
⾼層マーケット
シンワキャッチャー (大型マンション・ビル等)
SPS・NDS
シンワキャッチャー （次世代足場）
（くさび緊結式足場）
中層マーケット
低層マーケット (マンション等)
(⼾建住宅等)
ユーザー︓ ユーザー︓ ユーザー︓ ユーザー︓
住宅メーカー 住宅公団・ ゼネコン スーパーゼネコン
地場ゼネコン
12
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 03
システム足場とは
13
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
住宅工事（低層）
14
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
物流倉庫新築工事（中層）
15
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
大規模マンション修繕工事（⾼層）
16
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
超⾼層マンション現場（超⾼層）
17
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
プラントメンテナンス工事
18
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
土木工事
19
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
道路新設・補修工事
20
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
システム足場とは『建設現場になくてはならないもの』
出荷⾦額ベース・⾃社調査（2019年調べ）
21
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
仮設資材部門の事業環境
インフラの戦略的な維持管理・更新等の推進
建設後50年以上経過する社会資本の割合 建設投資︓新設工事と維持修繕工事の推移
道路橋［約40万橋※（橋⻑2m以上の橋約70万橋のうち）］
2033年には約25万橋が建設後50年以上経過に
（兆円）
100%
70
60
75% 16.8
50 16.4
15.3 15.8 15.5
14.9
40 14.3
50%
30
20 40.6 40.0 40.8 43.0
39.6
63% 32.8
37.4
25%
39%
10
25%
0
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
0%
2018年 5年後 15年後
50年以上 50年未満
新築工事 維持修繕工事
※建設年度不明橋梁の約30万橋については、割合の算出にあたり除いている
出典︓一般社団法⼈日本建設業連合会「建設業ハンドブック2019」より 出典︓一般社団法⼈日本建設業連合会「建設業ハンドブック2020」より
22
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
仮設資材部門の事業環境
建設後30年以上を迎えた住宅のリフォーム需要の拡大が
⾒込まれる
建築時期別 居住世帯のある住宅数 住宅リフォーム市場の市場規模予測
1990年以前に建築された住宅が
（兆円）
39%（2,090万⼾）を占める 8
7
不詳 6
9%
5
1990年 4
2018年 以前
2001年
住宅ストック
以降 39% 3
32% 5,361万⼾
2
1
1991年〜
2000年
20% 0
2010 2015 2019 2020
（予測）
出典︓ 国土交通省「建築着⼯統計調査」、総務省「家計調査年報」、総務省「住⺠基本
台帳」、国⽴社会保障・⼈⼝問題研究所「日本の世帯数の将来推計（全国推計）
出典︓総務省「平成30年住宅・土地統計調査」より 」をもとに矢野経済研究所推計（2021年9月27日推計）
23
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
建設現場で起こる労働災害
墜落・転落が全体の4割を占める
⼈の墜落・転落による事故 建築業の災害死亡者数
（⼈）
500
墜落・転落 その他の死亡事故
400 計377⼈
計327⼈ 計323⼈
計309⼈
計294⼈
300
228
199 188 173
159
200
100
149 128 135 135 136
資材の落下による事故 0
39.5% 39.1% 45.9% 41.8% 44.0%
【出典】建設業労働災害防止協会 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
24
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
⼈の転落・墜落への対策 ⼿すり先⾏工法
“⼿すり”を“先⾏”して施⼯することで、落下事故を未然に防ぐ
① 下から先に手摺を施⼯する
② 上に登った時にはすでに⼿すりがある
・安全帯(落下防⽌装備)を掛けることができる
・上層の強度が増し、揺れにくい
・作業員の⼼理的安⼼感が格段に⾼い
25
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
資材の落下による事故への対策
幅木を設置することで足元を守り、⼈や資材の落下を防止
足場の開⼝部からの落下
建設資材の落下
幅木設置のメリット
⼈の転落や墜落防止
資材の落下事故防止
作業者の心理的不安を解消
【出典】建設業労働災害防止協会
26
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 04
国内屈指の⽣産⼒と
競争⼒の強い製造原価
27
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
国内屈指の⽣産⼒
10トントラック
（2020年度）
溶接ロボット数
（2021年4月末現在）
敷地面積 40,642m2
多品種対応、スピードで⽴ち上げ
国内屈指の⽣産能⼒を誇る
原材料の調達コスト 顧客の受注に
や外注コストを低減 柔軟に対応
28
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
競争⼒の⾼い製造原価
顧客の様々な要望にフレキシブルに応える対応⼒の⾼さ、そして
⼯場の⽴地を活かした製造原価の低減構造で⾼い競争⼒を実現
⽣産品目数に占める特注品の割合 製造原価の低減構造
利益率の⾼い特注品と⽣産効率の良い 国内屈指の⽣産能⼒を活かして製造原価を
レギュラー品のベストミックスを実現 低減
製
スケールメリットと
100%
工場の⽴地を活かして
造
利益
⾼い利益率を実現
80%
原
加工費
近隣に技術⼒の⾼い協⼒
企業が多数存在
価
特注品
60% メッキ費
の
メッキ加⼯業者が近く
輸送費が安い
低
40%
減
原材料を国内外の幅広い
原材料費
20% 取引先から調達
通常製品
0%
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
一般的な製造業の 信和の
信和
製造原価構造
製造原価構造 29
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 05
第2の柱 物流機器部門
30
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
物流機器とは
物流機器とは、特定の形状を持つ製品ではない
あらゆる産業の「運搬・収納」ニーズに応える、オーダーメイド製品群
産業特性・ニーズに合わせた専用設計 幅広いタッチポイントを誇る
⾃動⾞エンジンを
海外⼯場まで安全に
輸送したい ⾃動
⾞
倉庫
化学
業
ロール状のフィルム 物流
を効率よく運搬・ 機器
保管したい 部門
樹脂 建設
電機
樹脂製の容器を
省スペース・軽量で
補強したい
31
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
【自動⾞】エンジン・トランスミッション搬送パレット
32
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
【化学】液体搬送用バルクコンテナ
(イメージ)
ドラム缶4本分のスペースに
ドラム缶5本分の容量を充填可能
33
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
【物流・倉庫】Eコマース企業向け倉庫用ラック
(イメージ)
34
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
物流機器の設営から設置まで
(イメージ)
35
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 06
第3の柱 海外展開
36
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
海外展開－これまでの取り組み
中国
• 2019年11月に合弁会社設⽴
• 中国国内のマーケティング調査
を経て、2020年中国の建築
基準に適合した足場を
製造・販売
※ フィリピン駐在員事務所は
2020年8月に閉鎖
ベトナム
• 2017年10月に
協⼒工場を⽴ち上げ
• 日本基準・日本品質の
システム足場の製造開始
施工性・耐久性・安全性に優れた製品の
販売・レンタル事業の拡大に向けて体制を強化
37
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
海外展開－合弁会社の設⽴
2019年11月、合弁会社【広東日信創富建築新材料有限公司】設⽴
広東省
佛⼭市 広州
深圳
香港
マカオ
・広東省佛⼭市に合弁会社を設⽴。
・当市は、中国政府などによって構想された
経済開発促進地域
「広東・香港・マカオ グレーターベイエリア」
・域内経済規模は、⼈⼝6,700万⼈、
GDPは1兆3,400億ドル(2018年)と、
中国国内で最も発展しているエリアのひとつ。 38
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
中国合弁会社の概要
商号 広東日信創富建築新材料有限公司 2,500万⼈⺠元
登録資本⾦
(円換算額︓約4億円)
代表者 則武 栗夫（当社 代表取締役社⻑）
所在地 広東省佛⼭市 信和株式会社 51.0％
株主者
設⽴年月日 2019年11月5日 及び 広東創富⾦属製造有限公司 34.0％
出資⽐率
アルコニックス株式会社 15.0％
事業内容 建設用仮設資材の輸入・製造・販売
中国建設現場に 安全性に優れた 中国建設
おける システム足場の 現場の
安全基準の⾼まり 現地製造・販売
安全に貢献
『私たちは製品・サービスを通じて大切な命を守ります』
この理念を、海外でも展開していく
39
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 07
202２年3月期 第２四半期
決算概要
2022年3月期 第2四半期決算ハイライト
8,231百万円（前年同期⽐+29.0%)
建設業界における⺠需の持ち直し、企業活動回復に伴う輸送用機器及び大
型倉庫関連の需要の⾼まりなどにより、前年同期⽐29.0%増
2,163百万円（前年同期⽐+33.5%)
安全措置資材など⾼付加価値製品の需要が継続しつつ、仮設資材の販売
が回復したことに加え、大型物流倉庫関連案件が貢献。売上総利益率は、
前年同期⽐0.9ポイント改善し26.3%
1,252百万円（前年同期⽐+68.1%)
固定費の削減、新規投資案件の⾒直し等、あらゆる手段を通じたコスト削
減・支出抑制に取り組む。営業利益率は前年同期⽐3.5pt改善し15.2%
846百万円（前年同期⽐+74.9%)
四半期利益率、前年同期⽐2.7pt改善し10.3%
※親会社の所有者に帰属する四半期利益
四半期利益率(％)＝親会社株主に帰属する四半期利益÷売上収益×100
• 2021年5月14日〜28日 ⾃社株買いを実施
• 2021年11月８日 通期連結業績予想及び配当予想の修正を発表
41
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
2022年3月期 第2四半期 連結業績
2020.3月期 2021.3月期 2022.3月期
Q２ Q２ Q２
計画⽐ 前期⽐
実績 実績 期初計画 実績
（売上⽐） （売上⽐） （売上⽐） （売上⽐）
増減額 増減額
（増減率） （増減率）
9,370 6,381 7,182 8,231 +1,049 +1,850
売上収益 （100.0％） （100.0％） （100.0％） （100.0％） （+14.6％） （+29.0％）
8,064 5,436 5,520 6,422 +902 +986
仮設資材部門 （86.1％） （85.2％） （76.9％） （78.0％） （+16.3％） （+18.2％）
1,305 945 1,661 1,808 +147 +863
物流機器部門 （13.9％） （14.8％） （23.1％） （22.0％） （+8.9％） （+91.4％）
2,307 1,620 － 2,163 － +543
売上総利益 （24.6％） （25.4％） （－％） （26.3％） （－％） （+33.5％）
1,084 908 － 920 － +11
販管費 （11.6％） （14.2％） （－％） （11.2％） （－％） （+1.3％）
1,222 745 799 1,252 +453 +507
営業利益 （13.0％） （11.7％） （11.1%） （15.2％） （+56.7％） （+68.1％）
親会社に帰属する 814 483 521 846 +325 +362
四半期純利益 （8.7％） （7.6％） （7.3％） （10.3％） （+62.4％） （+74.9％）
42
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
部門別の状況／仮設資材部門
売上収益の推移 当第2四半期連結累計期間の状況
(百万円)
建設業界において、⺠需を中心とした
10,000 持ち直しの動きが⾒られた。
システム足場がけん引役となり 売上
8,000 収益が堅調に推移した。
6,000
4,000 8,064
6,973
6,422
5,436
2,000
売上収益6,422百万円。
前年同期⽐18.2%増となり、前年を上回る
結果となる。
0
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
Q2 Q2 Q2 Q2
43
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
安全措置資材の拡大
売上収益に占める安全措置資材の割合 先⾏⼿摺の状況
建築⼯事現場における安全性重視の傾向
40% は引き続き堅調に推移。
システム足場などにおいては、安全措置
機材の採用⽐率が上昇を続けている。
30%
20%
国内シェア40％を
10%
獲得
0%
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
Q2
※ 当社製品キャッチャーAに占める割合
44
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
部門別の状況／物流機器部門
売上収益の推移 当第2四半期連結累計期間の状況
(百万円)
経済及び企業活動の回復に伴い、輸送用
2,000
機器及び大型倉庫関連の需要が⾼まった
ことから売上収益は大きく増加
リピート案件の伸⻑や新規案件などを
1,500 獲得
1,000
1,808
1,650
1,305
500
945
売上収益1,808百万円。
前年同期⽐91.4％増となり前年の業績を大
きく上回る結果となった。
0
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
Q2 Q2 Q2 Q2
45
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
EC市場規模と倉庫・物流施設工事受注額の推移
EC市場規模の拡大に伴い、倉庫・物流施設の⼯事受注額の拡大が続く。
EC市場規模の推移 倉庫・物流施設工事受注額の推移
(兆円) (兆円)
250 12
10
200
8
150
6
100
4
50
2
0 0
2015 2016 2017 2018 2019 2016/03期 2017/03期 2018/03期 2019/03期 2020/03期
出典︓経済産業省「電⼦商取引に関する市場調査」 出典︓国土交通省「建設⼯事受注動態統計調査（大手50社調査）」
46
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
2022年3月期 四半期毎推移
四半期毎売上収益 四半期毎営業利益
(百万円)
6,000 (百万円)
900
5,057 780 771
4,898 800
748
5,000
4,523 4,318
4,313 4,347 4,318 700
4,100 3,989 609
4,000 3,884 594
3,624 600 568
3,392 540
3,185
500 474 471
3,000 436
2,756
378
400 365
336
2,000 300
205
200
1,000
100
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期
47
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
2022年3月期 四半期累計推移
四半期累計売上収益 四半期累計営業利益
(百万円) (百万円)
20,000 2,500
17,512 2,210
18,000 17,081
1,963
16,000 2,000
1,831 1,853
13,688 13,885
13,522
14,000
1,598
1,516
12,000 1,500
10,699
9,370 1,222 1,252
10,000
8,624
8,231 1,004
8,000 1,000
6,381
745
6,000
4,313
474
4,100 3,884
436 471
4,000 500
2,756
205
2,000
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3月期
48
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
充実した自己資本
(百万円)
16,000 100%
有利⼦負債 ⾃己資本 ⾃己資本⽐率
14,000 90%
12,000 80%
2022年3月期
第2四半期
10,000 65.3％ 70%
2018年3月期
56.8％
8,000 60%
6,000 50%
4,000 40%
2,000 30%
0 20%
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
Q2
49
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
キャッシュ・フロー計算書増減要因
営業CF 投資CF 財務CF フリーCF(営業CF+投資CF) (百万円)
営業キャッシュフロー 293
(百万円)
1,500
税⾦等調整前四半期利益 1,217
減価償却費 279
1,000 棚卸資産の増加 △368
営業債権及びその他の債権の増加 △654
500 営業債務及びその他の債務の増加 488
法⼈税等の支払額 △598
0
-500 投資キャッシュフロー △342
有形固定資産の取得による支出 △343
-1,000
-1,500 財務キャッシュフロー △1,185
⻑期借⼊⾦の返済による支出 △250
-2,000 配当⾦の支出 △497
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
⾃己株式の取得による支出 △299
Q2 Q2 Q2 Q2 Q2
50
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 08
2022年3月期 業績⾒通し
2022年3月期 期末 連結業績
売上収益は、第3四半期以降も堅調に推移する⾒通し。
利益は当社製品の主要な原材料である鋼材価格の⾼騰が期初想定を上回ること
等を勘案。
2020.3月期 2021.3月期 2022.3月期
計画⽐ 前期⽐
実績 実績 期初計画 修正計画
（売上⽐） （売上⽐） （売上⽐） （売上⽐）
増減額 増減額
（増減率） （増減率）
17,081 13,885 15,000 16,000 +1,000 +2,114
売上収益 （100.0％） （100.0％） （100.0％） （100.0％） （+6.7％） （+15.2％）
2,210 1,853 1,700 2,050 +350 +196
営業利益 （12.9％） （13.3％） （11.3％） （12.8％） （20.6％） （+10.6％）
2,139 1,784 1,629 1,977 +348 +192
税引前利益 （12.5％） （12.8％） （10.9％） （12.4％） （+21.4％） （+10.8％）
親会社の所有者に 1,467 1,231 1,128 1,372 +244 +140
帰属する当期利益 （8.6％） （8.9％） （7.5%） （8.6％） （+21.6％） （+11.4％）
基本的1株当たり
104.85 87.42 80.00 100.00 － －
当期利益(円)
1株当たり
44.0 35.0 32.0 40.0 +8.0 +5.0
期末配当⾦（円）
52
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
業績⾒通し／仮設資材部門
くさび緊結式足場及び次世代足場は下期以降も堅調に推移するものの、
原材料価格⾼騰の影響は今後も続くものと想定。
製品の販売価格⾒直し等、収益性の維持に努める。
売上収益の⾒通し
(百万円)
16,000
14,000
12,000
10,000
14,666 14,275 14,544
8,000 12,600
10,818
6,000
4,000
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期⾒通し
53
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
業績⾒通し／物流機器部門
搬送用バルクコンテナ、物流倉庫向けラックなどは引き続き堅調に推移を⾒込
む。また幅広い分野での新規案件の拡販に努める。
売上収益の⾒通し
(百万円)
4,000
3,500
3,000
2,500
3,236 3,400
2,000 3,066
2,536
1,500
1,919
1,000
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期⾒通し
54
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
原材料価格の推移⾒通し
当社製品の主要な原材料である鋼材価格は世界的に急激な⾼騰の最中。
材料価格の上昇率（イメージ） 価格⾼騰の背景
中国の環境政策による⽣産量の減少や
コロナ禍からの経済回復に伴う旺盛な
80.0% 需要を背景にしたアジア市況の⾼騰
70.0% 鉄鉱⽯や原料炭の調達価格の上昇
60.0%
50.0%
40.0%
30.0%
20.0%
主原料や副資材の価格が⾼⽌まりし
鋼材市場は上昇が続くと想定
10.0%
0.0%
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
55
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
Chapter 09
株主還元について
株主還元について
当社グループでは、株主の皆様に対する利益還元を経営上重要な課題の
１つとして位置付ける。
基本方針 配当性向目標 2022年3月期予想
将来における安定的な企 基本方針のもと、 2021年11月8日開示の
配当性向
業成⻑と経営環境の変化 業績予想を踏まえ、
40円
に対応するために、必要
な内部留保資⾦を確保し
1株当り
つつ、経営成績に応じた
株主への利益還元を⾏う 40%以上 （ 配当性向40.0%)
を目標に実施
内部留保資⾦の使途
財務体質の強化を図るとともに、一層の事業拡大を目指すための設備投資や⼈材育成など、有効な投
資資⾦として活用し、企業価値の向上に努める
57
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
配当実績
2021年3月期は、年間35円/株。
2022年3月期は、8円増配し、年間40円/株（配当性向40.0％）を予定。
45.6%
42.0% 業績に応じ、持続的かつ
40.6% 40.0% 40.0% 安定的な配当を⾏う方針
43円 44円 44円 40円
35円
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
（予想）
58
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
株価の状況
(出来⾼) (株価)
1,000,000 1,400
900,000
1,200
800,000
700,000 1,000
600,000
800
500,000
600
400,000
300,000 400
200,000
200
100,000
0 0
配当利回り（実績） 純資産倍率（PBR） 株価収益率（PER）
4.1％ 0.75倍 7.90倍
（2021年3月31日現在） （2021年11月15日現在） （2021年11月15日現在）
59
Copyright© Shinwa Co., Ltd. All rights reserved.
注意事項
本資料に記載されている計画や⾒通し、戦略などは本資料作成時
点において取得可能な情報に基づく将来の業績に関する⾒通しで
あり、これらにはリスクや不確実性が内在しております。 岐阜県海津市平田町仏師川30-7
かかるリスク及び不確実性により、実際の業績等はこれらの⾒通 部 署 経営企画部
しや予想とは異なる結果となる可能性があります。
担 当 ⻘木・河合
本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報等から引用 T E L 0584-66-4436
したものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は
何らの検証も⾏っておらず、またこれを保証するものではありま e-mail ir@shinwa-jp.com
せん。