3446 JTECCORP 2020-02-13 15:00:00
株式会社クリスタル光学との業務提携に関するお知らせ [pdf]
2020 年 2 月 13 日
各 位
会 社 名 株式会社ジェイテックコーポレーション
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 津 村 尚 史
(コード番号:3446 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 管 理 部 長 平 井 靖 人
(TEL. 072-655-2785)
株式会社クリスタル光学との業務提携に関するお知らせ
当社は、2020 年2月 13 日開催の取締役会において、以下の通り、株式会社クリスタル光学(以下「ク
リスタル光学」という)との間で業務提携を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.業務提携の理由
当社は、現在オプティカル事業、ライフサイエンス・機器開発事業の2つの事業を展開しており
ます。
オプティカル事業では、これまでに大阪大学と理化学研究所の研究成果を実用化した放射光用超
高精度X線ミラーを、世界各地の放射光施設やX線自由電子レーザー施設に製造・販売し、高い評
価を得てまいりました。この超高精度X線ミラーの製造技術をもとに、当社の成長戦略として中期
経営計画にも掲げている第3の事業として、各種光学素子による半導体分野、宇宙分野及び医療分
野等への参入を目指して各分野の大手企業からの委託開発や共同開発を推進しており、当事業年度
より実用化開発を加速し成果を出しつつあります。
当社の超高精度X線ミラーは、ユーザーである研究者の要望に合わせた最適なミラーの形状・ス
ペックを提案し設計・製造する、一品一様のカスタム製品であります。一方で、半導体製造分野等
に本格的に算入する場合、量産を見据えた生産体制の強化が必要不可欠となり、特に前加工基板の
高精度化及び安定供給が重要課題の1つとなります。
クリスタル光学は、かねてより当社の超高精度X線ミラーの製造工程における前加工基板の製造
を委託している協力関係にあり、精密加工・研削・研磨の高度な技術を有するメーカーであります。
本業務提携によって技術交流を深めることにより、前加工基板の高精度化かつ安定した加工体制
づくりを構築し、超高精度ミラー等自由曲面ミラーの量産に向けた生産体制を強化してまいります。
2.業務提携の内容等
次世代EUV関連の超高精度ミラー等自由曲面ミラーの開発・製造に関して、クリスタル光学の
保有する表面形状加工技術によって前加工基板を高精度かつ安定的に供給できるよう、両社が協力
し研究開発を推進してまいります。
3.業務提携の相手先の概要
(1)名称 株式会社クリスタル光学
(2)所在地 本社:滋賀県大津市今堅田 3 丁目 4 番 25 号
その他大津工場、京都工場、熊本工場及び新横浜営業所
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 桐野 茂
(4)事業内容 研磨・研削加工、各種ミラー製造
(5)資本金 6,000 万円
(6)設立年月日 1990 年3月 31 日
(7)大株主及び持株比率 桐野 茂 80%、桐野 早苗 20%
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
(8)上場会社との当該会社
取 引 関 係 当該会社からの仕入取引があります。
との間の関係
関連当事者への
該当事項はありません。
該 当 状 況
(9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期 2017 年8月期 2018 年8月期 2019 年8月期
純資産 984 百万円 1,629 百万円 1,825 百万円
総資産 4,282 百万円 5,198 百万円 4,963 百万円
1株当たり純資産 8,200 円 13,575 円 15,208 円
売上高 3,930 百万円 4,150 百万円 3,005 百万円
営業利益 690 百万円 900 百万円 233 百万円
経常利益 790 百万円 1,000 百万円 329 百万円
当期純利益 270 百万円 400 百万円 196 百万円
1株当たり当期純利益 2,250 円 3,333 円 1,633 円
1株当たり配当金 -円 -円 -円
4.日程
(1)取締役会決議日 2020 年2月 13 日
(2)業務提携契約締結日 2020 年2月 13 日
5.今後の見通し
本業務提携による 2020 年6月期の業績への影響は軽微であり、来期以降の見通しについて大きく
影響を与える場合は速やかに開示してまいります。
以 上