3446 JTECCORP 2019-08-29 15:00:00
2019年6月期 決算説明会資料 [pdf]
2019年6月期決算 説明資料
2019年8月29日
証券コード 3446
URL http://www.j-tec.co.jp
CELLFLOAT®
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目次
1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
2
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
3
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沿革
1993年 大阪コンピュータ株式会社と共同出資により、大阪府吹⽥市に株式会社ジェイテック設⽴
1994年 バイオ関連など各種自動培養装置の開発、製造及び販売を開始
大阪中小企業投資育成株式会社より出資
2004年 本社を神⼾市中央区(ポートアイランド)に移転(現神⼾事業所)
2005年 放射光⽤超⾼精度形状ミラーの事業開始
(大阪大学と理化学研究所の研究成果の実⽤化に成功)
2007年 ひょうご産業活性化ファンドより出資
開発センターを開設(茨木市彩都あさぎ)
2013年 横浜市⽴大学の先端医科学研究センター内にラボ室を開設
茨木市彩都やまぶきに新社屋を竣工
本社/開発センター
2014年 本社を茨木市彩都やまぶきに移転 (大阪府茨木市)
第2開発センター
2015年 大阪大学ベンチャーキャピタルより出資 (大阪府茨木市)
神⼾事業所
事業⽤地(本社隣接5,500㎡)取得 (神⼾市中央区))
2016年 大阪大学内に細胞培養センタ―を開設
株式会社ジェイテックコーポレーションに商号変更 先端医科学研究センター
(横浜市⽴大学内)
2018年 東京証券取引所マザーズに上場(3446) 細胞培養センター
(大阪府吹田市大阪大学産学共創本部B棟)
2019年 新社屋完成(本社棟・加工棟・計測棟)
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ビジネスフロー
ミラーとバイオの独⽴した⼆本柱構造
共同研究 共同研究
大学・公的研究機関 外注加工先
製造委託
オプティカル事業 ライフサイエンス・機器開発事業
<現在の収益の柱> <将来の成⻑ドライバー>
自動細胞培養装置
X線ナノ*集光ミラー バイオ関連研究支援
X線⾼精度形状ミラー 各種自動化装置
2006年より事業開始 1993年より事業開始
プラントメーカー 代理店
顧客 顧客
(放射光設備、大学・研究機関等) (研究機関、製薬企業、再⽣医療企業等)
*ナノ︓1×10-9を示す単位
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売上構成と研究パートナー
現在の主⼒はオプティカル事業
共同研究パートナーは大学法人、政府、公益法人など
売上構成内訳 共同研究パートナー実績
教育機関、公的研究機関のみ
ライフサイエンス・機器開発事業
国⽴大学法人大阪大学
<将来の成⻑ドライバー>
自動細胞培養装置 国⽴大学法人神⼾大学
バイオ関連自動化装置 7.7%
各種自動化装置
国⽴大学法人東京大学
公⽴大学法人横浜市⽴大学
2019/6期実績 特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議
公益財団法人⾼輝度光科学研究センター
国⽴研究開発法人国⽴循環器病センター
92.3% 国⽴研究開発法人産業技術総合研究所
公益財団法人先端医療振興財団
オプティカル事業
<現在の収益の柱> 国⽴研究開発法人理化学研究所
X線ナノ集光ミラー 神奈川県⽴こども医療センター
X線⾼精度形状ミラー
他
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
7
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2019/6期決算の実績
前期比増収増益で、各利益は計画を上回る
2018/6期 2019/6期 2019/6期
前期比 計画比 売上⾼ 売上総利益 営業利益
実績 実績 計画 売上⾼・利益
経常利益 純利益
(百万円)
1,009 1,285 1,408 127.2% 91.3% 1,600
売 上 ⾼ 1,408
(100%) (100%) (100%) 1,400
1,285
売 上
751 941 125.2% 1,200
総 利 益 1,009
(74.5%) (73.2%) 1,000 941
営 業
243 436 404 179.2% 108.0% 800 751
利 益
(24.1%) (34.0%) (28.7%) 600 496
436 441
404
経 常
279 496 441 177.8% 112.5% 400 279
332
294
利 益 243
(27.7%) (38.6%) (31.3%) 200
174
当 期
174 332 294 190.3% 112.9% 0
2018/6期 2019/6期 2019/6期
純 利 益
(17.3%) (25.8%) (20.9%) 実績 実績 予想
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2019/6期決算の実績のポイント
オプティカル事業 (百万円)
<各セグメントの売上⾼の推移>
2018/6期 2019/6期
☆ 国内は大型放射光施設「SPring-8」やX線自由電子レーザー施設 1,400 1,186
「SACLA」等への堅調な販売が続く。 1,200
☆ 海外はアメリカのスタンフォード大学のX線自由電子レーザー施設 1,000 903
「LCLSⅡ」向けを中心にX線ナノ集光ミラーの販売好調。 800
☆ アジアでは放射光施設の新設が続く中国や、台湾の旺盛な需要を背
600
景に販売伸⻑。
400
☆ さらに、ブラジル、ドイツ等の施設に対しても販売。 106 99
☆ 「第4世代の放射光施設」や「X線自由電子レーザー施設」の建設 200
が各地で進む。 0
オプティカル事業 ライフサイエンス・機器開発事業
ライフサイエンス・機器開発事業 (百万円)
<各セグメントの利益の推移>
2018/6期 2019/6期
【ライフサイエンス】 800 715
☆ 当社独自開発の培養方法であるCELLFLOAT®を用いた汎用型機器 522
600
(CellPet 3D-iPS、CellPetFT、CellPetⅡ)の販売が当初予算を割
り込む。ユーザーへの浸透に想定以上の時間がかかる。 400
【機器開発】
☆ プラズマCVM技術(表⾯ナノ加⼯技術)を利用した量産向け製造装 200
置の試作開発や、グラビア印刷試験機のOEM販売が業績に寄与した 0
ものの、それ以外の大手企業からの受託開発案件の進捗が滞ったた
めに当初予算を大きく割り込む結果に。 △ 200 △ 75 △ 58
オプティカル事業 ライフサイエンス・機器開発事業
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2020/6期決算の計画
新規事業関連等に研究開発費の増加や新社屋の建設関連費用の増加等で増収減益
2018/6期 2019/6期 2020/6期
前期比 売上⾼ 売上総利益 営業利益
実績 実績 計画 売上⾼・利益
経常利益 当期純利益
(百万円)
1,009 1,285 1,450 112.9% 1,600
1,450
売 上 ⾼
(100%) (100%) (100%) 1,400 1,285
売 上
751 941 1,200
総 利 益 1,009
(74.5%) (73.2%) 1,000 941
営 業
243 436 278 63.8% 800 751
利 益
(24.1%) (34.0%) (19.2%) 600 496
436
経 常
279 496 302 60.9% 400
279
332
278
302
243
利 益 174
208
(27.7%) (38.6%) (20.8%) 200
当 期
174 332 208 62.8% 0
2018/6期 2019/6期 2020/6期
純 利 益
(17.3%) (25.8%) (14.4%) 実績 実績 予想
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2020/6期決算の計画のポイント
<受注残⾼の状況> オプティカル事業
ライフサイエンス・機器開発事業 受注残⾼
☆ 国内外の放射光施設及びX線自由電子レーザー施設向けのナノ集光
オプティカル事業 受注残⾼ ミラー、⾼調波カットミラ-、回折格子用ミラー等の需要に応える
(百万円) ため、その設備投資として従来比倍増の⽣産能⼒を目標にした新社
屋が2019年7月完成。
1,200 1200
☆ 次世代の第4世代放射光施設のための⾼機能型X線集光ミラーとし
1,047 て開発した形状可変ミラーの拡販、回転楕円ミラー、ウォルターミ
ラー等の次世代向けの商品開発を推進。
1,000 1000
136 ☆ アメリカ、ヨーロッパ、アジア(上海、北京、台湾等)等の放射光
施設のバージョンアップやX線自由電子レーザー施設の新設に伴い、
788 911 全世界での売上拡大を⾒込む。
800 800
59
572 729
600
37
600 ライフサイエンス・機器開発事業
534
400 400 ☆ 独自の3次元細胞培養技術「CELLFLOAT」をもとに創薬へ商品展
開を図るため、iPS細胞向け自動細胞培養装置「CellPetⅡ」や3次
元大量培養装置「CellPet 3D-iPS」関連機器の開発推進。
200 200 ☆ 当社の創薬スクリーニング自動化装置をもとに各種大型細胞培養装
置の受注や機器開発事業における企業からの開発受託拡大を図る。
☆ 「CellPet 3D-iPS」と「CellPet FT」は、パイロットユーザーでの
0 0 評価に相当の時間を要することから、国内売上に先⾏して将来的な
2017/6期 2018/6期 2019/6期 海外での早期展開を検討。
※受注確定分と受注確度の⾼い案件の合計
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2019/6期決算の財務の状況
資産は新社屋の建設等により有形固定資産が増えて増加、純資産は利益剰余⾦が増えて増加
総資産 負債 純資産
2018/6期 2019/6期 増減 (百万円)
3,500
流動資産 1,921 76.2% 1,607 56.0% △313
資
(現預⾦) (1,560) (61.9%) (839) (29.2%) △720 3,000
産
固定資産 599 23.8% 1,264 44.0% 664
の
(有形固定資産) (580) 23.0% (1,241) (43.2%) 661
2,500
部
資産合計 2,520 100% 2,871 100% 351
流動負債 292 11.6% 346 12.1% 54
2,000
負
(1年内返済予定の⻑期借⼊⾦) (30) (1.2%) (15) (0.5%) △15
債
固定負債 122 4.9% 77 2.7% △45
の 1,500
(⻑期借⼊⾦) (106) (4.2%) (62) (2.2%) △44 2,871
部 2,520 2,447
負債合計 415 16.5% 423 14.8% 8
1,000 2,105
純 株主資本 2,105 83.5% 2,447 85.2% 342
資 (資本⾦) (812) (32.2%) (817) (28.5%) 5
500
産 (資本剰余⾦) (772) (30.6%) (777) (27.1%) 5
の (利益剰余⾦) (520) (20.7%) (852) (29.7%) 332 415 423
0
部 純資産合計 2,105 83.5% 2,447 85.2% 342
2018/6期 2019/6期 2018/6期 2019/6期 2018/6期 2019/6期
負債純資産合計 2,520 100% 2,871 100% 351
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
13
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オプティカル事業の主要製品
X線ナノ集光ミラー
放射光施設に用いられ、ナノメートルレベルまで集光するこ
とで、より小さくより強い光を実現するためのX線光学素子
(小さく強い光により、構造分析/解析の時間短縮、⾼精度化、⾼分解能化が可能となる)
大型放射光施設
“SPring-8”
X線自由電子レーザー施設
“SACLA”
放射光施設:
指向性の⾼い強⼒な放射光を可能とする施設。微量元素の構造分析、結晶構造
解析、電子状態測定等に利用。最近は創薬や再⽣医療技術の基礎研究にも寄与
所在地︓兵庫県播磨科学公園都市
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当社ミラーのSpring-8とSACLAへの納入実績
Spring8︓176枚
SACLA ︓82枚
3 KB mirrors(OSAKA Univ.)nano focus
AKB mirrors (OSAKA Univ.)nano focus
2 Wolter mirrors(OSAKA Univ.) KB mirrors(KYOTO Univ.)
KB mirrors & Parabola mirrors (RIKEN)
Flat & Parabola(3 stripe) mirrors (RIKEN) 6 Elliptical mirrors (RIKEN)
2 Spherical mirrors(JASRI)
2 Flat mirrors (JASRI)
2 KB mirrors (RIKEN)
Parabola mirrors(JAEA)
2 Flat mirrors(TOYOTA)
KB mirror(JAEA)
KB mirror(TOYOTA)
2 KB mirrors(JASRI)nano focus
2 KB mirrors (UEC TOKYO) 2 Cylindrical mirrors (RIKEN)
Elliptical mirror (RIKEN)
2 KB mirrors(JASRI)nano focus
3 KB mirrors(JASRI)nanofocus
KB mirrors (SUNBEAM)
KB mirror (RIKEN) Spherical mirror(SUNBEAM)
Elliptical mirror(RIKEN) Flat mirror(SUNBEAM)
Flat mirror (RIKEN)
Elliptical mirror(RIKEN) KB mirrors(RIKEN)
2 KB mirrors (RIKEN)
28 Flat mirrors KB mirrors(RIKEN)
8 Elliptical mirrors
Elliptical mirror(JASRI) 4 Flat mirrors (Advanced Softmaterial)
46 KB mirrors
シェア︓ほぼ100% KB mirrors(JASRI)
2019年6月末現在 Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved. 15
世界放射光施設への納入実績
Spring-8 Harima Japan
SACLA Harima Japan
PF,PF-AR(KEK) Tsukuba Japan
BNL,NSLSII Brookhaven USA
AURORA Kusatsu Japan
ANL, APS Argonne USA
UVSOR Okazaki Japan
SLAC,LCLS Stanford USA
SAGA LS Tosu Japan
LBNL, ALS Berkeley USA
ジェイテックコーポレーション
ESRF Grenoble France
SOLEIL Saint-Aubin France INDUS I, II Indus India
BESSY Berlin Germany PLS Pohang Korea
PETRAIII Hamburg Germany PAL-XFEL Pohang Korea
EuroFEL Hamburg Germany SSRF Shanghai China
DLS Oxford UK BSRF Beijing China
MAX-III, IV Lund Sweden Tongji Univ. Shanghai China
Swiss-XFEL Villigen Switzerland NSRRC,TPS Hsinchu Taiwan
---受注・納入済 ■ 世界のほとんどの先端的放射光施設(20か所)に納入
---未受注 (累計550枚を突破)
■ 要求精度が⾼いミラーほど当社のシェアは⾼い。 XFEL⽤
ミラーはほぼ100%受注
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放射光施設(各ビームラインで使われる各種ミラー)
放射光用各種ミラー
400L×50W×30t〜 (平面・非球面)
1000L×80W×80t
ナノ集光ミラー
放射光施設 100L×50W×15t〜
500L×50W×50t
1ビームライン当たり4〜10枚の各種ミラーが使用されている
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オプティカル事業の技術⼒
世界最⾼水準のナノ表⾯創成技術(加⼯技術・計測技術)
いずれも特許取得済
世界最⾼性能のミラー(OsakaMirror®)
• 原子レベルで制御
加工技術 (東京-大阪間で例えると1mm(±0.5mm)以内の精度)
(表⾯形状ナノ加⼯技術EEM)
• 原子レベルの自由曲面
(曲⾯を自由に設計加⼯)
計測技術 • 全空間波⻑の形状精度
(表⾯形状ナノ計測技術RADSI/MSI) (1ナノメートル単位で従来計測法精度の10倍超)
• ⽣産設備コストは競合品の10〜20%
コスト優位性
(すべて自社開発で実現)
1ナノメートル=1×10-9メートル
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オプティカル事業のカギとなるナノ表面創成技術
PAT.3860352
(大阪大学の独自技術を基に実用化)
表面形状ナノ加工技術EEM®* PAT.4770165他
*Elastic Emission Machining 特⻑
粉末粒子
• 原子単位の加⼯
超純水の流れ • 化学的加⼯法
• 局所的加⼯が可能
原子配列を乱さず、□20nm
の95%が3原子層で構成。
世界で最も平坦な加工
5 nm
5 nm
By courtesy of Osaka Univ.
PAT.4904844
表面形状ナノ計測技術RADSI®*/MSI®* PAT.5070370他
低周波成分で⾼精度計測 ⾼周波成分で⾼精度計測
マイケルソン型
フィゾー型 Laser 2つの干渉計の計測データを 位相シフト干渉計
位相シフト干渉計 組み合わせて欠点補正 Microscopic
interfero-
Piezo-electric
focus and Image
meter tilt controller processing
CCD camera
Mirror
RADSI Mirror
世界のオーソライズされた MSI
計測機関と互換性を確⽴ X,Y,θxy stage for micro stitching
X,Y,θxy stage for RAD stitching
*RADSI︓Relative Angle Determinable Stitching Interferometry *MSI︓Micro Stitching Interferometry
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当社ミラーの加工精度
*理論値と実際に加工した後の実測値の差
X線ミラー⾯の理想形状 <μm>
理想⾯からの形状誤差
表面形状の誤差*表示
を5,000倍に拡大 誤差範囲はシリコン
原子**4個分程度
**シリコン原子の直径は約0.25nm
(1nm=1×10-9m)
X線ミラー⾯の⻑⼿⽅向距離
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競合状況
当社の加⼯法/検査法は競合他社と異なるアプローチ
現状、競合他社より⾼い精度を実現
OsakaMirror®の競合状況
国 加工法/検査法
形状
平⾯︓
日本 EEM/RADSI・MSI 全社が製造
非球⾯︓
A社 フランス イオンビーム/干渉計
当社、A社、D社が製造
主⼒にしているのは当社のみ
B社 フランス イオンビーム/干渉計
C社 イギリス 機械研磨/干渉計
非球面レベルでの形状精度
(測定単位)
D社 ドイツ イオンビーム/干渉計
当社は1nmレベル(PVレベル)
他社は10nmレベル
E社 アメリカ 機械研磨/干渉計
※他社比で精度は10倍⾼い
F社 アメリカ イオンビーム/干渉計
出所︓シード・プランニング「放射光用X線ミラー市場に関する調査」 2015年6月19日
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
22
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ライフサイエンス・機器開発事業の主要製品
自動細胞培養装置
手間のかかる培地交換など、あらゆる細胞培養に
関する操作、観察、分析などの自動化を実現
自動細胞培養装置
MS2000
自動継代培養装置
KB4000
iPS細胞用自動培養装置
3次元細胞培養装置/システム
CELLFLOAT®
iPS細胞用大量培養装置
CELLFLOAT®、JiSS®
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ライフサイエンス事業のキーテクノロジー
自動化、大規模化等のノウハウは当社の設⽴当初の技術的蓄積を活かす
独自の回転浮遊培養技術で弾性軟骨の大型化やiPS細胞の大量培養を実現
独自の3次元細胞培養技術(CELLFLOAT®)
産業技術総合研究所のニーズに対応し、独自の浮遊培養制御技術を開発
CELLFLOAT®の差別化ポイント
(従来のディッシュ等による静置培養に対して)
操 a) 湿重量で従来法比5倍の組織形成が可
ゲル包理 撹拌培養
作 ディッシュ 能(⾼品質)
性 培養* b) 培養時間の短縮(従来法比1/3)
*2次元培養技術 ® c) 閉鎖系システムによる汚染リスク排除
(攪拌培養に対して)
スフィロ d) ⼒学的刺激が適度(死滅しない)
イド包理 ⼒学刺激の負荷
栄養・酸素補給、排泄物除去などの効率性
再⽣医療向けヒト弾性軟骨の大型化を実現
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再⽣医療・創薬分野での産業化への取組み
再⽣医療⽀援の流れ
横浜市⽴大学医学部の技術
細胞採取・分離 大量培養 分化誘導
ヒト弾性軟骨デバイス 3次元培養 2次元培養(前処理)
産業技術総合研究所
AMED
ジェイテックの技術
2016年〜
臨床前研究
2019年〜
医師主導治験を
目指して臨床研究
(適用疾患︓
⿐咽腔閉鎖不全症)
3次元培養ベッセル 回転浮遊培養装置
世界初めてのヒト弾性軟骨デバイス
CELLFLOAT® 3次元細胞培養システム
心筋細胞へのアプローチ
(大阪大学医学部との共同研究)
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iPS細胞向け細胞継代培養システム
JiSS® (JTEC iPS Spheroid Subculture )
未分化維持培養[CELLFLOAT®システム]
回転浮遊培養装置
培養シリンジに細胞懸濁液を充填、回転させるだけで未分化維持培 分化⽤培地に変更するだけ
養が可能。この間は 培地交換不要 で胚様体形成が進⾏
CellPet® 3D-iPS®
回転浮遊培養後のiPS細胞は
適切な分化能を保有
成⻑したスフェロイドを適切
なサイズに小片化
CellPet FTを⽤いた
スフェロイド小片化装置
⾃動制御で簡便に スフェロイドを小片化・分散
BIOtech2018出展(2018.6東京ビックサイト)
再⽣医療 産業化展出展(2019.2インテックス大阪) CellPet® FT
再⽣医療学会出展・講演(2019.3神⼾国際展⽰場) Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved. 26
再⽣医療・創薬分野での製品展開
CELLFLOAT®システム
(iPS細胞未分化維持培養) 大阪大学工学部、医学部共同開発
新製品
大型化
回転浮遊培養装置
CellPet 3D-iPS ®
細胞小片化・分散装置
CellPet FT® iPS大量培養システム
適 CELL MEISTER ®
用
アプリケーション開発 拡
大
製品化
福島県⽴医科大学等
新製品
肝臓オルガノイド
腎臓オルガノイド
腸オルガノイド等々 オルガノイド回転浮遊培養装置
CellPet® CUBE
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
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オプティカル事業の将来展望
コンソーシアム方式による世界最⾼性能のX線光学素子開発プロジェクト
宇宙・半導体・医療分野への用途拡大
放射光施設以外の用途開発フロー
技術的なブレークスルー︓現状のフリーフォーム技術(3次元自由局面)が
目指している精度より、さらに10倍向上を目指す。(1nm単位の分解能実現)
現在 将来展望
製品 製品
X線ミラー Osaka Mirror® X線光学素子
主たる用途 主たる用途
最先端放射光施設 宇宙分野 衛星搭載X線顕微鏡
半導体分野 製造装置 グローバル展開
フォトマスク
当社の事業化ノウハウ
医療分野
・最先端放射光分野における実績
・システムコーディネイト⼒
(加⼯・計測・機械・制御等) 大阪大学
・未来戦略光科学連携センター
理化学研究所(Spring-8) ・蛋白質研究所
・核物理研究センター
その他有⼒関連企業・アカデミア ・レーザーエネルギー学研究センター
・超精密化学研究センター
コンソーシアム実例︓
「回折限界下で集光径可変な次世代⾼精度集光ミラーの製造技術の開発」 平成29年度 兵庫県最先端技術研究事業(COEプログラム)採択
事業採択機関︓当社、大阪大学、理化学研究所、⾼輝度光科学研究センター
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オプティカル事業の次世代半導体分野への応用
第3の事業の創出を目指し、当社の原子レベルの表⾯創⽣技術を用いて、次世代半
導体等成⻑分野にグローバル展開
表面ナノ計測技術 表面ナノ加工技術
次世代半導体分野等
MSI 表面形状はナノメートル精度が必要不可欠 PCVM
光学素子 ⾼効率化
半導体露光装置/基板評価装置
RADSI X線顕微鏡 EEM
マスク基板 究極の精度
新計測 水晶振動子 CARE
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新たなナノ加工技術の概要(PCVM)
プラズマCVM (PCVM︓Plasma Chemical Vaporization Machining)
(大阪大学の独自技術)
⾼密度プラズマを用いた化学エッチングにより、⾼能率な無歪加工を実現
⾼周波電源
電極
プラズマ
圧⼒︓
数kPa〜大気圧
被加工物
224 227 [nm] 221 224 [nm]
厚さばらつきを2.85nmから0.86nmに改善
多電極数値制御PCVMによるSi薄膜の加⼯
By courtesy of Osaka Univ.
気化(蒸発)
半導体デバイス製造に用いられる 適用可能材料
ラジカル
真空あるいは低圧プラズマと比べ、 ミラー基板(石英ガラス、Siなど)
⾼圧⼒のプラズマを用いることによ 各種 X線回折結晶
り、⾼能率加工及び歪のない加工面 各種 単結晶基板(Si、SiCなど)
を実現。
新たなX線光学素子の提供
被加⼯物 半導体基板等の⾼精度化を実現
多電極数値制御により、加工効率
※試作開発は売上計上済み
の格段の向上を目指す
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新たなナノ加工技術の概要(CARE)
触媒表面基準エッチング法 (CARE:Catalyst Referred Etching)
(大阪大学の独自技術)
触媒機能を持つパッドにより、純化学的に様々な材料を原子スケールで平坦化
触媒︓PtやNiなど
加工液︓純水のみ
パッド上に触媒⾦属を成膜
基準面上の触媒に原子スケールで近づく加工物の
凸部からエッチング ⇒ 極めて⾼能率な平坦化を実現 CARE加工
適用可能材料
ミラー基板(石英ガラス、Siなど)
各種 酸化物・窒化物・炭化物
各種 光学ガラス、回折格子基板
市販ウェハPV2.5nm CARE surface PV0.7nm
SiC等の2種類の元素から成る単結晶において By courtesy of Osaka Univ.
X線光学素子の更なる⾼性能化
周期的な原子数個分(数Å)段差の結晶構造が出現
(ステップ-テラス構造)
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オプティカル事業の次世代半導体分野への応用
第3の事業の創出を目指し、当社の原子レベルの表⾯創⽣技術を用いて、
次世代半導体等成⻑分野にグローバル展開
②露光
半導体製造の前⼯程 当社技術適用 パターン形成
①成膜 ③エッチング
フォトマスク
ウエハ酸化
• インゴット /レジスト塗布
の引き揚げ
• 切断
• 研磨
• 酸化
④平坦化 電極形成
当社技術適用
ウエハ検査
大阪大学ご提供 33
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ライフサイエンス事業への展開
装置、消耗品の販売だけでなく、再⽣医療事業に関わるサービス事業を創
出し、トータルシステムとして販売を模索。
大学・病院 再⽣医療等製品企業
「薬事対応/SOP作成」 装置、消耗品
「IQ/OQドキュメント準備」
「GCTP対応」
等のコンサルティング業務
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中期経営計画
売上⾼、経常利益、当期純利益は順調に増加
売上⾼経常利益率は30%台へ
(百万円) 売上⾼ 経常利益 当期純利益 売上⾼経常利益率
6,000 45%
5,500
38.6%
37.6% 40%
5,000
33.5%
35%
29.7%
4,000 27.7% 30%
24.8% 3,420
25%
20.8% 20.8%
3,000
2,280 20%
2,069
2,000 15%
1,450 1,427
1,285
1,145
1,009 10%
1,000 801 790
596 676
496 466
279 332 302 5%
124 83 199 208
129 174
0 0%
2016/6期 2017/6期 2018/6期 2019/6期 2020/6期計画 2021/6期計画 2022/6期計画 2023/6期計画
中期経営計画
☆ 次世代半導体製造及び評価装置用光学素子
☆ X線顕微鏡用光学素子
☆ ⾼精度マスク基板における当社ナノ加⼯・計測技術の適用
☆ 水晶振動子ウェハ加⼯装置及び検査装置
☆ 再⽣医療に関する支援事業の創出を計画
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1.会社紹介 P. 3
2.業績の状況 P. 7
3.オプティカル事業 P.13
4.ライフサイエンス・機器開発事業 P.22
5.中期展望 P.28
6.参考資料 P.36
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会社概要
社 名 株式会社ジェイテックコーポレーション / JTEC CORPORATION
代 表 者 代表取締役社⻑ 津村 尚史(つむら たかし)
本 社 住 所 大阪府茨木市彩都やまぶき2-5-38
創 業 年 ⽉ 1993年12月21日
資 本 ⾦ 817,374千円(2019年6月末時点)
代表取締役社⻑ 津村 尚史
取締役 営業部⻑ 上田 昭彦
取締役 製造部⻑ 岡田 浩⺒
取締役 管理部⻑ 平井 靖人
役 員 構 成 社外取締役 川﨑 望
社外取締役 松⾒ 芳男
常勤監査役 尾方 勝
社外監査役/税理⼠ ⻄田 隆郎
社外監査役/弁護⼠ 野村 公平
オプティカル事業︓放射光用超⾼精度形状ミラーの設計・製作及び販売
事 業 内 容
ライフサイエンス・機器開発事業︓医療/バイオ向け各種自動化システムの開発設計・製作及び販売
売 上 ⾼ 1,285,560千円(2019年6月期)
従 業 員 数 38名(他、平均臨時雇用者数3名) (2019年6月末時点)
本社/開発センター(大阪府茨木市)、第2開発センター(大阪府茨木市)、神⼾事業所(神⼾市中央区)、
拠 点 ( 国 内 外 )
細胞培養センター(大阪府吹田市 大阪大学産学共創本部B棟)、先端医科学研究センター(横浜市⽴大学内)
総 資 産 2,871,547千円(2019年6月末時点)
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ビジネスモデル
世界最先端となるニッチトップ製品の量産化、事業化で付加価値創出
学術機関
産学連携システム
研究開発⼒
量産化技術 世界最先端の研究
事業化ノウハウ 共同研究 特許
特許
ニッチトップ製品(経営資源を集中投入)
世界最先端技術を欲する顧客、研究機関、企業
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産学連携
ビジネスアイデアと人材活性化に好影響
アイデアを実用化できるビジネス感覚を活かし、新たな柱への模索も
第三の柱への布石のひとつ
研究機関と対等に渡 大学などの研究機関
り合える豊富な人材
多種多様な
博⼠号取得者は
最先端技術の宝庫
従業員・常勤役員40名
(管理部門除く)中15名
※2019年6月末時点
ベンチャースピリッツ
維持への刺激剤
応用研究への 事業化
親和性の⾼さ ノウハウ
次なるビジネスのシーズに
その結果、当社のビジネスは柔軟に変化
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顧客内訳
主要顧客は公的研究機関と⺠間企業であり、⻑期継続性が⾒込まれる
顧客は全世界に分散(毎期売上構成は変動する)
顧客属性内訳 顧客所在地内訳
大学 企業 公的研究機関 日本 アジア 欧州 米州
0.5%
10.7%
20.0%
※ ※
43.5%
2019/6期実績 2019/6期実績
28.2%
88.8% 8.3%
※大学・公的研究機関がおよそ9割 ※海外顧客がおよそ8割
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評価される技術⼒
公的機関からの委託開発や技術補助⾦収⼊は累計でおよそ5億円(30件)
評価主体は省庁、地方自治体、JST、AMED
委託開発や助成⾦の累積収入推移*
百万円 オプティカル事業 バイオ関連事業 その他
700
600 主たる実施省庁・組織
経済産業省
500 新技術開発財団
科学技術振興機構(JST)(⽂部科学省)
日本医療研究開発機構(AMED)
400 近畿経済産業局
関東経済産業局
兵庫県・大阪府
300
中小企業庁
200
100
0
1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
(年度)
*プロジェクト規模全体では10億円以上 2018年6月末現在
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主な放射光施設(1)
日本 Spring-8, SACLA ドイツ BESSY
米国 Argonne APS フランス ESRF
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主な放射光施設(2)
米国 Brookhaven NSLS-II カナダ CLS ブラジル SIRIUS
北京 HEPS 北京 BSRF 上海 SSRF
韓国 PAL 台湾 TPS オーストラリア Australian Synchrotron
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主な放射光施設(3)
スイス SLS フランス SOLEIL イギリス DLS
スウェーデン MAX-IV イタリア Elettra スペイン ALBA
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Spring-8の利用分野と成果例
⽣命科学 物質科学/産業 環境科学/地球科学 考古学科学/鑑定
<具体例> <具体例> <具体例> <具体例>
• 細胞内を3Dイメージング • ニッケル水素電池の⾼ • 地球内部の環境を再現 • 犯罪捜査の分析・鑑定
できるX線顕微鏡開発 容量化 (外核が⼆層に別れて対流
している可能性を示唆) • 蛍光X線分析による三角
縁神獣鏡の原材料調査
• ヘアケア用品開発へ向
けた髪の毛の内部構造
解析
• ⾍⻭予防ガムのメカニ
ズムを解明
• 光合成の中核をなすタン • はやぶさ持ち帰りの小惑
• 三次元計測の新手法が 星イトカワの微粒子解析
パク質複合体の構造解析 低燃費タイヤの開発に • ⽊製古面から剥離した破
貢献 片をもとに原材料を特定
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当社ミラーによる研究成果例
理研ターゲットタンクビームライン(SPring8,BL32XU)
疾病(遺伝病、がん、感染症)や⽼化(アルツハイマー ▼10ミクロン以下の結晶でも解析可能
等)に関連するヒト由来タンパク質の構造解析
50µm
50µm 50µm
標準的な結晶 今までの限界
▲50〜100ミクロン ▲20〜30ミクロン
世界で初めて ジェイテック製ミラー
膜タンパク質の
微小結晶構造解析 BL32XU用集光装置
世界トップ水準の⾼フラックス・マイクロビームの集光に成功・現在も運用中
・ターゲットタンパク研究プログラム、創薬等支援技術基盤プラットフォーム(平成19年度〜平成23年度)
→平成24年度から新たに創薬等支援技術基盤プラットフォーム事業開始
2013.2 これまでに整備した技術基盤を活用し積極的に外部共用し、創薬・医療技術研究を推進
東京大学 濡木研究室
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オプティカル事業の次世代技術への取り組み
放射光施設の増加で、新規需要+リプレイス需要に期待
新設は、より⾼性能ミラーが求められる最先端施設が中心
⾼シェアを背景に、最先端の 最先端世代で求められる
技術ニーズを獲得 性能を逸早く供給
次世代ミラー加工実績例
Ellipsoidal mirror 1m Super-Precision mirror Adaptive mirror
平成29年度兵庫県COEプログラム推進事業
PZT
1m
次世代高精度集光ミラーシステム
Multilane mirror By courtesy of Osaka Univ.
Montel mirror Advanced KB mirror
Hyperbolic
Elliptical
By courtesy of Osaka Univ.
By courtesy of NSRRC.
By courtesy of Diamond Light Source.
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Disclaimer
本資料は、株式会社ジェイテックコーポレーションの業界動向及び事業内容について、株式会社ジェイ
テックコーポレーションによる現時点における予定、推定、⾒込み⼜は予想に基づいた将来展望につい
ても言及しております。
これらの将来展望に関する表明の中には、様々なリスクや不確実性が内在します。
既に知られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、
将来の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性がございます。
株式会社ジェイテックコーポレーションの実際の将来における事業内容や業績等は、
本資料に記載されている将来展望と異なる場合がございます。
本資料における将来展望に関する表明は、2019年8月29日現在において利用可能な情報に基づいて株
式会社ジェイテックコーポレーションによりなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して、将
来展望に関するいかなる表明の記載も更新し、変更するものではございません。
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