3446 JTECCORP 2020-08-12 15:00:00
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年8月12日
上場会社名 株式会社ジェイテックコーポレーション 上場取引所 東
コード番号 3446 URL http://www.j-tec.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)津村 尚史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名)平井 靖人 TEL 072 (655) 2785
定時株主総会開催予定日 2020年9月29日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2020年9月30日
決算補足説明資料作成の有無:無
決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期の業績(2019年7月1日~2020年6月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期 1,027 △20.1 5 △98.6 34 △93.1 16 △95.1
2019年6月期 1,285 27.2 436 79.2 496 77.8 332 90.3
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年6月期 2.80 2.79 0.7 1.2 0.6
2019年6月期 57.11 56.38 14.6 18.4 34.0
(参考)持分法投資損益 2020年6月期 -百万円 2019年6月期 -百万円
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年6月期 2,636 2,471 93.7 422.13
2019年6月期 2,871 2,447 85.2 419.40
(参考)自己資本 2020年6月期 2,471百万円 2019年6月期 2,447万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年6月期 67 △262 △69 573
2019年6月期 61 △731 △49 839
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2021年6月期(予
想)
- 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2021年6月期の業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 480 69.9 △127 - △127 - △87 - △14.99
通期 1,443 40.4 215 - 237 595.1 163 902.5 28.03
(注)「1株当たり当期純利益」の算定上の基礎となる期中平均株式数については、2020年6月30日現在の発行済株式数
(自己株式数を除く)を使用しております。
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期 5,855,000株 2019年6月期 5,836,000株
② 期末自己株式数 2020年6月期 66株 2019年6月期 20株
③ 期中平均株式数 2020年6月期 5,848,922株 2019年6月期 5,816,329株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたって
の注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 7
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 12
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善に伴い緩やかな回復基調で推移してまいりました
が、年明け以降、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、景気が急速に悪化し厳しい状況となりま
した。当社の主要取引先である放射光施設を有する世界各国においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が
大きく出ており、平常時の経済活動が出来ない状況となり、先行きが非常に不透明な状況となっております。
このような経済環境の中で当社は、オプティカル事業及びライフサイエンス・機器開発事業という独自の技術を
利用した二つの事業により、営業基盤の強化と拡充に努めてまいりました。また、放射光施設用のX線ミラーの事
業拡大のみならず、当社が得意とする表面加工技術や計測技術を応用し、半導体分野等その他産業分野における新
事業の開拓にも注力してまいりました。
この結果、当事業年度における業績は、売上高1,027,480千円(前期比20.1%減)、営業利益5,980千円(前期比
98.6%減)、経常利益34,187千円(前期比93.1%減)、当期純利益16,356千円(前期比95.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次の通りであります。
(オプティカル事業)
オプティカル事業においては世界各国への輸出取引を行っていることから、世界的な新型コロナウイルスの感
染拡大の影響が大きく出る結果となりました。特に、第4四半期頃からその影響が大きく表れてきました。
具体的な影響としては、中国やアメリカの施設の建設や研究計画の遅れに伴い受注が遅れたことや、中国
(SSRF)、ブラジル(SIRIUS)、台湾(TPS)等の施設のシャットダウンにより最終仕様の決定が遅れたこと、
グレーティング工程や多層膜工程の外注加工を依頼していたドイツのメーカーのシャットダウンにより製造が遅
れたこと等があります。また、イタリアのメーカーに放射光施設向けの集光装置の製造を外注していた案件が新
型コロナウイルスの影響により出荷が遅延するということもありました。
当社製品は受注生産のため失注になることはありませんが、これらの影響により、売上が翌期にずれることと
なりました。通期の売上高が期初の見込みに比べ大きく未達となりましたが、第4四半期に見込んでいた売上が
達成できなかったことが大きな要因であります。
そのような状況の中、国内(施設:Spring-8、SACLA、NewSUBARU等)向けの販売が堅調に推移しました。これ
ら国内向け販売につきましては、大半が第3四半期末である3月までに完了することが多いという特徴がありま
す。
海外向け販売につきましては、アジア向けや北米向けが当初見込んでいたよりも減少した一方で、欧州向けの
販売が伸長しました。特にスイス(施設:SwissFEL)、フランス(施設:ESRF)、ドイツ(施設:Eu-XFEL)向
けの売上が業績を牽引する結果となりました。
この結果、売上高は833,087千円(前期比29.8%減)、セグメント利益は324,701千円(前期比54.6%減)とな
りました。
(ライフサイエンス・機器開発事業)
ライフサイエンス・機器開発事業においては、第4四半期に売上を見込んでいた水晶振動子ウエハ加工システ
ムについて、外注先国内企業にて新型コロナウイルスの影響があったことにより開発が大幅に遅れ、売上が翌期
にずれることとなりました。
そのような状況の中、再生医療分野における受託研究開発に係る売上のほか、水晶振動子ウエハ製造における
関連装置の委託開発、iPS細胞用自動細胞培養装置KB2000、各種ガス検知装置、グラビア印刷試験機(GP-10)の
OEM販売による売上が業績を牽引しました。
短期的な戦略として、CELLFLOAT®システムを用いた汎用型機器(CellPet 3D-iPS、CellPet FT)から機器開発
案件へ売上構成のシフトを図ってまいりましたが、水晶振動子ウエハ加工システムの開発をはじめとして順調に
進んできております。引き続き、中長期的にはCELLFLOAT®システムを用いた汎用型機器の販売を推進するととも
に、機器開発事業に注力し機器開発事業における新規事業分野の開拓に注力してまいります。
この結果、売上高は194,392千円(前期比96.3%増)、セグメント損失は24,509千円(前期はセグメント損失
58,977千円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における流動資産は1,211,809千円となり、前事業年度末に比べ395,618千円減少いたしました。
これは主に未収還付法人税等が78,158千円及び仕掛品が68,163千円増加した一方で、現金及び預金が265,790千
円及び第4四半期の売上が伸びなかったこと等により売掛金が255,181千円減少したことによるものでありま
す。固定資産は1,424,855千円となり、前事業年度末に比べ160,736千円増加いたしました。これは主に新社屋の
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稼働等により建設仮勘定が604,612千円減少した一方で建物が614,763千円増加したこと、旧本社用地の購入によ
り土地が68,409千円増加したこと、及び機械及び装置が43,235千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、2,636,664千円となり、前事業年度末に比べ234,882千円減少いたしました。
(負債)
当事業年度末における流動負債は163,199千円となり、前事業年度末に比べ183,314千円減少いたしました。こ
れは主に未払金が16,005千円増加した一方で、未払法人税等が126,073千円及び前受金が80,839千円減少したこ
とによるものであります。固定負債は1,900千円となり、前事業年度末に比べ75,485千円減少いたしました。こ
れは主に借入金の完済により長期借入金が62,500千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計は2,471,565千円となり、前事業年度末に比べ23,917千円増加いたしまし
た。これは主に当期純利益16,356千円の計上によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は67,040千円(前事業年度は61,466千円の獲得)となりました。これは主に、前
受金の減少80,839千円及び法人税等の支払額214,218千円による支出があった一方で、売上債権の減少260,551千
円、仕入債務の増加40,632千円及び減価償却費93,086千円の計上による収入があったことによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は262,250千円(前事業年度は731,557千円の使用)となりました。これは主に、
有形固定資産の取得による支出255,905千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は69,939千円(前事業年度は49,198千円の使用)となりました。これは主に、新
株予約権の行使による株式の発行による収入7,733千円及び長期借入金の返済による支出77,500千円によるもの
であります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により国内外の経済情勢、企業活動への多大な
影響が懸念され、予断を許さない極めて不透明な状況で推移するものと考えられます。
当社への影響としましては、主に国内販売を行うライフサイエンス・機器開発事業においては軽微と見込まれ
るものの、大半が海外販売であるオプティカル事業においては、海外への渡航制限が続いた場合や国際学会・展
示会等の開催自粛が続いた場合には、営業活動に遅れが生じる可能性があります。しかしながら、研究者からの
需要は依然として旺盛であり、商談におけるテレビ会議の活用が浸透しオンラインでの学会・展示会も行われて
きていることから、今後は徐々に経営環境が回復してくるものと考えております。加えて、当社主力製品である
X線ナノ集光ミラーは、現地での設置はユーザーにて行うものであり納品時の渡航が必要でないことからも、営
業手法の工夫や見直しにより十分対処可能であると考えております。
さらに、当社ミラーが使用される放射光施設や自由電子レーザー施設は、各国の最先端の科学技術の発展に寄
与し新型コロナウイルスの各種分析にも用いられるような施設であるため、ミラーの需要が減少するということ
は考えにくい状況であります。
現在、新しい第4世代の放射光施設の建設またはバージョンアップや、X線自由電子レーザー施設の建設が競
い合って進んでいる状況にあり、特に中国において建設ラッシュが続いております。これら次世代の高度化施設
の新設に伴い、今後さらに当社が得意とする高精度ミラーの需要増大が予想されます。
また、ライフサイエンス・機器開発事業においては、CELLFLOAT®システムを用いた汎用型機器から機器開発案
件への売上構成のシフトが順調に進んでいることから、機器開発事業における新規事業開拓にも注力してまいり
ます。
これらを踏まえ、2021年6月期の通期業績に予想につきましては、売上高1,443百万円、営業利益215百万円、
経常利益237百万円、当期純利益163百万円を見込んでおります。
なお、業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績につきましては、今後
様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、企業間の比較可能性及び財務諸表の期間比較可能性を確保すること、及び財務諸表を作成するための体制
整備の負担等を考慮し、当面は日本基準で財務諸表を作成する方針であります。
今後につきましては、IFRS(国際会計基準)の採用動向等を踏まえた上で、適切に対応する体制の整備に努めてま
いります。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 839,190 573,400
受取手形 461 -
電子記録債権 5,609 701
売掛金 567,349 312,167
商品及び製品 19,003 25,621
仕掛品 64,188 132,351
原材料及び貯蔵品 14,347 12,045
前渡金 - 6,744
前払費用 10,830 6,191
未収還付法人税等 - 78,158
未収消費税等 85,554 64,416
その他 893 9
流動資産合計 1,607,427 1,211,809
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 186,327 801,091
構築物(純額) 2,093 27,750
機械及び装置(純額) 135,503 178,739
車両運搬具(純額) 6,006 4,006
工具、器具及び備品(純額) 1,153 12,387
土地 250,570 318,979
リース資産(純額) 3,080 2,420
建設仮勘定 657,073 52,460
有形固定資産合計 1,241,808 1,397,834
無形固定資産
ソフトウエア 1,918 10,386
電話加入権 216 216
水道施設利用権 1,247 3,044
無形固定資産合計 3,382 13,647
投資その他の資産
出資金 50 50
長期前払費用 538 2,370
繰延税金資産 11,850 10,755
その他 6,488 197
投資その他の資産合計 18,928 13,372
固定資産合計 1,264,119 1,424,855
資産合計 2,871,547 2,636,664
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年6月30日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 20,182 60,814
1年内返済予定の長期借入金 15,000 -
リース債務 712 712
未払金 11,816 27,822
未払費用 38,703 25,375
未払法人税等 132,389 6,315
前受金 100,419 19,580
預り金 9,211 7,148
前受収益 1,676 2,057
賞与引当金 10,616 13,371
受注損失引当金 5,784 -
流動負債合計 346,513 163,199
固定負債
長期借入金 62,500 -
リース債務 2,613 1,900
資産除去債務 12,272 -
固定負債合計 77,386 1,900
負債合計 423,899 165,099
純資産の部
株主資本
資本金 817,374 821,241
資本剰余金
資本準備金 777,374 781,241
資本剰余金合計 777,374 781,241
利益剰余金
利益準備金 381 381
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金 6,516 3,037
特別償却準備金 12,529 8,334
繰越利益剰余金 833,564 857,595
利益剰余金合計 852,991 869,348
自己株式 △92 △265
株主資本合計 2,447,647 2,471,565
純資産合計 2,447,647 2,471,565
負債純資産合計 2,871,547 2,636,664
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 1,285,560 1,027,480
売上原価
商品及び製品期首たな卸高 35,355 19,003
当期製品製造原価 328,080 396,938
合計 363,435 415,941
商品及び製品期末たな卸高 19,003 25,621
売上原価合計 344,431 390,320
売上総利益 941,128 637,159
販売費及び一般管理費 504,621 631,179
営業利益 436,507 5,980
営業外収益
受取利息 67 2,701
受取配当金 33 1
補助金収入 56,711 24,178
為替差益 - 2,242
その他 4,324 106
営業外収益合計 61,137 29,230
営業外費用
支払利息 439 442
為替差損 556 -
消費税差額 - 580
その他 17 -
営業外費用合計 1,014 1,022
経常利益 496,630 34,187
特別損失
減損損失 1,037 -
固定資産除売却損 - 9,425
特別損失合計 1,037 9,425
税引前当期純利益 495,593 24,762
法人税、住民税及び事業税 168,200 7,310
法人税等調整額 △4,779 1,095
法人税等合計 163,421 8,405
当期純利益 332,172 16,356
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【製造原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ材料費 241,129 51.5 323,357 55.9
Ⅱ労務費 170,790 36.5 178,209 30.8
Ⅲ経費 ※1 56,000 12.0 77,019 13.3
当期総製造費用 467,919 100.0 578,587 100.0
期首仕掛品たな卸高 12,043 64,188
合計 479,962 642,775
期末仕掛品たな卸高 64,188 132,351
他勘定振替高 ※2 93,479 107,701
受注損失引当金繰入額 5,784 △5,784
当期製品製造原価 328,080 396,938
原価計算の方法
原価計算の方法は、個別原価計算であります。
(注)※1.主な内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
減価償却費(千円) 50,146 63,882
※2.他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
研究開発費(千円) 92,890 107,701
その他(千円) 588 -
合計(千円) 93,479 107,701
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
合計 固定資産 特別償却 繰越利益 合計
圧縮積立金 準備金 剰余金
当期首残高 812,247 772,247 772,247 381 12,762 21,060 486,614 520,819 -
当期変動額
当期純利益 332,172 332,172
新株の発行(新株
予約権の行使)
5,127 5,127 5,127
固定資産圧縮
積立金の取崩
△6,246 6,246 -
特別償却準備金の
取崩
△8,531 8,531 -
自己株式の取得 △92
当期変動額合計 5,127 5,127 5,127 - △6,246 △8,531 346,949 332,172 △92
当期末残高 817,374 777,374 777,374 381 6,516 12,529 833,564 852,991 △92
株主資本
純資産合計
株主資本
合計
当期首残高 2,105,314 2,105,314
当期変動額
当期純利益 332,172 332,172
新株の発行(新株
10,254 10,254
予約権の行使)
固定資産圧縮
- -
積立金の取崩
特別償却準備金の
- -
取崩
自己株式の取得 △92 △92
当期変動額合計 342,333 342,333
当期末残高 2,447,647 2,447,647
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
合計 固定資産 特別償却 繰越利益 合計
圧縮積立金 準備金 剰余金
当期首残高 817,374 777,374 777,374 381 6,516 12,529 833,564 852,991 △92
当期変動額
当期純利益 16,356 16,356
新株の発行(新株
予約権の行使)
3,866 3,866 3,866
固定資産圧縮
積立金の取崩
△3,479 3,479 -
特別償却準備金の
取崩
△4,195 4,195 -
自己株式の取得 △172
当期変動額合計 3,866 3,866 3,866 - △3,479 △4,195 24,030 16,356 △172
当期末残高 821,241 781,241 781,241 381 3,037 8,334 857,595 869,348 △265
株主資本
純資産合計
株主資本
合計
当期首残高 2,447,647 2,447,647
当期変動額
当期純利益 16,356 16,356
新株の発行(新株
7,733 7,733
予約権の行使)
固定資産圧縮
- -
積立金の取崩
特別償却準備金の
- -
取崩
自己株式の取得 △172 △172
当期変動額合計 23,917 23,917
当期末残高 2,471,565 2,471,565
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 495,593 24,762
減価償却費 61,321 93,086
減損損失 1,037 -
受注損失引当金の増減額(△は減少) 5,784 △5,784
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,954 2,755
受取利息及び受取配当金 △100 △2,702
支払利息 439 442
補助金収入 △56,711 △24,178
売上債権の増減額(△は増加) △314,169 260,551
たな卸資産の増減額(△は増加) △35,749 △72,479
前渡金の増減額(△は増加) - △6,744
前払費用の増減額(△は増加) 12,386 4,638
未収消費税等の増減額(△は増加) △68,889 21,137
仕入債務の増減額(△は減少) 2,865 40,632
未払金の増減額(△は減少) △3,102 16,005
未払費用の増減額(△は減少) 4,990 △13,327
前受金の増減額(△は減少) 22,358 △80,839
その他 △4,360 △3,134
小計 125,648 254,820
利息及び配当金の受取額 100 2,702
利息の支払額 △350 △442
法人税等の支払額 △114,594 △214,218
補助金の受取額 50,662 24,178
営業活動によるキャッシュ・フロー 61,466 67,040
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △731,557 △255,905
無形固定資産の取得による支出 - △12,636
その他 - 6,291
投資活動によるキャッシュ・フロー △731,557 △262,250
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △59,360 △77,500
新株予約権の行使による株式の発行による収入 10,254 7,733
その他 △92 △172
財務活動によるキャッシュ・フロー △49,198 △69,939
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,644 △641
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △720,934 △265,790
現金及び現金同等物の期首残高 1,560,125 839,190
現金及び現金同等物の期末残高 839,190 573,400
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症が経済や企業活動に与える影響が広範囲であり、加えて今後の拡大や収束時期等を予想
することが困難であることから、計算書類作成時点において入手可能な外部情報等を踏まえて、繰延税金資産の回収
可能性等に関する会計上の見積りを行っております。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「オプティカル事業」及び「ライフサイエン
ス・機器開発事業」の2つを報告セグメントとしております。
「オプティカル事業」は放射光施設用X線ナノ集光ミラーを製造・加工しております。「ライフサイエンス・
機器開発事業」は、iPS細胞をはじめとする各種自動細胞培養装置や創薬自動スクリーニング装置といったバイ
オ関連機器などの自動化装置を製造しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と概ね同一でありま
す。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
ライフサイエ 合計
オプティカル事 (注)1
ンス・機器開 計
業
発事業
売上高
外部顧客への売上高 1,186,534 99,025 1,285,560 - 1,285,560
計 1,186,534 99,025 1,285,560 - 1,285,560
セグメント利益又は損失(△) 715,552 △58,977 656,574 △220,067 436,507
セグメント資産 850,357 106,701 957,059 1,914,487 2,871,547
その他の項目
減価償却費 51,291 468 51,759 9,562 61,321
有形固定資産及び無形固定資産
101,306 1,037 102,343 13,661 116,005
の増加額(注)2
(注)1.「調整額」の区分は、各報告セグメントに配賦していない全社費用、管理部門等の減価償却費、管理部門等
の有形固定資産及び無形固定資産であります。
2.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
ライフサイエ 合計
オプティカル事 (注)1
ンス・機器開 計
業
発事業
売上高
外部顧客への売上高 833,087 194,392 1,027,480 - 1,027,480
計 833,087 194,392 1,027,480 - 1,027,480
セグメント利益又は損失(△) 324,701 △24,509 300,187 △294,212 5,980
セグメント資産 916,978 231,624 1,148,603 1,488,061 2,636,664
その他の項目
減価償却費 63,748 693 64,441 28,645 93,086
有形固定資産及び無形固定資産
439,914 - 439,914 433,240 873,154
の増加額(注)2
(注)1.「調整額」の区分は、各報告セグメントに配賦していない全社費用、管理部門等の減価償却費、管理部門等
の有形固定資産及び無形固定資産であります。
2.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。
【関連情報】
前事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
欧州 アジア
日本
計 ドイツ フランス オランダ イギリス 計 中国 台湾 韓国
255,917 107,138 42,429 26,744 22,100 15,863 362,850 232,300 130,350 200
米州
合計
計 アメリカ ブラジル
559,654 438,600 121,053 1,285,560
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
SLAC National Accelerator
383,719 オプティカル事業
Laboratory
Shanghai Eastern Scien-Tech
229,700 オプティカル事業
Machinery Import & Export Limited
National Synchrotron Radiation
130,350 オプティカル事業
Research Center
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
欧州
日本
計 スイス フランス ドイツ イギリス イタリア オランダ
407,864 380,451 153,438 88,461 88,216 33,417 12,113 4,803
アジア 米州
合計
計 中国 台湾 韓国 計 アメリカ ブラジル
170,760 106,800 58,160 5,800 68,404 65,229 3,174 1,027,480
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の氏名又は名称 売上高 関連するセグメント名
PAUL SCHERRER INSTITUT 153,438 オプティカル事業
国立研究開発法人理化学研究所 147,634 オプティカル事業
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前事業年度(自 2018年7月1日 至
2019年6月30日)
(単位:千円)
ライフサイエンス・
オプティカル事業 全社・消去 合計
機器開発事業
減損損失 - 1,037 - 1,037
当事業年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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株式会社ジェイテックコーポレーション(3446) 2020年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり純資産額 419.40円 422.13円
1株当たり当期純利益 57.11円 2.80円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 56.39円 2.79円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりでありま
す。
前事業年度 当事業年度
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 332,172 16,356
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 332,172 16,356
普通株式の期中平均株式数(株) 5,816,329 5,848,922
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 74,346 18,643
(うち新株予約権(株)) (74,346) (18,643)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在 - -
株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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