3446 JTECCORP 2019-02-28 15:00:00
2019年6月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

2019年6月期第2四半期決算 説明資料
           2019年2月28日
           証券コード 3446
      URL http://www.j-tec.co.jp


                   CELLFLOAT®




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目次
 1.会社紹介                                     P. 3
 2.業績の状況                                    P.13
 3.オプティカル事業                                 P.19
 4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
 5.中期展望                                     P.40




                                                                       2
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1.会社紹介                                     P. 3
2.業績の状況                                    P.13
3.オプティカル事業                                 P.19
4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
5.中期展望                                     P.40




                                                                      3
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会社概要
社               名   株式会社ジェイテックコーポレーション /                      JTEC CORPORATION

代       表       者   代表取締役社⻑ 津村 尚史(つむら                   たかし)

本   社       住   所   大阪府茨木市彩都やまぶき2-4-35

創   業       年   ⽉   1993年12月21日

資       本       ⾦   817,117千円(2018年12月末時点)

                    代表取締役社⻑                                                 津村 尚史

                    取締役 オプティカル営業部⻑                                          上田 昭彦

                    取締役 オプティカル研究開発部⻑                                        岡田 浩⺒

                    取締役 管理部⻑                                                平井 靖人
役   員       構   成
                    取締役(社外)                                                 川﨑 望

                    監査役(常勤)                                                 尾方 勝

                    監査役/税理⼠                                                 ⻄田 隆郎

                    監査役/弁護⼠                                                 野村 公平

                    オプティカル事業︓放射光⽤超⾼精度形状ミラーの設計・製作及び販売
事   業       内   容
                    ライフサイエンス・機器開発事業︓医療/バイオ向け各種自動化システムの開発設計・製作及び販売

売       上       高   299,950千円(2019年6月期第2四半期)

従   業       員   数   36名(他、平均臨時雇⽤者数2名) (2018年12月末時点)
                    本社/開発センター(大阪府茨木市)、第2開発センター(大阪府茨木市)、神⼾事業所(神⼾市中央区)、
拠 点 ( 国 内 外 )
                    細胞培養センター(大阪府吹田市 大阪大学産学共創本部B棟)、先端医科学研究センター(横浜市⽴大学内)
総       資       産   2,438,254千円(2018年12月末時点)



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沿革
1993年   大阪コンピュータ株式会社と共同出資により、大阪府吹⽥市に株式会社ジェイテック設⽴
1994年   バイオ関連など各種自動培養装置の開発、製造及び販売を開始
        大阪中小企業投資育成株式会社より出資

2004年   本社を神⼾市中央区(ポートアイランド)に移転(現神⼾事業所)
2005年   放射光⽤超⾼精度形状ミラーの事業開始

        (大阪大学と理化学研究所の研究成果の実⽤化に成功)                                           神⼾事業所
                                                                        (神⼾国際ビジネスセンター)
2007年   ひょうご産業活性化ファンドより出資

        開発センターを開設(茨木市彩都あさぎ)

2013年   横浜市⽴大学の先端医科学研究センター内にラボ室を開設
        茨木市彩都やまぶきに新社屋を竣工

2014年   本社を茨木市彩都やまぶきに移転
2015年   大阪大学ベンチャーキャピタルより出資                                         本社/開発センター(大阪府茨木市彩都)

        事業⽤地(本社隣接5,500㎡)取得

2016年   大阪大学内に細胞培養センタ―を開設
        株式会社ジェイテックコーポレーションに商号変更
2018年   東京証券取引所マザーズに上場(3446)
                                                                         細胞培養センター 先端医科学研究センター内ラボ
                                                             (大阪大学 産学共創本部B棟内)       (横浜市⽴大学)
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業績推移
売上⾼、経常利益、当期純利益は順調に増加
売上⾼経常利益率は30%台へ
(百万円)                            売上⾼          経常利益               当期純利益                  売上⾼経常利益率

1,600                                                                                                                         40%
                                                                                                                1,408
1,400
                                                                                                                              30%
1,200                                                                                     27.7%
                                                                    24.9% 1,009
1,000           22.5%
                                                  20.8%                                                                       20%
                                                           801
 800                            15.3%
                                        596
 600                                                                                                                          10%
                                                                                                                    441
        369             366
 400                                                                                279           299                   294
                                                                199                     174                                   0%
 200                                        124                    129
              83 51           56 38               83

   0
                                                                                                                              -10%
                                                                                                    △ 52 △ 30
(200)

(400)                                                                                                                         -20%
        2014/6期         2015/6期         2016/6期            2017/6期             2018/6期            2019/6期2Q 2019/6期予想




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ビジネスフロー
ミラーとバイオの独⽴した⼆本柱構造

        共同研究                                               共同研究
                      大学・公的研究機関                                               外注加工先


                                                                                製造委託

        オプティカル事業                                 ライフサイエンス・機器開発事業
        <現在の収益の柱>                                        <将来の成⻑ドライバー>

                                                                          自動細胞培養装置
              X線ナノ*集光ミラー                                                 バイオ関連研究支援
              X線⾼精度形状ミラー                                                 各種自動化装置

         2006年より事業開始                                            1993年より事業開始




     プラントメーカー                                               代理店



           顧客                                                            顧客
     (放射光設備、大学・研究機関等)                                (研究機関、製薬企業、再⽣医療企業等)

                *ナノ︓1×10-9を示す単位

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ビジネスモデル
世界最先端となるニッチトップ製品の量産化、事業化で付加価値創出


                                                                        学術機関

                       産学連携システム
    研究開発⼒
    量産化技術                                                             世界最先端の研究
    事業化ノウハウ                    共同研究                                   特許
    特許


           ニッチトップ製品(経営資源を集中投入)



    世界最先端技術を欲する顧客、研究機関、企業




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産学連携
ビジネスアイデアと人材活性化に好影響
アイデアを実⽤化できるビジネス感覚を活かし、新たな柱への模索も
第三の柱への布石のひとつ
                  研究機関と対等に渡                                                大学などの研究機関
                  り合える豊富な人材
                                                                              多種多様な
  博⼠号取得者は
                                                                            最先端技術の宝庫
従業員・常勤役員36名
(管理部門除く)中13名
  ※2018年12月末時点
                                                     ベンチャースピリッツ
                                                      維持への刺激剤



       応用研究への                                            事業化
       親和性の高さ                                           ノウハウ



                 次なるビジネスのシーズに



  その結果、当社のビジネスは柔軟に変化
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売上構成と研究パートナー
現在の主⼒はオプティカル事業
共同研究パートナーは大学法人、政府、公益法人など


           売上構成内訳                                             共同研究パートナー実績
                                                                   教育機関、公的研究機関のみ
ライフサイエンス・機器開発事業
                                                   国⽴大学法人大阪大学
 <将来の成⻑ドライバー>
 自動細胞培養装置                                         国⽴大学法人神⼾大学
 バイオ関連自動化装置
 各種自動化装置
                                                   国⽴大学法人東京大学
             22%
                                                   公⽴大学法人横浜市⽴大学


              2019/6期2Q実績                          特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議
                                                   公益財団法人⾼輝度光科学研究センター
                                                   国⽴研究開発法人国⽴循環器病センター
                        78%
                                                   国⽴研究開発法人産業技術総合研究所
                                                   公益財団法人先端医療振興財団
                   オプティカル事業
                   <現在の収益の柱>                       国⽴研究開発法人理化学研究所
                    X線ナノ集光ミラー                     神奈川県⽴こども医療センター
                    X線⾼精度形状ミラー
                                                   他

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顧客内訳
主要顧客は公的研究機関と⺠間企業であり、⻑期継続性が⾒込まれる
顧客は全世界に分散(毎期売上構成は変動する)


             顧客属性内訳                                                     顧客所在地内訳

        大学     企業        公的研究機関                                   日本         アジア   欧州     米州

                    3%


                          12%                                           14%
                                                                                    20%
    ※                                                  ※

             2018/6期実績                                                     2018/6期実績


                                                               37%

                                                                                       29%
         85%



   ※大学・公的研究機関がおよそ9割                                            ※海外顧客がおよそ8割

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評価される技術⼒
公的機関からの委託開発や技術補助⾦収⼊は累計でおよそ5億円(30件)
評価主体は省庁、地方自治体、JST、AMED

                                    委託開発や助成⾦の累積収入推移*

(百万円)                                オプティカル事業                     バイオ関連事業                    その他
 500

 450
                 主たる実施省庁・組織
 400
                 経済産業省
 350             新技術開発財団
                 科学技術振興機構(JST)(⽂部科学省)
 300             日本医療研究開発機構(AMED)
                 近畿経済産業局
 250             関東経済産業局
                 兵庫県・大阪府
 200             中小企業庁

 150

 100

  50

  0
        1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 (年度)
                                                                                                                                2019



                    *プロジェクト規模全体では10億円以上                                                                2018年6月末現在
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1.会社紹介                                     P. 3
2.業績の状況                                    P.13
3.オプティカル事業                                 P.19
4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
5.中期展望                                     P.40




                                                                      13
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    2019/6期2Q決算の実績
売上⾼、各利益ともに前期および計画を下回る


        2018/6期 2019/6期 2019/6期                                                            売上⾼                 売上総利益
                                前期比           計画比              売上⾼・利益                      営業利益                経常利益
         2Q実績 2Q実績 2Q計画                                                                    四半期純利益                                  利益率
                                                              (百万円)
                                                                500                                                                120%
           430     299    319 69.6% 93.8%                                  430
売 上 ⾼
                                                                400
        (100%) (100%) (100%)                                                                                                       100%
                                                                              318                                319
                                                                                                299

売   上
           318     184          57.7%                           300
                                                                                                                                   80%
総 利 益
        (74.0%) (61.4%)                                         200                               184


                                                                                     105                                           60%
営   業
           103    △94     △59     -              -
                                                                100
                                                                                  103
                                                                                           63
利   益
        (24.1%)    (-)    (-)                                                                                                      40%
                                                                    0

経   常
           105    △52     △42     -              -                                                        △ 30
                                                                                                                            △ 34
                                                                                                                         △ 42      20%
                                                             △ 100
利   益                                                                                                   △ 52           △ 59
        (24.5%)    (-)    (-)                                                                         △ 94


                                                             △ 200                                                                 0%
四 半 期
            63    △30     △34     -              -
                                                                             2018/6期             2019/6期          2019/6期
純 利 益
        (14.8%)    (-)    (-)                                                 2Q実績                2Q実績             2Q予想


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 2019/6期2Q決算の実績のポイント

        オプティカル事業                                            (百万円)
                                                                          <各セグメントの売上⾼の推移>
                                                                                2018/6期2Q   2019/6期2Q

                                                              400         363
☆ アメリカ(施設︓LCLS、LCLSⅡ)向け、中国(施
  設︓SSRF、SXFEL)向け、台湾(施設︓TPS)向けの                                                  234
  売上が業績を牽引。                                                   200
☆ 全て受注生産であり、受注から納品までのリードタイ
  ムが⻑く、製品単価が⾼いことから、2019/6期の売                                                                     67     65

  上の計上時期は第4四半期に偏重。
                                                                  0
                                                                          オプティカル事業          ライフサイエンス・機器開発事業




  ライフサイエンス・機器開発事業                                           (百万円)
                                                                          <各セグメントの利益の推移>
                                                                                2018/6期2Q   2019/6期2Q

                                                               400
【機器開発】
☆ 新規案件である国内大手企業からの製造装置の受託開                                                205
  発が業績を牽引(プラズマCVM技術(表面ナノ加工技                                    200
                                                                                  55
  術)を利⽤した量産向け製造装置の試作)。
                                                                   0
【ライフサイエンス】                                                                                      △ 11 △ 35
☆ 前期は販売実績が無かったCellPetⅡの売上が寄与。                              △ 200
                                                                          オプティカル事業          ライフサイエンス・機器開発事業




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    2019/6期決算の計画
売上⾼、各利益ともに前期比増を目指す

                                                                                                売上⾼                      売上総利益
            2017/6期   2018/6期    2019/6期                                                        営業利益                     経常利益
                                                前期比                                             当期純利益                    経常利益率
              実績        実績         計画
                                                               売上⾼・利益                           当期純利益率
                                                                (百万円)
                                                                                                                                          利益率

                801     1,009      1,408         139.5% 1,600                                                                                 35%
売   上   ⾼                                                                                                                1,408
             (100%)    (100%)     (100%)                        1,400                                                                 31.3%
                                                                                                                                              30%

                633       751
                                                                                                                 27.7%
                                                                1,200
売       上                                                                                                                                     25%
                                                                                            24.9%
総   利   益                                                                                           1,009
            (79.0%)   (74.5%)                                   1,000
                                                                                                                                      20.9%
                                                                                                                                              20%
                                                                              802

営       業
                165       243        404         165.9%            800                                 751
                                                                                                                 17.3%

利       益
                                                                                 634        16.2%                                             15%
            (20.7%)    (24.1%)   (28.6%)                           600
                                                                                                                                    441
                                                                                                                                 404          10%
経       常
                199       279        441         158.0%            400                                                                  294
                                                                                                               279
                                                                                                            243
利       益                                                                               200
                                                                                                                                              5%
            (24.9%)   (27.7%)    (31.3%)                           200
                                                                                     166
                                                                                           130
                                                                                                                  174




当       期
                129       174        294         168.5%                0                                                                      0%
                                                                                  2017/6期               2018/6期              2019/6期
純   利   益
            (16.2%)   (17.3%)    (20.9%)                                            実績                      実績                   予想



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 2019/6期決算の計画のポイント

            <受注残⾼の状況>                                                           オプティカル事業
        ライフサイエンス・機器開発事業             受注残
        ⾼
(百万円)                                                ☆ 第4四半期の売上を大きく計画。中でも、放射光施設
1,200                                       1200       や自由電子レーザー施設の新設が進むアメリカや中国
                                                       向けの割合が大きくなる⾒込み。
                                  976                ☆ 当事業年度の売上として計画している殆どの案件につ
1,000                                       1000       いて受注済み。
                                   19
                                  956
                       788
 800                                        800
                        59


                                                            ライフサイエンス・機器開発事業
             572       729
 600                                        600
              37
             534                                     ☆ 機器開発における、上期の国内大手企業からの当社の
 400                                        400        表面ナノ加工技術を⽤いた製造装置の受託開発につい
                                                       て、今後は量産装置製造に向けた開発を推進。
 200                                        200
                                                     ※ 当事業年度は、CELLFLOAT®システムを⽤いた汎⽤型
                                                       機器(CellPet 3D-iPS、CellPet FT)から、ライフサ
   0                                        0          イエンス関連機器や独自のナノ加工技術を利⽤した機
            2017/6期   2018/6期   2019/9期2Q              器開発事業を中心に予算を設定。


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     2018/6期決算の財務の状況
前期末比で純資産および負債は微減


                                                                                               総資産         負債       純資産
               2018/6期             2019/6期2Q           増減 (百万円)
                                                                  3,000
    流動資産        1,921     76.2%     1,074      44.1%   △846
資
    (現預⾦)      (1,560)   (61.9%)    (786)    (32.3%)   △773
産                                                                 2,500
    固定資産          599     23.8%     1,364      55.9%     764
の
    (有形固定資産)    (580)     23.0%     (822)    (33.7%)     241
部
    資産合計        2,520      100%     2,438      100%     △82       2,000
    流動負債          292     11.6%      245       10.1%    △46
負
    (短期借⼊⾦)      (30)     (1.2%)     (28)     (1.2%)     △2
債                                                                 1,500
    固定負債          122      4.9%      108        4.4%    △14
の                                                                               2,520
    (⻑期借⼊⾦)     (106)     (4.2%)     (93)     (3.8%)    △13                                   2,438
部                                                                                                                              2,105      2,084
    負債合計          415     16.5%      353       14.5%    △61       1,000

純 株主資本          2,105     83.5%     2,084      85.5%    △20
資 (資本⾦)         (812)    (32.2%)    (817)    (33.5%)         4       500
産 (資本剰余⾦)       (772)    (30.6%)    (777)    (31.9%)         4
の (利益剰余⾦)                                               △30                                               415        353
                (520)    (20.7%)    (490)    (20.1%)
                                                                         0
部 純資産合計         2,105     83.5%     2,084      85.5%    △20                     2018/6期      2019/6期2Q   2018/6期   2019/6期2Q   2018/6期   2019/6期2Q
負債純資産合計         2,520      100%     2,438      100%     △82

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1.会社紹介                                     P. 3
2.業績の状況                                    P.13
3.オプティカル事業                                 P.19
4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
5.中期展望                                     P.40




                                                                      19
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オプティカル事業の主要製品
                     X線ナノ集光ミラー

  放射光施設に用いられ、ナノメートルレベルまで集光するこ
  とで、より小さくより強い光を実現するためのX線光学素子
  (小さく強い光により、構造分析/解析の時間短縮、高精度化、高分解能化が可能となる)




                                                                      大型放射光施設
                                                                      “SPring-8”

                              X線自由電子レーザー施設
                                          “SACLA”




                        放射光施設:
                        指向性の⾼い強⼒な放射光を可能とする施設。微量元素の構造分析、結晶構造
                        解析、電子状態測定等に利⽤。最近は創薬や再生医療技術の基礎研究にも寄与

                                                                          所在地︓兵庫県播磨科学公園都市
              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                      20
     当社ミラーのSpring-8&SACLAへの納入実績
                                                                                                         Spring8︓166枚
                                                                                                         SACLA ︓75枚
       3 KB mirrors(OSAKA Univ.)nano focus
       AKB mirrors (OSAKA Univ.)nano focus
       2 Wolter mirrors(OSAKA Univ.)                                 KB mirrors(KYOTO Univ.)
       KB mirrors & Parabola mirrors (RIKEN)
       Flat & Parabola(3 stripe) mirrors (RIKEN)                                                6 Elliptical mirrors (RIKEN)
                                                                                                2 Spherical mirrors(JASRI)
                                                                                                2 Flat mirrors (JASRI)
            2 KB mirrors (RIKEN)
                                                                                                     Parabola mirrors(JAEA)
          2 Flat mirrors(TOYOTA)
                                                                                                       KB mirror(JAEA)
            KB mirror(TOYOTA)
                                                                                                        2 KB mirrors(JASRI)nano focus
          2 KB mirrors (UEC TOKYO)                                                                        2 Cylindrical mirrors (RIKEN)
                                                                                                           Elliptical mirror (RIKEN)
     2 KB mirrors(JASRI)nano focus

       3 KB mirrors(JASRI)nanofocus
                                                                                                       KB mirrors (SUNBEAM)
             KB mirror (RIKEN)                                                                         Spherical mirror(SUNBEAM)
          Elliptical mirror(RIKEN)                                                                     Flat mirror(SUNBEAM)
             Flat mirror (RIKEN)
           Elliptical mirror(RIKEN)                                                                      KB mirrors(RIKEN)

                                                                                                      2 KB mirrors (RIKEN)
28 Flat mirrors KB mirrors(RIKEN)
 7 Elliptical mirrors
                     Elliptical mirror(JASRI)                                                  4 Flat mirrors (Advanced Softmaterial)
40 KB mirrors
       シェア︓ほぼ100%                   KB mirrors(JASRI)

    2018年12月末現在                              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                        21
世界放射光施設への納入実績
                                                   Spring-8          Harima       Japan

                                                   SACLA             Harima       Japan

                                                   PF,PF-AR(KEK)     Tsukuba      Japan
                                                                                                  BNL,NSLSII   Brookhaven   USA
                                                   AURORA            Kusatsu      Japan
                                                                                                  ANL, APS     Argonne      USA
                                                   UVSOR             Okazaki      Japan
                                                                                                  SLAC,LCLS    Stanford     USA
                                                   SAGA LS           Tosu         Japan
                                                                                                  LBNL, ALS    Berkeley     USA




                                                         ジェイテックコーポレーション




ESRF          Grenoble      France

SOLEIL        Saint-Aubin   France                    INDUS I, II      Indus           India

BESSY         Berlin        Germany                   PLS              Pohang          Korea

PETRAIII      Hamburg       Germany                   PAL-XFEL         Pohang          Korea

EuroFEL       Hamburg       Germany                   SSRF             Shanghai        China

DLS           Oxford        UK                        BSRF             Beijing         China

MAX-III, IV   Lund          Sweden                    Tongji Univ.     Shanghai        China

Swiss-XFEL    Villigen      Switzerland               NSRRC,TPS        Hsinchu         Taiwan




                                 ---受注・納入済                  ■ 世界のほとんどの先端的放射光施設(20か所)に納入
                                 ---未受注                     (累計500枚を突破)
                                                            ■ 要求精度が⾼いミラーほど当社のシェアは⾼い。 XFEL⽤
                                                            ミラーはほぼ100%受注
                                          Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                   22
 放射光施設(各ビームラインで使われる各種ミラー)




                放射光用各種ミラー
400L×50W×30t〜    (平面・非球面)
1000L×80W×80t


                                                                            ナノ集光ミラー




   放射光施設                                                                   100L×50W×15t〜
                                                                           500L×50W×50t


           1ビームライン当たり4〜10枚の各種ミラーが使用されている

                   Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.               23
主な放射光施設(1)
 日本 Spring-8, SACLA                                                   ドイツ BESSY




   米国 Argonne APS                                                      フランス ESRF




                      Copyright© 2017 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.        24
主な放射光施設(2)
米国 Brookhaven NSLS-II                 カナダ CLS                                     ブラジル SIRIUS




   北京 HEPS                            北京 BSRF                                       上海 SSRF




     韓国 PAL                            台湾 TPS                                   オーストラリア   Australian Synchrotron




                        Copyright© 2017 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                25
主な放射光施設(3)
   スイス SLS        フランス SOLEIL                                           イギリス DLS




スウェーデン MAX-IV               イタリア Elettra                                スペイン ALBA




                Copyright© 2017 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.               26
Spring-8の利用分野と成果例

    ⽣命科学          物質科学/産業                          環境科学/地球科学                  考古学科学/鑑定
<具体例>            <具体例>                            <具体例>                      <具体例>

• 細胞内を3Dイメージング   • ニッケル水素電池の高                     • 地球内部の環境を再現               • 犯罪捜査の分析・鑑定
  できるX線顕微鏡開発       容量化                            (外核が⼆層に別れて対流
                                                    している可能性を示唆)              • 蛍光X線分析による三角
                                                                               縁神獣鏡の原材料調査
                 • ヘアケア用品開発へ向
                   けた髪の毛の内部構造
                   解析



                 • ⾍⻭予防ガムのメカニ
                   ズムを解明

• 光合成の中核をなすタン                                     • はやぶさ持ち帰りの小惑
                 • 三次元計測の新手法が                       星イトカワの微粒子解析
パク質複合体の構造解析        低燃費タイヤの開発に                                                • ⽊製古面から剥離した破
                   貢献                                                          ⽚をもとに原材料を特定




                     Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.    資料提供︓Spring-8   27
  当社ミラーによる研究成果例

          理研ターゲットタンクビームライン(SPring8,BL32XU)
疾病(遺伝病、がん、感染症)や⽼化(アルツハイマー                                           ▼10ミクロン以下の結晶でも解析可能
等)に関連するヒト由来タンパク質の構造解析




                                                                                       50µm




                  50µm                      50µm

         標準的な結晶              今までの限界

   ▲50〜100ミクロン             ▲20〜30ミクロン
  世界で初めて                                                                              ジェイテック製ミラー
  膜タンパク質の
 微小結晶構造解析                                                                              BL32XU用集光装置

                         世界トップ水準の高フラックス・マイクロビームの集光に成功・現在も運用中

                  ・ターゲットタンパク研究プログラム、創薬等支援技術基盤プラットフォーム(平成19年度〜平成23年度)
                  →平成24年度から新たに創薬等支援技術基盤プラットフォーム事業開始
2013.2            これまでに整備した技術基盤を活⽤し積極的に外部共⽤し、創薬・医療技術研究を推進
 東京大学 濡木研究室

                              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.    By courtesy of SPring-8 RIKEN   28
オプティカル事業の技術⼒
世界最⾼水準のナノ表面創成技術(加工技術・計測技術)
いずれも特許取得済

               世界最高性能のミラー(OsakaMirror®)

                                              • 原子レベルで制御
       加工技術                                       (東京-大阪間で例えると1mm(±0.5mm)以内の精度)
  (表面形状ナノ加工技術EEM)
                                              • 原子レベルの自由曲面
                                                  (曲面を自由に設計加工)




       計測技術                                   • 全空間波⻑の形状精度
(表面形状ナノ計測技術RADSI/MSI)                             (1ナノメートル単位で従来計測法精度の10倍超)




                                              • ⽣産設備コストは競合品の10〜20%
     コスト優位性
                                                  (すべて自社開発で実現)


                                                                            1ナノメートル=1×10-9メートル
                    Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                  29
オプティカル事業のカギとなるナノ表面創成技術
                                            PAT.3860352
                                                                   (大阪大学の独自技術を基に実用化)
表面形状ナノ加工技術EEM®*                             PAT.4770165他
                 *Elastic Emission Machining                                                             特⻑
粉末粒子
                                                                                • 原子単位の加工
           超純水の流れ                                                               • 化学的加工法
                                                                                • 局所的加工が可能


                                                                                原子配列を乱さず、□20nm
                                                                                の95%が3原子層で構成。
                                                                                世界で最も平坦な加工
                                                                                                                                  5 nm
                                                                                                                                    5 nm


                                                                                                                 By courtesy of Osaka Univ.

                                                                       PAT.4904844
 表面形状ナノ計測技術RADSI®*/MSI®*                                               PAT.5070370他

低周波成分で⾼精度計測                                                                                       高周波成分で⾼精度計測
                                                                                                        マイケルソン型
  フィゾー型 Laser                             2つの干渉計の計測データを                                                 位相シフト干渉計
  位相シフト干渉計                                  組み合わせて欠点補正                                            Microscopic
                                                                                                  interfero-
                                                                                                                Piezo-electric
                                                                                                                focus and         Image
                                                                                                  meter         tilt controller   processing

    CCD camera
                                                                                                    Mirror

  RADSI              Mirror
                                            世界のオーソライズされた                                                                          MSI
                                             計測機関と互換性を確⽴                                           X,Y,θxy stage for micro stitching
   X,Y,θxy stage for RAD stitching

*RADSI︓Relative Angle Determinable Stitching Interferometry                                      *MSI︓Micro Stitching Interferometry

                                         Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                                 30
当社ミラーの加工精度



                    *理論値と実際に加工した後の実測値の差
 X線ミラー⾯の理想形状 <μm>




                                                                                                                  理想⾯からの形状誤差 
                          表面形状の誤差*表示
                          を5,000倍に拡大                                         誤差範囲はシリコン
                                                                             原子**4個分程度




                                                                                            **シリコン原子の直径は約0.25nm
                                                                                                 (1nm=1×10-9m)




                                         X線ミラー⾯の⻑⼿⽅向距離 


                                    Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                           31
競合状況
 当社の加工法/検査法は競合他社と異なるアプローチ
 現状、競合他社より⾼い精度を実現

                         OsakaMirror®の競合状況

                国               加工法/検査法
                                                                        形状
                                                                        平面︓
               日本            EEM/RADSI・MSI                                 全社が製造
                                                                        非球面︓
    A社        フランス          イオンビーム/干渉計
                                                                           当社、A社、D社が製造
                                                                           主⼒にしているのは当社のみ
    B社        フランス          イオンビーム/干渉計


    C社        イギリス             機械研磨/干渉計
                                                                        非球面レベルでの形状精度
                                                                                   (測定単位)
    D社         ドイツ          イオンビーム/干渉計
                                                                        当社は1nmレベル(PVレベル)
                                                                        他社は10nmレベル
    E社        アメリカ             機械研磨/干渉計

                                                                               ※他社比で精度は10倍⾼い
    F社        アメリカ          イオンビーム/干渉計



出所︓シード・プランニング「放射光⽤X線ミラー市場に関する調査」 2015年6月19日
                       Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                   32
オプティカル事業の次世代技術への取り組み
放射光施設の増加で、新規需要+リプレイス需要に期待
新設は、より⾼性能ミラーが求められる最先端施設が中心


      高シェアを背景に、最先端の                                                                              最先端世代で求められる
        技術ニーズを獲得                                                                                  性能を逸早く供給

                                                   次世代ミラー加工実績例

Ellipsoidal mirror                        1m Super-Precision mirror                               Adaptive mirror
                                                                                    平成29年度兵庫県COEプログラム推進事業

                                                                                                                        PZT
                                                              1m


                                                                                                                     次世代高精度集光ミラーシステム
                     Multilane mirror                                                   By courtesy of Osaka Univ.

                                                                               Montel mirror                          Advanced KB mirror



                                                                                                                                    Hyperbolic
                                                                                                                               Elliptical

                                                                                                                      By courtesy of Osaka Univ.
                                                                                   By courtesy of NSRRC.
                By courtesy of Diamond Light Source.




                                                 Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                                             33
1.会社紹介                                     P.03
2.業績の状況                                    P.13
3.オプティカル事業                                 P.19
4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
5.中期展望                                     P.40




                                                                      34
              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.
ライフサイエンス・機器開発事業の主要製品
                       自動細胞培養装置

     手間のかかる培地交換など、あらゆる細胞培養に
      関する操作、観察、分析などの自動化を実現


   自動細胞培養装置
          MS2000

   自動継代培養装置
          KB4000

   iPS細胞用自動培養装置


   3次元細胞培養装置/システム

       CELLFLOAT®
   iPS細胞用大量培養装置

       CELLFLOAT®、JiSS®
              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.   35
    ライフサイエンス事業のキーテクノロジー
    自動化、大規模化等のノウハウは当社の設⽴当初の技術的蓄積を活かす
    独自の回転浮遊培養技術で弾性軟骨の大型化やiPS細胞の大量培養を実現


                   独自の3次元細胞培養技術(CELLFLOAT®)
               産業技術総合研究所のニーズに対応し、独自の浮遊培養制御技術を開発
                                                                   CELLFLOAT®の差別化ポイント
                                                                        (従来のディッシュ等による静置培養に対して)

操                                                                  a) 湿重量で従来法比5倍の組織形成が可
               ゲル包理                         撹拌培養
作   ディッシュ                                                             能(⾼品質)
性     培養*                                                          b) 培養時間の短縮(従来法比1/3)
    *2次元培養技術                         ®                             c) 閉鎖系システムによる汚染リスク排除
                                                                         (攪拌培養に対して)
                スフィロ                                               d) ⼒学的刺激が適度(死滅しない)
                イド包理         ⼒学刺激の負荷


        栄養・酸素補給、排泄物除去などの効率性




                   再⽣医療向けヒト弾性軟骨の大型化を実現
                       Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                     36
再⽣医療・創薬分野での産業化への取組み
再⽣医療⽀援の流れ




      横浜市⽴大学医学部の技術
                              細胞採取・分離                            大量培養            分化誘導

       ヒト弾性軟骨デバイス                                    3次元培養                   2次元培養(前処理)

                                                                                   産業技術総合研究所
                            AMED
                                                                                   ジェイテックの技術
                   2016年〜
                   臨床前研究
                   2019年〜
               医師主導治験を
               目指して臨床研究
                  (適⽤疾患︓
               ⿐咽腔閉鎖機能不全症)
                                   3次元培養ベッセル                 回転浮遊培養装置
世界初めてのヒト弾性軟骨デバイス
                                                                    CELLFLOAT®   3次元細胞培養システム




                                心筋細胞へのアプローチ
                              (大阪大学医学部との共同研究)

                     Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                     37
 再⽣医療・創薬分野での産業化への取組み                                                            再⽣医療にも適用可能

  創薬⽀援の流れ




 CellPet® 3D         創薬スクリーニング用自動化装置
                  スクリーニング用3次元組織細胞大量培養                                                  iPS細胞大量培養装置
大量培養用大型ベッセル
(円筒型バイオリアクター)    • 2〜5mm程度300個以上
                                                                                    iPS細胞の分化後の大量培養
                 • 品質が一定
                「平成26〜28年度戦略的基盤技術⾼度化支援事業
                                                                                  大量培養システムの開発
                (サポイン事業)」(経済産業省/近経局)                                                       大阪大学工学部、医学部
                                                                                 「平成29〜31年度戦略的基盤技術⾼度化支援事業
                                                                                 (サポイン事業)」 (経済産業省/近経局)
                 iPS細胞(スフェロイド、未分化)の培養
                 • 1010個以上
                 • フィルトレーションによる未分化維持                                                ES/iPS細胞以外への展開

  CELLFLOAT®                                                                      各種オルガノイド培養へ適⽤拡大

                                                                               福島医薬品関連産業支援拠点化事業

                                                                                   従来法          癌オルガノイド

                       CellPet® 3D-iPS®                                                            新技術


                                                                              CellPet FTにより分散
                                                 CellPet® FT

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                                                                                                            38
    iPS細胞向け細胞継代培養システム
                  JiSS® (JTEC iPS Spheroid Subculture )
                         未分化維持培養[CELLFLOAT®システム]
                       回転浮遊培養装置
                       培養シリンジに細胞懸濁液を充填、回転させるだけで未分化維持培               分化⽤培地に変更するだけ
                       養が可能。この間は 培地交換不要                             で胚様体形成が進⾏




                                                                                                 CellPet® 3D-iPS®


                                                                    回転浮遊培養後のiPS細胞は
                                                                    適切な分化能を保有




                                                成⻑したスフェロイドを適切
                                                なサイズに小片化


 CellPet FTを⽤いた


                        スフェロイド小⽚化装置

                         ⾃動制御で簡便に スフェロイドを小片化・分散

BIOtech2018出展(2018.6東京ビックサイト)
再⽣医療 産業化展出展(2019.2インテックス大阪)                                                                        CellPet® FT
再⽣医療学会出展・講演(2019.3神⼾国際展⽰場)               Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                      39
1.会社紹介                                     P. 3
2.業績の状況                                    P.13
3.オプティカル事業                                 P.19
4.ライフサイエンス・機器開発事業                          P.34
5.中期展望                                     P.40




                                                                      40
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オプティカル事業の将来性
 2025年まで市場は年率7%成⻑との予測
 OsakaMirror®の得意分野となる⾼精度ミラーは年率9.5%成⻑の予想
 下記調査以降、中国・ブラジル・スウェーデンでも第4世代及びXFEL施設の建設計画


                             世界の放射光用X線ミラー市場予測
    (億円)
  250
                                      ⾼精度ミラー                 既設⽤ミラー


  200                                                                                                42
                                                                                              42
                                                                                       42
  150                                                                            42
                                                                     42
                                                        42
                                            42
  100                          42
                      42                                                                             182
               42                                                                             166
                                                                                       150
        42                                                                       134
                                                                    120
   50                                                  106
                               79           92
               56     67
        45
    0
        2015   2016   2017    2018        2019         2020        2021         2022   2023   2024   2025 (年)




出所︓シード・プランニング「放射光⽤X線ミラー市場に関する調査」2015年6月19日
                              Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                             41
オプティカル事業の将来展望
 コンソーシアム方式による世界最⾼性能のX線光学素子開発プロジェクト
 宇宙・半導体・医療分野への⽤途拡大

 放射光施設以外の用途開発フロー
               技術的なブレークスルー︓現状のフリーフォーム技術(3次元自由局面)が
               目指している精度より、さらに10倍向上を目指す。(1nm単位の分解能実現)
               現在                                                                       将来展望

  製品                                                                製品
       X線ミラー    Osaka Mirror®                                            X線光学素子

  主たる用途                                                             主たる用途
        最先端放射光施設                                                             宇宙分野          衛星搭載X線顕微鏡

                                                                             半導体分野         製造装置     グローバル展開
                                                                                           フォトマスク
 当社の事業化ノウハウ
                                                                             医療分野
 ・最先端放射光分野における実績
 ・システムコーディネイト⼒
  (加工・計測・機械・制御等)                                                 大阪大学
                                                                 ・未来戦略光科学連携センター
 理化学研究所(Spring-8)                                                ・蛋白質研究所
                                                                 ・核物理研究センター
 その他有⼒関連企業・アカデミア                                                 ・レーザーエネルギー学研究センター
                                                                 ・超精密化学研究センター

コンソーシアム実例︓
「回折限界下で集光径可変な次世代⾼精度集光ミラーの製造技術の開発」 平成29年度 兵庫県最先端技術研究事業(COEプログラム)採択
事業採択機関︓当社、大阪大学、理化学研究所、⾼輝度光科学研究センター
                                Copyright© 2018 JTEC CORPORATION All Rights Reserved.                    42
オプティカル事業の次世代半導体分野への応用
 第3の事業の創出を目指し、当社の原子レベルの表面創生技術を⽤いて、次世代半
  導体等成⻑分野にグローバル展開




表面ナノ計測技術                                                              表面ナノ加工技術
             次世代半導体分野等
  MSI      表面形状はナノメートル精度が必要不可欠                                          PCVM
                            光学素子                                          高効率化
              半導体露光装置/基板評価装置
RADSI                          X線顕微鏡                                    EEM
                         マスク基板                                            究極の精度


 新計測                     水晶振動子                                         CARE


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  新たなナノ加工技術の概要(PCVM)
プラズマCVM (PCVM︓Plasma Chemical Vaporization Machining)
                                                                                          (大阪大学の独自技術)
  高密度プラズマを用いた化学エッチングにより、高能率な無歪加工を実現
             高周波電源

                       電極


                         プラズマ
  圧⼒︓
  数kPa〜大気圧
                             被加工物


                                                                   224             227 [nm]   221               224 [nm]
                                                                  厚さばらつきを2.85nmから0.86nmに改善

                                                                 多電極数値制御PCVMによるSi薄膜の加工
                                                                                                    By courtesy of Osaka Univ.
          気化(蒸発)
                      半導体デバイス製造に用いられる                                                  適⽤可能材料
   ラジカル
                     真空あるいは低圧プラズマと比べ、                                      ミラー基板(石英ガラス、Siなど)
                     高圧⼒のプラズマを用いることによ                                      各種 X線回折結晶
                     り、高能率加工及び歪のない加工面                                      各種 単結晶基板(Si、SiCなど)
                     を実現。
                                                                           新たなX線光学素子の提供
       被加工物                                                                半導体基板等の⾼精度化を実現
                      多電極数値制御により、加工効率
                                                                                ※試作開発は売上計上済み
                     の格段の向上を目指す
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   新たなナノ加工技術の概要(CARE)
    触媒表面基準エッチング法 (CARE:Catalyst Referred Etching)
                                                                                   (大阪大学の独自技術)
    触媒機能を持つパッドにより、純化学的に様々な材料を原子スケールで平坦化
                                触媒︓PtやNiなど
                                加工液︓純水のみ
             パッド上に触媒⾦属を成膜




    基準面上の触媒に原子スケールで近づく加工物の
   凸部からエッチング ⇒ 極めて高能率な平坦化を実現                                                     CARE加工

                                                                                  適⽤可能材料

                                                                          ミラー基板(石英ガラス、Siなど)
                                                                          各種 酸化物・窒化物・炭化物
                                                                          各種 光学ガラス、回折格子基板
   市販ウェハPV2.5nm                CARE surface PV0.7nm
SiC等の2種類の元素から成る単結晶において                     By courtesy of Osaka Univ.
                                                                          X線光学素子の更なる⾼性能化
   周期的な原子数個分(数Å)段差の結晶構造が出現
         (ステップ-テラス構造)
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 ライフサイエンス事業の将来性(創薬・再⽣医療)
  再生医療周辺産業における当社関連品目の世界市場規模は2050年に約1兆円を⾒込む。
   国内・世界とも培養容器・消耗品の拡大が急


                    再⽣医療周辺産業における当社関連品目の市場予測

             国内市場予測*                                                             世界市場予測**

  (億円)     自動培養装置         培養容器                            (億円)           バイオリアクター付属品(消耗品)
                                                                         バイオリアクター
                                                                                                      4,220
                                                                         自動培養装置

    ※周辺産業全体では                                                    ※周辺産業全体では                    2,820
      2050年1.3兆円                                                   2050年7.6兆円

                                       2,299                                          1,570           2,770
                           2,049
                                                                                              2,670

                                                                             770      2,050
                   969
                                                                            1,340                     2,810
                                                                                              2,300
                                                               190                    1,410
          148                           191                    390           650
    40     65      125     177                                 190
     2
   2012   2020     2030   2040        2050                    2012           2020     2030    2040    2050

 (注)国内市場の自動培養装置は世界市場における自動培養装置及びバイオリアクターに相当。国内の培養容器は世界市場におけるバイオリ
 アクター付属品に相当し、バイオリアクター以外の培養容器、消耗品を含む
 *出所︓シード・プランニング「経済産業省︓平成24年度中小企業支援調査(再生医療の周辺産業に関する調査)報告書」 2013年2月
**出所︓三菱総合研究所「『再生医療の産業化に向けた評価基盤記述開発事業(再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)』
                                    (原料細胞の⼊手等に関する調査等)報告書」 2015年3月
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  ライフサイエンス事業の将来展望
  CELLFLOAT® (独自の継代培養法︓JiSS®) 技術の展開
              CELLFLOAT®システム                                               機
                                                                           器
                                                                           開
                                                                           発

                        回転浮遊培養装置
                       CellPet® 3D-iPS ®
                                                                        大型化
       iPS細胞株「253G1」     iPS細胞株「409B2」
                                                                                             「平成29〜31年度戦略的基盤技術⾼度化支援事業
                                            細胞小片化・分散装置                                       (サポイン事業)」 iPS細胞等幹細胞の⾼効率な継代作業を
                                              CellPet® FT                                    実現した3次元大量継代培養自動化技術の実⽤化開発(経済産業省/近経局)

     「CELLFLOAT®勉強会を開催し、当社技術を広める(2017.3.30〜)                                                                                             大阪大学工学部、医学部
                                                                                                   細胞継代培養自動化システム
                                                                                             安全キャビネット
                                                                                                               滅菌空間       回転培養ユニット保管部
                                                                                                                            (システム外)
      「平成26〜28年度戦略的基盤技術⾼度化支援事業(サポイン事業)」
       iPS細胞等の3次元大量培養技術の開発の成果(経済産業省/近経局)


                                適
                                用                                                                                   シリンジ型



                                           アプリケーション開発
                                                                                                                   回転培養ベッセル



                                拡
                                大                                                                                             回転培養ユニット


                                                                                                                          培養ベッセル移載ユニット




                                                                                  ※2010年初めから急速に進歩、オルガノイドは、3次元
                                                                                  的に試験管内でつくられた臓器ヒト疾患の細胞モデルと
                                                                                  して、病気の原因の解明や、治療法の研究に使⽤。
癌オルガノイド                                                肝臓オルガノイド
       福島医薬品関連産業支援拠点化事業
                                                              腎臓オルガノイド
                         福島県⽴医科大学
                                                                     腸オルガノイド等々

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