3446 JTECCORP 2020-07-13 15:00:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 7 月 13 日
各 位
会 社 名 株式会社ジェイテックコーポレーション
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 津 村 尚 史
(コード番号:3446 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 管 理 部 長 平 井 靖 人
(TEL. 072-655-2785)
通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年7月 13 日開催の取締役会において、最近の業績動向等を踏まえ、2020 年2月 13 日
に公表しました 2020 年6月期の通期業績予想を修正することにしましたので、お知らせいたします。
記
1. 2020 年6月期通期業績予想値の修正(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 1,450 278 302 208 35.73
今回修正予想(B) 1,025 △8 10 7 1.22
増減額(B-A) △425 △287 △291 △201
増減率(%) △29.3 - △96.6 △96.6
(ご参考)前期実績
1,285 436 496 332 57.11
(2019 年6月期)
2. 2020 年6月期通期セグメント別売上高予想値の修正(2019 年7月1日~2020 年6月 30 日)
ライフサイエンス・
オプティカル事業 合計
機器開発事業
百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) 1,040 410 1,450
今回修正予想(B) 832 193 1,025
増減額(B-A) △208 △216 △425
増減率(%) △20.0 △52.8 △29.3
3. 修正の理由
当社は、
「オプティカル事業」と「ライフサイエンス・機器開発事業」の2つのセグメントを有して
おります。「オプティカル事業」ではX線ナノ集光ミラーを完全受注生産しており、「ライフサイエン
ス・機器開発事業」では主力となっている機器開発製品において、主に受注生産を行っております。
今回、それぞれのセグメントにおいて売上高が前回発表時の予想値より下回る見込みであるため、
業績予想の修正を行うこととなりました。販売費及び一般管理費項目・営業外損益項目・特別損益項目
につきましては前回発表時点から大きな乖離は無いため、売上高・売上総利益が予想値より下回った
ことが業績予想の修正の主な要因となります。
<オプティカル事業>
第2四半期末時点において、第4四半期に見込んでいた中国・アメリカ向けの売上について、販売先
施設の建設や研究等の一部計画の遅れに伴い受注時期が遅れたため、上表の通り通期売上は 1,040 百
万円(期首時点の通期売上見込:1,250 百万円)を見込んでおりました。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が第4四半期頃から大きく表れてきたことに
より、前回予想を大きく下回る結果となりました。具体的な要因は下記の通りであります。
・中国(SSRF)、ブラジル(SIRIUS)、台湾(TPS)等において、放射光施設が新型コロナウイルス
の影響でシャットダウンしていたため最終仕様の決定が遅れ、売上が翌期にずれることとなり
ました。
・ミラーのグレーティング工程と多層膜工程について、ドイツのメーカーにそれぞれ加工を外注
していた案件について、メーカーが新型コロナウイルスの影響でシャットダウンしていたため
加工が遅れ、売上が翌期にずれることとなりました。
・放射光施設で用いる集光装置について、イタリアの装置メーカーに製造を外注していた案件に
ついて、新型コロナウイルスの影響で出荷が遅延し、売上が翌期にずれることとなりました。
なお、当社製品は受注生産のため失注になることは無く、上記施設及びメーカーのうちブラジル
(SIRIUS)以外は稼働を再開し始めております。また、現在までに新型コロナウイルスによる当社工場
への影響は出ておりません。
<ライフサイエンス・機器開発事業>
第2四半期末時点において、当初翌期売上として想定していた水晶振動子のウエハ加工システムの
受注が今期に前倒しになったことを考慮して、上表の通り通期売上は 410 百万円(期首時点の通期売
上見込:200 百万円)を見込んでおりました。
しかしながら、当該システム構成の一部である膜厚検査装置の開発を外注していた国内企業が、新
型コロナウイルスの影響によって全社テレワークとなったため開発が大幅に遅れ、期末までにシステ
ムを完成・出荷することが出来なくなり、売上が翌期にずれることとなりました。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上