2021年3月期
第2四半期決算説明資料
サンコーテクノ株式会社
（証券コード：3435）
2020年11月27日
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INDEX
➣2021年3月期第2四半期実績報告
➣2021年3月期通期見通し
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2021年3月期第2四半期（累計）実績
2020年3月期 2021年3月期
第2Q累計実績 第2Q累計実績 前年同期比
売上高 8,734 8,545 ▲2.2% ▲ 189
売上原価 6,092 5,995 ▲1.6% ▲ 97
販管費 2,072 1,887 ▲8.9% ▲ 185
営業利益 569 662 +16.4% +93
同利益率 6.5% 7.8% － +1.2ｐ
経常利益 574 663 +15.4% +88
親会社株主に帰属する
365 450 +23.2% +84
当期純利益
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、あと施工アンカー等の主力事業の
売上減少、海外売上高の大幅減少を余儀なくされた
移動を伴う営業活動の抑制等が販管費の減少に寄与、2019年4月グループ化の
成光産業㈱の粗利益増により増益
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ファスニング事業 第2四半期（累計）実績
売上高推移（第2四半期累計）
実績(百万円) 前年同期比
（百万円）
7,000 売上高 6,322 ▲3.9%
6,500 セグメント利益 766 ▲2.2%
6,000
■あと施工アンカー（金属系・接着系）
5,500 各種設備工事等の需要は民間・公共工事と
もに前年を下回る水準で推移し、主力製品
5,000 6,580 のあと施工アンカーの販売は減少
6,322
6,069
5,760
4,500
■各種工事関連
工事の一時中断、工期のずれ込みもあるが
4,000
インフラ関連を中心に完成工事高が増加
3,500
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
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機能材事業 第2四半期（累計）実績
売上高推移（第2四半期累計） 実績(百万円) 前年同期比
（百万円）
2,500
売上高 2,223 +3.2%
2,153 2,223
292
包装・物流
機器関連 セグメント利益 +50.0%
2,000 322
702
■電動油圧工具関連
国内・海外ともに前年を下回る水準で推移
1,500
■電子基板、FRPシート関連および
アルコール検知器関連
1,000 電子基板、FRPシートは販売減
1,773 1,830 アルコール検知器関連も新規販売は減少
1,523 1,520 メンテナンスは微減
500 ■包装・物流機器関連
成光産業グループの連結効果（売上寄与：
前期3カ月、当期6カ月）に大型機械の販売
0 が加わり、売上大幅増
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
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新製品トピックス
9月：プレスリリース
「メタルアンダーカットアンカー」を10月より販売開始
自穿孔による精確な拡底・簡単施工管理・抜取りも可能
拡底：セルフアンダーカット 抜取：専用ツールで抜取り
方式で精確な拡底形成 可能
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製品情報・展示会トピックス
4月：マルチスクリュー Tタイプ
国土交通省・新技術情報提供システム（NETIS）に登録
仮囲いや簡易柵の取付けに
打撃・スクリュー施工が可能
7月：「メンテナンス・レジリエンスOSAKA2020」
～第12回インフラ検査・維持管理展 出展
マルチスクリュー・
紫外線硬化型FRPシート
「e-シート」を中心に展示
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INDEX
➣202１年3月期第2四半期実績報告
➣2021年3月期通期見通し
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2021年3月期計画
（前年同期比）
売上高 18,000百万円 （▲2.7％）
営業利益 1,170百万円 （▲22.4％）
経常利益 1,190百万円 （▲22.2％）
親会社株主に帰属する
当期純利益 800百万円 （▲20.7％）
※期初の業績予想（2020年5月20日公表）から変更しておりません
売上高は、新型コロナウイルス感染症の収束長期化が予想され、主力製品の需要
への影響が下半期も残る見通し。期初計画達成に向けて一丸となって取り組む
利益面は、販管費の抑制により期初計画からの下振れを回避、期初計画を維持
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2021年3月期業績予想のポイント ファスニング事業
2021年3月期目標： 13,910百万円 ■あと施工アンカー（金属系・接着系）
売上高推移（百万円）
設備投資抑制の影響で需要減
（前年同期比（％））
公共工事、インフラ設備の維持・保全・
14,007 13,910
補修事業への営業活動に集中
13,997
（＋8.8％） （＋0.1％） （▲0.7％）
■各種工事関連
土木関連・インフラ設備工事に注力
土木向け新製品（11月）
サイズミックエコフィラー SE-1300V
容量選択やカードリッジの再利用・分別
廃棄が可能
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
(計画）
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注力商材：土木関連・インフラ設備向け製品
土木向け製品の売上高推移
土木向け製品における注力製品
（百万円） 上半期 下半期
600
メタルセーフアンカー
500 メタルロックアンカー
サイズミックエコフィラーシリーズ
400
235
300 225 199 新製品
メタルアンダーカットアンカー（10月）
162 アスファルトアンカー（受注生産品）
200 フェイルセーフアンカー（11月）
・
100 206 203 215
184
143
注力製品＋新製品・バリエーション拡充
0
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 土木向け商材の売上高5億円を目指す
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2021年3月期業績予想のポイント 機能材事業
2021年3月期目標：4,090百万円
売上高推移（百万円）
■電動油圧工具
（前年同期比（％））
国内・海外とも需要減が継続
4,482
（+48.0％） 4,090
（▲8.８％）
■アルコール検知器・電子基板関連
アルコール検知器ST-2000販促継続
3,028
（▲12.5％）
電子基板関連は売上減を予想
■FRPシート関連
特性を活用した用途開発・拡大
■包装・物流機器関連
安定した需要を背景に横ばいを維持
当社営業拠点と連携し販売強化
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
(計画)
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包装・物流機器関連：成光産業の取扱製品①
Minipack ® -Torre「シュリンクパッカー」“ミラノ”シリーズ
■FM-76A EVO型
• 食料品、化粧品、衛生用品等の
個包装・セット包装等
シュリンクパック（シュリンク包装）
透明の熱収縮性プラスチックフィルムで包んだ商品を加熱して、
その形状に密着させる包装
Minipack ® -Torre（ミニパック）社:イタリア
○1969年設立。1982年に“Minipack®”を商標登録。
○1976年にCompact Shrinking Machine（ヒートシールと熱風トンネル一体
型）を開発。世界の包装業界のベストセラーとなった。
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包装・物流機器関連：成光産業の取扱製品②
ROBOPAC S.p.A.「パレットストレッチ包装機」
■自走式パレットストレッチ包装機
ROBOT S６
• あらゆる寸法の被包装品の周りを旋回しながら
高速ラッピング
ROBOPAC S.p.A.（ロボパック）社:サンマリノ共和国
○1982年設立。包装分野で120カ国超で事業を展開するAETNAグループ傘下。
○パレットストレッチ包装機製造における世界的メーカーとして、あらゆる
パレット積荷の保護・固定を可能にする装置を開発。
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包装・物流機器関連：成光産業の取扱製品③
Signode Denmark ApS「ストレッチフード包装機」
■Multi Flex X1
• パレットサイズの自動認識機能付き
• ワンショットで最適サイズの帽子状フィルム
が降下し被包装品を５面（天面・側面）包装
• 最大で250パレット/時の高速運転が可能
Signode Denmark ApS（シグノード）社：デンマーク
○1969年にパレット包装機を開発。 その後、1000台以上を納入。
○独自の技術であらゆる形状の被包装品を高速・５面包装（天面・側面）。
○2020年9月よりLachenmeierからSignode Denmark ApSに社名変更。
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包装・物流機器関連：成光産業の取扱製品④
ILLIG Maschinenbau GmbH & Co.KG「真空圧空成形機」
■RDM 76Kb
・シート成形による深絞り容器の生
産・省人化による高速運転が可能
・バリア機能付加などの高品質容器
の生産に最適
ILLIG Maschinenbau GmbH & Co.KG（イリッヒ）社：ドイツ
○1945年設立。同業界世界シェアNO.1、世界80カ国以上への納入実績（日本
国内：約100台)。
○ニーズに応じ開発を行い、常に新しい市場を創造（=Pactivity®) 。
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海外展開
地域別海外売上高推移 (百万円)
アジア 北米 欧州 その他
通期目標
1,000
918 940 960
888
54 56
49 68
46 85
153 173
403
370 第2四半期累計
322 324 349
15
41
430 431 129
366 370
161
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
引き続き新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動縮小の影響は
大きいと想定
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株主還元 2021年3月期1株当たり年間配当
新型コロナウイルス感染症拡大および同影響の不透明さを鑑み、
1株当たり26円で据え置く
営業利益(百万円) 1株当たり年間配当（円/株）
26.0 26.0
24.0
22.0
20.0
1,508
1,317
1,124 1,159 1,170
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
(予想)
配当性向 20.6% 22.5% 20.8% 21.0% 26.3%
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強みを伸ばす経営・グループ連携強化
建設分野における
独自の締結技術の追究
サンオー
海外事業の拡大
事業の多角化推進
ファスニング製品の
SFTW アッセンブリ
（台湾）
ISM
IKK 成光産業
グループ製品販売 成光パック
建築資材の輸出入 2019.4.10～
・引張試験器レンタル等 電動油圧工具の
プラスチック成形機、
SFT 製造・販売 シュリンク包装機の輸入・
（タイ） 販売・メンテナンス
ファスニング製品の
製造・販売 サンコーテクノ
グループ間連携強化 浦和電研
2019.2.27～
SFV
（ベトナム）
（強みを伸ばす経営）
SUI プリント基板の表面実装加工・
ファスニング製品の 自社開発製品の製造・販売
販売
プリント基板の製造・
販売
新規事業の強化・拡大
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ご清聴ありがとうございました
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補足資料
中期経営ビジョン・中期戦略
（2015～2020）
および会社概要
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中期経営ビジョン・中期戦略
Go for NEXT S.T.G VISION 2020
ファスニング
私たちは 独自の締結システムで、安全・ 安心を提供する モノづくり集団を追究します
３つの“力”（パワー）をアップ
2021年 中長期
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長期事業環境の基本観
社会的ニーズ、国土強靭化計画関連へのシフトの流れは不変
社会的ニーズの高まり
高度経済成長期に整備され
た各種インフラに幅広く、
維持・保全・補修のニーズ
が拡大
建設技能労働者等の人手不足を背景とし
た、効率化・自動化へのニーズの高まり
相次ぐ自然災害を背景に、強度性能・安全性
に対するニーズの高まり
国土強靭化計画関連へのシフト
• 新型コロナウイルス • 都市再開発関連
の影響による工事中 • 耐震補強工事を含む
断、遅れの発生 インフラ補修等
2020年 2021年 中長期
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安定成長実現に向けた基盤・体制の強化
高付加価値製品へのシフト
市場の創出
コト売りへのシフト
お客様の課題を解決
穿孔 施工 強度確認 「製品」「技術」「サービス」
をバランスよく提供
適正な在庫確保による安定供給 支店営業所の特性にあわせ
現場営業を通じたスペック・改良開発 お客様視点の提案
独自工法の獲得・営業推進
土木関連における関係強化
2021年 中長期
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当社成長の軌跡
・1964年 三幸商事設立 ・1996年三幸商事・三幸工業合併により ・2006年 アイエスエム・インタナショナル㈱子会社化
・1965年 オールアンカー開発・実用新案登録 サンコーテクノ誕生 ・2011年 SANKO FASTEM (VIETNAM)LTD.設立
・1966年 三幸工業設立 ・1998年中央物流センター開設 ・2015年 東証第二部へ市場変更
・1988年 SANKO FASTEM（THAILAND）.LTD（タイ工場）
・2002年ものつくりテクニカルセンター開設 ・2018年 技術研究所 創設
・1988年 三幸商事顧問股份有限公司（台湾）設立 ・2003年㈱スイコ―子会社化 ・2019年 浦和電研㈱子会社化
・1993年 西部物流センター開設 ・2004年㈱ＩＫＫ子会社化 ・2019年 成光産業㈱および成光パック㈱子会社化
・2005年 ジャスダック証券取引所に株式上場
（億円） （兆円）
250.00 100
200.00 80
150.00 60
100.00 40
50.00 20
0.00 0
売上高(左軸) 建設投資（右軸）
フェーズ①成長への始動 フェーズ②転換期 フェーズ③持続的成長へ
・国内拠点の拡充 ・製造と物流拠点の再構築 産学連携の開発体制の構築
（全国販売網の確立） ・工事部門の設立
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主な経営指標の推移
ROS(売上高利益率) 売上高成長率
12 営業利益べース（％） 20
前年同期比(%)
当期純利益べース（％） 13.9
10 8.8 8.5 15
8.0 8.2 9.1 8.6
8 7.3 7.1 7.7 10
5.3 4.3
3.7 3.6
5.7 5 1.7
6
4.2 6.2 0
3.5 5.3 5.5 5.5
4 4.9 5.1 4.9
△5
△ 6.9
2 1.3 2.9 △ 11.6
△ 10 △ 6.7
2.1
0 0.8
1.5
△ 15
10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
ROA(総資産経常利益率） ROE（自己資本利益率）
12 14 12.8
ROA(%) 10.2 10.1 11.9
ROE(%)
10 9.1 12
8.4 8.4
7.5 7.5 10
8 8.4
6.1 7.7 7.3 8.0 8.1
8 6.4
6
6 4.4
4 3.3
4.3 4
3.3
2 1.3 1.7
2
0 0
10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
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各種工事関連
各種工事売上高推移 土木分野
百万円
3,000
2,500 一面補強工法 カルバート構造物の
2,211 （鉄道高架橋等の耐震補強） せん断補強工法
2,000
1,500
フェールセーフ対策 不感知対策工事
1,886
1,000
建築分野・その他
500
325
0
16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 耐震補強工事 太陽光発電システム設置
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会社概要
社名 サンコーテクノ株式会社(銘柄コード3435）
代表者 洞下 英人 （ほらげ ひでと）
本社所在地 千葉県流山市南流山三丁目10番地16
社員数 連結583名 単体323名
資本金 768百万円
国内拠点 全国20拠点
連結子会社数 9社(海外3社含む）
設立 1964年5月
市場 東証第二部：2015年5月 （ＪＡＳＤＡＱ：2005年6月）
主要取扱品目 ■あと施工アンカーを中心とした建設用ファスニング製品
■電動油圧工具および各種電動工具・試験機
■耐震補強・FRP関連商材・太陽光関連商材
■各種測定器および電子基板関連
■プラスチック成形機・包装機器
2020年9月末現在
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• 本資料はサンコーテクノ株式会社の事業及び業界動向についてのサンコーテクノ株式会社に
よる現在の予定、推定、見込み又は予想に基づいた将来の展望についても言及しています。
• 本資料における将来の展望に関する表明は、公表日現在において利用可能な情報に基づいて
サンコーテクノ株式会社によりなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して将来の
展望に関するいかなる表明の記載をも更新し、変更するものではありません。
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