3408 サカイオーベックス 2021-11-12 15:00:00
令和4年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和4年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年11月12日
上場会社名 サカイオーベックス株式会社 上場取引所 東
コード番号 3408 URL http://www.sakaiovex.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松木伸太郎
問合せ先責任者 (役職名) 総務部長 (氏名) 室坂浩一 TEL 0776-36-5800
四半期報告書提出予定日 令和3年11月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 令和4年3月期第2四半期の連結業績(令和3年4月1日∼令和3年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
4年3月期第2四半期 11,275 7.1 473 17.4 1,191 3.3 743 0.7
3年3月期第2四半期 10,524 △20.2 402 △57.3 1,153 △25.1 738 △31.9
(注)包括利益 4年3月期第2四半期 931百万円 (△2.7%) 3年3月期第2四半期 957百万円 (53.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
4年3月期第2四半期 120.71 120.12
3年3月期第2四半期 120.10 119.41
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
4年3月期第2四半期 30,852 23,780 76.9
3年3月期 31,273 23,435 74.7
(参考)自己資本 4年3月期第2四半期 23,719百万円 3年3月期 23,370百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
3年3月期 ― 0.00 ― 95.00 95.00
4年3月期 ― 0.00
4年3月期(予想) ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 令和 4年 3月期の連結業績予想(令和 3年 4月 1日∼令和 4年 3月31日)
令和3年11月9日付当社プレスリリース「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に関するお知らせ」に記載のとお
り、当社株式は上場廃止となる予定であるため、令和4年3月期の連結業績予想は記載していません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 4年3月期2Q 6,436,258 株 3年3月期 6,436,258 株
② 期末自己株式数 4年3月期2Q 274,312 株 3年3月期 276,425 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 4年3月期2Q 6,161,002 株 3年3月期2Q 6,152,364 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
令和3年11月9日付当社プレスリリース「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承認決議に関するお知らせ」に記載のとお
り、当社株式は上場廃止となる予定であるため、令和4年3月期の連結業績予想は記載していません。
サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー 計算書……………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………11
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの変異株の出現や若年層での感染拡大に
よって、一部地域での緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が継続されましたが、新型コロナウイルスのワクチン
接種が進展するなど回復の兆しも見受けられ、経済活動正常化への動きが期待される状況となっております。
この様な経営環境の中、当社グループの当第2四半期の業況は、繊維販売事業、制御機器事業が減収となったも
のの、主力の染色加工事業が増収となったことで、グループ全体では増収となりました。利益面では、制御機器事
業等が減益となったものの、染色加工事業が大幅な増益となったことから営業利益は増益となり、また、経常利益、
親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、助成金収入は減少したものの持分法投資利益が増加したこと
により増益となりました。
当第2四半期の当社グループの売上高は11,275百万円と前年同期比751百万円(7.1%)の増収となり、営業利益は
473百万円と前年同期比70百万円(17.4%)の増益、経常利益は1,191百万円と前年同期比38百万円(3.3%)の増益、
親会社株主に帰属する四半期純利益は743百万円と前年同期比4百万円(0.7%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
(染色加工事業)
当事業では、抗ウイルス加工などの商品開発や納期対応等の顧客サービスの向上に注力しました。用途別では、
主力のユニフォーム用途、スポーツ用途並びに自動車内装材用途は堅調に推移しました。また、海外向け婦人衣料
用途は持ち直しの兆しが見えるものの、依然、低調な結果となりました。利益面では、エネルギー費、薬剤費など
が上昇傾向にありましたが、受注が回復基調にあることや製造原価の低減活動をグループ全体で引き続き行ったこ
となどにより増益となりました。
当事業の売上高は6,037百万円と前年同期比1,419百万円(30.7%)の増収となり、営業利益は282百万円と前年同
期比265百万円(1,647.0%)の増益となりました。
(繊維販売事業)
テキスタイル事業は、主力のユニフォーム用途では白衣やオフィス、サービス向けは回復傾向にありましたが、
国内アパレルおよび欧米向け婦人衣料用途は依然として低調な結果となりました。アパレル事業は、新規顧客やチ
ャネルの開拓に注力した結果、ホームウエア等の通販向けが伸長した一方、主力の量販店や専門店向け商品は東南
アジアでのサプライチェーンの再構築を余儀なくされたことなどから低調な結果となりました。また、両事業連携
による縫製品販売においては、継続的に商品開発に取り組みました。
当事業の売上高は、2,618百万円と前年同期比339百万円(△11.5%)の減収となり、営業利益は127百万円と前年
同期比25百万円(△16.6%)の減益となりました。
(制御機器事業)
主力の制御装置は、自動車プレス関連が依然として厳しい状況にあったものの、FA関連は徐々に大型案件が増加
しており回復傾向が顕著となりました。また、高速道路関連は施工の遅れなどもあり低調な結果となり、ゲート水
門などの社会インフラ関連並びに半導体関連も低調に推移しました。電力工事は、大型案件の完工予定が今年度下
期以降のため、依然として低調な結果となりました。情報システムは、繊維業界向け業務系システムの更新案件が
回復しつつあり、FA系システムは更新案件を中心に堅調に推移しました。
当事業の売上高は、1,563百万円と前年同期比261百万円(△14.3%)の減収となり、営業利益は174百万円と前年
同期比160百万円(△48.0%)の減益となりました。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(その他の事業)
織布事業は、海外向け織物用糸加工は回復傾向にあるものの、高密度織物は受注の低迷が続いており低調に推移
しました。水産資材事業は、新商品の開発に取り組みました。建設不動産事業は、官公庁案件の施工に注力する一
方、リフォーム、修繕案件等に注力しました。複合部材事業は、欧州でのモータースポーツ用途が依然低迷してお
り、低調な結果となりました。縫製事業は、衣料消費の低迷により主力の百貨店系アパレル向けの受注減が継続し
ており、低調な結果となりました。ヘルスケア事業は、病院等への来院者数の減少が継続しており低調な結果とな
りました。
その他の事業の売上高は、1,055百万円と前年同期比66百万円(△6.0%)の減収となり、営業損失は122百万円
(前年同期は営業損失115百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ420百万円減少して30,852百万円となりまし
た。流動資産は、受取手形及び売掛金の減少などにより542百万円減少して16,143百万円となり、固定資産は、投資
その他の資産の増加などにより121百万円増加して14,709百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ766百万円減少して7,071百万円となりました。借入金の減少などにより、流動
負債は、479百万円減少して5,304百万円となり、固定負債は、287百万円減少して1,767百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ345百万円増加して23,780百万円となりました。これは、その他の包括利益累
計額が188百万円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は76.9%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は8,615百万円となり、前連結会計年度末に比べ66
百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は1,664百万円の収入(前年同期は1,020百万円の収入)となりました。
税金等調整前四半期純利益1,189百万円や減価償却費225百万円、売上債権の減少419百万円、持分法適用会社からの
配当金の受取額471百万円がある一方で、持分法による投資利益498百万円や法人税等の支払272百万円によるもので
す。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は115百万円の支出(前年同期は125百万円の支出)となりました。主な
要因は、有形固定資産の取得による支出130百万円によるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は1,621百万円の支出(前年同期は727百万円の支出)となりました。主
な要因は、配当金の支払額583百万円や借入金の圧縮863百万円によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和3年11月9日付当社プレスリリース「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に係る承
認決議に関するお知らせ」に記載のとおり、当社株式は上場廃止となる予定であるため、令和4年3月期の連結業
績予想は記載していません。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和3年3月31日) (令和3年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,823,912 8,746,761
受取手形及び売掛金 3,280,791 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 3,029,781
電子記録債権 1,664,352 1,561,935
商品及び製品 1,020,363 1,064,123
仕掛品 741,890 746,192
原材料及び貯蔵品 555,257 498,165
その他 611,648 509,252
貸倒引当金 △12,773 △12,841
流動資産合計 16,685,443 16,143,370
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,270,480 2,215,225
機械装置及び運搬具(純額) 679,300 679,309
土地 2,960,985 2,960,985
リース資産(純額) 86,226 79,549
その他(純額) 32,073 32,353
有形固定資産合計 6,029,065 5,967,424
無形固定資産
のれん 79,262 50,750
その他 89,393 83,186
無形固定資産合計 168,656 133,937
投資その他の資産
出資金 5,483,353 5,662,236
その他 2,907,736 2,946,440
貸倒引当金 △873 △936
投資その他の資産合計 8,390,215 8,607,740
固定資産合計 14,587,937 14,709,101
資産合計 31,273,380 30,852,471
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和3年3月31日) (令和3年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,180,953 2,258,642
電子記録債務 1,012,774 1,100,429
短期借入金 661,512 -
1年内償還予定の社債 50,000 -
未払法人税等 240,382 351,370
賞与引当金 626,091 659,090
その他 1,011,443 934,573
流動負債合計 5,783,157 5,304,105
固定負債
社債 100,000 -
長期借入金 202,201 -
退職給付に係る負債 930,902 942,069
環境対策引当金 54,166 53,222
資産除去債務 118,501 119,167
その他 649,029 653,115
固定負債合計 2,054,800 1,767,574
負債合計 7,837,957 7,071,680
純資産の部
株主資本
資本金 4,655,044 4,655,044
資本剰余金 1,261,085 1,260,067
利益剰余金 16,896,249 17,054,885
自己株式 △523,273 △519,800
株主資本合計 22,289,105 22,450,196
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 500,621 523,348
繰延ヘッジ損益 794 1,022
為替換算調整勘定 589,677 755,533
退職給付に係る調整累計額 △10,164 △10,344
その他の包括利益累計額合計 1,080,928 1,269,559
新株予約権 45,546 42,022
非支配株主持分 19,842 19,012
純資産合計 23,435,423 23,780,791
負債純資産合計 31,273,380 30,852,471
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
売上高 10,524,239 11,275,579
売上原価 8,925,961 9,458,833
売上総利益 1,598,277 1,816,746
販売費及び一般管理費 1,195,314 1,343,528
営業利益 402,962 473,217
営業外収益
受取利息 1,580 898
受取配当金 24,360 24,984
持分法による投資利益 321,366 498,749
助成金収入 377,612 177,371
その他 36,452 24,266
営業外収益合計 761,371 726,269
営業外費用
支払利息 7,557 2,192
その他 3,389 5,356
営業外費用合計 10,946 7,548
経常利益 1,153,387 1,191,938
特別利益
固定資産売却益 - 386
特別利益合計 - 386
特別損失
固定資産除却損 78 2,753
特別損失合計 78 2,753
税金等調整前四半期純利益 1,153,308 1,189,571
法人税等 413,535 446,704
四半期純利益 739,772 742,866
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
891 △829
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 738,881 743,695
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
四半期純利益 739,772 742,866
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 99,656 22,727
繰延ヘッジ損益 △2,533 228
為替換算調整勘定 △5,811 13,725
退職給付に係る調整額 8,770 △180
持分法適用会社に対する持分相当額 117,875 152,130
その他の包括利益合計 217,958 188,631
四半期包括利益 957,731 931,497
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 956,839 932,327
非支配株主に係る四半期包括利益 891 △829
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,153,308 1,189,571
減価償却費 239,529 225,140
のれん償却額 28,511 28,511
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3,059 131
受取利息及び受取配当金 △25,940 △25,883
支払利息 7,557 2,192
為替差損益(△は益) △1,119 △121
持分法による投資損益(△は益) △321,366 △498,749
助成金収入 △377,612 △177,371
売上債権の増減額(△は増加) 2,201,961 419,328
棚卸資産の増減額(△は増加) 338,189 △44,907
仕入債務の増減額(△は減少) △1,743,023 163,734
その他 △152,975 △49,708
小計 1,343,961 1,231,869
利息及び配当金の受取額 25,957 25,900
持分法適用会社からの配当金の受取額 - 471,946
利息の支払額 △7,467 △2,017
助成金の受取額 287,429 208,989
法人税等の支払額 △629,298 △272,070
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,020,581 1,664,618
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △116,184 △130,858
有形固定資産の売却による収入 - 386
投資有価証券の取得による支出 △1,251 △759
その他 △8,138 15,422
投資活動によるキャッシュ・フロー △125,573 △115,809
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △80,000 △160,000
長期借入れによる収入 440,000 -
長期借入金の返済による支出 △660,829 △703,713
社債の償還による支出 - △150,000
自己株式の取得による支出 △264 △1,071
配当金の支払額 △397,189 △583,048
その他 △29,124 △23,850
財務活動によるキャッシュ・フロー △727,406 △1,621,683
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,445 6,260
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 165,155 △66,614
現金及び現金同等物の期首残高 6,963,292 8,682,337
現金及び現金同等物の四半期末残高 7,128,448 8,615,722
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しています。
(会計方針の変更)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 令和2年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしています。これにより、
染色加工事業の一部の取引を履行義務と認識して、売上として収益を認識する方法に変更しています。また、工
事完成基準を適用していた工事契約のうち、一定の期間にわたり履行義務が充足される契約については、特定の
要件に該当するものを除き履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわた
り認識する方法に変更しています。履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法は、見積総原価に対する発生原
価の割合(インプット法)で算出しています。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しています。また、収益
認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われ
た契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行っています。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は64,285千円増加し、売上原価は38,527千円増加し、営業利
益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ25,757千円増加しています。なお、利益剰余金の当期首
残高に与える影響は軽微です。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示す
ることとしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につい
て新たな表示方法により組替えを行っていません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基
準第12号 令和2年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る
顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載していません。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 令和2年4月1日 至 令和2年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
染色加工 繊維販売 制御機器 合計
計 (注)1 (注)2 計上額
事業 事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への
4,618,092 2,958,023 1,825,457 9,401,574 1,122,664 10,524,239 - 10,524,239
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 18,468 8,705 85,851 113,025 195,994 309,020 △309,020 -
振替高
計 4,636,561 2,966,728 1,911,309 9,514,599 1,318,659 10,833,259 △309,020 10,524,239
セグメント利益又
16,146 153,056 334,892 504,095 △115,567 388,528 14,434 402,962
は損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、織布事業、縫製事業等を含んで
います。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去額です。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 令和3年4月1日 至 令和3年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
染色加工 繊維販売 制御機器 合計
計 (注)1 (注)2 計上額
事業 事業 事業 (注)3
売上高
一時点で移転さ
6,037,766 2,618,174 1,216,214 9,872,156 967,391 10,839,547 - 10,839,547
れる財
一定の期間にわ
たり移転される - - 347,708 347,708 41,600 389,308 - 389,308
財
顧客との契約か
6,037,766 2,618,174 1,563,923 10,219,864 1,008,991 11,228,856 - 11,228,856
ら生じる収益
その他の収益 - - - - 46,723 46,723 - 46,723
外部顧客への
6,037,766 2,618,174 1,563,923 10,219,864 1,055,714 11,275,579 - 11,275,579
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 22,144 8,740 86,939 117,824 336,261 454,085 △454,085 -
振替高
計 6,059,911 2,626,914 1,650,863 10,337,689 1,391,976 11,729,665 △454,085 11,275,579
セグメント利益又
282,088 127,643 174,052 583,784 △122,994 460,790 12,427 473,217
は損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、織布事業、縫製事業等を含んで
います。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去額です。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
3.報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に
関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しています。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「染色加工事業」の売上高は43,858千円増
加し、「制御機器事業」の売上高は78,827千円増加し、「その他の事業」の売上高は58,400千円減少しています。
また、「制御機器事業」のセグメント利益は25,945千円増加していますが、「染色加工事業」及び「その他の事
業」のセグメント利益又は損失に与える影響は軽微です。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりです。
(重要な後発事象)
(株式併合)
当社は、令和3年10月8日開催の取締役会(以下「本取締役会」といいます。)において、令和3年11月9日開催
の臨時株主総会(以下「本臨時株主総会」といいます。)にて、株式併合に関する議案を付議することを決議し、議
案は本臨時株主総会で承認可決されました。
1.株式併合を行う目的及び理由
令和3年9月9日付当社プレスリリース「サカイ繊維株式会社による当社株式等に対する公開買付けの結果
並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」においてお知らせいたしましたとおり、
サカイ繊維株式会社(以下「公開買付者」といいます。)は、令和3年7月28日から令和3年9月8日までを
公開買付けの買付け等の期間とする当社の普通株式(以下「当社株式」といい、当社が所有する自己株式及び
株式会社シティインデックスイレブンス(以下「シティインデックスイレブンス」といいます。)が所有する
当社株式を除きます。)及び本新株予約権(注1)に対する公開買付けを行いました。その結果、令和3年9
月15日(本公開買付けの決済の開始日)をもって、公開買付者は、当社株式4,785,854株(議決権所有割合
(注2):77.27%)を保有するに至りました。
(注1)本新株予約権とは、以下の新株予約権を総称していいます。
① 平成26年6月20日開催の当社取締役会の決議に基づき発行された新株予約権
② 平成27年6月19日開催の当社取締役会の決議に基づき発行された新株予約権
③ 平成28年6月24日開催の当社取締役会の決議に基づき発行された新株予約権
④ 平成29年6月23日開催の当社取締役会の決議に基づき発行された新株予約権
(注2)「議決権所有割合」は、当社が令和3年8月12日に提出した第129期第1四半期報告書(以下「当社
第 1 四 半 期 報 告 書 」 と い い ま す 。 ) に 記 載 さ れ た 令 和 3 年 6 月 30 日 現 在 の 発 行 済 株 式 総 数
(6,436,258株)に、当社有価証券報告書に記載された令和3年3月31日現在の本新株予約権313個
の目的となる当社株式の数の合計(31,300株)を加算した株式数(6,467,558株)から、当社が令和
3年8月12日に公表した「令和4年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に記載され
た令和3年6月30日現在の当社が所有する自己株式数(274,084株)を控除した株式数(6,193,474
株)に係る議決権の数(61,934個)を分母として計算しております。
公開買付者は、本公開買付けにより当社株式の全て(当社が所有する自己株式及びシティインデックスイレ
ブンスが所有する当社株式を除きます。)及び本新株予約権の全てを取得することができなかったことから、
当社は、公開買付者の要請を受け、令和3年7月27日付当社プレスリリース「MBOの実施及び応募の推奨に
関するお知らせ」(以下「意見表明プレスリリース」といいます。)においてお知らせいたしましたとおり、
本取締役会において、本臨時株主総会において株主の皆様のご承認をいただくことを条件として、当社の株主
を公開買付者とシティインデックスイレブンスとし、当社株式を非公開化するために、当社株式513,495株を
1株に併合する株式の併合(以下「本株式併合」といいます。)を実施することとし、本株式併合に係る議案
を本臨時株主総会に付議することといたしました。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
なお、本株式併合により、公開買付者及びシティインデックスイレブンス以外の株主の皆様の保有する当社
株式の数は、1株に満たない端数となる予定です。
2.株式併合の要旨
(1)株式併合の効力発生日(予定)
令和3年12月14日(火)
(2)株式併合の内容
① 併合する株式の種類
普通株式
② 併合比率
当社株式について、513,495株を1株に併合いたします。
③ 減少する発行済株式総数
6,161,934株
④ 効力発生前における発行済株式総数
6,161,946株
(注)当社は、本取締役会において、令和3年12月13日付で、自己株式274,312株(令和3年9月30日現在に
おいて当社が所有する自己株式の全部に相当します。)を消却することを決議しておりますので、
「効力発生前における発行済株式総数」は、当社第1四半期報告書に記載された令和3年6月30日現
在の発行済株式総数(6,436,258株)から、消却を行う予定の自己株式数(274,312株)を除いた株式
数を記載しております。
⑤ 効力発生後における発行済株式総数
12株
⑥ 効力発生日における発行可能株式総数
48株
⑦ 1株未満の端数が生じる場合の処理の方法並びに当該処理により株主に交付されることが見込まれる金
銭の額
上記「1.株式併合を行う目的及び理由」に記載のとおり、本株式併合により、公開買付者及びシティ
インデックスイレブンス以外の株主の皆様の保有する当社株式の数は、1株に満たない端数となる予定で
す。
本株式併合の結果生じる1株未満の端数については、その合計数(合計数に1株に満たない端数がある
場合にあっては、当該端数は切り捨てられます。)に相当する数の株式を売却し、その端数に応じて、そ
の売却により得られた代金を株主の皆様に交付します。当該売却について、当社は、会社法第235条第2項
の準用する同法第234条第2項の規定に基づき、裁判所の許可を得て公開買付者に売却することを予定して
おります。この場合の売却額は、上記裁判所の許可が予定どおり得られた場合には、株主の皆様の所有す
る当社株式の数に本公開買付価格と同額である3,810円を乗じた金額に相当する金銭を各株主の皆様に交付
できるような価格に設定する予定です。
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サカイオーベックス株式会社(3408) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
3.1株当たり情報に及ぼす影響
本株式併合が前連結会計年度の期首に実施されたと仮定した場合の前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期
連結累計期間における1株当たり情報は以下の通りです。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
1株当たり四半期純利益 61,573,456円67銭 61,974,655円67銭
4.上場廃止となる見込み
当社株式は、本日現在、株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)市場第一部に上場し
ておりますが、本臨時株主総会において本株式併合に関する議案が原案どおり承認可決されたため、本株式併合を
実施し、当社の株主は公開買付者とシティインデックスイレブンスのみとなる予定です。その結果、当社株式は東
京証券取引所における上場廃止基準に従い、当社株式は、令和3年11月9日から令和3年12月9日まで整理銘柄に
指定された後、令和3年12月10日をもって上場廃止となる見込みです。上場廃止後は、当社株式を東京証券取引所
市場第一部において取引することはできません。
(自己株式の消却)
当社は、令和3年10月8日開催の取締役会において、令和3年12月13日(予定)付で当社の自己株式274,312株
(令和3年9月30日現在において当社が所有する自己株式の全部に相当します。)を消却することを決議いたしまし
た。なお、当該自己株式の消却及び本株式併合後の当社の発行済株式総数は、12株となります。
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