2019年度第3四半期決算 及び
2019年度業績見通し
説明資料
帝人株式会社
2020年2月5日
第3四半期のポイント
■実績
• 第3四半期累計の営業利益は前年（481億円）並みの482億円（+1億円）
• アラミド繊維、国内ヘルスケア事業、IT事業が好調維持
• 自動車向け複合成形材料事業におけるCSP社*1の収益性回復は進捗
• ポリカーボネート市況低迷と主力医薬品の欧米後発品による下方影響あり
■通期見通し
• 前回公表の通期連結業績見通し*2から変更なし
（ただし、各セグメントの内訳は第3四半期の事業状況を踏まえ変更）
*1 Continental Structural Plastics Holdings Corporation
*2 前回見通しは2019年11月1日公表
1
目次
1. 2019年度第3四半期決算 P. 3
2. 2019年度業績見通し P.11
3. 参考資料 P.16
見通しに関するご注意
当資料に記載されている内容は、種々の前提に基づいたものであり、記載された将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。
本資料は2020年2月5日午前11時00分に公表した弊社決算に基づくものです。
1. 2019年度第3四半期決算
3
1. 2019年度第3四半期決算
◆ 実績ハイライト [前年同期対比]
• 好調なアラミド繊維、国内ヘルスケア、IT事業が、ポリカーボネート市況の低迷や主力医薬品の海外後発品の影
響をカバーし、営業利益は前期並み
• 為替影響による営業外収益の減少に加え、フィルム事業子会社譲渡に係る一時費用の特別損失への計上等もあり、
四半期純利益は減益
（単位：億円）
4
1. 2019年度第3四半期決算
◆ 実績サマリー [前年同期対比]
（億円） （億円）
18年度 19年度 18年度 19年度
差異 増減率 差異 増減率
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計
*4
売上高 6,596 6,475 -122 -1.8% 設備投資 407 465 +58 +14.3%
営業利益 481 482 +1 +0.2% 減価償却費 355 380 +25 +7.0%
営業外損益 32 -8 -40 - 研究開発費 250 246 -4 -1.8%
経常利益 513 474 -39 -7.5%
特別損益 30 -35 -64 -
税金等調整前
543 440 -103 -19.0%
四半期純利益
親会社株主に帰属する
408 302 -106 -26.0%
四半期純利益 ◇為替・原油価格 18年度 19年度
3Q累計 3Q累計
*1
ROE 13.5% 9.7% -3.8% 円／米ドル 111 109
*2
PL換算レート
営業利益ROIC 9.9% 9.7% -0.2% 円／ユーロ 129 121
*3
EBITDA 836 862 +26 原油(Dubai)価格（米ドル/バレル） 71 63
*1「親会社株主に帰属する四半期純利益÷自己資本」にて算出 *3「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出
*2「営業利益÷投下資本」にて算出 *4 設備投資には無形固定資産を含む
（投下資本 = 純資産＋有利子負債－現金及び預金）
*1,2は年換算後の数値
5
1. 2019年度第3四半期決算
◆ マテリアル事業領域 [前年同期対比]
（億円） ◼ アラミド繊維
18年度 19年度 - 自動車関連用途で販売数量やや減少
差異 増減率
3Q累計 3Q累計 - 売値・構成差の改善で収益貢献
売上高 4,987 4,815 -171 -3.4% ◼ 炭素繊維
営業利益 173 172 -0 -0.1% - 航空機用途の販売は前期並み
*
EBITDA 418 441 +23 +5.4% - 先行投資継続
減価償却費 246 269 +23 +9.3% ◼ 樹脂
- ポリカーボネート市況の低迷により汎用部分
＜EBITDA*増減内訳＞ （億円）
の採算が悪化
18年度 売値・ 原燃料 為替 19年度
数量差 その他
3Q累計 構成差 単価差 影響 3Q累計 ◼ 複合成形材料
- CSP社のピックアップトラックやSUV等の
自動車向け量産部品売上が堅調
▲15 ＋3
＋10 - 収益性回復が進捗
418 ▲65 ＋90 441
◼ 繊維・製品
(+23)
- 衣料繊維は天候不順等による市況低迷で低調
- 産業資材ではインフラ補強材などが収益貢献
* 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出 6
1. 2019年度第3四半期決算
◆ ヘルスケア事業領域 [前年同期対比]
（億円） ◼ 医薬品
18年度 19年度
差異 増減率 -「フェブリク」が国内では順調に販売拡大したが、
3Q累計 3Q累計 欧米で後発品の影響を受け収益低下
売上高 1,201 1,192 -9 -0.7%
◼ 在宅医療
営業利益 313 291 -22 -6.9%
EBITDA
*
401 381 -20 -5.1% - 睡眠時無呼吸症候群治療におけるCPAPのレンタル
台数が順調に伸長
減価償却費 88 90 +1 +1.3%
◼ 新ヘルスケア
＜EBITDA*増減内訳＞ （億円）
- 埋め込み型医療機器事業が堅調
18年度 売値・ 19年度
数量差 その他
3Q累計 構成差 3Q累計
▲10 ▲5 ▲5
401 381
(▲20)
* 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出 7
1. 2019年度第3四半期決算
◆ その他 [前年同期対比]
（億円） ◼ IT
18年度 19年度
差異 増減率 - 電子コミック配信サービス及び企業・病院向け
3Q累計 3Q累計 ITサービスが好調
売上高 409 467 +58 +14.3%
営業利益 39 56 +17 +45.4%
8
1. 2019年度第3四半期決算
◆ 営業外損益 [前年同期対比] ◆ 特別損益 [前年同期対比]
（億円） （億円）
18年度 19年度 18年度 19年度
差異 差異
3Q累計 3Q累計 3Q累計 3Q累計
受取利息 7 7 +0 固定資産売却益 3 0 -3
受取配当金 21 12 -10 投資有価証券売却益 36 52 +16
持分法による投資利益 16 12 -4 受取和解金 45 - -45
為替差益 - 7 +7 その他 2 5 +3
デリバティブ評価益 28 - -28 特別利益 計 86 58 -28
雑収益 11 7 -4 固定資産除売却損 12 16 +4
営業外収益 計 83 45 -38 投資有価証券評価損 3 - -3
支払利息 26 28 +2 減損損失 40 23 -16
為替差損 7 - -7 事業構造改善費用 0 42 +42
デリバティブ評価損 - 3 +3 その他 2 11 +9
雑損失 17 21 +4 特別損失 計 56 93 +36
営業外費用 計 51 52 +2 特別損益 計 30 -35 -64
営業外損益 計 32 -8 -40
9
1. 2019年度第3四半期決算
◆ 財政状態 [前年度末対比] ◆ キャッシュ・フローの状況 [前年同期対比]
（億円） （億円）
19年 19年 内 為替 18年度 19年度
差異 差異
3月末 12月末 換算影響 3Q累計 3Q累計
総資産 10,207 10,419 +212 -62 営業活動 592 644 +52
負債 5,934 6,065 +131 -9 投資活動 -203 -484 -281
(内 有利子負債) 3,692 3,982 +290 +0 フリー・キャッシュ・フロー 389 160 -229
純資産 4,272 4,354 +82 -53 財務活動他 -96 43 +140
現金及び
D/Eレシオ 0.90 0.95 +0.05 - 293 203 -89
現金同等物増減
* キャッシュ・フローについては金融商品取引法に基づく四半期レビューの対象外
◇ 総資産 増減内訳 （億円） ◇ BS換算レート
19年 19年
3月末 12月末
▲37 +9
投資 その他 円／米ドル 111 110
+204 有価証券 資産 10,419 円／ユーロ 125 123
▲187 +224
10,207 現預金 売上 固定 (+212)
等 債権 資産
’19.3 ’19.12
10
２．2019年度業績見通し
11
2. 2019年度業績見通し
◆ 通期見通しハイライト [前回見通し*対比] （単位：億円）
前回見通しから変更なし。ただし、セグメント別には変更あり
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 当期純利益
変更なし 変更なし 変更なし
9,100
8,886 9,000
600 600 600
451
410 410
18年度 19年度 19年度 18年度 19年度 19年度 18年度 19年度 19年度
• マテリアル：下方修正 実績 • マテリアル：下方修正
前回見通し* 見通し 実績 前回見通し* 見通し
実績 前回見通し* 見通し
• ヘルスケア：上方修正 • ヘルスケア：上方修正
◇ 前提条件 18年度 19年度 19年度
実績 前回見通し 見通し 配当金見通し：
円／米ドル 111 108 109 据え置き（年間 60円/株）
通期平均為替レート
円／ユーロ 128 121 121 中間実績 30円/株 期末 30円/株
原油(Dubai)価格（米ドル/バレル） 69 62 63 ＊前回見通しは2019年11月1日公表 12
2. 2019年度業績見通し
◆ セグメント別 売上高・営業利益（四半期推移） [前期対比]
• マテリアル：収益状況が堅調なアラミド繊維を中心に、4Qは3Qの水準が継続する見通し
• ヘルスケア：国内製品・サービスは堅調に推移。費用の期末集中傾向を4Q見通しに反映
（億円）
18年度実績 19年度見通し 18年度実績 19年度見通し
差異
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q見通し 合計 合計
売上高
マテリアル事業 687 657 628 667 627 610 533 569 2,639 2,340 -299
繊維・製品事業 738 803 812 831 738 804 772 786 3,183 3,100 -83
複合成形材料事業ほか 219 217 227 231 234 244 252 220 894 950 +56
マテリアル 計 1,644 1,676 1,667 1,729 1,599 1,659 1,558 1,575 6,716 6,390 -326
ヘルスケア 392 412 397 374 398 391 403 358 1,575 1,550 -25
その他 128 142 139 187 149 164 153 193 595 660 +65
合計 2,164 2,230 2,202 2,289 2,146 2,214 2,114 2,125 8,886 8,600 -286
営業利益
マテリアル 90 56 27 62 64 65 43 48 235 220 -15
ヘルスケア 99 119 94 42 105 89 97 29 355 320 -35
その他 6 19 13 33 13 25 17 24 72 80 +8
消去又は全社 -13 -15 -15 -18 -13 -11 -13 -33 -61 -70 -9
合計 183 179 119 119 170 168 145 68 600 550 -50
13
2. 2019年度業績見通し
◆ セグメント別 売上高・営業利益 [前回見通し*対比]
（億円）
19年度前回見通し 19年度見通し 差異
上期 下期 年間 上期 下期 年間 上期 下期 年間
売上高
マテリアル事業 1,238 1,132 2,370 1,238 1,102 2,340 0 -30 -30
繊維・製品事業 1,542 1,578 3,120 1,542 1,558 3,100 0 -20 -20
複合成形材料事業ほか 478 472 950 478 472 950 0 0 0
マテリアル 計 3,258 3,182 6,440 3,258 3,132 6,390 0 -50 -50
ヘルスケア 789 711 1,500 789 761 1,550 0 +50 +50
その他 314 346 660 314 346 660 0 0 0
合計 4,360 4,240 8,600 4,360 4,240 8,600 0 0 0
営業利益
マテリアル 129 106 235 129 91 220 0 -15 -15
ヘルスケア 194 116 310 194 126 320 0 +10 +10
その他 39 41 80 39 41 80 0 0 0
消去又は全社 -25 -50 -75 -25 -45 -70 0 +5 +5
合計 338 212 550 338 212 550 0 0 0
* 前回見通しは2019年11月1日公表
14
2. 2019年度業績見通し
・ROEは2017-2018年度は中期目標を達成も、2019年度は未達見込み
◆ 業績指標 ・営業利益ROICは中期目標を達成見込み
・EBITDAは2019年度の中期目標を未達見込み
中期 中期 2019年度 1,200億円超
目標 ROE*1 10％以上 目標 EBITDA*3
2025年度 2,000億円超
2019年度見通し
15.7% 8% 2019年度見通し
15% 12.5%
10.6% 11.2% 1,500
推移 10%
1,155
5% 17~19年度平均
1,076
1,080億円
10%以上 1,060
0% 1,000
958
-2.8% 推移 821
-5%
'14 '15 '16 '17 '18 '19 （年度）
見通し
500
中期
目標 営業利益ROIC*2 8％以上
2019年度見通し 0
15% 12.7% 11.2% （億円） '14 '15 '16 '17 '18 '19 （年度）
10.0%
9.3% 8% 見通し
10%
推移
5% 7.1% 17~19年度平均 *1 「親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本」にて算出
9%以上 *2 「営業利益÷投下資本＊」にて算出
*投下資本 = 純資産＋有利子負債－現金及び預金
0% *3 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出
'14 '15 '16 '17 '18 '19 （年度）
見通し
15
3. 参考資料
16
3. 参考資料（第3四半期決算）
◆ EBITDA*増減（連結合計）[前年同期対比]
（億円）
18年度 19年度
差異 増減率
3Q累計 3Q累計
売上高 6,596 6,475 -122 -1.8%
営業利益 481 482 +1 +0.2%
EBITDA 836 862 +26 +3.1%
減価償却費 355 380 +25 +7.0%
（億円）
18年度 売値・ 原燃料 為替 19年度
内訳 数量差 その他
3Q累計 構成差 単価差 影響 3Q累計
▲15 ＋1
EBITDA* ＋15 ▲65 ＋90
増減内訳 836 862
(+26)
* 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出 17
3. 参考資料（第3四半期決算）
◆ セグメント別 売上高・営業利益 四半期推移 [前年同期対比（累計）]
（億円）
18年度実績 19年度実績
差異 増減率
1Q 2Q 3Q 3Q累計 1Q 2Q 3Q 3Q累計
売上高
マテリアル事業 687 657 628 1,972 627 610 533 1,771 -201 -10.2%
繊維・製品事業 738 803 812 2,352 738 804 772 2,314 -38 -1.6%
複合成形材料事業ほか 219 217 227 663 234 244 252 730 +67 +10.2%
マテリアル 計 1,644 1,676 1,667 4,987 1,599 1,659 1,558 4,815 -171 -3.4%
ヘルスケア 392 412 397 1,201 398 391 403 1,192 -9 -0.7%
その他 128 142 139 409 149 164 153 467 +58 +14.3%
合計 2,164 2,230 2,202 6,596 2,146 2,214 2,114 6,475 -122 -1.8%
営業利益
マテリアル 90 56 27 173 64 65 43 172 -0 -0.1%
ヘルスケア 99 119 94 313 105 89 97 291 -22 -6.9%
その他 6 19 13 39 13 25 17 56 +17 +45.4%
消去又は全社 -13 -15 -15 -43 -13 -11 -13 -37 +5 -
合計 183 179 119 481 170 168 145 482 +1 +0.2% 18
3. 参考資料（第3四半期決算）
◆ セグメント別 売上高・営業利益 四半期推移 [前年同四半期対比 及び 直前四半期対比]
（億円）
18年度 19年度 差異 差異
19/3Q 19/3Q
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
-18/3Q -19/2Q
売上高
マテリアル事業 687 657 628 667 627 610 533 -95 -77
繊維・製品事業 738 803 812 831 738 804 772 -40 -33
複合成形材料事業ほか 219 217 227 231 234 244 252 +25 +8
マテリアル 計 1,644 1,676 1,667 1,729 1,599 1,659 1,558 -109 -101
ヘルスケア 392 412 397 374 398 391 403 +6 +12
その他 128 142 139 187 149 164 153 +15 -11
合計 2,164 2,230 2,202 2,289 2,146 2,214 2,114 -88 -100
営業利益
マテリアル 90 56 27 62 64 65 43 +16 -22
ヘルスケア 99 119 94 42 105 89 97 +3 +7
その他 6 19 13 33 13 25 17 +4 -8
消去又は全社 -13 -15 -15 -18 -13 -11 -13 +2 -1
合計 183 179 119 119 170 168 145 +26 -23
19
3. 参考資料（第3四半期決算）
（億円）
◆ 連結損益計算書 四半期推移
18年度 19年度
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
売上高 2,164 2,230 2,202 2,289 2,146 2,214 2,114
売上原価 1,477 1,556 1,564 1,610 1,470 1,534 1,461
売上総利益 687 674 638 679 677 680 653
販管費 505 494 519 560 507 512 509
営業利益 183 179 119 119 170 168 145
営業外損益 29 6 -4 -29 -1 -6 -1
（内 金融収支） 6 -6 1 -4 -1 -5 -4
（内 持分法投資損益） 3 11 2 -12 4 7 2
経常利益 212 186 115 90 169 162 144
特別損益 49 -13 -6 -29 -18 -23 6
税金等調整前四半期純利益 261 173 109 61 151 139 150
法人税等 64 24 37 11 40 37 47
非支配株主に帰属する
2 5 4 7 3 5 5
四半期純利益
親会社株主に帰属する
195 144 68 43 108 97 97
四半期純利益
20
3. 参考資料（第3四半期決算）
◆ 連結貸借対照表 四半期推移
（億円）
17年度 18年度 19年度
12月末 3月末* 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
資産
流動資産 4,755 4,779 5,205 5,465 5,227 5,239 5,116 5,255 5,280
固定資産 5,031 5,041 5,076 5,063 4,930 4,968 4,910 5,052 5,139
合計 9,786 9,820 10,281 10,528 10,157 10,207 10,026 10,307 10,419
負債・純資産
負債 5,673 5,737 6,047 6,193 5,860 5,934 5,860 6,103 6,065
(内 有利子負債) 3,475 3,442 3,852 4,007 3,740 3,692 3,743 4,076 3,982
純資産 4,113 4,082 4,234 4,335 4,297 4,272 4,166 4,204 4,354
合計 9,786 9,820 10,281 10,528 10,157 10,207 10,026 10,307 10,419
*「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 2018年2月16日）等を18年度から
適用しており、2017年度末（2018年3月末）については当該会計基準等を遡って適用した後の数値を記載
21
3. 参考資料（見通し）
◆ 通期見通し [前期対比 及び 前回見通し*1対比]
18年度 19年度 19年度 前回見通し
差異 増減率 増減率
（億円） 実績 見通し 前回見通し との差異
売上高 8,886 8,600 -286 -3.2% 8,600 0 0.0%
営業利益 600 550 -50 -8.3% 550 0 0.0%
経常利益 603 540 -63 -10.4% 540 0 0.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 451 340 -111 -24.5% 340 0 0.0%
*2
ROE 11.2% 8% -3% 8% 0%
*3
営業利益ROIC 9.3% 8% -1% 8% 0%
*4
EBITDA 1,076 1,080 +4 1,080 0
フリー・キャッシュ・フロー 396 150 -246 150 0
*4
設備投資 628 700 +72 700 0
減価償却費 476 530 +54 530 0
研究開発費 364 380 +16 380 0
*1 前回見通しは2019年11月1日公表
*2 「親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本」にて算出
*3 「営業利益÷投下資本*」にて算出 ＊ 純資産＋有利子負債－現金及び預金
*4 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出
*5 設備投資には無形固定資産を含む
22
3. 参考資料（見通し）
◆ セグメント別 売上高・営業利益 [前期対比]
（億円）
18年度実績 19年度見通し 差異
上期 下期 年間 上期 下期 年間 上期 下期 年間
売上高
マテリアル事業 1,344 1,295 2,639 1,238 1,102 2,340 -106 -193 -299
繊維・製品事業 1,540 1,643 3,183 1,542 1,558 3,100 +2 -85 -83
複合成形材料事業ほか 436 458 894 478 472 950 +42 +14 +56
マテリアル 計 3,320 3,396 6,716 3,258 3,132 6,390 -62 -263 -326
ヘルスケア 804 771 1,575 789 761 1,550 -15 -10 -25
その他 270 325 595 314 346 660 +44 +21 +65
合計 4,394 4,492 8,886 4,360 4,240 8,600 -34 -252 -286
営業利益
マテリアル 146 89 235 129 91 220 -17 +2 -15
ヘルスケア 219 136 355 194 126 320 -24 -10 -35
その他 26 46 72 39 41 80 +13 -5 +8
消去又は全社 -28 -33 -61 -25 -45 -70 +3 -12 -9
合計 362 238 600 338 212 550 -24 -26 -50
23
3. 参考資料（見通し）
◆ セグメント別経営指標 [前期対比 及び 前回見通し*1対比]
（億円）
18年度 19年度 19年度 前回見通し
差異
実績 見通し 前回見通し との差異
EBITDA*2
マテリアル 564 600 +36 620 -20
ヘルスケア 473 450 -23 435 +15
その他 100 105 +5 110 -5
消去又は全社 -61 -75 -14 -85 +10
合計 1,076 1,080 +4 1,080 0
（％）
営業利益ROIC*3
マテリアル 5% 5% -0% 5% 0%
ヘルスケア 35% 36% +1% 34% +2%
合計 9% 8% -1% 8% 0%
*1 前回見通しは2019年11月1日公表
*2 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む）」にて算出
*3 「営業利益÷投下資本＊」にて算出 *投下資本 = 純資産＋有利子負債－現金及び預金
24
3. 参考資料（見通し）
◆ 主要経営指標推移
15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
実績 実績 実績*6 実績 見通し
*1
ROE 10.6% 15.7% 12.5% 11.2% 8%
*2
営業利益ROIC 12.7% 10.0% 11.2% 9.3% 8%
*3
EBITDA （億円） 1,060 958 1,155 1,076 1,080
１株当たり当期純利益（円）*4 158.1 254.9 231.3 232.4 177.2
*
１株当たり配当金（円）*4 35 55 60 70 60
*100周年記念配当 10円／株を含む
総資産（億円） 8,234 9,641 9,820 10,207 10,500
有利子負債（億円） 3,033 3,762 3,442 3,692 3,800
*5
D/Eレシオ 1.01 1.11 0.88 0.90 0.9
自己資本比率 36.4% 35.1% 40.0% 40.2% 40%
*1 「親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本」にて算出
*2 「営業利益÷投下資本＊」にて算出
*純資産＋有利子負債－現金及び預金
*3 「営業利益＋減価償却費（のれんを含む） 」にて算出
*4 株式併合による株数の変化を反映したベースで記載
*5 「有利子負債÷自己資本」にて算出
*6 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 2018年2月16日）等を18年度から
適用しており、17年度実績については当該会計基準等を遡って適用した後の数値を記載
25
3. 参考資料
◆ 主要医薬品 国内売上高実績推移
（億円）
18年度 19年度
品名 薬効
1Q 2Q 3Q 4Ｑ 計 1Q 2Q * 3Q
フェブリク® 高尿酸血症・痛風治療剤 87 87 102 82 358 99 100 105
ボナロン®*1 骨粗鬆症治療剤 26 25 27 22 100 25 24 24
ワンアルファ® 骨粗鬆症治療剤 5 4 4 4 17 4 4 4
ベニロン® 重症感染症治療剤 13 13 14 12 53 16 15 17
ムコソルバン® 去痰剤 10 10 12 9 41 9 8 10
先端巨大症及び下垂体性巨人症、
ソマチュリン®*2
膵・神経内分泌腫瘍治療剤 8 9 10 10 37 11 12 12
ロコア® 経皮吸収型鎮痛消炎剤 5 5 6 4 20 6 5 6
ラキソベロン® 緩下剤 4 3 3 3 13 3 3 3
トライコア® 高脂血症治療剤 3 2 2 1 8 1 1 1
オルベスコ® 喘息治療剤 3 3 3 3 11 3 3 3
*1 ボナロン®/Bonalon® はMerck Sharp & Dohme Corp. (米)の登録商標です。 ＊2Qの複数品目の数値の誤記
(±1-3億円) を遡って修正
*2 ソマチュリン® /Somatuline® は Ipsen Pharma (仏) の登録商標です。
しています。
26
3. 参考資料
◆ 疾患分野別臨床開発段階 （2019年12月末現在） * 承認取得／新規上市は直近１年間を記載
臨床開発段階
*
PhaseⅡ PhaseⅢ 承認申請 承認取得／新規上市
骨・関節 ITM-058
NT 201
領域 NT 201L
呼吸器 PTR-36
領域
TCF-12
代謝・循環器 TMX-049
ITM-014T STM-279*1
領域 TMX-049DN
TMX-67HK
GGS-CIDP*3
その他 JTR-161 GGS-MPA*2
GGS-ON*4
*1 2019年3月に「アデノシンデアミナーゼ欠損症」に対する製造販売承認を取得
*2 ベニロンの適応拡大として開発中
*3 ベニロンの適応拡大として、2019年8月に「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎（多巣性運動ニューロパチーを含む）の筋力低下の改善」に対する適応追加の承認を取得
*4 ベニロンの適応拡大として、2019年12月に「視神経炎の急性期（ステロイド剤が効果不十分な場合）」に対する適応追加の承認を取得
27
3. 参考資料
◆ 新規開発医薬品 （2019年12月末現在）
【承認取得/上市*】 * 承認取得／上市は直近１年間を記載
開発コード（一般名） 対象疾患 薬効・特徴 剤型 備考
STM-279 ADA（アデノシン・ 本剤（ポリエチレングリコール修飾遺伝子組換えウシADA類 注射 導入：
（エラペグアデマーゼ（遺伝子組換 デアミナーゼ）欠損 縁体）は、ADA欠損症患者にADAを補充することで、リンパ 英リーディアント社
え）） 症 球の減少を抑える注射剤であり、重症複合免疫不全症 2019年3月承認取得
（SCID）の発症を回避することが期待される。
GGS-CIDP 慢性炎症性脱髄性多 本剤の免疫調節作用により、末梢神経の炎症を抑制し、低下 注射 共同開発：
（乾燥スルホ化人免疫グロブリン） 発根神経炎（多巣性 した筋力を改善することが期待される。 KMバイオロジクス社（効
運動ニューロパチー
能・効果追加）
を含む）
2019年8月承認取得
GGS-ON 視神経炎の急性期 本剤の免疫調節作用により、視神経の炎症を抑制し、視機能 注射 共同開発：
（乾燥スルホ化人免疫グロブリン） （ステロイド剤が効 を改善することが期待される。 KMバイオロジクス社（効
果不十分な場合）
能・効果追加）
2019年12月承認取得
【承認申請】
開発コード（一般名） 対象疾患 薬効・特徴 剤型 備考
NT 201 上肢痙縮 A1型ボツリヌス毒素活性本体による筋弛緩作用により、上肢 注射 導入：
（インコボツリヌストキシンA） 痙縮における骨格筋の緊張の緩和・改善が期待される。
独メルツ社
2019年8月承認申請
28
3. 参考資料
◆ 新規開発医薬品 （2019年12月末現在）
【Phase Ⅲ】
開発コード（一般名） 対象疾患 薬効・特徴 剤型 備考
ITM-058 骨粗鬆症 強力な骨形成作用により短期間で骨密度増加と骨折抑制効果 注射 導入：
（アバロパラチド酢酸塩） が期待できる骨粗鬆症治療薬。既存薬に比べ、強い骨密度増
仏イプセン社
加作用と安全性（高カルシウム血症のリスク低減）が期待で
きる。
NT 201L 下肢痙縮 A1型ボツリヌス毒素活性本体による筋弛緩作用により、下肢 注射 導入：
（インコボツリヌストキシンA） 痙縮における骨格筋の緊張の緩和・改善が期待される。
独メルツ社
ITM-014T 甲状腺刺激ホルモン産 ソマトスタチン受容体を介したアポトーシスの誘導（直接的 注射 導入：
（ランレオチド酢酸塩） 生下垂体腫瘍 作用）や細胞栄養因子の分泌制御（間接的作用）を介した作
仏イプセン社
用により、甲状腺機能の正常化が期待できる。
（効能・効果追加）
GGS-MPA 顕微鏡的多発血管炎 本剤の抗炎症作用と免疫調節作用により、自己免疫性血管炎 注射 共同開発：
（乾燥スルホ化人免疫グロブリン） を鎮静化させ、標準治療で残存する神経障害（多発性単神経 KMバイオロジクス社（効
炎）を改善することが期待される。
能・効果追加）
29
3. 参考資料
◆ 新規開発医薬品 （2019年12月末現在）
【Phase Ⅱ】
開発コード（一般名） 対象疾患 薬効・特徴 剤型 備考
新規作用機序（CRTh2拮抗作用）によって喘息症状をコント 導入：
PTR-36 気管支喘息 錠剤
ロールする長期管理薬。 米GB001社
単剤による吸入ステロイドと同等の治療効果（軽症患者）や
吸入ステロイドとの併用による十分な治療効果（軽症～重症
の患者）が期待される。
繊維状吸着炭であり、尿毒素に対する高い吸着能力から、慢 自社開発品
TCF-12 慢性腎臓病 カプセル剤
性腎臓病（進行性）における尿毒症症状の改善及び末期腎不
全（ESRD）発症の遅延、並びに用量低減による服薬アドヒア
ランスの向上が期待される。
非プリン型キサンチンオキシダーゼ阻害薬。新規高尿酸血症 自社開発品
TMX-049 高尿酸血症・痛風 錠剤
治療薬として、有効性と安全性に優れることが期待される。
TMX-049DN ２型糖尿病における 非プリン型キサンチンオキシダーゼ阻害薬。 新規糖尿病性腎 錠剤 自社開発品
糖尿病性腎臓病 症治療薬として、腎症の進展抑制が期待される。
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3. 参考資料
◆ 新規開発医薬品 （2019年12月末現在）
【Phase Ⅱ】
開発コード（一般名） 対象疾患 薬効・特徴 剤型 備考
痛風・高尿酸血症の小児患者に対する、フェブリク®の適切な 自社開発品
TMX-67HK 小児の痛風・高尿酸 錠剤
用法・用量を設定する。
（フェブキソスタット） 血症 （効能・効果追加）
本剤の強力な尿酸生成抑制効果により、小児患者の血清尿酸
値を適正な値に改善・維持することが期待される。
健康な日本人の抜歯体から単離した歯髄由来細胞を原材料と 共同開発：
JTR-161 急性期脳梗塞 注射
する他家ヒト細胞加工製品。骨髄などに比べて細胞採取時の
JCRファーマ社
侵襲性が低く、国内で細胞ソースが調達できることが特徴。
免疫調整因子産生による炎症抑制、栄養因子産生による臓器
保護・再生促進などの効果が期待される。
31
3. 参考資料
◆ 非財務情報 帝人グループのCSRマテリアリティとSDGs
帝人グループでは、CSRマテリアリティ（重要課題）の特定にあたり、
SDGs が示す社会課題を参照し、グローバルレベルで積極的に取り組んでいます
32
3. 参考資料
◆ 非財務情報 ESG外部評価
GPIFの4つのESG指数全ての構成銘柄に採用
帝人は、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）がESG投資の運用にあたって選定する「FTSE Blossom Japan Index」、
「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI日本株女性活躍指数（WIN）」「S&P/JPXカーボンエフィシェ
ント指数」の4つの指数全ての構成銘柄となっています。
ESG関係に優れている株式銘柄として3つのプログラムに選定
（経済産業省と東京証券取引所との共同主催）
「なでしこ」 「ホワイト500」 「攻めのIT経営」
女性活躍推進 健康経営推進 IT活用推進
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