3393 スターティアHD 2021-08-13 15:00:00
2022年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]

                2022年3月期             第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                        2021年8月13日
上 場 会 社 名 スターティアホールディングス株式会社          上場取引所                       東
コ ー ド 番 号 3393              URL https://www.startiaholdings.com/
               代表取締役社長 兼
代  表  者 (役職名)               (氏名) 本郷 秀之
               グループ最高経営責任者
               取締役 兼
問合せ先責任者 (役職名)               (氏名) 植松 崇夫            (TEL) 03-5339-2109
               グループ執行役員
四半期報告書提出予定日    2021年8月13日 配当支払開始予定日              ―
四半期決算補足説明資料作成の有無     :有
四半期決算説明会開催の有無        :無
 
                                                                                         (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                         親会社株主に帰属
                           売上高                   営業利益                   経常利益
                                                                                         する四半期純利益
                           百万円           %           百万円       %        百万円          %            百万円     %
 2022年3月期第1四半期      3,433        24.5     △39  -     10  -     △34    -
 2021年3月期第1四半期      2,758       △4.0     △143  -   △132  -    △100    -
(注) 包括利益 2022年3月期第1四半期         △39百万円( -%) 2021年3月期第1四半期 △49百万円(   -%)
 
                                      潜在株式調整後
                           1株当たり
                                        1株当たり
                          四半期純利益
                                       四半期純利益
                                     円   銭                 円   銭
    2022年3月期第1四半期                 △3.49                        -
    2021年3月期第1四半期                △10.18                        -
 
 
(2)連結財政状態
                           総資産                       純資産            自己資本比率
                                     百万円                    百万円                      %
 2022年3月期第1四半期                       8,148                 4,473               54.9
 2021年3月期                            8,790                 4,577               52.1
(参考) 自己資本 2022年3月期第1四半期               4,473百万円         2021年3月期         4,577百万円
 
 

 

2.配当の状況
                                                      年間配当金

                     第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                           期末               合計
                            円    銭           円   銭         円   銭         円    銭          円    銭
   2021年3月期         -    3.00                                  -         7.00            10.00
   2022年3月期         -
   2022年3月期(予想)          4.00                                  -         7.00            11.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 
 



3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                 (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
                                                             親会社株主に帰属 1株当たり
                    売上高              営業利益             経常利益
                                                              する当期純利益 当期純利益
                    百万円     %        百万円         %         百万円     %          百万円         %             円 銭
第2四半期(累計)     7,117 19.1 △200    -                         △200    -          △130       -          △13.19
     通期      14,750 10.7  150 591.9                         150 113.4           50       -            5.07
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
 
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                    :無
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
         新規   ―社 (社名)               、 除外      ―社 (社名)
 

 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                    :無
 

 

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                        :有
     ②    ①以外の会計方針の変更                         :無
     ③    会計上の見積りの変更                          :無
     ④    修正再表示                               :無
 

 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)            2022年3月期1Q   10,240,400株   2021年3月期     10,240,400株

     ②    期末自己株式数                2022年3月期1Q     345,182株    2021年3月期       355,582株

     ③    期中平均株式数(四半期累計)         2022年3月期1Q   9,888,533株    2021年3月期1Q   9,836,307株
 
    (注)期末自己株式数には、「株式給付信託(BBT・J-ESOP)」及び「株式給付信託(従業員持株会処分型)」にかかる
       信託口が保有する当社株式(2022年3月期1Q 345,100株、2021年3月期 355,500株)が含まれております。ま
       た、期中平均株式数には、「株式給付信託(BBT・J-ESOP)」及び「株式給付信託(従業員持株会処分型)」にか
       かる信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数において控除する自己株式に含めております。(2022年3月
       期1Q 351,784株、2021年3月期1Q 404,041株)
 

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        (将来に関する記述等についてのご注意)
         本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
        判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
        績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
        っての注意事項については、四半期決算短信【添付資料】4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)
        連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
     
              スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


○添付資料の目次
 
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………4

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………13
 




                          —1—
                   スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
     当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響が依
    然として続いており、経済活動の停滞や縮小により、個人消費及び企業収益の悪化が続く極めて厳しい状況とな
    りました。また、新型コロナワクチン接種策等の進展により、社会経済活動の再開への期待も高まっております
    が、新型コロナウイルス感染症の再拡大が見られるなど未だ感染症の収束は見えず、景気の先行きについては依
    然として厳しい状況が続いております。
     このような事業環境のもと、当社グループが属する業界は、新型コロナウイルス感染症対策としてのテレワー
    ク導入や業務のデジタルシフトへの環境整備が進むなど、ITを活用した経営改革は急務となっており、デジタル
    トランスフォーメーションなどの領域におけるIT投資需要が高まりを見せる一方、先行き不透明な景況感の中で
    IT投資判断に引き続き慎重さが見られております。
     当社グループは、2020年5月15日発表の「中期経営計画 NEXT’ 2025」のとおり、2021年3月期から2025年3
                                      S
    月期までの5ヵ年を対象とした中期経営計画を達成すべく、事業を推進しております。
     特に、デジタルマーケティング関連事業においては、前期よりビジネスモデルをサブスクリプションモデル
    (継続課金型)としてSaaS型へ大きく舵を切り、これまでの高単価フロー型サービスには手が出せなかった顧客
    への導入ハードルを下げることで、顧客獲得数の増加に繋げ、ARR(年間経常収益)の増加に取り組んでおりま
    す。
     また、ITインフラ関連事業におきましては、中小・中堅企業の顧客基盤と強固なリレーションシップを図り、
    オフィスに欠かせない基幹設備から事務サポートまでIT技術を手段として顧客に「解決」を提案・提供し、顧客
    の事業運営をより良い方向に変化させるべく、継続した生産性向上を支援してまいりました。
     当第1四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動自粛等の影響を
    受けつつも、ウィズコロナ、アフターコロナを意識した顧客の事業活動に動きが見られ、デジタルマーケティン
    グ関連事業においては, SaaSツール群「Cloud CIRCUS(クラウドサーカス)」の受注が堅調に推移しMRR(月次経
    常収益)を積み上げることができ、ITインフラ関連事業におきましても、前第1四半期連結累計期間と比較し売
    上高は大きく回復いたしました。


     その結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は3,433,205千円(前年同四半期比24.5%増)、
    営業損失は39,695千円(前年同四半期は営業損失143,848千円)、経常利益は10,909千円(前年同四半期は経常損失
    132,610千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は34,539千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純
    損失100,131千円)となりました。
 
     セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
     なお、当連結会計年度より、従来「海外関連事業」として独立区分していた報告セグメントについて、当社子
    会社でありました上海思達典雅信息系統有限公司の全株式を譲渡したため、当第1四半期連結会計期間より、
    「海外関連事業」につきましては、「その他」の区分に変更いたしました。以下の前年同四半期比較につきまし
    ては、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。


    (デジタルマーケティング関連事業)
     デジタルマーケティング関連事業におきましては、顧客を増やす5つの課題領域「情報発信」「集客」「顧客
    体験価値向上」「見込顧客育成と顧客化」「解約防止・リピート増」を実現するSaaSツール群「Cloud CIRCUS
    ※」を提供しております。Cloud CIRCUSは、初めてデジタルマーケティングにお取組みされる方でも、誰でも簡
    単にすぐ始められ使いこなせるツールとなっており、フリーミアム展開も進めております。また、Cloud CIRCUS
    に加えて、広告運用やサイト構築のノウハウを基に、マーケティングコンサルティングや運用のサポートも提供
    し、ツールと合わせて、マーケティング力の進化を統合的に支援することで、潜在的なデジタルシフトニーズに
    対応し、1社に複数のサービスを提供しております。




                               —2—
                スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


 当第1四半期連結累計期間におきましては、予てより開発を進めてきた解約防止・リピート増ツールの
「Fullstar(フルスタ)」を2021年4月から提供開始。また、前期事業譲受したチャットボット事業の製品を
Cloud CIRCUSと連携させ、新たにチャットボットツール「IZANAI(イザナイ)」として2021年6月から提供開始
いたしました。更には、これらの新たなツールを含めた10商材のSaaSツールのIDを統合する機能拡充を行ったこ
とで、Cloud CIRCUSがひとつのSaaSプラットフォームとして連携強化することが可能となり、今後、更なるサー
ビス価値の向上を目指してクロスセル拡大や解約防止につなげてまいります。これらの開発投資により、Cloud
CIRCUSのクロスセルや新規受注が増加したことで、サブスクリプションモデルの売上、利益が計画に対して好調
に推移いたしました。


※Cloud CIRCUS
       課題領域            提供ツール名                     サービス内容
                 ActiBook(アクティブック)     電子Book制作ソフト、動画共有
                 BlueMonkey(ブルーモンキー)   WebCMS&オウンドメディア構築
情報発信             AppGoose(アップグース)      アプリ運用
                 Plusdb(プラスディービー)      データベース構築
                 creca(クリカ)            スマホ用ランディングページ制作
集客・広告運用コンサル      ―                     マーケティングコンサル、広告運用コンサル
                 COCOAR(ココアル)          AR制作ソフト
 体験
                 LESSAR(レッサー)          Webブラウザ用AR制作ソフト
顧客体験価値向上         IZANAI(イザナイ)          チャットボット
 顧客育成・顧客化        BowNow(バウナウ)          マーケティングオートメーション
 リピート・解約防止       Fullstar(フルスタ)        カスタマーサクセスマネジメント

  その結果、デジタルマーケティング関連事業の当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は595,536千
円(前年同四半期比14.4%増)、セグメント損失(営業損失)87,890千円(前年同四半期はセグメント利益(営
業利益)10,748千円)となりました。


(ITインフラ関連事業)
 ITインフラ関連事業におきましては、MFP(複合機)、UTM(統合脅威管理)、ネットワーク機器、ビジネスフ
ォン等の情報通信機器の販売・施工・保守並びにサーバ構築から運用保守まで一貫したシステムインテグレーシ
ョン及び機器メンテナンスを行っております。また、オフィスワーク業務を自動化するRPA(Robotic Process
Automation)ソリューションツールの「Robo-Pat(ロボパット)」や「RoboTANGO(ロボタンゴ)」など、複数のRPAツ
ールの中から企業の課題等に合った最適なツール導入から導入後の活用が軌道に乗るまでのコンサルティングを
行っております。更に、昨今、働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大を機にテレワークが推進される中、
契約書の署名や捺印・受け渡し・保管などをクラウド上で完結する電子署名ツールの提供を行っております。
 IT機器・サービスは近年では高性能化と低価格化が進み、ITインフラ関連事業のターゲットである中小企業が
こうしたIT機器・サービスを活用し、売上向上や生産性アップに取り組む経営環境が一段と整備されてまいりま
した。
 しかしながら、中小企業におきましては、人的制約からIT部門やIT専任者を社内に置くことができない、また
はそうした人材を十分確保できないことが大半で、IT機器・サービスを導入できず、十分に活用できないといっ
たことが課題になっております。このような課題に対して、当社は顧客の健全な成長と存続に寄り添うことをミ
ッションとし、お客様の目線に立ち、最適なIT機器・サービスや関連するオフィス環境を提案し、販売・サポー
トを提供しております。




                                —3—
                  スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


     当第1四半期連結累計期間におきましては、顧客である中小企業が新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
    り、在宅勤務や営業時間の短縮などにより事業活動の停滞が伺える一方、ウィズコロナ、アフターコロナを見据
    えた事業活動の回復の兆しが見え始めております。顧客の潜在ニーズの発掘と生産性向上のため、社内情報基盤
    の活用と和歌山コールセンター、カスタマーサクセス部門の体制と連携強化により、前第1四半期連結累計期間
    と比較し大幅に売上が回復いたしました。


     その結果、ITインフラ関連事業の当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は2,837,299千円(前年同
    四半期比27.6%増)、セグメント利益(営業利益)73,419千円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)
    154,814千円)となりました。
 
    (CVC関連事業)
     CVC関連事業におきましては、新規の投資実行はありませんでした。

     CVC関連事業の当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は314千円(前年同四半期売上高なし)、セ
    グメント利益(営業利益)65千円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)249千円)となりました。


(2)財政状態に関する説明
     当第1四半期連結会計期間末の総資産は8,148,226千円、前連結会計年度末と比較して642,037千円減少いたし
    ました。その主な内容は、ソフトウエアの増加70,949千円がありましたが、その一方で、現金及び預金の減少
    214,807千円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少241,613千円、その他の減少241,284千円があったことなどに
    よるものであります。
     負債の部は3,674,630千円となり、前連結会計年度末と比較して538,372千円減少いたしました。その主な内容
    は、買掛金の減少167,301千円、1年内返済予定の長期借入金の減少68,758千円、賞与引当金の減少84,569千円、
    長期借入金の減少162,666千円があったことなどによるものであります。
     純資産の部は4,473,595千円となり、前連結会計年度末と比較して103,665千円減少いたしました。その主な内
    容は、自己株式の減少7,519千円がありましたが、その一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失34,539千円、
    配当金の支払71,682千円があったことなどによるものであります。




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                スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当社グループにおきましては、2021年3月期から2025年3月期までの5ヵ年を対象とした中期経営計画を達成
  すべく、事業を推進しております。
   新型コロナウイルス感染症の更なる拡大により未だ新型コロナウイルス感染症の収束は見えず、景気の先行き
  に依然として不透明な状況が続いております。


   このような事業環境のもと、2021年6月22日に公表した「特別利益の計上および2022年3月期第2四半期連結
  業績予想、並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり、当社グループの完全子会社であるスタ
  ーティアレイズ株式会社のクラウドストレージ事業(以下「本事業」といいます。)を会社分割により新設会社
  「Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社(以下「CST」といいます。)」を設立し、CSTの一部株式(発行
  済株式の51.0%)をChatwork株式会社(代表取締役 山本正喜、東証マザーズ4448)へ2021年7月1日付で譲渡
  (以下「本株式譲渡」といいます。)いたしました。本株式譲渡によって、当第2四半期連結会計期間において
  関係会社売却益415百万円が特別利益に計上される見通しとなり、本事業が連結子会社の対象から外れ、CSTとし
  て2021年7月1日より当社の持分法適用関連会社となります。
   これにより、2021年5月14日に公表いたしました2022年3月期第2四半期連結累計期間の業績予想および通期
  連結業績予想につきまして、通期で連結売上高250百万円の減少を見込んでいる一方、前述の特別利益415百万円
  の計上見込みにより、親会社株主に帰属する当期純利益は170百万円増加の見通しとしております。
   以上のことから、2022年3月期の連結業績見通しにつきましては、連結売上高14,750百万円(前期比10.7%
  増)、連結営業利益150百万円(前期比591.9%増)、連結経常利益150百万円(113.4%増)、親会社株主に帰属
  する当期純利益50百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失130百万円)を見込んでおります。
   詳細は、2021年6月22日に公表した「特別利益の計上および2022年3月期第2四半期連結業績予想、並びに通
  期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
   今後、新型コロナウイルス感染症を始めとする外部環境等の影響により、著しく状況が変わりました場合には

  速やかにお知らせいたします。


  (注)本文中で記述しております通期の業績予想など将来についての事項は、予測しえない経済状況などの変化等
 さまざまな要因があるため、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものです。また、
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大によるさらなる環境悪化等により目標年度における定量目標が変更となる可
 能性があります。
  また、『2022年3月期第1四半期決算補足資料』を本日8月13日に発表しておりますので、併せてご参照くださ
 い。




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              スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                       (単位:千円)
                             前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                            (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                           3,245,235            3,030,428
   受取手形及び売掛金                        2,331,454                   -
   受取手形、売掛金及び契約資産                          -             2,089,840
   原材料                                168,500              148,347
   営業投資有価証券                           120,606              120,465
   その他                                742,071              500,787
   貸倒引当金                            △138,326             △140,143
   流動資産合計                           6,469,542            5,749,725
 固定資産
   有形固定資産                             137,890              147,985
   無形固定資産
     ソフトウエア                           791,433              862,382
     のれん                               37,968               32,117
     その他                                8,113                7,978
     無形固定資産合計                         837,515              902,478
   投資その他の資産
     投資有価証券                           863,932              882,892
     繰延税金資産                           154,378              141,044
     差入保証金                            221,066              217,756
     その他                              105,937              106,343
     投資その他の資産合計                     1,345,315            1,348,036
   固定資産合計                           2,320,721            2,398,500
 資産合計                               8,790,264            8,148,226




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              スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


                                                       (単位:千円)
                             前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                            (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                                901,626              734,324
   1年内返済予定の長期借入金                      855,970              787,211
   未払法人税等                              44,463               36,188
   賞与引当金                              218,987              134,418
   役員賞与引当金                             11,748                   -
   株式給付引当金                             20,215               20,215
   その他                              1,022,738              982,887
   流動負債合計                           3,075,748            2,695,245
 固定負債
   長期借入金                            1,032,404              869,738
   役員株式給付引当金                           12,382               14,304
   株式給付引当金                             36,804               42,789
   繰延税金負債                              55,163               52,052
   その他                                    500                  500
   固定負債合計                           1,137,254              979,384
 負債合計                               4,213,003            3,674,630
純資産の部
 株主資本
   資本金                                824,315              824,315
   資本剰余金                              903,459              903,459
   利益剰余金                            2,879,596            2,773,374
   自己株式                             △188,503             △180,983
   株主資本合計                           4,418,868            4,320,165
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                       158,392              153,429
   その他の包括利益累計額合計                      158,392              153,429
 純資産合計                              4,577,261            4,473,595
負債純資産合計                             8,790,264            8,148,226




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               スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                             (単位:千円)
                           前第1四半期連結累計期間            当第1四半期連結累計期間
                             (自 2020年4月1日            (自 2021年4月1日
                             至 2020年6月30日)           至 2021年6月30日)
売上高                                   2,758,650                3,433,205
売上原価                                  1,597,690                1,927,643
売上総利益                                 1,160,960                1,505,561
販売費及び一般管理費                            1,304,808                1,545,256
営業損失(△)                               △143,848                  △39,695
営業外収益
 受取配当金                                       752                   2,296
 持分法による投資利益                                5,441                  26,928
 助成金収入                                        -                   20,616
 その他                                       6,684                   2,750
 営業外収益合計                                  12,879                  52,591
営業外費用
 支払利息                                     1,179                    1,768
 その他                                        462                      216
 営業外費用合計                                  1,641                    1,985
経常利益又は経常損失(△)                          △132,610                   10,909
特別損失
 投資有価証券評価損                                 9,999                      -
 特別損失合計                                    9,999                      -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
                                       △142,610                   10,909
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税                              8,468                   32,875
法人税等調整額                                 △50,948                   12,574
法人税等合計                                  △42,479                   45,449
四半期純損失(△)                              △100,131                  △34,539
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)                    △100,131                  △34,539




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  四半期連結包括利益計算書
   第1四半期連結累計期間
                                                         (単位:千円)
                         前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                           至 2020年6月30日)         至 2021年6月30日)
四半期純損失(△)                           △100,131                △34,539
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                         51,767                 △4,962
 為替換算調整勘定                              △794                      -
 その他の包括利益合計                           50,972                 △4,962
四半期包括利益                              △49,158                △39,502
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                     △49,158                △39,502




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                 スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。


  (会計方針の変更)
  (収益認識に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
 を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
 又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
  当会計基準の適用による当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に与える主な影響は以下のとおりであ
 ります。
  財又はサービスの提供のうち、連結子会社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供す
 る財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額から当該他の当事者に支払う金額を控除した純額を収益とし
 て認識しております。
  また、連結子会社の受注制作のソフトウエア等に関して、履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がご
 く短い契約を除き、検収時に収益を認識する方法から、履行義務の充足に係る進捗度を見積り当該進捗度に基づき
 収益を一定の期間にわたり認識する方法に変更しております。なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法
 は、見積総原価に対する発生原価の割合(インプット法)で算出しております。
  収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取り扱いに従って
 おりますが、利益剰余金の当期首残高へ与える影響はありません。
  この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は135,961千円、売上原価は135,961千円減少しております。
  なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取り扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
 により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号         2020年
 3月31日)第28-15項に定める経過的な取り扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じ
 る収益を分解した情報を記載しておりません。


  (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号          2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
 う。) 等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
 準」(企業会計基準第10号   2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が
 定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、当該会計基準等の適用が四半期連
 結財務諸表に与える影響はありません。




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                    スターティアホールディングス株式会社(3393) 2022年3月期 第1四半期決算短信


     (セグメント情報等)
    【セグメント情報】
 
Ⅰ   前第1四半期連結累計期間(自    2020年4月1日      至    2020年6月30日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                              (単位:千円)
                                          報告セグメント
                                                                               その他
                       デジタルマー
                                     ITインフラ                                    (注)1
                        ケティング                        CVC関連事業        計
                                      関連事業
                         関連事業
売上高

    外部顧客への売上高              520,639   2,224,457               -    2,745,097      13,539
    セグメント間の
                             1,703         3,174             -        4,877           -
    内部売上高又は振替高
           計               522,343   2,227,631               -    2,749,974      13,539
       セグメント利益又は
                            10,748   △154,814             △249    △144,316      △11,183
      セグメント損失(△)

                                                     四半期連結
                                         調整額         損益計算書
                          合計
                                         (注)2         計上額
                                                      (注)3
売上高

    外部顧客への売上高            2,758,636              13    2,758,650
    セグメント間の
                             4,877        △4,877             -
    内部売上高又は振替高
           計             2,763,513        △4,863      2,758,650
       セグメント利益又は
                         △155,499         11,650      △143,848
      セグメント損失(△)

 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
    2 セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額は、セグメント間取引消去であります。セグメント利益又は
       セグメント損失(△)の調整額には、報告セグメントに含まれない全社損益、セグメント間取引消去額等
       が含まれております。
     3 セグメント利益又はセグメント損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と一致して
       おります。




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Ⅱ   当第1四半期連結累計期間(自    2021年4月1日      至    2021年6月30日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
                                                                              (単位:千円)
                                          報告セグメント
                                                                               その他
                       デジタルマー
                                     ITインフラ                                    (注)1
                        ケティング                        CVC関連事業        計
                                      関連事業
                         関連事業
売上高

    一時点で移転される財             143,491   1,600,907              314   1,744,714           -

    一定の期間にわたり移転される財        452,044   1,236,392               -    1,688,436           -

    顧客との契約から生じる収益          595,536   2,837,299              314   3,433,151           -

    外部顧客への売上高              595,536   2,837,299              314   3,433,151           -
    セグメント間の
                             3,070         7,146             -       10,216           -
    内部売上高又は振替高
          計                598,606   2,844,446              314   3,443,368           -
       セグメント利益又は
                          △87,890         73,419             65    △14,405       △471
      セグメント損失(△)

                                                     四半期連結
                                         調整額         損益計算書
                          合計
                                         (注)2         計上額
                                                      (注)3
売上高

    一時点で移転される財           1,744,714              53    1,744,768

    一定の期間にわたり移転される財      1,688,436              -     1,688,436

    顧客との契約から生じる収益        3,433,151              53    3,433,205

    外部顧客への売上高            3,433,151              53    3,433,205
    セグメント間の
                            10,216       △10,216             -
    内部売上高又は振替高
          計              3,443,368       △10,163      3,433,205
       セグメント利益又は
                          △14,877        △24,818       △39,695
      セグメント損失(△)

 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
    2 セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額は、セグメント間取引消去であります。セグメント利益又は
       セグメント損失(△)の調整額には、報告セグメントに含まれない全社損益、セグメント間取引消去額等
       が含まれております。
     3 セグメント利益又はセグメント損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失(△)と一致して
       おります。




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2.報告セグメントの変更等に関する事項
 (収益認識に関する会計基準等の適用)
  会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首より収益認識会計基準等を適用し、収益認識
 に関する会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
  当該変更により、従来の方法と比べて、当第1四半期連結累計期間の「デジタルマーケティング関連事業」の売
 上高が74,111千円減少し、「ITインフラ関連事業」の売上高が61,849千円減少しております。


 (報告セグメントの区分方法の変更)
  前事業年度まで、「海外関連事業」として独立区分していた報告セグメントについて、当社子会社でありました
 上海思達典雅信息系統有限公司の全株式を譲渡したため、当第1四半期連結会計期間より、「海外関連事業」につ
 きましては、「その他」の区分に変更しております。
  なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載し
 ております。


 (重要な後発事象)
  当社は、2021年6月22日開催の取締役会において、ビジネスチャットの『Chatwork』を開発・販売するChatwork
 株式会社(以下「Chatwork社」といいます。)との間で、当社グループの完全子会社であるスターティアレイズ株
 式会社(以下「スターティアレイズ」といいます。)のクラウドストレージ事業(以下「本事業」といいます。)
 を会社分割により新設会社を設立し、新設会社をChatwork社との合弁会社とするため、Chatwork社へ新設会社の一
 部株式を譲渡する契約並びに同社と本事業に係る業務提携に関する株主間契約を締結することを決定いたしまし
 た。
  具体的には、2021年7月1日にスターティアレイズが本事業の新設分割を行い、当社グループの完全子会社
 (Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社、以下「CST」といいます。)を設立し、同日、CSTの発行済株式の
 51.0%をスターティアレイズからChatwork社へ453,900千円で譲渡(以下「本株式譲渡」といいます。)しており、
 2022年3月期第2四半期連結会計期間において416,552千円の売却益を計上いたします。
  本株式譲渡によって、2022年3月期第2四半期連結会計期間において、本事業が連結子会社の範囲から外れ、CST
 として2021年7月1日より当社の持分法適用関連会社となりますが、その影響は軽微であります。




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