3390 J-INEST 2021-11-15 15:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年11月15日
上 場 会 社 名 INEST株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3390 URL https://inest-inc.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 執行 健太郎
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役常務 (氏名) 片野 良太 (TEL) 03-4216-2277
四半期報告書提出予定日 2021年11月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有
四半期包括利
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 者に帰属する
益合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 3,077 91.0 △94 - △114 - △137 - △137 - △137 -
2021年3月期第2四半期 1,611 - 111 - 104 - 247 - 247 - 247 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 △1.55 △1.55
2021年3月期第2四半期 3.65 3.65
(注) 当社は、2020年4月30日に広告ソリューション事業のサービスを終了したことに伴い、同事業を非継続事業に分類しております。
これに伴い、2021年3月期第2四半期連結累計期間の売上収益、営業利益及び税引前利益は非継続事業を除いた継続事業の金額を表示し
ております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 6,221 2,348 2,348 37.8
2021年3月期 6,647 2,173 2,173 32.7
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2022年3月期 - 0.00
2022年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
(注) 2022年3月期の配当につきましては未定であります。配当については、決定次第速やかにお知らせいたします。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属基本的1株当たり当期
売上収益 営業利益
する当期利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,500 ― 100 ― 50 ― 0.57
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
2022年3月期の業績予想については、当社が2022年3月期より国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)を任意適用することを決定したため
IFRSに基づき算出しております。このため、日本基準を適用していた2021年3月期の実績値に対する増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 90,927,325株 2021年3月期 87,726,425株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 240株 2021年3月期 144株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 88,863,191株 2021年3月期2Q 67,761,281株
(注) A種優先株式は、剰余金の配当について普通株式と同順位であるため、普通株式と同等の株式としており、期末発行済株式数及び期中
平均株式数に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(IFRSの適用)
当社は、2021年3月期第1四半期よりIFRSを適用しております。財務数値に係るIFRSと日本基準と
の差異については、四半期決算短信(添付資料)12ページ「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注
記(5)要約四半期財務諸表に関する注記事事項(初度適用)」をご参照ください。
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合
理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものでは
ありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………12
(初度適用) ……………………………………………………………………………………………12
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………22
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………24
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………25
― 1 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、主に飲食店等の事業者を対象に、広告メディア等のソリューションサービスを代理店として提供する事
業を運営しておりましたが、当社グループの経営状況に鑑み、2020年4月30日に当該サービスを終了いたしまし
た。当社の広告ソリューション事業のサービスの終了に伴い、同事業を非継続事業に分類しております。これによ
り、前第2四半期連結累計期間の売上収益、営業利益及び税引前四半期利益は非継続事業を除いた継続事業の金額
で表示しております。
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染
症の影響により、依然として厳しい状況にあります。国内外経済の先行きについては、感染拡大の防止策を講じ、
ワクチン接種を促進するなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待さ
れておりますが、感染の動向が国内外経済に与える影響に十分に注意する必要があります。
当社グループを取り巻く事業環境では、AIやIoTを活用したソリューションサービスの活用やBCP対策へ
の対応、在宅勤務やリモートワーク等の働き方改革への対応等が求められており、当社グループにおけるこれらの
売上高のシェアは2020年3月期から2021年3月期にかけて増加傾向にあり、昨今のコロナ禍をきっかけに、社会が
大きく変わると予想される中で、そのニーズも急速に多様化していくと認識しております。
このような事業環境のもと、2020年8月1日を効力発生日として、株式会社アイ・ステーション及び株式会社P
atchを当社の完全子会社とし、新たな経営体制へ移行いたしました。各社の販売網や販売チャネル、多数の顧
客基盤と商品等を活かし、法人企業や個人消費者の顧客のニーズにあった商品の取り扱いを増加し、積極的に販売
活動を展開してまいりました。
なお、当社グループにおいては感染力の高い新型コロナウイルスの変異株による社会全体での感染者の急増に伴
い、感染拡大防止に留意し営業活動を行った結果、特に法人向け事業のフィールドセールスに影響が生じました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は3,077百万円(前年同期比91.0%増)となり、営業損失94百万
円(前年同期は営業利益111百万円)、税引前四半期損失114百万円(前年同期は税引前四半期利益104百万円)、親会社
の所有者に帰属する四半期損失は137百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期利益247百万円)となりま
した。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① 法人向け事業
法人向け事業セグメントは、主に中小法人に対して、モバイルデバイスや新電力、OA機器等の顧客のニーズ
にあった各種商品を取次販売しております。
当第2四半期連結累計期間においては、中小法人に対する多数の顧客基盤や商品を活かした販売活動を積極的
に展開してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,485百万円(前年同期比80.7%増)、セグメント利益は147
百万円(前年同期比23.4%増)となりました。
② 個人向け事業
個人向け事業セグメントは、主に個人消費者に対して、ウォーターサーバーやモバイルデバイス、インターネ
ット回線等の顧客のニーズにあった各種商品を取次販売しております。
当第2四半期連結累計期間においては、個人に対する多数の顧客基盤と商品を強みに、より顧客のニーズに寄
り添った販売活動に注力してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は1,611百万円(前年同期比104.2%増)、セグメント利益は55
百万円(前年同期比53.1%減)となりました。
― 2 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末 増減
総資産 6,647 6,221 △426
負債 4,474 3,872 △602
資本 2,173 2,348 175
総資産は、主に現金及び預金、営業債権及びその他の債権の減少により、前連結会計年度末に比べて426百万円減
少し、6,221百万円となりました。
負債は、主に営業債務及びその他の債務の減少により、前連結会計年度末に比べて602百万円減少し、3,872百万
円となりました。
資本は、主に新株予約権の行使による株式の発行による収入300百万円があったことにより、前連結会計年度末に
比べて175百万円増加し、2,348百万円となりました。
(キャッシュ・フローの状況)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー 222 △339
投資活動によるキャッシュ・フロー 496 △126
財務活動によるキャッシュ・フロー △366 298
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,704 1,598
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に営業債務及びその他の債務の減少により、339百万円のマイナスとな
りました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産及び無形資産の取得による支出により、126百万円のマ
イナスとなりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に新株予約権の行使による株式の発行による収入300百万円により、
298百万円のプラスとなりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,598百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当連結会計年度の通期連結業績見通しについては、2021年5月20日に公表いたしました業績予想から変更はあり
ません。
なお、本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手可能な情報から得られた当社経営
者の判断に基づいております。従いまして、これらの業績見通し等に全面的に依拠することはお控えくださるよう
お願いいたします。
また、感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により、企業活動の停滞が続き、経済面での影響が甚大となる
可能性があります。今後、世界経済への影響の広がりと長期化の度合いによっては、さらに深刻度を増すことが予
想されております。当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染防止及び拡散防止に向け、マスク着
用、消毒の徹底等拡散防止策を講じ、加えてリモートワーク勤務体制を整備する等必要な対策を実施しておりま
す。今後の事業への影響を慎重に見極め、公表すべき事実が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
― 3 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第2四半期
IFRS移行日 前連結会計年度
注記 連結会計期間
(2020年4月1日) (2021年3月31日)
(2021年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 563 1,766 1,598
営業債権及びその他の債権 413 1,157 896
棚卸資産 7 28 56
その他の金融資産 7 ― ―
その他の流動資産 112 87 88
流動資産合計 1,104 3,041 2,639
非流動資産
有形固定資産 2 104 116
のれん ― 1,666 1,666
無形資産 94 87 110
持分法で会計処理されている投資 10 11 11
その他の金融資産 343 402 421
繰延税金資産 18 157 137
使用権資産 ― 1,173 1,114
その他の非流動資産 0 3 3
非流動資産合計 469 3,606 3,581
資産合計 1,574 6,647 6,221
― 4 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
当第2四半期
IFRS移行日 前連結会計年度
注記 連結会計期間
(2020年4月1日) (2021年3月31日)
(2021年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 913 1,856 1,372
有利子負債 485 814 241
リース負債 ― 100 92
未払法人所得税 1 16 2
その他の金融負債 ― 57 21
その他の流動負債 95 206 195
流動負債合計 1,495 3,052 1,925
非流動負債
有利子負債 ― 319 890
リース負債 ― 1,045 999
引当金 ― 57 57
繰延税金負債 3 ― ―
非流動負債合計 3 1,422 1,946
負債合計 1,498 4,474 3,872
資本
資本金 100 273 410
資本剰余金 262 1,985 2,162
利益剰余金 △287 △86 △224
自己株式 △0 △0 △0
親会社の所有者に帰属する
75 2,173 2,348
持分合計
資本合計 75 2,173 2,348
負債及び資本合計 1,574 6,647 6,221
― 5 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
注記 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
継続事業
売上収益 1,611 3,077
売上原価 327 286
売上総利益 1,284 2,791
その他の収益 36 13
販売費及び一般管理費 1,207 2,895
その他の費用 2 3
営業利益(△損失) 111 △94
金融収益 3 9
金融費用 10 30
持分法による投資利益 0 0
税引前四半期利益(△損失) 104 △114
法人所得税費用 0 22
継続事業からの四半期利益(△損失) 104 △137
非継続事業
非継続事業からの四半期利益 143 ―
四半期利益(△損失) 247 △137
四半期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者 247 △137
非支配持分 ― ―
四半期利益(△損失) 247 △137
1株当たり四半期利益(△損失)(円)
継続事業 1.54 △1.55
非継続事業 2.12 ―
基本的1株当たり四半期利益(△損失) 3.65 △1.55
希薄化後1株当たり四半期利益(△損失)
(円)
継続事業 1.54 △1.55
非継続事業 2.12 ―
希薄化後1株当たり四半期利益(△損失) 3.65 △1.55
― 6 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
第2四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
注記 (自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
継続事業
売上収益 1,256 1,491
売上原価 184 107
売上総利益 1,072 1,384
その他の収益 12 10
販売費及び一般管理費 994 1,435
その他の費用 1 2
営業利益(△損失) 88 △42
金融収益 0 △4
金融費用 8 18
持分法による投資損益 0 0
税引前四半期利益(△損失) 80 △64
法人所得税費用 1 △3
継続事業からの四半期利益(△損失) 78 △61
非継続事業
四半期利益(△損失) 78 △61
四半期利益(△損失)の帰属
親会社の所有者 78 △61
非支配持分 ― ―
四半期利益(△損失) 78 △61
1株当たり四半期利益(△損失)(円)
継続事業 1.04 △0.68
非継続事業 ― ―
基本的1株当たり四半期利益(△損失) 1.04 △0.68
希薄化後1株当たり四半期利益(△損失)
(円)
継続事業 1.04 △0.68
非継続事業 ― ―
希薄化後1株当たり四半期利益 1.04 △0.68
― 7 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
注記 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益(△損失) 247 △137
四半期包括利益合計 247 △137
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者 247 △137
非支配持分 ― ―
四半期包括利益合計 247 △137
― 8 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
第2四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
注記 (自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益(△損失) 78 △61
四半期包括利益合計 78 △61
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者 78 △61
非支配持分 ― ―
四半期包括利益合計 78 △61
― 9 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本 利益 自己 資本
注記 資本金 合計
剰余金 剰余金 株式 合計
2020年4月1日 100 262 △287 △0 75 75
四半期包括利益
四半期利益 ― ― 247 ― 247 247
四半期包括利益合計 ― ― 247 ― 247 247
所有者との取引額等
新株の発行(新株予約権の行使) ― △0 ― ― △0 △0
新株予約権の発行 ― 1 ― ― 1 1
新株予約権の失効 6 ― △17 ― ― △17 △17
株式交換による変動 ― 1,522 ― ― 1,522 1,522
所有者との取引額等合計 ― 1,505 ― ― 1,505 1,505
2020年9月30日 100 1,768 △39 △0 1,828 1,828
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本 利益 自己 資本
注記 資本金 合計
剰余金 剰余金 株式 合計
2021年4月1日 273 1,985 △86 △0 2,173 2,173
四半期包括利益
四半期損失(△) ― ― △137 ― △137 △137
四半期包括利益合計 ― ― △137 ― △137 △137
所有者との取引額等
新株の発行(新株予約権の行使) 136 164 ― ― 301 301
新株予約権の発行 ― 12 ― ― 12 12
所有者との取引額等合計 136 176 ― ― 313 313
2021年9月30日 410 2,162 △224 △0 2,348 2,348
― 10 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
注記 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益(△損失) 104 △114
非継続事業からの税引前四半期利益 143 ―
減価償却費及び償却費 37 106
金融収益 △3 △9
金融費用 10 23
持分法による投資損益(△は益) △0 △0
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) 190 263
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △349 △525
棚卸資産の増減(△は増加) 4 △27
その他 3 △23
小計 141 △309
利息の受取額 1 0
利息の支払額 △6 △23
法人所得税の支払額 △1 △16
法人所得税の還付額 88 9
営業活動によるキャッシュ・フロー 222 △339
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出 △0 △107
投資有価証券の売却による収入 214 ―
出資金の回収による収入 ― 0
子会社の支配獲得による収支(△は支出) 162 ―
子会社の支配喪失による収支(△は支出) 114 ―
その他 5 △18
投資活動によるキャッシュ・フロー 496 △126
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △11 △700
長期借入れによる収入 200 800
長期借入金の返済による支出 △41 △33
リース債務の返済による支出 △13 △54
社債の買入及び償還による支出 △500 ―
新株予約権の行使による株式の発行による収入 ― 300
その他 0 △14
財務活動によるキャッシュ・フロー △366 298
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 352 △167
現金及び現金同等物の期首残高 563 1,766
株式交換に伴う現金及び現金同等物の増加額 789 ―
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,704 1,598
― 11 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(初度適用)
当社グループは、第1四半期連結会計期間からIFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表を開示しております。
日本基準に準拠して作成された直近の連結財務諸表は2021年3月31日に終了する連結会計年度に関するものであ
り、IFRSへの移行日は2020年4月1日です。
(1)IFRS第1号の免除規定
IFRSは、IFRSを初めて適用する会社に対して、原則としてIFRSで要求される基準を遡及して適用することを
求めております。ただし、IFRS第1号は、一部については例外的に遡及適用が禁止され、IFRS移行日から将来
に向かって適用されます。当該例外規定のうち当社グループに該当する項目は以下のとおりであります。
会計上の見積り
IFRSによる連結財務諸表の作成において行った会計上の見積りについては、日本基準による連結財務諸表の
作成時点における見積りと首尾一貫したものとするため、その後に入手した新たな情報に基づく見積りの修正
を反映しておりません。
また、IFRS第1号では、IFRSで要求される基準の一部について任意に免除規定を適用できることを定めてお
ります。当社グループが適用した主な免除規定の内容は以下のとおりであります
① 企業結合
IFRS移行日より前に行われた企業結合については、IFRS第3号「企業結合」を適用しておりません。
② リース
IFRS第1号では、初度適用企業は移行日に存在する契約にリースが含まれているかどうかを、同日時点で
存在する事実及び状況に基づいて判定することが認められております。また、リース期間が移行日から12ヶ
月以内に終了するリース及び原資産が少額であるリースについて、費用として認識することが認められてお
ります。
当社グループは、当該免除規定を適用し、リースの認識・測定を行っております。
当社グループは、IFRSによる要約四半期連結財務諸表を作成するにあたり、既に開示された日本基準によ
る連結財務諸表及び四半期連結財務諸表に対して必要な調整を加えております。
当第2四半期連結会計期間においてIFRS第1号により開示が求められる調整表は、以下のとおりでありま
す。
調整表上の「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の差
異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。
― 12 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)資本に対する調整
IFRS移行日(2020年4月1日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 563 ― ― 563 現金及び現金同等物
営業債権及びその他
売掛金 333 79 ― 413 b
の債権
商品 7 ― ― 7 棚卸資産
未収入金 155 △155 ― ― b
― 7 ― 7 その他の金融資産
その他 44 67 ― 112 その他の流動資産
貸倒引当金 △0 0 ― ― b
流動資産合計 1,104 ― ― 1,104 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 ― 2 ― 2 h 有形固定資産
建物 1 △1 ― ―
その他 0 △0 ― ―
無形固定資産 ― 96 △1 94 h 無形資産
ソフトウエア 94 △94 ― ―
その他 1 △1 ― ―
投資その他の資産
投資有価証券 426 △426 ― ― a
敷金及び保証金 118 △118 ― ― h
持分法で会計処理さ
― 10 ― 10 a
れている投資
A
― 347 △4 343 その他の金融資産
a,h
破産更生債権等 79 △79 ― ―
繰延税金資産 16 ― 1 18 繰延税金資産
― 0 ― 0 h その他の非流動資産
貸倒引当金 △266 266 ― ― h
固定資産合計 473 ― △4 469 非流動資産合計
資産合計 1,578 ― △4 1,574 資産合計
― 13 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
負債及び資本
負債の部 負債
流動負債 流動負債
営業債務及びその他
買掛金 88 822 2 913 c
の債務
1年内償還予定の転
換社債型新株予約権 500 ― △14 485 d 有利子負債
付社債
未払金 276 △276 ― ― c
未払法人税等 3 ― △2 1 未払法人所得税
前受金 509 △509 ― ― c
賞与引当金 18 △18 ― ―
役員賞与引当金 0 △0 ― ―
その他 57 △18 56 95 D,c その他の流動負債
流動負債合計 1,453 ― 41 1,495 流動負債合計
固定負債 非流動負債
― ― 3 3 繰延税金負債
― ― 3 3 非流動負債合計
負債合計 1,453 ― 44 1,498 負債合計
純資産の部 資本
資本金 100 ― ― 100 資本金
資本剰余金 247 ― 14 262 資本剰余金
利益剰余金 △223 ― △63 △287 A,D 利益剰余金
自己株式 △0 ― ― △0 自己株式
親会社の所有者に帰属
124 ― △49 75
する持分合計
純資産合計 124 ― △49 75 資本合計
負債純資産合計 1,578 ― △4 1,574 負債及び資本合計
― 14 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結会計期間(2020年9月30日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 1,704 ― ― 1,704 現金及び現金同等物
営業債権及びその他
売掛金 851 108 3 963 b
の債権
商品 19 △14 ― 4 棚卸資産
― 2 ― 2 その他の金融資産
その他 137 △102 △7 28 その他の流動資産
貸倒引当金 △6 6 ― ― b
流動資産合計 2,707 ― △3 2,703 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 83 ― ― 83 h 有形固定資産
無形固定資産
のれん 1,715 ― 48 1,763 B,E のれん
その他 27 ― △1 26 無形資産
投資その他の資産
投資有価証券 26 △26 ― ― a
持分法で会計処理さ
― 11 ― 11 a
れている投資
A
― 359 12 372 その他の金融資産
a,h
― 58 22 80 繰延税金資産
― ― 899 899 C 使用権資産
その他 412 △409 ― 3 h その他の非流動資産
貸倒引当金 △6 6 ― ― h
固定資産合計 2,259 △0 980 3,239 非流動資産合計
資産合計 4,966 △0 977 5,943 資産合計
― 15 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
負債及び資本
負債の部 負債
流動負債 流動負債
営業債務及びその他
買掛金 217 1,410 19 1,648 c
の債務
短期借入金 600 △600 ― ― d
1年内返済予定の転換
82 △82 ― ― d
社債型新株予約権
未払金 757 △757 ― ― c
未払法人税等 14 △1 △1 11 未払法人所得税
前受金 502 △502 ― ― c
解約調整引当金 89 △89 ― ―
賞与引当金 65 △65 ― ―
― 753 ― 753 d 有利子負債
― 1 82 84 C リース負債
その他 167 △66 76 177 D,c その他の流動負債
流動負債合計 2,497 ― 177 2,674 流動負債合計
固定負債 非流動負債
長期借入金 220 383 603 d 有利子負債
― 5 779 784 C リース負債
― ― 51 51 引当金
その他 388 △388 ― ― h その他の非流動負債
― △0 0 ― 繰延税金負債
固定負債合計 608 △0 831 1,439 非流動負債合計
負債合計 3,106 △0 1,008 4,114 負債合計
純資産の部 資本
資本金 100 ― ― 100 資本金
資本剰余金 1,770 1 △3 1,768 g 資本剰余金
A,B
利益剰余金 △11 ― △27 △39 C,D 利益剰余金
E,F
自己株式 △0 ― ― △0 自己株式
新株予約権 1 △1 ― ― F,g
親会社の所有者に帰属
1,859 ― △30 1,828
する持分合計
純資産合計 1,859 ― △30 1,828 資本合計
負債純資産合計 4,966 △0 977 5,943 負債及び資本合計
― 16 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
前連結会計年度(2021年3月31日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
資産の部 資産
流動資産 流動資産
現金及び預金 1,766 ― ― 1,766 現金及び現金同等物
営業債権及びその他
売掛金 1,022 128 6 1,157 b
の債権
商品 47 △19 ― 28 棚卸資産
その他 209 △114 △7 87 b その他の流動資産
貸倒引当金 △4 4 ― ― b
流動資産合計 3,042 ― △1 3,041 流動資産合計
固定資産 非流動資産
有形固定資産 ― 104 ― 104 h 有形固定資産
建物 67 △67 ― ―
その他 36 △36 ― ―
― ― 1,173 1,173 C 使用権資産
無形固定資産
のれん 1,534 ― 131 1,666 B,E のれん
その他 89 ― △1 87 無形資産
投資その他の資産
投資有価証券 20 △20 ― ― a
敷金及び保証金 377 △377 ― ― h
持分法で会計処理さ
― 11 ― 11 a
れている投資
A
― 386 16 402 その他の金融資産
a,h
繰延税金資産 119 △0 37 157 繰延税金資産
その他 11 △8 ― 3 h その他の非流動資産
貸倒引当金 △8 8 ― ― h
固定資産合計 2,248 △0 1,358 3,606 非流動資産合計
資産合計 5,290 △0 1,357 6,647 資産合計
― 17 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
負債及び資本
負債の部 負債
流動負債 流動負債
営業債務及びその他
買掛金 246 1,572 37 1,856 c
の債務
短期借入金 700 △700 ― ― d
1年内返済予定の
45 △45 ― ― d
長期借入金
― 814 ― 814 d 有利子負債
― 0 99 100 C リース負債
― ― 57 57 F,g その他の金融負債
未払金 964 △964 ― ― c
未払法人税等 31 △11 △3 16 未払法人所得税
前受金 416 △416 ― ― c
賞与引当金 80 △80 ― ―
役員賞与引当金 15 △15 ― ―
解約調整引当金 138 △138 ― ― c
その他 148 △15 73 206 D,c その他の流動負債
流動負債合計 2,786 ― 265 3,052 流動負債合計
固定負債 非流動負債
長期借入金 208 110 ― 319 d 有利子負債
― 5 1,039 1,045 C リース負債
― ― 57 57 引当金
― △0 0 ― 繰延税金負債
その他 116 △116 ― ―
固定負債合計 324 △0 1,097 1,422 非流動負債合計
負債合計 3,111 △0 1,362 4,474 負債合計
純資産の部 資本
資本金 273 ― ― 273 資本金
資本剰余金 1,944 11 30 1,985 g 資本剰余金
A,B
利益剰余金 △54 ― △31 △86 C,D 利益剰余金
E,F
自己株式 △0 ― ― △0 自己株式
新株予約権 15 △11 △4 ― g
親会社の所有者に帰属
2,179 ― △5 2,173
する持分合計
純資産合計 2,179 ― △5 2,173 資本合計
負債純資産合計 5,290 △0 1,357 6,647 負債及び資本合計
― 18 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(3) 包括利益に対する調整
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 2,417 △254 △551 1,611 E,e 売上収益
売上原価 710 △243 △139 327 E,e 売上原価
売上総利益 1,706 △10 △411 1,284 売上総利益
― 29 7 36 f その他の収益
B,C
販売費及び一般管理費 1,645 △14 △424 1,207 D,E 販売費及び一般管理費
f
― 4 △2 2 f その他の費用
営業利益 60 28 21 111 営業利益
営業外収益 6 △6 ― ― f
営業外費用 10 △10 ― ― f
特別利益 170 △170 ― ― f
特別損失 2 △2 ― ― f
― 0 2 3 f 金融収益
― 9 0 10 F,f 金融費用
― 0 ― 0 持分法による投資損益
税金等調整前四半期純利益 224 △143 23 104 税引前四半期利益
法人税等合計 13 0 △12 0 法人所得税費用
継続事業からの四半期利
211 △143 36 104
益
非継続事業からの四半期
143 143
利益
四半期純利益 211 ― 36 247 四半期利益
親会社株主に帰属する四半 親会社の所有者に帰属す
211 ― 36 247
期純利益 る四半期利益
四半期包括利益 211 ― 36 247 四半期包括利益合計
親会社株主に係る四半期包
211 ― 36 247 親会社の所有者
括利益
非支配株主に係る四半期包
― ― ― - 非支配持分
括利益
― 19 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結会計期間(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 2,065 △243 △565 1,256 E,e 売上収益
売上原価 572 △243 △144 184 E,e 売上原価
売上総利益 1,492 ― △420 1,072 売上総利益
― 13 △0 12 f その他の収益
B,C
販売費及び一般管理費 1,401 ― △407 994 D,E 販売費及び一般管理費
f
― 1 ― 1 f その他の費用
営業損失(△) 91 11 △14 88 営業利益
営業外収益 1 △1 ― ― f
営業外費用 9 △9 ― ― f
特別利益 11 △11 ― ― f
特別損失 1 △1 ― ― f
― 0 △0 0 f 金融収益
― 8 0 8 F,f 金融費用
― 0 ― 0 持分法による投資損益
税金等調整前四半期純利益 95 ― △15 80 税引前四半期利益
法人税等合計 8 ― △6 1 法人所得税費用
継続事業からの四半期利
87 ― △8 78
益
非継続業からの四半期利
― ― ― ―
益
四半期純利益 87 ― △8 78 四半期利益
親会社株主に帰属する四半 親会社の所有者に帰属す
87 ― △8 78
期純利益 る四半期利益
四半期包括利益 87 ― △8 78 四半期包括利益合計
親会社株主に係る四半期包
87 ― △8 78 親会社の所有者
括利益
非支配株主に係る四半期包
― ― ― ― 非支配持分
括利益
― 20 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
認識及び
日本基準表示科目 日本基準 表示組替 IFRS 注記 IFRS表示科目
測定の差異
百万円 百万円 百万円 百万円
売上高 6,500 △1,048 △561 4,890 E,e 売上収益
売上原価 1,780 △1,037 △139 602 E,e 売上原価
売上総利益 4,720 △10 △421 4,287 売上総利益
― 35 7 42 f その他の収益
B,C
販売費及び一般管理費 4,685 △14 △507 4,163 D,E 販売費及び一般管理費
f
― 53 △0 52 f その他の費用
営業利益 34 △14 94 114 営業利益
営業外収益 13 △13 ― ― f
営業外費用 27 △27 ― ― f
特別利益 170 △170 ― ― f
特別損失 58 △58 ― ― f
― 0 2 3 f 金融収益
― 32 92 124 F,f 金融費用
― 0 ― 0 持分法による投資損益
税金等調整前当期純利益 132 △143 4 △5 税引前損失(△)
法人税等合計 △35 ― △29 △65 法人所得税費用
168 △143 34 59 継続事業からの当期利益
非継続事業からの当期利
143 ― 143
益
当期純利益 168 ― 34 203 当期利益
親会社株主に帰属する当期 親会社の所有者に帰属す
168 ― 34 203
純利益 る当期利益
包括利益 168 ― 34 203 当期包括利益合計
親会社株主に係る包括利益 168 ― 34 203 親会社の所有者
非支配株主に係る包括利益 ― ― ― ― 非支配持分
(4)表示の組替に関する注記
以下の項目については、IFRSの規定に準拠するための表示の組替であり、利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼ
しません。
a.日本基準において投資有価証券に含めて表示しておりました持分法適用関連会社に対する投資について、IFRS
では持分法で会計処理されている投資として表示しております。
b.日本基準において区分掲記していた売掛金、未収入金及び貸倒引当金は、IFRSでは営業債権及びその他の債権
として表示しております。
c.日本基準において区分掲記していた買掛金、未払金、及び前受金は、IFRSでは営業債務及びその他の債務とし
て表示しております。
d.日本基準において区分掲記していた短期借入金、1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の転換社債
型新株予約権付社債は、IFRSでは流動負債の有利子負債として表示しております。また、日本基準において区
分掲記していた長期借入金は、IFRSでは非流動負債の有利子負債として表示しております。
e.IFRS適用において、当事者として関与している取引は売上収益及び売上原価を総額表示し、代理人として関与
している取引は純額表示しております。
f.日本基準において営業外収益、営業外費用、特別利益及び特別損失として表示されていた金額のうち、支払利
息などの金融関連項目については、IFRSでは金融収益及び金融費用として、固定資産の除売却損益や減損損失
等については、IFRSでは販売費及び一般管理費、及びその他の収益及びその他の費用として表示しておりま
す。
g. 日本基準において純資産の部に区分掲記していた新株予約権について、IFRSでは資本剰余金またはその他の金
融負債として表示しております日本基準において純資産の部に区分掲記していた新株予約権について、IFRSで
はその他資本の構成要素またはその他の金融負債として表示しております。
h.その他IFRS科目に合わせて集約・別掲の表記をしております。
― 21 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)認識及び測定の差異に関する注記
利益剰余金に関する差異調整の主な項目は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第2四半期
IFRS移行日 前連結会計年度
連結会計期間
(2020年4月1日) (2021年3月31日)
(2020年9月30日)
日本基準の利益剰余金 △223 △11 △54
認識及び測定の差異
A.金融商品 △4 △4 0
B.のれん ― 41 124
C.リース ― △2 △6
D.従業員給付 △52 △55 △48
E.企業結合 ― 7 7
F.新株予約権 ― ― △88
その他 △7 △13 △19
認識及び測定の差異合計 △63 △27 △31
IFRSの利益剰余金 △287 △39 △86
主要な差異の内容は、以下のとおりであります。
A. 市場性のない資本性金融商品
日本基準では、市場性のない資本性金融商品について取得原価で計上しておりました。IFRSでは、IFRS第9
号「金融商品」に基づきその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に分類しており、市場
性の有無に関係なく公正価値で測定し、その変動額はその他の包括利益を通じて認識しております。
B. のれん
日本基準では効果が発現すると合理的に見積られる期間にわたって規則的にのれんを償却しておりましたが、
IFRSでは企業結合により発生したのれんは、毎期、または兆候を識別した場合毎期減損テストを行っておりま
す。
C. リース負債及び使用権資産
日本基準では、借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースに分類し、オペレ
ーティング・リースについては通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っておりました。IFRSでは、
借手のリースについてファイナンス・リース又はオペレーティング・リースに分類せず、リース取引について
使用権資産及びリース負債を認識しております。
D. 未払有給休暇
日本基準では会計処理をしていなかった未消化の有給休暇について、IFRSでは「その他の流動負債」として
負債計上しています。
E. 企業結合
株式会社アイ・ステーション及び株式会社Patchの企業結合日について日本基準ではみなし取得日
(2020年7月1日)としておりましたが、IFRSでは2020年8月1日に調整しております。
F. 新株予約権
日本基準では会計処理が求められていなかった新株予約権の公正価値評価について、IFRSでは公正価値で測
定し、その変動額は純損益として認識しております。
(6)キャッシュ・フローに対する調整
日本基準では、オペレーティング・リース及び賃貸契約に係る支払いリース料及び賃貸費用は、営業活動による
キャッシュ・フローに区分しておりますが、IFRSでは、原則としてすべてのリースについて、リース負債の認識が
要求され、当該負債の返済による支出は、財務活動によるキャッシュ・フローに区分しております。
― 22 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、法人向け事業及び個人向け事業を営んでおり、その事業区分ごとに当社及び当社の連結子会社
が単一もしくは複数の事業に従事する事業活動を展開しております。
なお、前第2四半期連結会計期間より、新たな経営体制への移行に伴い、事業セグメントの区分方法を見直し、
報告セグメントを従来の「システム事業」、「直販事業」及び「広告ソリューション事業」から「法人向け事業」
及び「個人向け事業」に変更しており、「法人向け事業」は、主に中小法人に対して、モバイルデバイスや新電力、
OA機器等の顧客のニーズにあった各種商品を取次販売しております。「個人向け事業」は、主に個人に対して、
ウォーターサーバーやモバイルデバイス、インターネット回線等の顧客のニーズにあった各種商品を取次販売して
おります。
当社は、広告ソリューション事業のサービスの終了に伴い、同事業を非継続事業に分類しており、前第2四半期
連結累計期間のセグメント収益及び業績は、非継続事業を除いた継続事業の金額を表示しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 要約四半期連結
(注) 財務諸表計上額
法人向け事業 個人向け事業 計
売上収益
外部顧客への売上収益 822 789 1,611 - 1,611
セグメント間の
0 0 0 △0 -
内部売上収益及び振替高
計 822 789 1,611 △0 1,611
セグメント利益 119 118 237 △126 111
金融収益 3
金融費用 10
持分法による投資損益 0
税引前四半期利益 104
(注) セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去及び各セグメントに配分していない全社費用が含まれて
おります。
― 23 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 要約四半期連結
(注) 財務諸表計上額
法人向け事業 個人向け事業 計
売上収益
外部顧客への売上収益 1,484 1,593 3,077 - 3,077
セグメント間の
1 18 20 △20 -
内部売上収益及び振替高
計 1,485 1,611 3,097 △20 3,077
セグメント利益(△損失) 147 55 203 △297 △94
金融収益 9
金融費用 30
持分法による投資損益 0
税引前四半期損失(△) △114
(注) セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去及び各セグメントに配分していない全社費用が含まれて
おります。
― 24 ―
INEST株式会社(3390)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(1株当たり情報)
基本的1株当たり四半期利益及び算定上の基礎、希薄化後1株当たり四半期利益及び算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
(1) 基本的1株当たり四半期利益(△は損失)
継続事業 1円54銭 △1円55銭
非継続事業 2.12 -
(算定上の基礎)
親会社の所有者に帰属する四半期利益(△は損失)
247 △137
(百万円)
親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
基本的1株当たり四半期利益の算定に用いる金額(△
247 △137
は損失)(百万円)
継続事業(△は損失) 104 △137
非継続事業 143 -
発行済普通株式の加重平均株式数(千株) 67,761 88,863
(2) 希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)
継続事業 1円54銭 △1円55銭
非継続事業 2.12 -
(算定上の基礎)
基本的1株当たり四半期利益の算定に用いる金額
247 △137
(△は損失)(百万円)
子会社及び関連会社の潜在株式に係る
― ―
利益調整額(百万円)
希薄化後1株当たり四半期利益の算定に用いる
247 △137
金額(△は損失)(百万円)
継続事業(△は損失) 104 △137
非継続事業 143 -
発行済普通株式の加重平均株式数(千株) 67,761 88,863
新株予約権による普通株式増加数(千株) - -
希薄化後1株当たり四半期利益の算定に用いる
67,761 88,863
普通株式の加重平均株式数(千株)
新株予約権2種類
逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり
― (新株予約権の数
四半期損失の算定に含めなかった金融商品の概要
66,999個)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
― 25 ―