3374 J-内外テック 2021-11-12 15:15:00
内外テックグループの中期経営方針 [pdf]

内外テックグループの中期経営方針
     2021年11月12日




         JASDAQ3374
事業に対する基本方針




代表取締役会⾧   権田 浩一



                  1
当社グループの事業の基本戦略
                1. 半導体・半導体製造装置市場
                2. FPD製造装置市場
 経営戦略の中核とする市場
                3. 電子部品市場
                4. FA制御関連機器市場

                1.   高真空・熱関連制御製品
                2.   メカトロニクス関連製品
  提供する商品・サービス   3.   各種装置の組立
                4.   各種装置の保守・メンテナンス


                1.   組立技術から開発・組立の両輪へ、かつ限定された分野にてTOPを狙う
                2.   技術開発のコア技術の獲得と、不足分野のサプライヤとの協業
                3.   重要顧客のインハウス・シェア拡大のための新規組立案件獲得=(フローBiz.)
   事業の基本戦略      4.   設備投資市場の変動をヘッジする保守・メンテナンス=(ストックBiz.)
                5.   CO2削減はコストではなく、サプライチェーン上の競争優位獲得の最大要因
                6.   事業ポートフォリオ組み換えに対するM&A活用
                7.   自己資本の厚みによる資金調達能力の確保+ROIC導入による資本コスト管理
                8.   将来の事業活動に関する人材開発・人材獲得への積極投資

                1.   半導体市場におけるボラティリティに対する耐性を獲得
                2.   受託製造から、仕入先メーカーとの協業によるメーカーへの脱皮
  ⾧期的な達成目標
                3.   販売事業のフリーキャッシュによる新規分野への継続投資
                4.   製造部門におけるフリーキャッシュによる継続的な設備投資の実現


   成⾧への循環サイクルの確立と、社会貢献の実現
                                                              2
セグメント(ポートフォリオ)の事業内容


“ものづくり”のグローバル化が加速する中、                    “ものづくり”に欠かせないメカトロニクスを
ハイクオリティなマニュファクチュアリング(製                   中心とした多種多様な製品調達のグ
造)を一手に担い、お客様にタイムリーに                      ローバル化を推進しお客様の生産活動
お届けする、それが当社グループの製造機                      を支える、それが当社の調達・販売機
能です。                        商社機能         能です。




                          内外テックグループの              販売セグメント
 受託製造セグメント         製造機能     総合力で       R&D機能
                           No.1を目指す




 “ものづくり”を支える設備に生じる故障       保守・メン          “ものづくり”における垣根を越えて、エレ
 修理は元より、予防保全までの一貫した        テナンス           クトロニクス業界で培ったノウハウを活か
 サービスの提供によりお客様の不安を取         機能            し、その根幹となるデザインを担いお客
 り除く、それが当社グループの保守・メンテ                     様のニーズを最適化する、それが当社
 ナンス機能です。                                 の設計機能です。




                                                                 3
事業戦略実行のための事業ポートフォリオの方針
                                                事業ポートフォリオの方針

 1 事業ポートフォリオは販売事業と受託製造事業とする(=セグメント情報と一致)
 2. 受託製造事業は工場投資の収益性をマネジメントするため、下記の3つのソリューション事業に分割する
     ① マニュファクチュアリング・ソリューション事業 顧客からの受託組立     → 設備投資により市場拡大をキャッチアップ
     ② フィールド・ソリューション事業        保守・メンテナンスサービス → 保守拠点のカバー地域の拡大により新規獲得
     ③ テクニカル・ソリューション事業         自社製品開発・技術開発   → 自社開発製品の量産化
 3. 販売事業は半導体製造装置の出荷額の年平均成⾧率を超えた成⾧を実現する
 4. 受託製造はROICとWACCのスプレッドを拡大し、各々の利益増を実現する


                                             受託製造事業を
1.事業ポートフォリオ別売上計画                              3つに細分化
                                                          2.受託製造を細分化した3事業別売上計画
  (販売事業・受託製造事業)                                                (マニュファクチュアリング・フィールド・テクニカル)
  売上成⾧率%                                                   売上成⾧率%                          バブルサイズ=セグメント売上高
                                 バブルサイズ=セグメント売上高
 (CAGR対FY20) 20.0                                         (CAGR対FY20) 60.0
                                                                                   テクニカル           マニュファクチュアリング

                                                                       50.0
              15.0
                                                                       40.0
              10.0
                           販売事業                                        30.0
                                      受託製造事業
               5.0                                                     20.0
                                                                                                         フィールド
                                                                       10.0
               0.0
                                                                        0.0
              -5.0
                     0.0   5.0       10.0   ROIC % 15.0               -10.0
                                                                           -10.0    0.0     10.0   20.0 ROIC % 30.0

    縦軸=半導体製造装置市場の年平均成⾧率                       横軸=ROIC
                                                                                                                      4
⾧期の環境変化に対する認識
                                                  リ
                   事業ポートフォリオの                 機
                                                  ス
                                                      環境変化に対する課題
                 ⾧期環境変化に対する認識                 会        (マテリアリティ)
                                                  ク


1.    半導体・半導体製造装置事業は、将来的な成⾧分野である
2.    半導体・半導体製造装置事業は、循環的景気変動が激しい
3.    半導体製造装置分野においては、各分野のTOP企業のみしか生き残れない                顧客対応力
4.    商社機能は顧客と仕入先(=メーカー)とのサプライチェーンの中で、常に新しい
      価値(バリュー)の創造が求められる

5. 製造部門においては、生産能力の拡大による継続的な設備投資が必須である
6. 受託製造事業の操業度に対する需要のボラティリティの割合は、高くなる                    生産性向上
7. 顧客のバリューチェーンの組換えに対して、俊敏性を持った対応が求められる


8. 製造ラインを停止させない保守・メンテナンスの顧客要求は、高くなる                    保守・メンテナンス
9. 新たな技術開発により、AI等による予知保全は、必須となる

10. 半導体の微細化、3D化等の技術開発は、加速化される                           製品開発力
11. メカトロニクス分野の省力化は、一層加速化される


12.   日本の労働人口は、減少する
13.   法令・規制の変化が見込まれる                                     経営基盤
14.   知財を含む技術情報に対するセキュリティは、高度化が求められる
15.   将来的に市場金利の上昇が見込まれる
                                                                   5
マテリアリティと重点テーマ


 マテリアリティ         重点テーマ          カテゴリー                 KFS


                                        半導体市場のボラティリティに対する敏捷性を持った対応力
           主要サプライヤーとして高品質な部材
 顧客対応力                          商社機能
           を欠品することなく提供し続ける力
                                        顧客価値を共有する信頼感の獲得

           お客様のバリューチェーンの一端として           生産量の増減に対する柔軟な対応力
 生産性向上     信頼のおける不可欠な存在として      製造機能
           持続的貢献をし続ける力                  顧客の価値を創造する自社開発品の量産

          常にお客様の近くで新しい発見とアイ
                                保守・メンテナ
保守・メンテナンス デアを創出し、他社にまねのできない             24時間顧客工場を止めない対応力
                                 ンス機能
          製品・商品・サービスを展開する力

           幅広い知識、見識と経験から技術提
 製品開発力     案を通しお客様と共に最先端のメカを    R&D機能 将来的な価値を生み続けるための技術基盤
           創造する力

                                        ESG課題の監督・執行
  経営基盤     事業を支える強固な経営基盤        経営管理
                                        継続的成⾧を実現する財務基盤の強化

                                                                      6
マテリアリティ別のサステナビリティ目標

                                                                                     目標
 マテリアリティ      カテゴリー           サステナビリティ目標                 サステナビリティKPI                                  単位
                                                                              22/3    23/3     24/3
                       サプライチェーンの最適化             物流コストの削減率(21/3期比)              ▲5     ▲10      ▲15     %
  顧客対応力       商社機能
                       顧客情報の情報セキュリティ            情報セキュリティに関するクレーム件数               0        0       0    件
                       製造部門の効率化                 製品品質クレーム数の削減(前年対比)             ▲10    ▲10      ▲10     %
  生産性向上       製造機能
                       高真空分野の製品量産               量産移行件数(21/3期比)                   5      10       15    件
            保守メンテナンス   中古機部門の技術革新               修理リードタイムの低減(21/3期比)            ▲10    ▲10      ▲10     %
 保守メンテナンス
              機能       リペア部門の一元管理化              保守管理リードタイムの低減(21/3期比)          ▲5       ▲5      ▲5     %
  製品開発力       R&D機能    高真空分野の製品開発               製品開発数                            0        0       1    件
                       環境コンプライアンス               環境マネジメント(ISO14001)の維持審査合格      認証       認証     認証     認証
                       有害物質管理                   有害物質含有調査率(回答率)                 100      100     100    %
                       CO2 排出量削減効果              CO2 排出量削減                       ―         ―      ―     %
                       労働安全衛生                   重大事故(休業災害)発生件数                   0        0       0    件
                       中核人材における多様性              女性管理者比率(グループ)                    5        6       7    %
  経営基盤        経営管理     教育機会の付与                  一人あたりの研修時間                       5        5       5    H
                       コンプライアンス・腐敗防止            重大なコンプライアンス違反(訴訟)件数              0        0       0    件
                       責任ある鉱物調達                 紛争鉱物調査率(回答率)                   100      100     100    %
                       DXの推進・情報管理               デジタル化による業務効率向上(21/3期比)          10      20       30    %
                       責任ある情報管理体制               機密情報の流出件数                        0        0       0    件
                       継続的成⾧を実現する財務基盤の強化        自己資本比率                        38.1   38.6     40.9     %
※ CO2 排出量削減効果につきましては、ハイブリット車への営業車輛の変更、LED照明への変更等を進めてまいりましたが、現時点では排出量の明確な数値が算出されていないことから、
  目標数値を決定しておりません。現状分析を行い、早急に決定してまいります。
  今後省エネ機器・設備の導入等および運転調整によるCO2 排出量削減を推進し、Scope1+Scope2の算出を行うとともに、Scope3まで拡大を目指してまいります。

                                                                                                           7
顧客対応力 (各マテリアリティの個別戦略)

 マテリアリティ         重点テーマ         カテゴリー                 KFS


                                       半導体市場のボラティリティに対する敏捷性を持った対応力
           主要サプライヤーとして高品質な部材
 顧客対応力                         商社機能
           を欠品することなく提供し続ける力
                                       顧客価値を共有する信頼感の獲得


 (商社機能)更なる高度化を目指して
 ①優れた技術を持つ仕入先の新規開拓
    1,300社 → 1,500社
 ②提案型技術営業の研鑽
 ③自社ブランド品企画、開発、製造
 ④サプライヤーデータベースの高度化と情報提供サービス化
 ⑤品質コントロール維持向上
 ⑥新物流センター稼働と機能拡大
                                           熊本営業所
 (商社機能)これからの成⾧に向けて
 ①高真空機器のメーカ-と積極的に提携しハイレベルな
  技術の習得                                                    本社
 ②クライアントの問題解決のための先端技術提案の営業活動
 ③クライアントのDX(デジタルトランスフォーメーション)に
  追随する社内DX環境整備
 ➃豊富なデータベースに基づく営業活動
                                          宮城物流センター
                                                                     8
生産性向上 (各マテリアリティの個別戦略)

  マテリアリティ         重点テーマ           カテゴリー               KFS


            お客様のバリューチェーンの一端として信           生産量の増減に対する柔軟な対応力
  生産性向上     頼のおける不可欠な存在として持続的     製造機能
            貢献をし続ける力                      顧客の価値を創造する自社開発品の量産


 (製造機能)更なる高度化を目指して
 ①クリーンルームの拡大により付加価値の高い製品生産を
  拡大させる
 ②バリュープロダクトマネジメントで生産性を向上させる
 ③加工工場新設により部品加工の内製化を進め、
  部品原価を低減
 ④部品加工から組立までの一貫生産により生産性の
  向上を図る                                     仙台事業所             福島事業所

 (製造機能)これからの成⾧に向けて
 ①奥州開発センターの研究・開発活動より生まれた
   開発製品を奥州事業所第二工場で量産化                                       奥州事業所第二工場
 ②物流機能をグループで統合し、効率化を実現                                      2022年10月竣工予定
                                                            延床面積 6,770㎡
                                                            土地面積 8,666㎡

                                          奥州事業所第二工場
                                                                           9
保守メンテナンス (各マテリアリティの個別戦略)

  マテリアリティ        重点テーマ           カテゴリー                KFS


           常にお客様の近くで新しい発見とアイデア
 保守・メンテナンス を創出し、他社にまねのできない製品・  保守・メンテナンス機能 24時間顧客工場を止めない対応力
           商品・サービスを展開する力


                                          生産ライン24時間保守サポートの強化

 更なる保守サービスの拡充
 ①クライアント内にFS(フィールド・ソリューション)要員を
  配置・迅速なサービス提供
 ②FSリペアの一般産業への参入強化
 ③主要顧客内ライン請負業務拡大と新規参入
 ④真空機器メーカーとの保守提携

 これからの成⾧に向けて
 ①リペア事業の中四国・東北地区新拠点設置
 ②主要クライアントと繋がる情報環境構築
 ③AIを活用した予知保全サービスの提供




                                                               10
製品開発力 (各マテリアリティの個別戦略)

  マテリアリティ         重点テーマ          カテゴリー                 KFS


            幅広い知識、見識と経験から技術提案
  製品開発力     を通しお客様と共に最先端のメカを創造   R&D機能   将来的な価値を生み続けるための技術基盤
            する力



 (R&D機能)
 ①真空/制御技術における要素技術のノウハウ蓄積
 ②⾧岡開発センターを技術の本部として、要素技術開発
  機能を強化
 ③奥州事業所第二工場内に技術インキュベーターとしての
  奥州開発センターの設立
 ④蓄積している技術を応用して、機器メーカーとの協業に
  よるユニット開発でお客様に付加価値を提供・提案
 ⑤開発センター内に試作製造機能を併設、要素開発から
  量産試作までの一貫した開発プロセスにより開発速度を
  向上                                       3Dプリンタによる
                                           開発モデルの観察



                                                             材料の顕微鏡観察

                                                                        11
経営基盤 (各マテリアリティの個別戦略)

  マテリアリティ          重点テーマ    カテゴリー                 KFS


                                    ESG課題の監督・執行
   経営基盤     事業を支える強固な経営基盤   経営管理
                                    継続的成⾧を実現する財務基盤の強化



 人材育成とダイバーシティー                  サステナビリティへの取り組み
 ①経営戦略に合致するプロ人材獲得と育成            ⑫経営理念の実現
 ②市場、環境変化に機敏に対応できる人材 の確保        ⑬環境マネジメント(ISO14001)の推進
 ③中核人材等における多様性の確保               ⑭CO2削減
 ④ダイバーシティ・キャリア形成
 ⑤シニアの活用、学び直しの機会付与
 ⑥働き続けられる職場環境の整備                財務体質の強化
                                ⑮成⾧のための持続的投資を可能とする財務体質の強化
                                ⑯自己資本の充実
 ガバナンスの充実
 ⑦公明正大な企業活動
 ⑧コーポレートガバナンス基本方針の確実な運用         DXの推進・情報管理
 ⑨コミュニケーションの推進                  ⑰内外テックグループのDX推進
 ⑩取締役会の充実と社外役員の適正な任命            ⑱グループ統合システムによるトレサビリティの一元化
 ⑪反社会的勢力の関係遮断                   ⑲デジタル化による業務効率UP
                                ⑳アライアンスによる既存ビジネスモデルの強化
                                ㉑情報管理の強化

                                                            12
今後3年間の財務モデル




              13
2021年4月~2024年3月の財務目標
▐ 内外テックグループは2024年3月期に向けて、積極的な設備・人材投資を
▐ 実施し、半導体・半導体製造市場の成⾧に貢献します
                                                           (単位:百万円)

                            2021年3月期       2024年3月期     2021年3月期比
       財務指標          区 分
                               実 績           目 標        対 比      CAGR

        売上高          連 結         26,734        41,500   155.2%    15.8%

       営業利益          連 結          1,049         2,655   253.1%    36.3%

      自己資本比率         連 結          39.5%        40.9%    103.6%     ー  

   自己資本利益率(ROE)      連 結          10.7%        16.3%    152.7%     ー  

                    販売事業         23,867        37,000   155.0%    15.7%
     セグメント売上高
                   受託製造事業         5,056         8,000   158.2%    16.5%

                    販売事業             634        1,588   250.5%    35.8%
      セグメント利益
                   受託製造事業            379        1,008   266.0%    38.6%
  (注)セグメント売上高は、セグメント間の内部売上高を含んだ数値となっています。
     セグメント利益は、連結営業利益との調整額前の数値となっています。                                     14
事業戦略実行のための事業ポートフォリオ(セグメント)目標
                                            2021/3期を基準とした2024/3期の事業ポートフォリオ目標

                             セグメント売上高                                                                              セグメント利益

 売上成⾧率%                                    バブルサイズ=セグメント売上高(百万円)                                                                 バブルサイズ=セグメント利益(百万円)
                                                                                  売上成⾧率
(CAGR対FY20)
                                                                                 (CAGR対FY20)
 20.0                                                                              20.0

                                             8,000                                                                                   1,008
 15.0                                                                              15.0
                                                                      37,000                                                                               1,588
 12.9%                                                                            12.9%
               (注1)
                                                                                                (注1)
 10.0                                                                              10.0                                       販売事業
                                      販売事業

                                                     受託製造事業
                                                                                                                                         受託製造事業
  5.0                                                                               5.0



  0.0                             23,867    5,056                                   0.0                               634       379


                                     (注2)                                                                              (注2)
  -5.0                                                                             -5.0
         0.0          2.0   4.0 5.0% 6.0      8.0      10.0   12.0        14.0            0.0          2.0   4.0   5.0% 6.0      8.0         10.0   12.0        14.0
                                                                     ROIC %                                                                            ROIC %

          半導体製造装置市場の年平均成⾧率を超えた成⾧を実現する
          受託製造はROICとWACCのスプレッドを拡大し、各々のセグメント利益の増加を実現する

         (注1) 対成⾧率基準: 市場成⾧率=12.9%(SEAJ 2021年10月11日発表
                                     2021年7月発表の半導体・FPD 製造装置需要予測を見直しより)
         (注2) 対ROIC基準 : WACC=5.0%と設定                                                                                                                                   15
製造部門における投資戦略の実施のためのサブ・ポートフォリオ
                                            2021/3期を基準とした2024/3期の事業ポートフォリオ目標


      受託製造事業においては、さらにサブ・ポートフォリオに分解し投資効率のマネジメントを実施

                 受託製造事業のセグメント売上高を分解                                                                          受託製造事業のセグメント利益を分解

 売上成⾧率                                      バブルサイズ=セグメント売上高(百万円)                              売上成⾧率                                       バブルサイズ=セグメント利益(百万円)
(CAGR対FY20)                                                                                  (CAGR対FY20)
  60.0                                                                                         60.0


  50.0                                      310                                                50.0                                       62

                                                                     4,870                                                                                      558
  40.0                   テクニカル                                                                 40.0
                                                                                                                        テクニカル

  30.0                                                                                         30.0
                                                                 マニュファクチュアリング                                                                               マニュファクチュアリング

  20.0                                                                                         20.0
                                                  2,820                                                                                        387
                                 フィールド
  12.9%                                                                                       12.9%
  10.0                                                                                         10.0                             フィールド


   0.0                             1,701     3,264                                              0.0                ▲1             172 208
                    90
  -10.0                                                                                       -10.0
          -5.0    0.0    5.0%
                          5.0        10.0         15.0    20.0         25.0           30.0            -5.0   0.0        5.0        10.0        15.0   20.0        25.0         30.0
                                                                             ROIC %                                     5.0%                                          ROIC %

     受託製造事業               マニュファクチュアリング・ソリューション事業                      顧客からの受託組立                             → 設備投資により市場拡大をキャッチアップ
                          フィールド・ソリューション事業                             保守・メンテナンスサービス                         → 保守拠点のカバー地域の拡大により新規獲得
                          テクニカル・ソリューション事業                              自社製品開発・技術開発                           → 自社開発製品の量産化
                                                                                                                                                                                      16
今後3カ年の売上・利益目標、及び設備投資計画(連結ベース)
▐ 内外テックグループは2024年3月期に向けて、お客様・仕入先様と共に
▐ 成⾧を加速します
                                                               売上高        設備投資       営業利益
  市場拡大を2021/3→2024/3                CAGR12.9%として試算
 (百万円)                ・NEI 岩手県奥州市
                       工場用地取得                     ・NTC・NEI           ・NEI 奥州事業所
                      ・NEI 仙台事業所                   宮城物流センター統合         第二工場新設
        ・NEI 仙台事業所
                       第三工場新設                     ・NEI 仙台事業所         ・技術開発部門強化
         クリーンルーム新設・拡張
                      ・NTC 熊本営業所                   クリーンルーム改築         ・NEI 福島事業所
        ・NTC 熊本県合志市                                                             41,500
                                                                      工場増築
         営業所・工場統合施設取得 営業所・工場統合施設改修       ・NTC 宮城物流センター
                      ・NEI 福島事業所          新棟増築
                                                                                         2,655
                       工場増改築
                               ・NTC 熊本県合志市
                                                      35,950
  ・NEI 仙台事業所
   第二工場新設                       メンテナンス施設・物流
                                センター取得

                28,426
                                                26,734     1,761
                          25,963
                                      23,825
    20,918
                  1,202
                                                  1,049     1,066
                             1,007
         874        972

                             632
                                         547
          444                                       401
                   設備投資金額36億円             240                       設備投資金額27億円


     17.3期       18.3期     19.3期       20.3期     21.3期    (22.3期)     (23.3期)    (24.3期)         17
今後3カ年のBSの変化(連結)
▐ 投下資本に対する適正な利益水準確保により純資産の増加を目指します
▐ 投資による資産増加に対して常に適正な資産・債務バランスに努めます
  資産                                                                  負債・純資産
 (百万円)                                                               (百万円)
                                                                                                      39.5% 38.1%      40.9%
                                                                                      38.6%
                                                                                              35.8%
                                                                              31.2%                                              自己資本比率

                                                                      20.8%
                                                  11,680
                                                           現金・預金                                                       11,280
                                                                                                                                買入債務
                                          9,470            売上債権
                                                                                                              10,050            有利子負債
                                  9,512                    棚卸資産                                       7,223
          5,651                                                                                                        3,330
                          4,820                            その他流動資産                                                              その他負債
                  3,508                           8,420                       7,710           6,145
  4,100                                                                               5,487                   2,680
                                          7,270            有形固定資産                                     3,495                     純資産
                                                                      6,111
          6,820 5,259 5,940 5,207                                             2,144 2,038 2,630
                                                           その他固定資産
  5,601
                                                                      2,888                                            11,720
                                4,420             5,440                                               8,093 9,050
              3,185 3,229 3,454
  1,499 2,314                                                                 5,322 5,611 5,779
                                                                      2,732




  21.3末                                                              21.3末
  エクイティ・ファイナンス実施、コロナリスク対応による先行                                        利益の積み上げ、エクイティ・ファイナンス実施により純資産
  資金調達等により現預金が大きく増加                                                   が大きく増加
  22.3末~23.3末                                                        24.3末
  設備投資の進捗に伴い有形固定資産が増加                                                 利益の積み上げにより純資産117億円を見込む                                            18
今後3カ年のCFの変化(連結)
▐ 投下資本に対する適正な利益水準確保と、今後の継続的な事業革新
▐ のためのキャッシュフローの獲得を目指します
                                                                2,907

                                                                                                  2,350
                                                                     2,214 2,166
                                                                  2,476                             2,350
     営業CF       1,482
                           1,263                     1,244
     投資CF                          906
     財務CF         1,208                                1,038
                                                          318                1,044
     FCF
                              674                                                                     0


                  ▲ 274                      ▲ 263     ▲ 205
                             ▲ 588                                ▲ 431
                   ▲ 279                 ▲ 628                                                        ▲ 692
                                                                              ▲ 1,087
                                          ▲ 1,294                           ▲ 1,122

                                          ▲ 1,923

                  17.3期      18.3期         19.3期       20.3期      21.3期     (22.3期)     (23.3期)    (24.3期)
 現金・現金同等物期末残高
     (百万円)
                  3,566       5,147        2,960       4,315      9,007      8,969                 11,179


 業績好調による利益の積み上げから現金及び現金同等物残高は、24.3期 111億円まで増加
 大規模設備投資は、23.3期をもって一旦終了
 21.3期営業キャッシュフローは、税引き前当期純利益増のほか、主要販売先の回収サイト短縮による影響                                                           19
内外テックグループのコミットメント

▐ 内外テックグループは今後もみなさまの期待に応える活動を通じ、最大限の
▐ 価値提供を継続してまいります
                お客様、ビジネスパートナーの皆様、社会へのコミットメント

           『半導体製造装置の“高真空分野のNo.1プロバイダー“になる』

  1.   お客様へのサプライヤーの一員として安定的な部材供給を実現すると共に、常に優良商材の
       発掘、新規仕入先の開拓を通じてお客様への貢献を最大化します。

  2.   お客様の近隣施設での製造受託業務拡大を通じ、サプライチェーンの一端を担い安定生産の
       実現とフレキシブルな顧客対応力の強化に貢献します。

  3.   常に製造現場の近くで専門知識を持ったエンジニアが共に活動し、お客様の現場力強化、
       生産性向上、最適な最先端技術の提案を実施します。

  4.   DX(デジタルトランスフォーメーション)も視野に入れた施策を実施し、お客様、及び
       半導体業界の革新に追随します。

  5.   総合製造サービス企業として、お客様に欠かす事のできないビジネスパートナーになります。

  6. 持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し、ガバナンスを強化し、社会の一員として
     最善を尽くします
                                                    20
        本日はありがとうございました。


・ 本資料は投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を
  目的としたものではありません。
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  入手可能な情報に基づいて判断したものであり、その実現・達成を保証、約束する
  ものではなく、また、その情報の正確性、完全性を保証、約束するものではありません。
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