3374 J-内外テック 2020-08-07 15:15:00
2021年3月期 業績予想説明資料(第1四半期決算を踏まえて) [pdf]

2021年3月期 業績予想説明資料
  (第1四半期決算を踏まえて)
      2020年8月7日




         JASDAQ3374
2021年3月期 第1四半期 実績




                    1
2021年3月期 第1四半期決算概要

▐ 前年同期比 大幅増収増益を達成
                                                              (百万円、%)

                      2020.3期 1Q                 2021.3期 1Q
               実 績        前年同期比    構成比     実 績      前年同期比      構成比

 売上高            5,263      △27.7   100.0    6,976      32.5     100.0
   売上原価         4,690      △27.2    89.1    6,102      30.1      87.5
   販管費            516       △6.6     9.8     525        1.6       7.5
 営業利益                55    △80.2     1.1     349      6.2倍        5.0
 経常利益                56    △79.8     1.1     348      6.2倍        5.0
 親会社株主に帰属する
 四半期純利益              8     △95.0     0.2     208     25.4倍        3.0


   売上高は、テレワーク、オンライン授業等によるデータ通信量の増加を背景に、前期からの堅調なロジック向け投資に加え、
    メモリ向け投資も回復により、大きく増加。
   販管費は、新型コロナウイルス感染症対策に係る一時的な増加があるも、効率化の推進によりほぼ前年同期並みに。
   利益は、増収効果により大幅増。

                                                                        2
売上高・営業利益(四半期ベース)の推移

▐ 売上高・営業利益ともに、前1Qをボトムに上昇基調

                                                                                          売上高          営業利益
 (百万円)


                         7,797
                 7,270           7,277
                                                                                               6,976
         6,762
 6,595                                           6,582
                                         6,287                                         6,379
                                                                         6,034 6,148
                                                         5,815
                                                                 5,263


                                                                                                349
  314    323
                         297
                                  282
                 267
                                                                                       219
                                         179                                    174

                                                  96                      98
                                                          73
                                                                  55



  1Q      2Q      3Q      4Q      1Q      2Q      3Q      4Q      1Q      2Q    3Q      4Q      1Q     2Q   3Q   4Q
 18.3期                           19.3期                           20.3期                         21.3期
                                                                                                                      3
売上総利益率・販管費(四半期ベース)の推移

▐ 売上総利益率は、近年最高値を達成
▐ 販管費は、一定水準で推移
 (百万円)
                                                          販管費         売上総利益率              販管費率


                                                                                                   売上総利益率
                                                                        12.5%                       引き続き上昇傾向。
 11.9%12.1%
                      11.5%11.8%
                                                    10.9%     11.3%
                                                                   11.8%                            受託製造事業での最適な生産
           11.0%
                10.8%                         10.3%      10.2%                                       体制により売上総利益率は大き
                                       9.7%
                                                   9.8%                                              く上昇。
                                 9.0% 8.3% 9.0%           8.6% 8.5%
                          7.6%                                               7.5%
 7.1% 7.3% 7.2% 7.0%
                                                                      8.3%                         販管費
                    546   553    563                                                                効率化の推進により販管費率低
              525                      545                            531    525
        492                                   522 516     519   522                                  下。
  468




  1Q    2Q    3Q    4Q 1Q        2Q    3Q      4Q 1Q      2Q    3Q    4Q 1Q         2Q   3Q   4Q
        2018.3期                  2019.3期                  2020.3期                   2021.3期
                                                                                                                      4
セグメント情報:販売事業

▐ 前年同期比 増収増益
▐ セグメント売上高・利益ともに前1Qをボトムに上昇基調
 (百万円)                                                                         セグメント売上高                   セグメント利益


                                                                                                                     セグメント売上高
                       7,082
                                                                                                                        前年同期比 32.6%
               6,661           6,583                                                                                  新型コロナウイルス感染症の
 6,076 6,215                                   5,955
                                                                                             6,185                     影響によるサプライチェーン寸
                                       5,604                                 5,537
                                                                                     5,665                             断に備えた得意先の在庫確
                                                       5,213         5,460                                             保による売上が大きく寄与。
                                                             4,663                                                    テレワーク・ビデオ会議等のクラ
               219                                                                                                     ウドサービスの需要拡大により
       206                                                                                                             データセンター投資の活発化
 185                   182     180
                                                                                             161
                                                                                                                       を受けて、ロジック向け投資に
                                                                                                                       加え、メモリ向け投資の回復
                                                                                                                       による売上増。
                                               105                           109      99
                                        79                            92
                                                        67                                                           セグメント利益
                                                               22                                                       前年同期比 7.1倍
                                                                                                                      売上高増加に伴いセグメント
 1Q    2Q       3Q      4Q     1Q       2Q      3Q      4Q     1Q     2Q      3Q      4Q     1Q      2Q    3Q   4Q
                                                                                                                       利益増加。
       2018.3期                          2019.3期                       2020.3期                        2021.3期

                                                                                                                                         5
セグメント情報:受託製造事業

▐ 前年同期比 増収増益
▐ セグメント売上高・利益ともに過去最高に
 (百万円)                                                                   セグメント売上高                 セグメント利益


                                                                                                             セグメント売上高
                                                                                                                前年同期比 50.8%
                                                                                                              主要顧客の増産により回復傾
                                                                                                               向。
                     1,358 1,346                                                     1,387                    生産体制の更なる改善による
                                   1,287
               1,198                       1,205
                                                                             1,256                             製造能力向上により増収。
       1,082                                                           1,103
                                                   1,030
 922                                                             996                                         セグメント利益
                                                           920                                                  前年同期比 7.5倍
                                                                                     178
                                                                                                              売上増加、生産効率の改善
 124                                                                                                           から大きく上昇。
        114                                                                    114
                       106          91
                             91
                                                                        57
                46
                                                           23
                                                   ▲2            ▲4
                                           ▲ 19

 1Q     2Q      3Q     4Q    1Q     2Q      3Q      4Q     1Q    2Q     3Q     4Q    1Q      2Q    3Q   4Q
        2018.3期                     2019.3期                      2020.3期                     2021.3期

                                                                                                                               6
貸借対照表

 資産                                         負債・純資産
                                             38.6%
(百万円)                                                 36.0%   35.8%
                                            (百万円)
                                                                      34.2%

                                                                              自己資本比率

                          5,128                                               買入債務
                  4,820           現金・預金                               6,646
  3,508   4,503                                               6,145
                                  売上債権                5,139                   有利子負債
                                              5,487
                                  棚卸資産
                                                                              その他負債
                                  その他流動資産
                          6,532                                       3,263
  5,259   5,108   5,940           有形固定資産              3,170   2,630           純資産
                                              2,038
                                  その他固定資産




  3,185   3,152   3,229   3,331               5,611           5,779   5,945
                                                      5,519



  19.3末   19.6末   20.3末   20.6末               19.3末   19.6末   20.3末   20.6末

  新型コロナウイルス感染症拡大リスクに備え、借入金に                  有利子負債が6億32百万円増加し、自己資本比率は
   より現金・預金を確保。                                 34.2%に低下。
  売上高の上昇局面につき、売上債権が5億92百万円                   仕入高上昇に伴い、買入債務が5億円増加。
   増加。                                        利益剰余金が1億24百万円増加し、純資産は1億65
  新宮城物流センター建設中につき、建設仮勘定が1億                    百万円増加。
   34百万円増加。(9月竣工予定)                                                                    7
2021年3月期 予想




              8
市場動向

▐ 今後も拡大が見込まれる日本製半導体製造装置販売高

                                    半導体・FPD装置 日本製装置販売高予想
    (億円)                                   半導体製造装置              FPD製造装置



      30,000




      20,000




      10,000




          0
               2010   2011   2012   2013   2014   2015   2016   2017   2018   2019   2020   2021   2022   (年度)

                                                                                            予想
 (SEAJ 2020年7月2日発表資料をもとに作成)
                                                                                                                 9
2021年3月期 業績予想① (7月10日開示)

▐ 半導体製造装置市場の回復予想により、増収増益を見込む
 ~新型コロナウイルス感染症の急激な再拡大がなく制御されることが前提~
                                                                          (百万円、%)


              2020.3期                   2021.3期

                実 績     前期比     構成比      予 想      前期比    構成比
                                                                 2Q累計     前年同期比

 売上高           23,825   △8.2    100.0    25,500    7.0   100.0   12,500      10.6

 営業利益            547    △13.3     2.3      867    58.2     3.4     415      2.7倍

 経常利益            533    △14.1     2.2      850    59.2     3.3     410      2.8倍
 親会社株主に帰属する
 当期純利益           333    △18.5     1.4      550    64.7     2.2     260      3.4倍


  米中摩擦や新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念など先行きの不透明感が残るものの、データ通信量増加に伴うデー
   タセンター需要増によるロジック向け投資の継続に加えメモリ向け投資の回復により、半導体製造装置市場の拡大が予
   想され、増収を見込む。
  利益は、受託製造事業の操業度改善が大きく寄与し増益を見込む。


                                                                                    10
2021年3月期 業績予想②(通期ベース)

▐ 3期ぶりの増収増益へ
   (百万円)
               28,426
        売上高
        営業利益
                        25,963            25,500
                                 23,825


      20,918

               1,202




       874                                  867


                         632
                                  547




       17.3期   18.3期    19.3期    20.3期    (21.3期)
                                                    11
2021年3月期 業績予想③(半期ベース)

▐ 2Q以降、在庫調整の影響あるも、業績回復は続く見込み
  1Qの得意先による在庫確保の反動により、2Q以降に在庫調整を見込む。
  2Qは新宮城物流センター完成に伴う一時費用等も重なり、売上・利益とも大きく落ち込むが、3Q以降
   は在庫調整が徐々に進展し、売上・利益とも徐々に回復を予想。
  (百万円)

            売上高                 15,068
            営業利益
                       13,358            13,565
                                                                                        13,000
                                                  12,398            12,527   12,500

             11,246                                        11,297

   9,672




                        637
              574                565
                                          462                                             452
                                                                     393       415
    300
                                                   169      154



   17.3 上     17.3 下   18.3 上   18.3 下   19.3 上   19.3 下   20.3 上   20.3 下   (21.3 上)   (21.3 下)   12
セグメント予想

 販売事業
(百万円)
          26,036
                   23,357            22,642    6.2.%      セグメント売上高    前期比 6.2%
                            21,326
 19,263                                                    前期からのロジック投資堅調に加え、メモリ投資の回復
           793                                              を見込み、増収を予想。
                                               46.5%
  543                                                     セグメント利益  前期比 46.5%
                    433
                                      475                  売上増加及び業務効率化により利益増加を見込む。
                             324               セグメント売上高
                                               セグメント利益
 17.3期    18.3期    19.3期    20.3期    (21.3期)



 受託製造事業
(百万円)
                   4,869              4,832
          4,561
                                               13.0%      セグメント売上高   前期比 13.0%
                             4,276
                                                           主要顧客からの堅調な受注により増加傾向。

 2,730                                                    セグメント利益  前期比 84.3%
   306     391                                 84.3%       損益分岐点操業度の改善により収益改善を見込む。

                                       351
                                               セグメント売上高
                              190
                    160                        セグメント利益
 17.3期    18.3期    19.3期     20.3期   (21.3期)

(注)数字は連結調整前                                                                             13
配当政策について

▐ 今期は増配で上場来最高を予想
 ~連結配当性向25%程度を基準~


    (円)                                      25.0%   25.4%   25.2%




                                                                       記念配
                                     11.1%
                                                                       普通配
                                                              48.0
                                                                       配当性向
                             7.8%
             6.5%
     5.9%            5.5%                            29.0

              4.0                            35.0
                             20.0     35.0
                     10.0
      6.0     6.0

     14.3期   15.3期   16.3期   17.3期   18.3期   19.3期   20.3期   (21.3期)


      (注)配当金は、2016年10月1日付の株式併合2→1株を考慮して過去遡及した数値を記載。


                                                                              14
        本日はありがとうございました。


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