3372 関門海 2020-04-15 15:00:00
連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年4月15日
各 位
株 式 会 社 関 門 海
代表取締役会長兼CEO 田 中 正
(コード番号:3372 東証第二部)
問合せ先 経営支援本部部長 岩本 匡史
電 話 番 号 0 6- 6 57 8-0 0 29 ( 代 表 )
連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、 最近の業績並びに新型コロナウイルスの影響等を踏まえ、 2019 年5月 15 日に開示した 2020 年
3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想を、以下のとおり修正することといたしま
したので、お知らせいたします。
1.当期の連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主 に帰属 1 株 当 た り
連 結 売 上 高 連結営業利益 連結経常利益
する当期純利益 当 期 純 利 益
前回発表予想(A) 4,800 200 150 80 6 円 53 銭
今回修正予想(B) 4,473 △183 △268 未定 ―
増減額(B-A) △327 △383 △418 ― ―
増 減 率 ( % ) △6.8% ― ― ― ―
(参考)前期連結実績
4,557 141 82 3 ―
(2019 年3月期)
2.修正の理由
当期の連結売上高は 4,473 百万円を見込んでおります。当期において最重要施策である「リ・ブランデ
ィング」への取組のもと、閑散期における販売強化のほか、基幹店4店舗の改装、新店2店舗の開店、海
外出店等、積極的な設備投資を行ったこと等により、第3四半期までは連結売上高は業績予想を上回るペ
ースで推移しておりましたが、1月下旬以降、新型コロナウイルスの影響により、インバウンドのお客様
や国内宴会需要が激減したことにより、業績予想を 327 百万円(△6.8%)下回る見込みとなりました。
利益面につきましては、 第3四半期までは、 店舗の運営体制を充実すべく店舗社員の増員やアルバイト
の早期雇用を行ったほか、積極的な設備投資に付随する費用の増加等により、想定を上回るコストが発生
しておりました。そのため、繁忙期に向け更なる利益増加を図るべく、商品の充実や販促費の増加により
備えておりましたが、新型コロナウイルスの影響が当社繁忙期を直撃したことにより、第4四半期で想定
した利益を確保することができなくなりました。 この結果、連結営業利益は△183 百万円と業績予想を 383
百万円、連結経常利益は上海店舗の影響等もあり△268 百万円と業績予想を 418 百万円それぞれ下回る見
込みとなりました。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、 固定資産の減損損失計上や繰延税金資産の取
崩し等が発生する見込みでありますが、現時点では未だ想定が不可能なため、業績予想は「未定」とさせ
ていただき、今後、合理的な算出が可能となり次第、開示させていただきます。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績は今後様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。
3.その他投資者が会社情報を適切に理解・判断するために必要な事項
当社では新型コロナウイルスへの影響に対して、以下の対応を行っております。
当社店舗につきましては、緊急事態宣言が発令される以前から順次自粛休業とし、本日時点で、全店
舗において当面の間、臨時休業としており、通販での食材販売等限られた事業のみ行っております。従
業員については、店舗配属者は原則として自宅待機、本部配属者は状況に応じ自宅待機・テレワーク・
時短出勤等での対応としており、雇用を継続しつつ、来たる正常営業活動再開に向け備えております。
なお、緊急事態宣言発令後の当社売上高はほぼ皆無となっておりますが、今は主力であるとらふぐ料
理の閑散期であり、例年損失を計上している時期であることに加え、家賃減額交渉や助成金申請等によ
るコスト削減を図っていることから、現時点では損失の拡大は限定的となる見込みであります。
また、資金面については、新型コロナウイルスの影響が出始めた2月上旬から、取引先金融機関を中
心に新規借入枠の確保に動いており、影響がある程度長期化しても資金確保の目途を既に立てておりま
す。
以 上