3372 関門海 2019-08-09 15:20:00
2020年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 株式会社 関門海 上場取引所 東
コード番号 3372 URL http://www.kanmonkai.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼CEO (氏名) 田中 正
問合せ先責任者 (役職名) 経営支援本部部長 (氏名) 岩本 匡史 TEL 06-6578-0029
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 823 8.7 △166 ― △177 ― △125 ―
2019年3月期第1四半期 757 ― △155 ― △166 ― △113 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △126百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △113百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 △10.27 ―
2019年3月期第1四半期 △9.68 ―
2018年3月期第1四半期は四半期連結財務諸表を作成していないため、2019年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 3,846 943 24.5
2019年3月期 4,146 1,068 25.8
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 941百万円 2019年3月期 1,067百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 1,650 14.1 △300 ― △320 ― △180 ― △14.69
通期 4,800 5.3 200 41.5 150 81.7 80 1,983.2 6.53
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 12,558,900 株 2019年3月期 12,558,900 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 302,067 株 2019年3月期 302,067 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 12,256,833 株 2019年3月期1Q 11,756,833 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件等に
ついては、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱関門海(3372) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
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㈱関門海(3372) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間は、前期に引き続き「玄品」のブランド価値を高め、年中繁盛する店創りを目標とした
「リ・ブランディング」を最重要施策として取り組んでまいりました。「玄品 池袋」等、既存店の改装は順調に進
んでおり、この7月以降、関東の基幹店舗である「玄品 浅草」「玄品 上野」をはじめ、「玄品 法善寺」も玄品
ブランド総本店としてリニューアルオープンの運びとなります。6月には、新たな取り組みとして大阪北新地に、従
来とは違ったとらふぐ以外の食材も扱うふぐ割烹「玄銀(くろがね)」をオープンしました。また、5月に合弁会社
による中国第一号店「玄品 淮海(ワイハイ)店」をオープンし、中国最大級の口コミサイト「大衆点評」にて5つ
星の好評価を得ております。
当社グループの主力事業である「玄品」等の直営店舗の既存店売上高は、リ・ブランディング施策が徐々に効果を
上げ前年同四半期比9.8%増となりました。メニューに関しては季節膳「春霞膳」「夏安居」が好評を得たのに加
え、はも料理の認知度アップ等、好調に推移しました。さらには、インバウンドにより来店されたお客様のSNSへ
の投稿や「大衆点評」等の口コミを通じて、新たなお客様の誘致へと効果を上げたほか、禁煙の推進により、家族連
れや女性のお客様が大きく増加しました。そのほか、前期リ・ブランディング施策の先駆け「玄品 本町」に追随し
て、「玄品 難波」にも寿司カウンターを新たに取り入れ、売上高が増加しました。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の直営店舗数は新規オープン(1店舗)、連結子会社化した「玄品シンガ
ポール」等のFCからの移管(2店舗)や賃貸期間満了による閉店(1店舗)により48店舗(前期末比2店舗増)と
なり直営店舗の売上高は662百万円(前年同四半期比11.3%増)、お客様来店数は前年同四半期比16.5%増となりま
した。
フランチャイズ事業におきましては、本部管理体制を充実させ、直営店舗の成功例を基にした個店ごとの販促支援
や商品管理、店舗指導を強化しました。その結果、「春霞膳」「夏安居」などの季節膳やはも料理なども直営店舗同
様に好評を得て売上高に寄与したのに加え、顧客情報の蓄積による効果的な販促を実施できたことにより、フランチ
ャイズ売上高、店舗末端売上高ともに前年を上回りました。当第1四半期連結会計期間末におけるフランチャイズ店
舗数は直営への移管(2店舗)に加え、「玄品」ブランドのフランチャイズ契約から、食材提供のみへの契約変更
(2店舗)により39店舗(前期末比4店舗減)となり、とらふぐ等の食材販売、ロイヤリティ等によるフランチャイ
ズ売上高は103百万円(前年同四半期比3.3%増)、店舗末端売上高は305百万円(前年同四半期比0.1%増)となりま
した。その他の業態の当第1四半期連結会計期間末の店舗数は前期末と変わらず1店舗、本部に係る売上高も含めた
当第1四半期連結累計期間の売上高は販売協力金を繰延べたことによる減少もあり56百万円(前年同四半期比8.5%
減)となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は823百万円(前年同四半期比8.7%増)となりました。
利益面においては、売上高が伸長したことにより売上総利益は573百万円(前年同四半期比41百万円増)となりま
した。販売費及び一般管理費については、前年度下半期から行っている効果的な広告宣伝費使用や、店舗人員体制の
強化に加え、繁忙期に備えたスタッフ育成のためアルバイトの早期雇用並びに研修実施による人件費の増加や、店舗
開店時の消耗品費等の負担増加、株主数増加に伴う株主優待関連費用の増加等、今後の成長に向けた費用が増加した
ことにより、739百万円(前年同四半期比52百万円増)となりました。また2月に設立した合弁会社の店舗の営業が
始まっていなかったことにより経費のみの計上となり、持分法による投資損失1百万円を計上しました。
これらにより、当第1四半期連結累計期間の営業損失は166百万円(前年同四半期は155百万円の損失)、経常損失
は177百万円(同166百万円の損失)、特別損失として投資有価証券評価損10百万円を計上したこと等により親会社株
主に帰属する四半期純損失は125百万円(同113百万円の損失)となりました。
また、当社グループは、主力事業である「玄品」の季節変動が大きいことにより、四半期毎の業績に大幅な変動が
あります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して299百万円減少し、3,846百万円となりま
した。これはリ・ブランディングに伴う新規店舗設備や店舗改装等による有形固定資産の増加43百万円、親会社株
主に帰属する四半期純損失計上に伴う繰延税金資産の増加62百万円等の増加要因があったものの、現金及び預金の
減少208百万円、閑散期による売掛金の減少118百万円、一括仕入在庫の使用による商品の減少96百万円等の減少要
因によるものであります。
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㈱関門海(3372) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して174百万円減少し、2,903百万円となりまし
た。これは設備未払金38百万円等の増加要因があったものの、閑散期による買掛金の減少84百万円、長期借入金の
返済による減少45百万円、社債の償還による減少10百万円、未払消費税等の支払いによる減少28百万円等の減少要
因によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して125百万円減少し、943百万円となりまし
た。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期決算短信」で公表いたしました第2
四半期連結累計期間及び通期の業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 891,688 682,847
売掛金 268,163 149,670
商品及び製品 1,607,883 1,510,960
原材料及び貯蔵品 29,470 28,827
その他 124,386 133,711
貸倒引当金 △5,331 △5,266
流動資産合計 2,916,260 2,500,749
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 542,326 577,988
その他(純額) 83,244 91,163
有形固定資産合計 625,571 669,152
無形固定資産
その他 33,660 30,866
無形固定資産合計 33,660 30,866
投資その他の資産
差入保証金 403,856 409,870
その他 166,828 236,108
投資その他の資産合計 570,684 645,979
固定資産合計 1,229,916 1,345,999
資産合計 4,146,176 3,846,748
負債の部
流動負債
買掛金 178,178 93,425
短期借入金 936,000 936,000
1年内償還予定の社債 40,000 40,000
1年内返済予定の長期借入金 1,350,000 1,305,000
未払金 213,748 224,160
未払法人税等 25,404 357
賞与引当金 22,500 9,664
株主優待引当金 16,869 31,000
その他 86,923 70,962
流動負債合計 2,869,623 2,710,570
固定負債
社債 140,000 130,000
その他 68,297 63,023
固定負債合計 208,297 193,023
負債合計 3,077,921 2,903,593
純資産の部
株主資本
資本金 997,461 997,461
資本剰余金 319,800 319,800
利益剰余金 38,520 △87,346
自己株式 △287,998 △287,998
株主資本合計 1,067,783 941,917
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,056 △289
その他の包括利益累計額合計 △1,056 △289
新株予約権 1,527 1,527
純資産合計 1,068,254 943,155
負債純資産合計 4,146,176 3,846,748
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 757,499 823,089
売上原価 225,621 249,676
売上総利益 531,877 573,412
販売費及び一般管理費 687,629 739,997
営業損失(△) △155,751 △166,584
営業外収益
受取利息 64 19
受取地代家賃 1,650 1,650
その他 713 582
営業外収益合計 2,428 2,251
営業外費用
支払利息 6,250 5,626
社債利息 - 13
社債発行費 1,059 -
支払手数料 3,177 3,695
その他 2,466 4,087
営業外費用合計 12,954 13,423
経常損失(△) △166,277 △177,756
特別利益
負ののれん発生益 - 2,616
特別利益合計 - 2,616
特別損失
投資有価証券評価損 - 10,000
固定資産除却損 - 1,017
店舗閉鎖損失 3,025 1,514
特別損失合計 3,025 12,532
税金等調整前四半期純損失(△) △169,303 △187,672
法人税等 △55,546 △61,805
四半期純損失(△) △113,757 △125,866
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △113,757 △125,866
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △113,757 △125,866
その他の包括利益
為替換算調整勘定 - △289
その他の包括利益合計 - △289
四半期包括利益 △113,757 △126,155
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △113,757 △126,155
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱関門海(3372) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第1四半期連結会計期間において、「玄品 シンガポー
ル」を運営していた「VLSG Pte.Ltd.」の株式を取得し子会社化したため、連結の範囲に含めておりま
す。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しておりま
す。
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