3372 関門海 2021-04-21 17:30:00
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                          2021年4月21日
各     位
                                        株    式   会   社    関   門   海
                                        代 表 取 締 役 社 長 山 口 久 美 子
                                             (コード番号:3372 東証第二部)
                                         問合せ先 経営支援本部部長 新家 明
                                          電 話 番 号 06-6578-0029( 代 表 )

                   通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
      当社は、最近の業績並びに新型コロナウイルスの影響等を踏まえ、2020 年5月 20 日に未定として開示
     した 2021 年3月期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)の通期連結業績予想を、以下のとおりお知ら
     せいたします。

    1.2021 年3月期の通期連結業績予想数値の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                      (単位:百万円)
                                             親会社株主に 帰属 1 株 当 た り
                  連 結 売 上 高 連結営業利益 連結経常利益
                                             する当期純利益 当 期 純 利 益

    前回発表予想(A)         未定      未定       未定           未定           未定
    今回修正予想(B)        2,720    △540    △320         △550    △42 円 82 銭
    増減額(B-A)           ―        ―       ―            ―             ―
    増 減 率 ( % )        ―        ―       ―            ―             ―
    (参考)前期連結実績
                     4,472    △185    △269         △478    △38 円 96 銭
    (2020 年3月期)
    (注)今回修正予想の「1株当たり当期純利益」の算定上の基礎となる期中平均株式数については、2020 年
          3月 31 日現在の発行済株式数(自己株式数を除く)を使用しております。


    2.修正の理由
      2021 年3月期の連結売上高は 2,720 百万円を見込んでおります。「玄品」店舗で開催した 40 周年記念
     キャンペーン、  「Go To」関連キャンペーンを利用した積極的な誘導及び農林水産省の助成金制度を利用
     した地域生産者を応援する企画等が好評を得たことにより落ち込んでいた客数を回復させることに繋が
     りましたが、  1年を通して繁忙期を含み新型コロナウイルスの度重なる影響をうけインバウンドのお客様
     や国内宴会需要が激減し、    また営業自粛や営業時間短縮要請等を受けたこと等により当社グループの主力
     事業である「玄品」等の店舗売上高が落ち込み、未定としておりました連結売上高は 2,720 百万円(前年
     同期比 39.2%減)と大きく下回る見込みとなりました。   しかしながら、 新型コロナウイルス感染症拡大に
     よる巣ごもり需要の急拡大によるデリバリーやテイクアウト販売のほか、       著名通販事業者を介した通信販
     売などは飛躍的に増加しました。    なかでも通信販売については 203 百万円となり翌期以降の基盤作りに努
     めてまいりました。
      利益面につきましては、通販・外販等の売上が飛躍的に増加したことに伴い原価率等の上昇はありまし
     たが、本部費の圧縮や家賃減額交渉等により徹底してコストの削減を行ったことや、営業自粛要請に伴う
     臨時休業時に発生した固定費(200 百万円)を店舗臨時休業等関連損失に振り替えたことにより販売費及
     び一般管理費は 2,106 百万円となる見込みとなりました。この結果、連結営業利益は△540 百万円、連結
     経常利益は店舗の営業時間短縮等を行ったことによる各自治体からの感染拡大防止協力金等 165 百万円、
     農林水産省の制度を利用したことによる助成金収入等 117 百万円もあり△320 百万円となる見込みとなり
  ました。また、特別利益として3月までに入金のあった雇用調整助成金 88 百万円等、店舗臨時休業等関
  連損失のほか店舗閉鎖損失 38 百万円、事務所移転による固定資産除却損 21 百万円等の特別損失を計上し
  たことや繰延税金資産の取崩し 38 百万円等により親会社株主に帰属する当期純利益は、△550 百万円の
  見込みとなりました。

 (注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
   業績は今後様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。

3.その他投資者が会社情報を適切に理解・判断するために必要な事項
  当社では新型コロナウイルスへの影響に対して、以下の対応を行っております。
  当社店舗につきましては、緊急事態宣言等の発令にあわせてフランチャイズを含め臨時休業や営業時
 間の短縮をその都度行っておりますが、食材のスーパーマーケット等への外販や自社ECサイトを含め
 た通販は外出自粛等により需要が高まっており店舗以外で柱となる収益の確保に努めております。従業
 員については、状況に応じて自宅待機のほか、需要の高まりを受けた外販・通販の加工作業に従事するな
 ど、コストの削減に努めながら雇用を継続しアフターコロナに向け備えております。
  資金面につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け短期借入金が前期末より 900 百万円
 増加するなど運転資金を確保しており、今後も継続して金融機関との交渉を進めてまいります。
  また、2020 年 12 月8日に開示いたしました第三者割当による第 10 回新株予約権の行使が進んだこと
 により、215 百万円の払込を受けました。

                                                   以   上