3370 J-フジタコーポ 2021-02-12 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社フジタコーポレーション 上場取引所 東
コード番号 3370 URL http://www.fujitacorp.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 遠藤 大輔
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 清水 清作 TEL 0144-34-1111
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 3,058 △13.1 △127 ― △139 ― △184 ―
2020年3月期第3四半期 3,520 12.4 27 ― 20 ― △19 ―
1株当たり四半期純利益 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 △99.50 ―
2020年3月期第3四半期 △12.84 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 3,029 △82 △2.7 △100.08
2020年3月期 3,131 18 0.6 △51.23
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 △82百万円 2020年3月期 18百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を現時点において合理的に算定することが困難であることから未定として
おります。今後、業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。なお,詳細につきましては、決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期
決算に関する定性的情報 (3)業績予想等の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 1,921,500 株 2020年3月期 1,758,500 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 79 株 2020年3月期 79 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 1,868,076 株 2020年3月期3Q 1,633,421 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
㈱フジタコーポレーション(3370) 2021年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想等の将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 8
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 8
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㈱フジタコーポレーション(3370) 2021年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により緊急事態宣言が発令され、
社会経済活動が大幅に制限されたことにより急速に減速し、先を見通せない状況であります。
当社が属する飲食業・小売業におきましては、新型コロナウイルス感染症による休業要請や営業時間短縮等の影
響が非常に大きく、厳しい経営環境で推移いたしました。
このような状況のもと、新型コロナウイルス感染症に対する当社の取組みとして、お客様と従業員の感染防止を
最優先とし、店頭及び従業員用のアルコールの設置、従業員の出勤時の検温などの健康管理、手洗いの徹底やマス
クの着用、店内の定期的な換気を徹底するとともに、飛沫感染防止のためのビニールシートやパーテーションの設
置等の感染防止策を全店舗に講じました。また、運営面におきましては、当社のオリジナルブランドであります
「かつてん」のフランチャイズ加盟店の募集を推進し、当第3四半期累計期間に4店舗を出店するとともに、当社
運営のかつてん店舗にドライブスルーの試験的導入やデリバリーサービスを開始するなど、フランチャイザービジ
ネスと自社店舗運営の両立を目指してまいりました。また、新規デリバリー事業であります「デリズ」を単独もし
くは既存店に組み込む形式で展開し、コロナ禍における厳しい経営環境を乗り切るための事業展開を模索・実行し
てまいりました。
当第3四半期会計期間末における当社の展開業態及び稼働店舗は15業態、稼働店舗は68店舗(前年同四半期末、
15業態72店舗)となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、当第3四半期累計期間の業績は、売上高
3,058,043千円(前年同四半期比13.1%減)、営業損失127,293千円(前年同四半期、営業利益27,755千円)、経常
損失139,249千円(前年同四半期、経常利益20,783千円)、固定資産受贈益29,374千円等を含む特別利益49,849千
円となったものの、店舗閉鎖損失29,786千円を含む特別損失79,786千円等を計上した結果、四半期純損失184,365
千円(前年同四半期、四半期純損失19,472千円)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
a. 飲食部門
当第3四半期累計期間における飲食部門におきましては、新型コロナウイルス感染症に対する取組みを徹底し
つつ、テイクアウトやデリバリーなどの店内飲食以外の対応を強化するとともに、フランチャイジー事業はフラ
ンチャイズ本部主導の新商品の投入や販売促進活動を、オリジナルブランド事業は季節限定商品の開発及び販売
を継続し、LINE等で特定商品を訴求することで客単価増やリピート顧客の獲得、売上回復に努めてまいりま
した。また、新型コロナウイルス感染症対策としてお客様と従業員との接触機会を減らす試みとして、一部店舗
でスマートフォンでのオーダーシステムを導入しました。
飲食部門の当第3四半期会計期間末の店舗数は、前年同四半期に比べ1店舗減の65店舗となりました。当第3
四半期累計期間の売上高は2,741,712千円(前年同四半期比12.2%減)、セグメント損失102,906千円(前年同四
半期 セグメント利益21,844千円)となりました。
b. 物販部門
当第3四半期累計期間における物販部門におきましては、飲食部門と同様に新型コロナウイルス感染症に対す
る取組みを徹底しつつ、フランチャイズ本部主導によるスマートフォンのアプリやLINE等を使用した販売促
進活動に加えて、来店顧客向けの店内イベント開催や、季節商品訴求のための売場づくりを行って、季節やイベ
ントに合わせた商品提案を定期的に実施してまいりました。
物販部門の当第3四半期会計期間末の店舗数は前年同四半期に比べ3店舗減の3店舗となり、当第3四半期累
計期間の売上高は316,330千円(前年同四半期比20.8%減)、セグメント損失24,387千円(前年同四半期 セグ
メント利益5,911千円)となりました。
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(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は780,882千円となり、前事業年度末に比べ117,038千円増加いたし
ました。これは主に現金及び預金が36,174千円、売掛金が51,788千円増加したこと等によるものであります。固
定資産は2,249,023千円となり、前事業年度末に比べ218,279千円減少いたしました。これは主に有形固定資産が
147,545千円、投資その他の資産が72,248千円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は3,029,906千円となり、前事業年度末に比べ101,241千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は800,169千円となり、前事業年度末に比べ41,847千円増加いたし
ました。これは主に買掛金が37,560千円増加したこと等によるものであります。固定負債は2,312,219千円とな
り、前事業年度末に比べ41,801千円減少いたしました。これは主に長期借入金が43,000千円減少したこと等によ
るものであります。
この結果、負債合計は3,112,389千円となり、前事業年度末に比べ45千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は△82,483千円となり、前事業年度末に比べ101,286千円減少い
たしました。これは主に四半期純損失184,365千円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は△2.7%(前事業年度末は0.6%)となりました。
(3) 業績予想等の将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が業績に与える未確定な
要素が多く、適正かつ合理的な数値の算出が困難なことから未定としております。今後の事業の進捗を踏まえ、合
理的な算出が可能になり次第、速やかに開示いたします。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 360,160 396,334
売掛金 162,565 214,353
商品及び製品 14,400 16,181
原材料及び貯蔵品 44,431 57,673
その他 82,287 96,339
流動資産合計 663,844 780,882
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 950,950 871,794
工具、器具及び備品(純額) 106,350 115,653
土地 573,649 503,627
その他(純額) 39,885 32,215
有形固定資産合計 1,670,836 1,523,291
無形固定資産 156,650 158,165
投資その他の資産
投資有価証券 35,546 34,016
長期前払費用 16,774 15,173
敷金及び保証金 550,400 490,117
その他 46,065 37,230
貸倒引当金 △8,971 △8,971
投資その他の資産合計 639,815 567,567
固定資産合計 2,467,302 2,249,023
資産合計 3,131,147 3,029,906
負債の部
流動負債
買掛金 167,304 204,865
短期借入金 279,911 279,911
1年内返済予定の長期借入金 1,399 -
未払法人税等 19,701 13,651
資産除去債務 7,000 940
店舗閉鎖損失引当金 5,300 7,185
その他 277,706 293,615
流動負債合計 758,322 800,169
固定負債
長期借入金 2,220,825 2,177,825
資産除去債務 18,258 18,927
その他 114,937 115,467
固定負債合計 2,354,021 2,312,219
負債合計 3,112,343 3,112,389
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(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 659,237 700,740
資本剰余金 318,786 360,289
利益剰余金 △958,410 △1,142,776
自己株式 △53 △53
株主資本合計 19,559 △81,799
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △1,647 △1,228
評価・換算差額等合計 △1,647 △1,228
新株予約権 891 544
純資産合計 18,803 △82,483
負債純資産合計 3,131,147 3,029,906
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 3,520,971 3,058,043
売上原価 1,268,715 1,192,423
売上総利益 2,252,256 1,865,620
販売費及び一般管理費 2,224,500 1,992,913
営業利益又は営業損失(△) 27,755 △127,293
営業外収益
受取利息 198 87
受取配当金 1,091 1,046
不動産賃貸料 131,637 124,861
受取保険金 2,051 1,071
貸倒引当金戻入額 13,542 -
その他 2,321 5,915
営業外収益合計 150,842 132,982
営業外費用
支払利息 45,677 43,579
不動産賃貸原価 101,682 97,674
その他 10,455 3,684
営業外費用合計 157,814 144,938
経常利益又は経常損失(△) 20,783 △139,249
特別利益
固定資産売却益 - 7,668
固定資産受贈益 - 29,374
助成金収入 - 5,636
資産除去債務戻入益 1,482 4,889
店舗閉鎖損失引当金戻入額 - 1,919
新株予約権戻入益 - 362
特別利益合計 1,482 49,849
特別損失
固定資産除却損 2,045 5,640
店舗閉鎖損失 31,626 29,786
契約解除損失 - 32,610
本社移転費用 327 -
店舗閉鎖損失引当金繰入額 2,400 -
新型コロナウイルス感染症による損失 - 11,749
特別損失合計 36,399 79,786
税引前四半期純損失(△) △14,133 △169,186
法人税、住民税及び事業税 5,338 15,179
法人税等合計 5,338 15,179
四半期純損失(△) △19,472 △184,365
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月にEVO FUNDから第三者割当増資の払込みを受けました。この結果、当第3四半期累計期間に
おいて資本金及び資本準備金がそれぞれ41,503千円増加し、資本金が700,740千円、資本準備金が360,289千円とな
っております。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
飲食 物販 合計
売上高
外部顧客への売上高 3,121,461 399,510 3,520,971
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 3,121,461 399,510 3,520,971
セグメント利益 21,844 5,911 27,755
(注)セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び損失の金額に関する情報
(単位:千円)
飲食 物販 合計
売上高
外部顧客への売上高 2,741,712 316,330 3,058,043
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 2,741,712 316,330 3,058,043
セグメント損失(△) △102,906 △24,387 △127,293
(注)セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と一致しております。
(重要な後発事象)
新株予約権の権利行使
2021年1月1日から2月5日までの間に、EVO FUNDが保有する第4回新株予約権について権利行使がありまし
た。当該新株予約権の権利行使の概要は以下のとおりです。
1. 発行した株式の種類及び株式数 普通株式 280,000株
2. 行使された新株予約権個数 280,000個
3. 発行価額の総額 81,814千円
4. 増加した資本金の額 40,907千円
5. 増加した資本準備金の額 40,907千円
この結果、2021年2月5日における資本金は741,647千円、発行済株式総数は普通株式2,201,500株となってお
ります。
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3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、2014年4月に策定した経営改善計画に基づき、不採算店舗及び事業からの撤退や業態変更を進め、店舗及
び事業の整理に一定の目途がついたことから、慎重な判断のもと、新規出店、業態変更、大規模改装等に少しずつシ
フトし、店舗数及び事業規模の回復を図ってまいりました。
2019年4月より始まりました新たな経営改善計画においては、2016年3月に株式会社アスラポート・ダイニング
(現 株式会社JFLAホールディングス)と締結した「業務資本提携契約」をもとに、共同事業として進めてまい
りました、当社のオリジナルブランドであります「かつてん」のフランチャイザー事業、また、「らーめんおっぺし
ゃん」並びにタピオカドリンク専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」の北海道・東北地区のエリアフランチャイザー事業の
拡大、更に既存又は新規業態の新たな店舗展開の双方で収益を確保することで収益体質を確立してまいります。
当第3四半期累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による休業要請や営業時間短縮等によ
り、売上高3,058,043千円となり前年同四半期に比べ13.1%減少し、営業損失127,293千円、四半期純損失184,365千
円を計上し、厳しい経営環境で推移しております。また、当社の有利子負債は2,466,982千円と総資産の81.4%を占
め、手元流動性に比して高水準にあるため、取引金融機関から返済条件の緩和を継続して受けている状況にありま
す。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社は、当該重要事象等を解消すべく、事業面及び資金面において対応策を講じております。
事業面に置きましては、期間限定商品やサービスの訴求、スマートフォンアプリやクーポンを使用した効率的な販
売促進活動による収益確保と販売管理費及び設備投資の抑制等のコスト削減を両立し、収益力の強化に努めてまいり
ます。当社のオリジナルブランドであり、フランチャイザーとして加盟店展開しております「かつてん」の積極的な
加盟開発及び加盟店出店を進め、フランチャイザー事業を当社の収益の柱となる事業へと成長させてまいります。ま
た、株式会社JFLAホールディングスと締結した「業務資本提携契約」により、飲食事業、卸売事業、製造・販売
事業を組み合わせた販売コスト削減及び新規事業展開を進めてまいります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による業績に与える影響は大きく、その収束の時期や収束後の消
費活動の見通し等は依然として不透明であり、財政状態並びに経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響
を合理的に算出することが困難な状況が継続しております。当社はこの状況下において、顧客や従業員の健康面の安
全に万全な対策を講じるとともに、来店客数の減少に伴う売上高減少への対策として、テイクアウトやデリバリーサ
ービスに今後とも注力し、資金の流出を最小限にしながら収益の改善に努めてまいります。
資金面におきましては、当社の主力取引銀行の支援のもと、取引金融機関に対し、長期借入金元本返済の更なる緩
和要請を行い、当面の返済猶予について同意を得ております。また、新型コロナウイルス感染症による今後の資金面
に与える影響に関しても、主力取引銀行と適時状況と情報を共有しており、今後の状況変化に応じた柔軟な支援体制
を得られる見込みであります。
当該金融支援及び事業遂行により財務体質の改善を図ってまいります。
なお、当第3四半期会計期間末において、82,483千円の債務超過となりました。当該債務超過の解消に向けて、
2020年11月27日開催の当社取締役会において、第三者割当の方法による「第4回新株予約権及び第5回新株予約権
(行使価額修正条項付)」の発行を決議しております。当該新株予約権は本報告書開示時点において、第4回新株予
約権については全て権利行使され、81,814千円の資金調達を実施しており、債務超過の解消に向けた資本政策を実施
しております。
これらの具体的な対応策を実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められません。
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