２０2 2 年４月期 第1四半期
決算補足説明資料
2021年 9月13日
株式会社トーエル
証券コード：3361
2022 年 4月期 第1四半期 実績
連結損益計算書
■売上高：エネルギー事業、ウォーター事業ともに増収となり前年同期比 387 百万円の増収
■営業利益：エネルギー事業は減益となるもウォーター事業が増益となり、全体で前年同期比 39百万円の増益
※2022 年 4月期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。当該基準の適用による影響等は 2ページをご確認ください。
(単位：百万円 )
前年同期比
2021年 4月期 2022 年 4月期
1Q（実績） 1Q（実績） 増減額
売上高 4,966 5,354 +387
売上原価 2,533 2,863 +330
売上総利益 2,433 2,490 +57
売上総利益率（％） 49.0 46.5 2.5pt
販売費及び一般管理費 2,112 2,130 +17
営業利益 320 360 +39
営業利益率（％） 6.5 6.7 +0.2pt
経常利益 328 413 +84
親会社株主に帰属する四半期純利益 192 248 +55
1株当たり四半期純利益（円） 9.72 12.49 +2.77
P1 Life Line Innovation
収益認識基準等の適用による影響
■当第１四半期連結会計期間より、収益認識に関する会計基準」企業会計第29 号 2020 年 3月31日）
「 （ 等を適用
これによりエネルギー事業における収益認識の基準が検針日基準から期末日基準へと変更
＜影響要因＞
LP ガス使用量が多い 4月中旬から4月末日までの売上高が反映されず、
使用量の少ない7月中旬から７月末日までの売上高が計上されるため
当該会計基準の適用による影響額 (単位：百万円 )
2022 年 4月期 第1四半期
収益認識基準適用なし 収益認識基準適用あり 影響額
売上高 5,468 5,354 113
売上原価 2,893 2,863 30
売上総利益 2,574 2,490 83
営業利益 443 360 83
経常利益 497 413 83
P2 Life Line Innovation
売上高と営業利益（セグメント別構成比）
■売上高構成比 ：エネルギー事業 69％（前1Q 比 +2％） ウォーター事業 31％
、 （前1Q 比2％）
■営業利益構成比：エネルギー事業 60％（前1Q 比11％）、ウォーター事業 40％（前1Q 比 +11％）
売上高 営業利益
2022 年 4月期 1Q 2022 年 4月期 1Q
ウォーター
1,664 百万円 ウォーター
（31％） 300 百万円※
合計 合計 （40％）
5,354 360
百万円 エネルギー 百万円
エネルギー 458 百万円※
3,690 百万円 （60％）
（69％）
調整額 399百万円
※管理部門経費配賦前
P3 Life Line Innovation
連結貸借対照表
(単位：百万円 )
2021年 4月末 2021年7月末 増 減 内 容
流動資産合計 10,234 10,540 +306 現金及び預金 +144
受取手形及び売掛金 +140
固定資産合計 15,395 15,401 +6
有形固定資産 13,420 13,419 +0
無形固定資産 256 303 +46
投資その他の資産 1,717 1,677 40
資産合計 25,630 25,942 +312
流動負債合計 4,997 5,358 +360 買掛金 312
短期借入金 ＋800
固定負債合計 3,344 3,211 132 長期借入金 110
負債合計 8,341 8,569 +228
株主資本合計 16,975 17,062 +87 利益剰余金 ＋87
その他の包括利益累計額合計 305 302 3
非支配株主持分 7 7 +0
純資産合計 17,288 17,372 +84
負債純資産合計 25,630 25,942 +312
流動比率（％） 204.8 196.7 8.1pt
自己資本比率（%） 67.4 66.9 0.5pt
P4 Life Line Innovation
セグメント別業績
エネルギー事業／ LPガス販売数量
■新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、販売数量は伸ばしたものの、
収益認識基準等適用による調整後の販売数量はわずかに前年同期を下回った
(トン) 販売数量（第1四半期）
30,000
前期比 前期比
前期比
＋1.5％ ＋1.8％
2.8％
前期比 前期比
20,000 9.6％ 0.8％
※新基準適用による影響 756t
10,000
0
2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期 2022 年 4月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
※2022 年 4月期より「収益認識に関する会計基準」等を適用
P5 Life Line Innovation
エネルギー事業／売上高及び営業利益
■売上高 ： LP ガス輸入価格の高値推移に伴い販売価格が上昇したことで前年同期比 357 百万円の増収
■営業利益 ： 売上原価の増加により前年同期比 30百万円の減益
■営業利益率 ： 前年同期比 2.2pt 低下
(単位：百万円 )
前年同期比
2021年 4月期 1Q 2022 年 4月期 1Q
（実績） （実績）
増減額
売上高 3,332 3,690 ＋357
営業利益（管理部門経費配賦前） 488 458 30
営業利益率（％） 14.7 12.4 2.2pt
※2022 年 4月期より「収益認識に関する会計基準」等を適用
P6 Life Line Innovation
ウォーター事業／ボトル販売本数
■新型コロナウイルス感染症の影響による在宅時間増加に伴い、家庭用需要が増加していることで
販売本数はわずかながら前年同期を上回った
( 千本 )
販売本数（第1四半期）
前期比
1,500 前期比
前期比 ＋4.8％ 前期比
2.0％ 前期比
＋2.9％ 4.2％ ＋0.1％
1,000
500
0
2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期 2022 年 4月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
■ボトル販売本数は12リットル換算
P7 Life Line Innovation
ウォーター事業／売上高及び営業利益
■売上高 ： 販売本数が増加したことで前年同期比 30百万円の増収
■営業利益 ： 減価償却費等の減少により前年同期比 99百万円の増益
■営業利益率 ： 前年同期比 5.7pt 上昇
(単位：百万円 )
前年同期比
2021年 4月期 1Q 2022 年 4月期 1Q
（実績） （実績）
増減額
売上高 1,634 1,664 ＋30
営業利益（管理部門経費配賦前） 201 300 ＋99
営業利益率（％） 12.4 18.1 ＋5.7pt
P8 Life Line Innovation
2022 年 4月期 連結業績予想
連結業績予想【6/11公表・修正なし】
(単位：百万円 )
2021年 4月期 2022 年 4月期
前期比
（実績） （計画）
売上高 22,465 23,640 +5.2%
売上総利益 10,164 10,490 +3.2%
売上総利益率(%) 45.2 44.4 0.9pt
営業利益 1,686 1,880 +11.5%
営業利益率(%) 7.5 8.0 +0.4pt
経常利益 1,880 1,980 +5.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,211 1,220 +0.7%
１株当たり当期純利益（円） 60.97 61.31 +0.6%
ＲＯＥ（％） 7.2 6.9 0.3pt
■前提：ＬＰガス輸入価格 517ドル/トン 為替レート 109 円/ドル
P9 Life Line Innovation
セグメント別計画【6/11公表・修正なし】
(単位：百万円 )
2021年 4月期 2022 年 4月期
前期比
（実績） （計画）
売上高 22,465 23,640 +5.2%
エネルギー事業 15,983 17,105 +7.0%
ウォーター事業 6,481 6,535 +0.8%
営業利益 1,686 1,880 +11.5%
エネルギー事業 2,349 2,480 +5.6%
ウォーター事業 942 1,130 +19.9%
管理部門経費 1,604 1,730 +7.8%
経常利益 1,880 1,980 +5.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,211 1,220 +0.7%
ＬＰガス販売数量（トン） 111,404 116,100 +4.2%
ウォーター販売本数（千本） 6,342 6,465 +1.9%
■前提：ＬＰガス輸入価格 517ドル/トン 為替レート 109 円/ドル ■ウォーター販売本数は12リットル換算
P10 Life Line Innovation
計画達成に向けたトーエルの取組み
部門横断的取り組み ■TOELLライフラインパッケージによるお客さまサービスの高質化
• LP ガス・ウォーター・電気・通信のパッケージ販売により、既存のお客様との取引拡大、及び新規開拓
• お客様の「くらし」に寄り添う企業として強固な事業基盤を構築
■自社配送を強みとする物流戦略
• 事業エリア内の供給密度を高め、物流コスト競争力を強化
• 独自の配送システム構築により配送の合理化を推進
■雇用機会の創出
• 中高齢者、女性の更なる活躍推進
• 独自の働き方改革と業務改革
■DX（デジタルトランスフォーメーション）推進
・業務の効率化を目的とした業務・システム改善プロジェクト「TOPAZ」推進
・お客さまマイページ「MyTOELL」サービス拡大
エネルギー部門 ■バルク事業の推進
• バルク工場のワンストップ体制を強みに、関東圏のバルク貯槽入替需要の取り込みを推進
■差別化戦略
部門横断的
• 災害時の強みを生かした LP ガス設備の営業強化 取り組み
• 高級イチゴの生産販売推進
ウォーター部門 ■ウォーターの生産体制強化 経営理念
• ハワイ第２工場の稼働により「Pure Hawaiian」の生産体制を強化
商いは
•「アルピナ」 信濃湧水」
「 の生産体制強化に向け、大町第４工場を準備中 全ての人に
■ウォーターの海外展開 ウォーター 仕えること エネルギー
部門 部門
•「信濃湧水」の販路開拓と既存輸出先のシェア拡大
■差別化戦略
•「高品質な天然の原水」に拘ったピュアウォーターと天然水
• リターナブル、ワンウェイ、ミニペットボトルの多様なボトルラインアップ
• 高濃度水素水サーバーの製品優位性による差別化及びシェア拡大
P11 Life Line Innovation
2022 年 4月期 配当予想
■業績並びに将来の事業展開にも備えつつ、安定的な配当を実施
配当性向（連結）
(円) (％)
普通 普通
20 円 20 円
20.0
40.0
普通 普通 普通
15 円 15 円 15 円
33.7
32.8
29.9
26.2
25.4
10.0
20.0
0 0.0
2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期 2022 年 4月期（予想）
P12 Life Line Innovation
2022 年 4月期 第1四半期 トピックス
ウォーター事業 トピックス ①
ピュアハワイアン320mLペットボトル
インターネットによる通販を中心に国内販売を強化
P13 Life Line Innovation
ウォーター事業 トピックス ②
「Nimitz Factory」の完成で更なる安定供給へ
無人・無菌・オールロボットの最新鋭設備を誇るNimitz Factory（ハワイ第2 工場）の稼働により
Moanalua Factory
（ハワイ第1工場）と合わせたハワイでの生産能力は年間最大1,000万本
Nimitz Factory ハワイ第 2 工場）
（
※徹底した感染予防・品質管理のもと、通常通り稼働
P14 Life Line Innovation
ウォーター事業 トピックス ③
更なる安定供給のため大町第 4 工場準備中
アルピナ・信濃湧水の需要拡大への備えと、安定供給のための生産体制を更に強化
第 4 工場 第 3 工場
第1工場
第 2 工場
P15 Life Line Innovation
ウォーター事業 トピックス ④
信濃湧水の輸出先は6カ国に
更なる販路開拓と既存輸出国内のマーケットシェア拡大を目指す
既存輸出国（信濃湧水）
予定輸出国（信濃湧水）
既存輸出国（Pure Hawaiian）
P16 Life Line Innovation
ウォーター事業 トピックス ⑤
お客さまマイページ「MyTOELL」サービス開始
便利な機能を取り えたお客さま専用サイトのサービス開始によりお客さまの利便性向上
同時にペーパーレス化の促進により環境への取り組み、業務効率化を推進
P17 Life Line Innovation
エネルギー事業 トピックス ①
「災害に強いLPガス」の優位性を更にアピール
LPガスによる非常用発電システムの需要が急増していることを受け、 都市ガス圏内も含め営業体制をより強化
ライフライン事業者として、有事の際もLPガスにより安全と安心をお届け
LP ガス非常用発電機 GHP
（ガスヒートポンプエアコン）
P18 Life Line Innovation
エネルギー事業 トピックス ②
バルク事業営業強化
関東一円を対象にバルク交換の受注に注力
P19 Life Line Innovation
新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染症への対応
当社は、国から事業の継続を求められるライフライン事業者として、
徹底した感染予防策を取ることでお客様と従業員の安全を図り、
お客様の暮らしに必要不可欠なLPガス、ウォーターの安定供給に努めています。
■事業継続のための基本方針
①お客様、お取引先様、地域社会の皆様、従業員とその家族全ての人の安全確保を第一とする
②経済および社会生活に必要不可欠な事業とサービスの供給責任、社会的責任を果たすため、
生産・サービス・物流活動に関わる各拠点は、感染リスク防止措置を徹底し、事業を継続する
■感染防止対策としての取組み
①手洗い・うがい、アルコール消毒の励行
②マスク着用
③出勤時検温及び体調確認
④発熱や体調不良の際は自宅待機
⑤時差出勤
⑥換気の徹底
P20 Life Line Innovation
ご参考
LPガス輸入価格・TTS 推移
(ドル／トン) ( 円／ドル)
800
2021年 4月期 2021年 4月期
LP ガス輸入価格 TTS
2022 年 4月期 2022 年 4月期
115
600
110
400
105
200 100
5月 7月 9月 11月 1月 3月 5月 7月 9月 11月 1月 3月
P21 Life Line Innovation
連結損益計算書推移
(単位：百万円 )
2017年 4月期 2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期
売上高 21,906 23,231 23,709 23,016 22,465
売上原価 11,843 13,155 13,487 12,726 12,301
売上総利益 10,062 10,075 10,222 10,290 10,164
売上総利益率（％） 45.9 43.4 43.1 44.7 45.2
販売費及び一般管理費 8,098 8,323 8,594 8,869 8,478
営業利益 1,964 1,751 1,627 1,421 1,686
営業利益率（％） 9.0 7.5 6.9 6.2 7.5
経常利益 2,119 1,994 1,752 1,553 1,880
親会社株主に帰属する当期純利益 1,298 1,173 1,133 994 1,211
1株当たり当期純利益（円） 64.40 58.99 57.17 50.19 60.97
P22 Life Line Innovation
連結貸借対照表推移
(単位：百万円 )
2017年 4月期 2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期
流動資産合計 8,597 9,138 10,052 9,087 10,234
固定資産合計 14,568 15,061 15,420 15,651 15,395
有形固定資産 12,021 12,803 13,433 13,826 13,420
無形固定資産 803 570 377 272 256
投資その他の資産 1,743 1,687 1,609 1,551 1,717
資産合計 23,166 24,199 25,473 24,738 25,630
流動負債合計 5,480 5,697 5,785 4,976 4,997
固定負債合計 3,609 3,555 4,044 3,542 3,344
負債合計 9,089 9,253 9,830 8,519 8,341
株主資本合計 13,670 14,546 15,286 16,009 16,975
その他の包括利益累計額合計 395 390 344 200 305
非支配株主持分 9 9 11 9 7
純資産合計 14,076 14,946 15,642 16,219 17,288
負債純資産合計 23,166 24,199 25,473 24,738 25,630
流動比率（％） 156.9 160.4 173.7 182.6 204.8
自己資本比率（％） 60.7 61.7 61.4 65.5 67.4
P23 Life Line Innovation
主要な連結経営指標等の推移
2017年 4月期 2018 年 4月期 2019 年 4月期 2020 年 4月期 2021年 4月期
自己資本比率 （％） 60.7 61.7 61.4 65.5 67.4
EPS
（１株当たり当期純利益） （円） 64.40 58.99 57.17 50.19 60.97
BPS
（１株当たり純資産） （円） 707.04 750.77 789.83 817.55 868.40
PER（株価収益率） （倍） 14.10 17.99 13.43 13.53 13.74
PBR（株価純資産倍率） （倍） 1.28 1.41 0.97 0.83 0.96
ROA（総資産利益率） （％） 5.6 4.8 4.5 4.0 4.7
ROE
（自己資本利益率） （％） 9.5 8.1 7.4 6.2 7.2
P24 Life Line Innovation
株価チャート
(円)
トーエル
1,000
700
400
2020 年 8月 2020 年11月 2021年 2 月 2021年 5月 2021年 8月
(円)
日経平均
30,000
25,000
20,000
15,000
2020 年 8月 2020 年11月 2021年 2 月 2021年 5月 2021年 8月
P25 Life Line Innovation
当資料に関して
当資料に記された当社の計画・見通し・戦略等のうち、過去の事実でないものは現在入手可能な
情報から得られた当社の経営者の判断に基づいた将来の業績に対する見通しです。
実際の業績は様々な要因により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることを
ご承知おき下さい。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確定要因には以下のものが含まれます。
①当社グループの事業環境を取り巻く世界情勢
②原油価格と連動性が強いLP ガスの仕入価格動向
③米ドルを中心とした為替レートの変動
④偶発事象等
但し、業績に影響を与える要因はこれらに限定されるものではありません。また、リスクや不確定要素には、
将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。当資料はあくまで株式会社トーエルを
より深く理解していただくためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
当資料に関する問い合わせ先 取締役 管理本部長 笹山和則
〒223-8510 横浜市港北区高田西一丁目5 番 21号
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P26 Life Line Innovation