3359 M-cotta 2019-08-09 16:00:00
2019年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
㈱タイセイ (3359) 2019年9月期 第3四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱タイセイ (3359) 2019年9月期 第3四半期決算短信(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種経済政策および日本銀行の金融政策により、緩や
かな回復基調が続きましたが、海外におきましては、米中貿易摩擦をはじめとした保護主義の台頭ならびに英国の
EU離脱問題などにより、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要事業である菓子・弁当関連の包装資材および食材ならびに陶器等を含む生活用雑貨等の販売
事業の業界におきましては、消費者の節約志向が依然として続き、運送コストの上昇および人手不足の深刻化など
も相まって厳しい状況が続いております。
このような外部環境のもと、当社グループは、前連結会計年度から、引き続き、売上よりも粗利重視の経営施策
を打ち出し、実行してまいりました。
当社のインターネット通販サイト「cotta」(以下「コッタ」という。)では、公式SNSを通じたお菓
子・パンづくりのライブ配信に積極的に取り組み、顧客満足の向上を図りました。それによりコッタの売上は順調
に推移いたしました。
また、コッタにて運営しております認定資格「おうちパンマスター」も、気軽にパン作りの知識が習得でき、資
格も取れると好評で、当資格を取得するための当社の通信講座の受講生も増加しております。
さらに、2018年12月には、お菓子作りをメインとした有料動画配信も開始いたしました。この動画は、お菓子作
りの一般的な動画サイトとは一線を画したもので、著名なパティシエを始めとしたプロフェッショナル直伝の技術
を学ぶことができ、ワンランク上を目指すコッタの顧客層のニーズに応えたものとなっております。
このように、コッタは、数ある通販サイトの一つから、お菓子・パンづくりの情報発信サイトへと成長していく
につれ、個人顧客を中心に認知度は高まってきております。
加えて、コッタの認知度の高まりとともに、株式会社TUKURU(連結子会社)によるインターネットメディ
ア事業(コッタへのタイアップ広告)の売上も順調に伸びております。
一方、製菓事業を営む顧客に対する販売強化として、2019年6月に事業者向け通販サイト「cotta bus
iness」をオープンいたしました。当社はこれまでBtoB事業からBtoC事業にその領域を拡大してきま
したが、今度はBtoC事業で培ったノウハウをBtoB事業に活かすとともに、顧客のニーズに合わせてよりき
め細やかなサービスを提供することが可能となりました。
以上の結果、売上高5,022,109千円(前年同四半期比1.5%増)、営業利益336,373千円(同1.4%減)、経常利益
364,788千円(同2.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益249,508千円(同3.0%減)となりました。
売上高につきましては、前年同四半期と比較して微増でありましたが、その主な要因は、当社グループにおいて
不採算事業からの撤退等の影響を受けたものです。主力のコッタの通販事業の売上は前年同四半期と比較して約
7%増と順調に推移しております。ただ、グループ全体としては、前連結会計年度より実行している粗利重視の施
策に変更はありません。
また、利益につきましては、微減となりましたが、その主な要因は、人手不足に伴う運送コストおよび人件費の
上昇によるものであります。この二つの課題の対処策の一つとして、2019年6月より新たな物流センターを設置
し、稼動を開始いたしました。当該物流センターは、日本郵便株式会社の所有施設(新潟県見附市)を賃借し、出
荷業務を含めて委託して行うものですが、首都圏に近いことから、運賃コストの削減が期待でき、配送期間の短縮
にも繋がることで顧客に対する利便性を高める効果も期待できます。
なお、当社グループは、菓子・弁当関連の包装資材および食材ならびに陶器等を含む生活用雑貨等の販売事業を
主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
当社は、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期
連結会計期間の期首から適用しており、財政状態に関する説明については、当該会計基準等を遡って適用した後の
数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、4,452,855千円となり、前連結会計年度末と比べ159,412千円増
加しました。これは、主に、売上金の回収が進んだことなどにより受取手形及び売掛金が減少した一方で、利益剰
余金などの増加により現金及び預金が増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,707,979千円となり、前連結会計年度末と比べ53,676千円
減少しました。これは、主に、長期借入金が増加した一方で、支払手形及び買掛金、1年内返済予定の長期借入金
および未払法人税等が減少したことによるものであります。
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(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、2,744,876千円となり、前連結会計年度末と比べ213,089千円増
加しました。これは、主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるも
のであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2018年11月14日に発表いたしました通期連結業績予想についての変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年9月30日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,293,002 1,503,352
受取手形及び売掛金 341,066 267,236
たな卸資産 983,212 1,011,270
その他 154,746 184,856
貸倒引当金 △11,320 △11,296
流動資産合計 2,760,707 2,955,420
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 815,959 786,350
土地 392,744 392,744
その他(純額) 129,412 124,894
有形固定資産合計 1,338,116 1,303,990
無形固定資産 100,309 97,259
投資その他の資産 94,308 96,185
固定資産合計 1,532,734 1,497,435
資産合計 4,293,442 4,452,855
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 414,167 382,198
短期借入金 70,000 70,000
1年内返済予定の長期借入金 110,965 85,644
未払法人税等 103,606 52,256
賞与引当金 30,859 7,880
ポイント引当金 12,745 13,500
その他 238,391 246,914
流動負債合計 980,734 858,394
固定負債
長期借入金 706,365 776,060
株式給付引当金 9,864 12,978
退職給付に係る負債 2,606 3,159
その他 62,085 57,387
固定負債合計 780,920 849,584
負債合計 1,761,655 1,707,979
純資産の部
株主資本
資本金 642,246 642,453
資本剰余金 615,414 615,621
利益剰余金 1,291,157 1,503,896
自己株式 △29,129 △29,042
株主資本合計 2,519,688 2,732,928
新株予約権 12,097 11,947
純資産合計 2,531,786 2,744,876
負債純資産合計 4,293,442 4,452,855
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 4,946,648 5,022,109
売上原価 3,036,309 3,019,883
売上総利益 1,910,338 2,002,226
販売費及び一般管理費 1,569,341 1,665,852
営業利益 340,997 336,373
営業外収益
受取利息及び配当金 57 78
補助金収入 2,756 2,807
協賛金収入 32,231 27,817
電力販売収益 4,968 4,678
その他 4,230 3,621
営業外収益合計 44,244 39,003
営業外費用
支払利息 6,508 5,694
電力販売費用 3,478 3,096
その他 576 1,797
営業外費用合計 10,563 10,588
経常利益 374,678 364,788
特別利益
固定資産売却益 715 231
保険差益 3,758 -
特別利益合計 4,473 231
特別損失
本社移転費用 1,693 -
固定資産除却損 - 3,000
特別損失合計 1,693 3,000
税金等調整前四半期純利益 377,459 362,019
法人税、住民税及び事業税 126,360 111,051
法人税等調整額 △6,064 1,460
法人税等合計 120,296 112,511
四半期純利益 257,162 249,508
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 257,162 249,508
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 257,162 249,508
四半期包括利益 257,162 249,508
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 257,162 249,508
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱タイセイ (3359) 2019年9月期 第3四半期決算短信(連結)
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定
負債の区分に表示しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っており、前連結会計
年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」(繰延税金資産)が13,194千円減少し、「投資その
他の資産」(繰延税金資産)が10,560千円増加、「固定負債」の「その他」(繰延税金負債)が2,633千円減少
しております。
なお、同一の納税主体で「繰延税金資産」と「繰延税金負債」を相殺したことにより、資産合計および負債
合計はそれぞれ2,633千円減少しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年10月1日 至 2018年6月30日)
当社グループは、菓子・弁当関連の包装資材および食材ならびに陶器等を含む生活用雑貨等の販売事業を
主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
当社グループは、菓子・弁当関連の包装資材および食材ならびに陶器等を含む生活用雑貨等の販売事業を
主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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