3358 J-ワイエスフード 2020-09-30 15:00:00
「継続企業の前提に関する注記」の記載解消についてのお知らせ [pdf]

                                                令和2年9月 30 日
 各    位
                                 会 社 名 ワ イ エ ス フ ー ド 株 式 会 社
                                 代表者名 代表取締役社長      緒 方 正 憲
                                      (JASDAQ・コード番号3358)
                                 問合せ先 取締役管理本部長 濱 﨑 祐 和
                                       TEL    0947-32-7382



            「継続企業の前提に関する注記」の記載解消についてのお知らせ


 令和2年9月 30 日開催の当社取締役会において、本日提出予定の有価証券報告書において、
                                            「継続企業の前提
に関する注記」の記載を解消することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                             記


 当社は、第 22 期(平成 28 年3月期)以降第 25 期(平成 31 年3月期)まで4期連続の経常損失及び3期連続
の営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、当事業年度におきましても、営業損失 115 百万円、経常
損失 281 百万円、当期純損失 357 百万円及び営業キャッシュ・フロー△24 百万円となり、令和2年3月 31 日現
在の現金及び預金残高は 120 百万円となっております。また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響に伴
い、令和2年4月以降の当社の来店客数は顕著に減少し、売上高が著しく減少しており、当該感染症の終息及び
外食需要の回復には一定の期間を要するものと考えられることから、営業債務及び借入金の返済等の資金繰りに
懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在し、当該疑義に関する重要な不
確実性が認められることから、
             「継続企業の前提に関する注記」を記載しておりました。


 当該「継続企業の前提に関する重要な不確実性」を解消するため、当社が取引金融機関に対し借入の交渉を
行った結果、令和2年5月及び8月に合計 280 百万円の資金調達を行うとともに、本社及び店舗におけるコスト
圧縮を図るべく、人員配置の見直しに伴う業務の効率化による人件費の抑制に加え、令和2年6月 25 日に公表
しました「固定資産の譲渡及び特別利益(固定資産売却益)の計上に関するお知らせ」の通り、不動産評価(資
産価値)の高い物件の売却の実施、さらに、資金繰りが圧迫している一因である債権の回収早期化に向けた得意
先との交渉を強力に推進してまいりました。
 また、令和2年 9 月 17 日で公表しました、
                        「第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ」の通
り、同日付で、霞投資事業組合より増加資本金として 352 百万円の払込が実行され、同日付で募集株式の発行を
行っております。


 以上のことにより、当社は継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は存在しているもの
と認識しておりますが、これらの対応策の実行により当事業年度末において存在していた継続企業の前提に関す
る重要な不確実性は現時点で認められなくなったと判断し、計算書類に付していた継続企業の前提に関する注記
を行わないこととしました。


 株主様をはじめとする関係者の皆さまには大変ご心配をお掛けしましたが、当社は更なる業績向上と企業価値
の拡大に努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。



                                                        以 上