3356 J-テリロジー 2020-02-13 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上場会社名 株式会社 テリロジー 上場取引所 東
コード番号 3356 URL https://www.terilogy.com/
代表者 (役職名) 代表取締役会長 (氏名) 津吹 憲男
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理部長 (氏名) 廣谷 慎吾 TEL 03-3237-3291
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 2,786 9.2 128 5.6 141 36.1 100 △10.3
2019年3月期第3四半期 2,552 28.0 121 905.5 103 399.3 111 879.5
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 97百万円 (△13.4%) 2019年3月期第3四半期 112百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 6.10 6.10
2019年3月期第3四半期 7.26 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 3,776 2,154 57.0
2019年3月期 3,194 1,441 45.0
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 2,151百万円 2019年3月期 1,438百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 5.00 5.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,130 12.8 280 14.7 260 13.2 180 △13.2 11.11
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 16,580,000 株 2019年3月期 15,875,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 39 株 2019年3月期 39 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 16,443,688 株 2019年3月期3Q 15,379,983 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱テリロジー(3356)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 5
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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㈱テリロジー(3356)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国内企業の収益拡大などを背景に景気は緩やかな回復基調に
あるものの、相次ぐ自然災害や消費税増税による影響に加え、世界経済では、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題
による景気減速が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
また、当社グループを取り巻く経営環境は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック等のメガイ
ベントに向けた、サイバー空間の脅威に対処するサイバーセキュリティ対策の強化や、IIoT(産業用IoT)などの
新しい技術に向けたセキュリティ対策のほか、働き方改革を背景に、人手不足を補いながら生産性を向上させる
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が注目をされています。
このような状況のもと、当社グループが得意とする「サイバースレットインテリジェンス」、「脆弱性診断サー
ビス」、「産業系制御システムのセキュリティ対策」、「究極的にカンタンなRPAツール」及び「多言語リアルタ
イム映像通訳サービス」において、当社グループのオリジナリティを発揮し、各分野での独自のポジションを確立
するとともに、収益機会の多様化も含め、安定的な収益基盤の構築と採算性を重視することで、経営基盤の安定化
を図っております。
当第3四半期連結累計期間における部門別の概要は次のとおりであります。
(ネットワーク部門)
当部門では、業務系ネットワークと制御系ネットワーク(IT/OT)の統合による次世代ネットワーク基盤の整備
が注目されていることから、引き続き、当社グループの主要顧客である国内大手製造業を中心に、ユーザ管理シス
テム構築案件、IPアドレス管理案件のほか、セキュアなクラウド型無線LANシステムを採用したネットワーク構築
案件などの受注活動は概ね堅調に推移しました。
しかし一方では、大手企業向けなどの大型案件が一巡したことにより、当部門の売上高は前年同期に比べ若干減
少しました。
この結果、売上高は647百万円(前年同期696百万円、前年同期比7.0%減)となりました。
(セキュリティ部門)
当部門では、サイバー攻撃や不正アクセスへの脅威が継続していることから、官公庁や国内企業向けのネットワ
ーク不正侵入防御セキュリティ、標的型攻撃対策クラウドサービスのほか、国内金融機関のインターネットバンキ
ング向け不正取引防止対策などのネットワークセキュリティ構築案件の受注活動は堅調に推移しております。
また、重要インフラや工場およびビル管理の制御システムなどに向けた制御システム・OTセキュリティリスクア
セスメントサービスでは、引き続き、国内大手製造業の工場向け制御システム・セキュリティリスク分析案件を受
注するなど、営業活動は堅調に推移しております。
なお、ダークネットと呼ばれる匿名性の高いネットワークにて、APTに代表される高度な技術を持つ攻撃集団、
あるいはサイバー犯罪グループなどがやり取りする悪意ある情報を収集、分析し、契約先企業に提供するサイバー
スレットインテリジェンスサービスでは、引き続き、官公庁、社会インフラ企業などへの本サービスの正式採用が
進んでいるほか、サプライチェーンのリスクを可視化するサイバーリスク自動評価サービスについても好調な立ち
上がりを見せております。
この結果、売上高は995百万円(前年同期853百万円、前年同期比16.7%増)となりました。
(モニタリング部門)
当部門では、当社が得意とするネットワークのモニタリング分野に注力した営業活動により、国内大手モバイル
キャリアや国内金融機関、国内大手製造業などから、当社グループ独自のパケットキャプチャ製品を採用したネッ
トワークモニタリング案件の受注を獲得したほか、ネットワーク性能管理製品では、メガキャリアや国内インター
ネットバンキングに加え、生命保険企業向けネットワークの可視化案件に採用されるなど、当部門の受注活動は堅
調に推移しています。
また、独自サービスのITシステム運用監視クラウドサービスでは、当社グループの主要顧客を中心に受注活動は
概ね堅調に推移しております。
この結果、売上高は538百万円(前年同期418百万円、前年同期比28.6%増)となりました。
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㈱テリロジー(3356)2020年3月期 第3四半期決算短信
(ソリューションサービス部門)
当部門では、引き続きアジア全般からの訪日外国人旅行客は増加傾向にあることから、多言語リアルタイム映像
通訳サービスの導入拡大に向け、利用シーンに応じたマルチ翻訳機とのセット販売を開始するなど、顧客基盤の拡
大に努めました。
また、法人向けクラウド管理型マネージドVPNサービスでは、新規案件の獲得などにより堅調に推移したほか、
遠隔会議サービスでは、国内拠点対応のTV会議、Web会議、モビリティ対応の新商品のサービスラインナップ強化
に注力しております。
なお、究極的にカンタンなRPAツールは、企業活動における生産性の向上、業務の効率化などの働き方改革を背
景に、販売代理店網の拡大に向けた取組みを推進しています。
この結果、売上高は604百万円(前年同期583百万円、前年同期比3.7%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における受注高は2,636百万円(前年同期2,535百万円、前年同期比
4.0%増)、売上高は2,786百万円(前年同期2,552百万円、前年同期比9.2%増)、受注残高は213百万円(前年同
期302百万円、前年同期比29.3%減)となりました。
利益面につきましては、販売費及び一般管理費が増加したものの、増収効果による売上総利益の増加に伴い、営
業利益128百万円(前年同期は121百万円、前年同期比5.6%増)、経常利益141百万円(前年同期は103百万円、前
年同期比36.1%増)となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益が計上されていたことから前年同
期に比べ11百万円減少した100百万円(前年同期は111百万円、前年同期比10.3%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,978百万円となり、前連結会計年度末に比べ623百万円増加い
たしました。これは主に現金及び預金が678百万円増加したものの受取手形及び売掛金が174百万円減少したことに
よるものであります。固定資産は797百万円となり、前連結会計年度末に比べ42百万円減少いたしました。これは
主に投資その他の資産が36百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,273百万円となり、前連結会計年度末に比べ40百万円減少い
たしました。これは主に前受金が227百万円増加したものの、買掛金が108百万円、未払法人税が72百万円、その他
のうち未払金が71百万円減少したことによるものであります。固定負債は348百万円となり、前連結会計年度末に
比べ91百万円減少しました。これは主に長期借入金が90百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,154百万円となり、前連結会計年度末に比べ713百万円増加
いたしました。これは主に資本金及び資本剰余金がそれぞれ307百万円増加したことによるものであります。ま
た、欠損填補により資本剰余金が617百万円減少し利益剰余金が617百万円増加しております。
この結果、自己資本比率は57.0%(前連結会計年度末は45.0%)となりました。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,064,412 1,743,329
受取手形及び売掛金 742,272 567,546
商品 48,351 56,900
仕掛品 8,011 6,170
前渡金 432,859 513,295
その他 60,104 92,444
貸倒引当金 △961 △891
流動資産合計 2,355,051 2,978,796
固定資産
有形固定資産 148,729 151,235
無形固定資産
のれん 247,530 226,109
その他 106,134 119,364
無形固定資産合計 353,665 345,474
投資その他の資産 337,548 300,855
固定資産合計 839,943 797,564
資産合計 3,194,995 3,776,361
負債の部
流動負債
買掛金 243,596 135,460
1年内返済予定の長期借入金 137,540 130,040
前受金 636,647 863,761
賞与引当金 26,453 30,051
未払法人税等 72,521 210
その他 197,406 113,937
流動負債合計 1,314,165 1,273,459
固定負債
長期借入金 386,610 296,580
退職給付に係る負債 30,229 32,209
資産除去債務 11,400 11,400
その他 11,429 8,133
固定負債合計 439,669 348,322
負債合計 1,753,835 1,621,782
純資産の部
株主資本
資本金 1,273,921 1,581,306
資本剰余金 724,752 414,158
利益剰余金 △565,349 152,887
自己株式 △36 △36
株主資本合計 1,433,288 2,148,315
その他の包括利益累計額
繰延ヘッジ損益 5,516 2,869
その他の包括利益累計額合計 5,516 2,869
新株予約権 2,354 3,394
純資産合計 1,441,160 2,154,579
負債純資産合計 3,194,995 3,776,361
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 2,552,101 2,786,765
売上原価 1,614,486 1,740,976
売上総利益 937,614 1,045,788
販売費及び一般管理費 816,283 917,710
営業利益 121,331 128,077
営業外収益
受取利息 56 532
為替差益 - 7,629
デリバティブ評価益 674 -
助成金収入 900 -
貸倒引当金戻入額 1,215 8,804
その他 643 991
営業外収益合計 3,489 17,957
営業外費用
支払利息 11,541 4,129
為替差損 8,575 -
その他 1,038 787
営業外費用合計 21,155 4,916
経常利益 103,664 141,118
特別利益
投資有価証券売却益 49,798 -
事業譲渡益 - 2,199
特別利益合計 49,798 2,199
税金等調整前四半期純利益 153,463 143,318
法人税、住民税及び事業税 18,714 12,454
過年度法人税等 - △8,382
法人税等調整額 23,023 38,988
法人税等合計 41,738 43,060
四半期純利益 111,725 100,257
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 111,725 100,257
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㈱テリロジー(3356)2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 111,725 100,257
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 983 △2,647
その他の包括利益合計 983 △2,647
四半期包括利益 112,708 97,610
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 112,708 97,610
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱テリロジー(3356)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
第2四半期連結累計期間において新株予約権の行使により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ307,384千円増加い
たしました。また、欠損填補により資本剰余金が617,978千円減少し利益剰余金が617,978千円増加しております。こ
の結果、当第3四半期連結累計期間末において資本金が1,581,306千円、資本剰余金が414,158千円となっておりま
す。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
当社グループは、情報通信機器販売並びにソフトウェア開発およびネットワーク構築から、納入したネット
ワークおよび付帯機器の保守サービスに至るITソリューション・サービス事業の単一セグメントであるため、
記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
当社グループは、情報通信機器販売並びにソフトウェア開発およびネットワーク構築から、納入したネット
ワークおよび付帯機器の保守サービスに至るITソリューション・サービス事業の単一セグメントであるため、
記載を省略しております。
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