3356 J-テリロジー 2020-08-13 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月13日
上場会社名 株式会社 テリロジー 上場取引所 東
コード番号 3356 URL https://www.terilogy.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 阿部 昭彦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理部長 (氏名) 廣谷 慎吾 TEL 03-3237-3291
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 911 △10.2 67 94.9 66 53.0 38 200.2
2020年3月期第1四半期 1,014 44.3 34 ― 43 ― 12 ―
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 38百万円 (227.6%) 2020年3月期第1四半期 11百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 2.35 2.35
2020年3月期第1四半期 0.80 0.79
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 4,109 2,225 54.1
2020年3月期 4,203 2,269 53.9
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 2,221百万円 2020年3月期 2,265百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 0.00 ― 5.00 5.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,180 3.2 200 △24.2 200 △30.6 140 △34.8 8.44
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 16,580,000 株 2020年3月期 16,580,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 72 株 2020年3月期 72 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 16,579,928 株 2020年3月期1Q 16,182,213 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱テリロジー(3356)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により国内外の経済が大き
く影響を受け、景気の先行きは極めて不透明な状態が続いています。
このような状況のなか、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の一環として、テレワークや
在宅勤務、時差出勤等の励行など、働き方の抜本的な見直しが求められるなか、テレワーク環境を実現するネット
ワーク基盤の構築、情報漏えいを防ぐセキュリティ対策、テレワークで注目のビデオ会議などの引き合いは増加し
ております。
また、社会生活や経済活動でのIT依存度の高まりによるサイバー攻撃リスクの増加から、サイバーセキュリティ
対策やOT/IoTのセキュリティ対策に向けた「サイバースレットインテリジェンスサービス」、「脆弱性診断サービ
ス」、「産業系制御システムのセキュリティ対策」の受注活動に注力いたしました。
なお、働き方改革を背景に業務効率化や生産性向上を図る「究極的にカンタンなRPAツール」、在留外国人に向
けた新型コロナウイルス対応の外国語通訳支援の「多言語リアルタイム映像通訳サービス」では、当社グループの
オリジナリティを発揮し、各分野での独自のポジションを確立する営業活動を展開しております。
当第1四半期連結累計期間における部門別の概要は次のとおりであります。
(ネットワーク部門)
当部門では、当社グループの主要顧客である国内大手製造業を中心に、業務系ネットワークと制御系ネットワー
ク(IT/OT)の統合による次世代ネットワーク基盤の整備に向けたユーザ管理システム構築案件をはじめ、セキュ
アなクラウド型無線LANシステムを採用したネットワーク構築案件など、受注活動は堅調に推移しました。
また、今期より販売を開始したRadware製品では、積極的な営業活動に努めたことからネットワークの最適化案
件などの受注を獲得しております。
この結果、売上高は239百万円(前年同期189百万円、前年同期比26.1%増)となりました。
(セキュリティ部門)
当部門では、日々巧妙化するサイバー攻撃や不正アクセスによる情報漏えいなどの脅威が継続していることか
ら、官公庁や国内企業向けのネットワーク不正侵入防御セキュリティ案件や標的型攻撃対策クラウドサービス案
件、ワンタイムパスワードを採用したユーザ認証システム構築案件のほか、企業内ネットワーク環境の脆弱性を可
視化、分析、レポートする脆弱性診断サービス案件の受注活動は堅調に推移しました。
なお、重要インフラや工場及びビル管理の制御システムなどに向けた制御システム・OTセキュリティリスクアセ
スメントサービスでは、国内重要インフラ事業者や国内大手製造業の工場向けの制御システム・セキュリティリス
ク分析案件の受注を獲得しております。
また、ダークネットと呼ばれる匿名性の高いネットワークにて、APTに代表される高度な技術を持つ攻撃集団、
あるいはサイバー犯罪グループなどがやり取りする悪意ある情報を収集、分析し、契約先企業に提供するサイバー
スレットインテリジェンスサービスでは、引き続き、官公庁、社会インフラ企業などへの本サービスの正式採用が
進んでいるほか、サプライチェーンのリスクを可視化するサイバーリスク自動評価サービスについても好調な立ち
上がりを見せております。
この結果、売上高は363百万円(前年同期348百万円、前年同期比4.4%増)となりました。
(モニタリング部門)
当部門では、当社が得意とするネットワークのモニタリング分野に向けた営業活動に注力していることから、当
社グループ独自のパケットキャプチャ製品を採用した中央官庁向けネットワークモニタリング案件のほか、国内金
融機関向け追加案件などからの受注を獲得いたしました。
また、当社独自サービスのITシステム運用監視クラウドサービスは、当社グループの主要顧客を中心に受注活動
に努めております。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間に受注した案件につきましては、第2四半期連結累計期間での売上計
上であることから当部門の売上高は減少しました。
この結果、売上高は109百万円(前年同期273百万円、前年同期比60.0%減)となりました。
(ソリューションサービス部門)
当部門の多言語リアルタイム映像通訳サービスでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から訪日外国人旅行
者に向けた需要の減少は見られたものの、自治体、医療機関では、在留外国人からの多様な相談が窓口に寄せられ
ることから需要が拡大するなど、受注活動は概ね予定通りに推移しました。
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㈱テリロジー(3356)2021年3月期 第1四半期決算短信
なお、遠隔会議サービスでは、引き続き、新型コロナウイルスの感染防止対策の一つとして、テレワーク対応企
業、対面面接、訪問商談に代わる採用・営業活動を目的として、人事・営業部門、医療機関、研究機関からの引き
合いが増加したほか、法人向けクラウド管理型マネージドVPNサービスでは、新規案件の獲得などから契約件数は
堅調に推移しております。
また、当社独自のRPAツールでは、引き続き、販売代理店網の拡大強化に努めるとともに、「EzAvater」ブラン
ドの知名度向上のためのマーケティング活動に注力いたしました。
その他、前期より販売を開始したAR(拡張現実)とAI(人工知能)を活用したビジュアルカスタマーアシスタン
ス・サービス製品では、国内大手通信事業者に採用されるなど受注活動は堅調に推移しております。
この結果、売上高は198百万円(前年同期202百万円、前年同期比2.2%減)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における受注高は1,006百万円(前年同期974百万円、前年同期比3.3%
増)、売上高は911百万円(前年同期1,014百万円、前年同期比10.2%減)、受注残高は396百万円(前年同期323百
万円、前年同期比22.7%増)となりました。
損益面につきましては、新型コロナウイルス感染拡大により事業活動が制限されるなか、利益率の向上及び経費
の減少効果などにより利益は増加しました。
この結果、営業利益67百万円(前年同期は34百万円の利益)、経常利益66百万円(前年同期は43万円の利益)、
親会社株主に帰属する四半期純利益38百万円(前年同期は12百万円の利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,199百万円となり、前連結会計年度末に比べ204百万円減少い
たしました。これは主に前渡金が132百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が321百万円減少したこと等によ
るものであります。固定資産は909百万円となり、前連結会計年度末に比べ110百万円増加いたしました。これは主
に無形固定資産が72百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は4,109百万円となり、前連結会計年度に比べ93百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,507百万円となり、前連結会計年度末に比べ118百万円減少い
たしました。これは主に前受金が252百万円増加したものの、買掛金が300百万円減少したこと等によるものであり
ます。固定負債は376百万円となり、前連結会計年度末に比べ68百万円増加いたしました。これは主に長期借入金
が64百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は1,884百万円となり、前連結会計年度に比べ49百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は2,225百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円減少いた
しました。これは主に利益剰余金が43百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は54.1%(前連結会計年度末は53.9%)となりました。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,895,523 1,790,278
受取手形及び売掛金 871,642 549,743
商品 96,528 156,353
仕掛品 5,621 19,629
前渡金 465,303 598,021
その他 70,940 86,751
貸倒引当金 △1,049 △897
流動資産合計 3,404,511 3,199,879
固定資産
有形固定資産 147,079 158,978
無形固定資産
のれん 218,969 291,785
その他 121,013 121,130
無形固定資産 339,982 412,916
投資その他の資産 311,735 337,739
固定資産合計 798,797 909,633
資産合計 4,203,308 4,109,513
負債の部
流動負債
買掛金 451,276 150,653
1年内返済予定の長期借入金 130,040 144,662
前受金 787,724 1,039,889
賞与引当金 27,241 23,055
未払法人税等 41,570 6,606
未払消費税等 50,150 37,929
その他 138,211 104,870
流動負債合計 1,626,215 1,507,667
固定負債
長期借入金 256,570 321,117
退職給付に係る負債 32,869 33,528
資産除去債務 11,400 11,400
その他 7,029 10,467
固定負債合計 307,868 376,513
負債合計 1,934,083 1,884,180
純資産の部
株主資本
資本金 1,581,306 1,581,306
資本剰余金 414,158 414,158
利益剰余金 267,322 223,399
自己株式 △67 △67
株主資本合計 2,262,718 2,218,796
その他の包括利益累計額
繰延ヘッジ損益 3,111 3,141
その他の包括利益累計額合計 3,111 3,141
新株予約権 3,394 3,394
純資産合計 2,269,225 2,225,332
負債純資産合計 4,203,308 4,109,513
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 1,014,877 911,077
売上原価 668,153 539,189
売上総利益 346,723 371,888
販売費及び一般管理費 311,988 304,181
営業利益 34,734 67,706
営業外収益
受取利息 10 14
為替差益 2,123 -
デリバティブ評価益 - 8
貸倒引当金戻入額 8,804 -
助成金収入 - 1,048
その他 24 214
営業外収益合計 10,963 1,286
営業外費用
支払利息 1,777 1,055
為替差損 - 1,206
デリバティブ評価損 317 -
その他 12 27
営業外費用合計 2,107 2,289
経常利益 43,590 66,704
税金等調整前四半期純利益 43,590 66,704
法人税、住民税及び事業税 662 2,113
過年度法人税等 △910 △6,822
法人税等調整額 30,859 32,443
法人税等合計 30,611 27,734
四半期純利益 12,978 38,969
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 12,978 38,969
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 12,978 38,969
その他の包括利益
繰延ヘッジ損益 △1,075 30
その他の包括利益合計 △1,075 30
四半期包括利益 11,903 38,999
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 11,903 38,999
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 6 -
㈱テリロジー(3356)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、第1四半期連結累計期間において、株式会社IGLOOOの株式
を取得したため、連結の範囲に含めております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
当社グループは、情報通信機器販売並びにソフトウェア開発およびネットワーク構築から、納入したネット
ワークおよび付帯機器の保守サービスに至るITソリューション・サービス事業の単一セグメントであるため、
記載を省略しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
当社グループは、情報通信機器販売並びにソフトウェア開発およびネットワーク構築から、納入したネット
ワークおよび付帯機器の保守サービスに至るITソリューション・サービス事業の単一セグメントであるため、
記載を省略しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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