3355 クリヤマHD 2021-10-15 15:00:00
通期連結業績予想の修正および特別利益の計上見込みに関するお知らせ [pdf]

                                                                               2021年 10月 15日
 各     位
                                                         会社名    クリヤマホールディングス株式会社
                                                         代表者名   代表取締役CEO 能 勢 広 宣
                                                                  (コード番号 3355 東証第二部)
                                                         問合せ先   執行役員管理部長 元 木 雄 三
                                                                  (TEL 06‐6910‐7023 )


           通期連結業績予想の修正および特別利益の計上見込みに関するお知らせ

     当社は直近の業績動向および今後の見通しを踏まえ、2021 年2月 12 日に公表いたしました 2021 年 12 月期通期連結業
 績予想を修正することといたしましたのでお知らせいたします。
     また、2021 年 12 月期第3四半期連結累計期間において特別利益を計上する見込みとなりましたので、下記のとおりお
 知らせいたします。


                                              記


1.通期連結業績予想について
 (1)2021 年 12 月期通期連結業績予想数値(2021 年1月1日~2021 年 12 月 31 日)
                                                                        親会社株主に帰属 1 株 当 た り
                            売   上      高 営 業 利 益 経 常 利 益
                                                                        する当期純利益 当 期 純 利 益
                                     百万円             百万円        百万円           百万円        円 銭
 前 回 発 表 予 想 ( A )                  52,000           2,800      3,000         1,700      87.20
 今 回 修 正 予 想 ( B )                  58,500           3,800      4,300         3,400     174.31
 増     減   額 ( B - A )              6,500            1,000      1,300         1,700

 増     減   率 (    %     )            12.5            35.7       43.3          100.0
       (ご参考)前期実績
                                    49,953           2,898      3,319         1,444      74.11
       (2020 年 12 月期)



 (2)修正の理由
      アジア事業では環境問題に対応するための需要が旺盛であることから、尿素水識別センサーおよび尿素 SCR 用モジュ
     ール・タンクの販売が好調に推移する見込みです。また、中国では政府による公共投資に一服感がありながらも、現地
     建機メーカーの生産台数は高止まりしており、当社の販売も高水準を継続しております。北米事業では経済活動の再開
     に伴い、外食産業も順調に回復していることから飲料用ホースの販売が通期計画に対して増加する見込みです。加えて、
     DIY 需要、巣ごもり需要も底堅く、住宅外壁塗装用「ペイントスプレーホース」
                                          、屋外プール用「Spaホース」の販売
     も通期計画に対して増加する見込みです。以上のことから、売上高は前回発表の業績予想を上回る見通しです。
      利益面につきましては、世界的な電子部品および原材料の供給逼迫、国際物流の混乱などから製造、物流コストの高
     騰が続いている状態でありますが、売上高の増加に加え、
                              「ペイントスプレーホース」をはじめとする高付加価値商品の
     販売が通期計画を上回る見込みであること、欧州事業にて昨年実施した減損処理および固定費削減により収益性が改善
     されていることなどから、営業利益、経常利益ともに前回発表の業績予想を上回る見通しです。また、親会社株主に帰
     属する当期純利益につきましては、後述の「特別利益(債務免除益)の計上見込みについて」の影響により大幅に上回る
     見通しです。




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2.特別利益(債務免除益)の計上見込みについて
  当社の連結子会社である Kuriyama of America, Inc.は、新型コロナウイルス感染症拡大により経営活動に影響を受けた
 米国中小企業向けの「給与保護プログラム(Paycheck Protection Program、 通称 PPP)
                                                        」を活用した融資を受けており
 ました。
    前回の業績予想発表時点では当融資の債務免除が不確定であったため、
                                   業績予想に織り込んでおりませんでした。
 しかしながら、第2四半期連結累計期間後に当融資の債務を免除する通知を受けたため、第3四半期連結累計期間におい
 て、約 466 万米ドル(約 508 百万円)を債務免除益として特別利益に計上する見込みです。
                                                                   以上




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