3355 クリヤマHD 2020-12-18 15:00:00
特別損失(見込み)の発生及び通期業績予想に関するお知らせ [pdf]

                                                                       2020年 12月18日

 各       位
                                             会社名         クリヤマホールディングス株式会社
                                             代表者名        代表取締役CEO 能 勢 広 宣
                                                         (コード番号 3355 東証第二部)
                                             問合せ先        執行役員管理部長 元 木 雄 三
                                                         (TEL 06‐6910‐7013 )



                特別損失(見込み)の発生及び通期業績予想に関するお知らせ

  当社は、2020 年 12 月期において特別損失を計上する見込みとなりましたことをお知らせいたします。
また、2020 年 12 月期の業績予想につきまして、2020 年8月4日に一旦取り下げて未定としておりましたが、
下記のとおり、通期業績予想をお知らせいたします。
  なお、当社は株主還元を重要な経営課題の一つとして位置付けており、安定的な配当を継続して行うことを
基本方針としていることから、期末配当予想につきましては、2020 年2月 13 日に公表いたしました
1 株当たり 21 円から変更はしない予定です。
                                         記

1.2020 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
                                                                  親会社株主に帰属す 1 株 当 た り
                          売   上       高 営 業 利 益 経 常 利 益
                                                                  る当期純利益 当 期 純 利 益
                              百万円            百万円          百万円          百万円        円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A )              -              -            -            -          -
今 回 修 正 予 想 ( B )             50,000             2,600    3,000        1,300          66.68
増    減   額(B-A)                   -               -        -            -
増    減   率(     %     )           -               -        -            -
     (ご参考)前期実績
                              55,130             3,114    3,175        2,030      104.15
     (2019 年 12 月期)


 [業績予想の理由]
      2020 年 12 月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による
     当社への影響を合理的に算出することが極めて困難であることから 2020 年8月4日に一旦取り下げて
     未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等をもとに算出いたしましたので公表するもの
     であります。
      アジア事業におきましては、建機・農機及び自動車メーカー等の顧客の減産に伴う需要の減少を見込ん
     でおりますが、多角的事業展開と各社経営努力により最低限の減収に抑えられると見込んでおります。
      また、当社グループが北米及び欧州で展開しているホースの製造販売におきましては、社会生活を営む
     うえで必要な事業(=Essential Business)として営業活動を継続しております。各国の緊急事態宣言
     解除に合わせて経済活動の再開が進んでおり、製造業、建設業、飲食業等の幅広い業種における需要回復
     が緩やかに進むことを見込んでおります。



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   利益面においては、不要不急の設備投資と経費の削減、内製品比率の増加等により、利益率改善に努め
  たところ経常利益においては前期実績並みに利益確保ができる見込みであります。しかしながら、
  欧州における減損処理および、千葉県内に保有する不動産の固定資産売却損などの特別損失発生により
  当期純利益においては前期実績を下回る見込みであります。
   なお、期末配当に関しましては、株主の皆さまへの安定的な配当を継続することを重要施策の一つ
  として捉え、21 円より変更する予定はございません。

2. 特別損失の計上について
     新型コロナウイルス感染症拡大による市況及び受注の低迷や足元の経済状況等を鑑みて、当連結会計
   期間を含め毎期償却実施している欧州の有形固定資産(主に機械装置)および無形固定資産      (顧客関連資産、
   商標権)について、欧州連結子会社が策定した事業計画に基づき将来の回収可能性を検討した結果、回収
   可能価額まで減額し、減損損失7億 86 百万円を計上する見込みであります。
     また、   千葉県内に保有する不動産の売却による固定資産売却損2億 54 百万円他、特別損失として合計で
   10 億 59 百万円を計上する見込みであります。

                                                       以上




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