3350 J-RED 2021-02-24 16:30:00
資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせ [pdf]
                                                     2021 年 2 月 24 日
各 位
                      会 社 名    株式会社レッド・プラネット・ジャパン
                      代表者名     代表取締役社長         ティモシー・ハンシング
                               (JASDAQ コード:3350)
                      問合せ先     取締役 CFO     王生   貴久
                      電話番号     050-5835-0966
                  資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに
             資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせ
 当社は、本日開催の取締役会において、2021 年3月 31 日開催予定の第 22 期定時株主総会
に、「資本金の額の減少及び剰余金の処分の件」並びに「資本準備金の額の減少及び剰余金の
処分の件」について付議することを決議いたしましたので、以下のとおり、お知らせいたしま
す。
                              記
1. 資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分の理由
     とメリット
      本日発表の 2020 年 12 月期決算短信のとおり、当社は新型コロナウイルス感染症の世界
     的なパンデミックの影響を受け、多額の損失を計上いたしました。このような状況のもと、、
     当社の事業規模に相応する以上の資本金及び資本剰余金が積上がっている一方で、多額の
     累積損失が計上されている状態になっております。よって、資本金及び資本剰余金を減少
     し、累積損失を一掃することが望ましいと判断しました。
      今回の 減資 には主 に下 記 の 3点 の メ リッ ト が実 現 できま す。 よって 、資 本 金の額
     3,096,887,874 円のうち 3,096,887,873 円を減少させ、資本金の額を1円にし、さらに、資
     本準備金の額 6,739,241,291 円のうち 5,404,495,532 円を減少させ、資本準備金の額を
     1,334,745,759 円に変更すること(以下、
                              「本減資等」といいます。
                                         )を決定いたしました。
  ・ 繰越欠損金の解消
        当社は、早期の業績の回復と財務体質の健全化を推し進め、努力しておりますが、繰
      越損失を解消するのは相当の期間を要すると見込まれます。
        そこで、本減資等を実行することにより、この欠損を一掃し、早期に財務体質を健全
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   化するとともに、今後の機動的かつ柔軟な資本政策を可能とすることができます。
 ・ 減資によるコスト削減
     当社の資本金は、会社の現状の規模などから総合的に判断して過大であり、純資産が
   資本金額を満たさない資本欠損の状態にあります。このような状況にも関わらず、資本
   金の金額が膨らんだ状態のままであるため、毎年の外形標準課税負担額が 6000 万円以
   上に及んでおり、株主価値を棄損させている大きな要因になっております。
     そこで、本減資等の実行により、資本金を可能な限り減少させ、今期以降の外形標準
   課税負担軽減などのメリットを享受することができます。
 ・ 資本金 1 億円未満企業としての税務メリット
     現在の税制において、資本金 1 億円未満の企業は様々な税務面でのメリットが享受で
   きます。当社は法令遵守及び企業としての社会的責任を全うすることと同時に、株主価
   値の最大化にも努めることが重要だと考えております。
     なお、本減資等は、貸借対照表における「純資産の部」の勘定科目間の振替処理であ
   り、これにより、発行済株式総数は減少いたしませんので、株主の皆様の所有株式数に
   影響を与えるものではなく、業務上、直接的なデメリットが発生するものでもありませ
   ん。
2. 減少すべき資本金の額並びに資本金の額の減少及び剰余金の処分の方法
   資本金の額 3,096,887,874 円のうち 3,096,887,873 円を減少し、その他資本剰余金に振
  り替え、資本金の額を1円といたします。振り替えたその他資本剰余金につきましては、全
  額を貸借対照表の「利益剰余金」項目と相殺することで繰越損失を解消いたします。
3. 減少すべき資本準備金の額並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分の方法
   資本準備金 6,739,241,291 円のうち 5,404,495,532 円を減少し、その他資本剰余金に振
  り替え、資本準備金の額を 1,334,745,759 円といたします。振り替えたその他資本剰余金
  につきましては、全額を貸借対照表の「利益剰余金」項目と相殺することで繰越損失を解消
  いたします。
4. 資本金の額の減少及び剰余金の処分並びに資本準備金の額の減少及び剰余金の処分の日程
   (1) 取締役会決議日:        2021 年 2 月 24 日(水)
   (2) 定時株主総会決議日:      2021 年3月 31 日(水)
   (3) 債権者異議申述催告公告日:2021 年3月 31 日(水)(予定)
   (4) 債権者異議申述最終期日:    2021 年5月6日(木)
                                   (予定)
   (5) 効力発生日:          2021 年5月7日(金)
                                   (予定)
5. 今後の見通し
   本減資等により、外形標準課税の負担額が年 6000 万円ほど軽くなるほか、その他税負担
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が軽減される見込みですが、具体的な金額は未定であります。
なお、上記の内容については、2021 年3月 31 日開催予定の当社定時株主総会において、
「資本金の額の減少及び剰余金の処分の件」 「資本準備金の額の減少及び剰余金の処分
                    及び
の件」が承認可決されることを条件としております。
                                         以   上
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